JP2511329Y2 - フィンガ―エレメント形状 - Google Patents
フィンガ―エレメント形状Info
- Publication number
- JP2511329Y2 JP2511329Y2 JP1990025228U JP2522890U JP2511329Y2 JP 2511329 Y2 JP2511329 Y2 JP 2511329Y2 JP 1990025228 U JP1990025228 U JP 1990025228U JP 2522890 U JP2522890 U JP 2522890U JP 2511329 Y2 JP2511329 Y2 JP 2511329Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger element
- contact
- finger
- arc
- arc portion
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフィンガーエレメント形状に関し、特に装置
筐体のシールドを得るためのフィンガーエレメント形状
に関する。
筐体のシールドを得るためのフィンガーエレメント形状
に関する。
従来は、第4図に示したようなスティック状のフィン
ガーエレメント10を用い、これを半田付け,溶接,リベ
ット,両面テープ等で装置筐体に固定し、シールドを得
るようになっていた。
ガーエレメント10を用い、これを半田付け,溶接,リベ
ット,両面テープ等で装置筐体に固定し、シールドを得
るようになっていた。
上述した従来のフィンガーエレメントは、半田付け,
溶接,リベット止め等の取り付け工数がかかり、また両
面テープの場合は、取り付け面の洗浄や取り付け後に24
時間程度無負荷の状態で放置しなければならず、作業効
率が悪いという問題点がある。またフィンガーコンタク
トのシールドポイントの間隔は、中に搭載される装置の
周波数に応じて決定されるが、装置筐体の汎用性と取付
け工数削減を考慮し、装置筐体の全長にわたって取り付
けられる場合が多く、資材費のコストアップをまねく傾
向がある。
溶接,リベット止め等の取り付け工数がかかり、また両
面テープの場合は、取り付け面の洗浄や取り付け後に24
時間程度無負荷の状態で放置しなければならず、作業効
率が悪いという問題点がある。またフィンガーコンタク
トのシールドポイントの間隔は、中に搭載される装置の
周波数に応じて決定されるが、装置筐体の汎用性と取付
け工数削減を考慮し、装置筐体の全長にわたって取り付
けられる場合が多く、資材費のコストアップをまねく傾
向がある。
本考案のフィンガーエレメント形状は、回転支持され
た開閉部および固定部とを有する筐体において、弾性を
有する導体材料からなり半円より長い円弧部分と、この
円弧部分の両側に連設する二つの平面部分と、一方の前
記平面部分の先端に設けられた略コの字状の接触部とを
備えてなり、前記開閉部の回転中心に弾性的に固定され
る前記円弧部分を中心とした回転により、前記開閉部と
相互開閉関係にある前記固定部に前記接触部が接触すべ
く構成したものである。
た開閉部および固定部とを有する筐体において、弾性を
有する導体材料からなり半円より長い円弧部分と、この
円弧部分の両側に連設する二つの平面部分と、一方の前
記平面部分の先端に設けられた略コの字状の接触部とを
備えてなり、前記開閉部の回転中心に弾性的に固定され
る前記円弧部分を中心とした回転により、前記開閉部と
相互開閉関係にある前記固定部に前記接触部が接触すべ
く構成したものである。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図(a)及び(b)は本考案の一実施例のフィン
ガーコンタクトの全体斜視図及び平面図、第2図は装置
筐体のフィンガーコンタクト取付部の断面図、第3図は
装置筐体に本実施例を取付けた状態を示し、同図(a)
は前面板が完全に閉じていない状態、同図(b)は前面
板が完全に閉じた状態のそれぞれ断面図である。
ガーコンタクトの全体斜視図及び平面図、第2図は装置
筐体のフィンガーコンタクト取付部の断面図、第3図は
装置筐体に本実施例を取付けた状態を示し、同図(a)
は前面板が完全に閉じていない状態、同図(b)は前面
板が完全に閉じた状態のそれぞれ断面図である。
本実施例のフィンガーコンタクトは、ベリリウム銅等
の良弾性,良導体を成形したもので、半円より長い円弧
部分1とこれに連続する平面部分2,3とを備えており、
さらに一方の平面部分3の先端はコの字状に成形されて
接触部4をなしている。
の良弾性,良導体を成形したもので、半円より長い円弧
部分1とこれに連続する平面部分2,3とを備えており、
さらに一方の平面部分3の先端はコの字状に成形されて
接触部4をなしている。
第2図は本実施例のフィンガーコンタクトが取り付け
られる装置筐体の前面板9の断面を示したもので、垂直
方向に連続する丸溝5と角溝6とを備えており、丸溝5
の内径はフィンガーコンタクトの円弧部分1の外径より
若干小さく設定されている。第1図のフィンガーコンタ
クトの平面部分2,3を互いに近づけるような力を加える
と、フィンガーコンタクトは円弧部分1において弾性変
形し、円弧部分1の外径が小さくなる。この状態で装置
筐体の前面板9の丸溝5に上方から挿入し加えていた力
を取り除くと、フィンガーコンタクトは第3図(a)の
状態となり、前面板9に弾性力により固定される。
られる装置筐体の前面板9の断面を示したもので、垂直
方向に連続する丸溝5と角溝6とを備えており、丸溝5
の内径はフィンガーコンタクトの円弧部分1の外径より
若干小さく設定されている。第1図のフィンガーコンタ
クトの平面部分2,3を互いに近づけるような力を加える
と、フィンガーコンタクトは円弧部分1において弾性変
形し、円弧部分1の外径が小さくなる。この状態で装置
筐体の前面板9の丸溝5に上方から挿入し加えていた力
を取り除くと、フィンガーコンタクトは第3図(a)の
状態となり、前面板9に弾性力により固定される。
第3図に示すように、前面板9は支点7を回転中心と
して、回転可能な状態で装置筐体に保持されており、第
3図(a)の状態から前面板9を反時計方向に回転させ
ると、第3図(b)の状態となり、前面板9と側板8と
がフィンガーエレメントを介して電気的に接続され、装
置筐体のシールドが実現される。
して、回転可能な状態で装置筐体に保持されており、第
3図(a)の状態から前面板9を反時計方向に回転させ
ると、第3図(b)の状態となり、前面板9と側板8と
がフィンガーエレメントを介して電気的に接続され、装
置筐体のシールドが実現される。
以上説明したように本考案のフィンガーエレメントで
は、半円より長い円弧部分を備えているため、フィンガ
ーエレメント自体の持つ弾性を利用して装置筐体に取り
付けることができ、取り付け工数を削減できる。また弾
性により取り付けられたフィンガーエレメントは、装置
筐体に設けられた溝方向の任意の位置に移動させること
ができるので、装置筐体に搭載される装置の周波数に応
じて、必要な位置に必要な数だけ取り付けることが可能
となり、装置筐体の汎用性を損うことなく、最小コスト
で電磁波シールドを実現できるという効果がある。また
回転開閉する筐体の回転支点側の可動部に生じる隙間に
対して充分な電磁波シールドが得られるという効果があ
る。
は、半円より長い円弧部分を備えているため、フィンガ
ーエレメント自体の持つ弾性を利用して装置筐体に取り
付けることができ、取り付け工数を削減できる。また弾
性により取り付けられたフィンガーエレメントは、装置
筐体に設けられた溝方向の任意の位置に移動させること
ができるので、装置筐体に搭載される装置の周波数に応
じて、必要な位置に必要な数だけ取り付けることが可能
となり、装置筐体の汎用性を損うことなく、最小コスト
で電磁波シールドを実現できるという効果がある。また
回転開閉する筐体の回転支点側の可動部に生じる隙間に
対して充分な電磁波シールドが得られるという効果があ
る。
第1図(a)及び(b)は本考案の一実施例のフィンガ
ーコンタクトの全体斜視図及び平面図、第2図は装置筐
体のフィンガーコンタクト取付部の断面図、第3図は装
置筐体に本実施例を取付けた状態を示し、同図(a)は
前面板が完全に閉じていない状態、同図(b)は前面板
が完全に閉じた状態のそれぞれ断面図、第4図は従来の
フィンガーエレメントの一例の斜視図である。 1…円弧部分、2,3…平面部分、4…接触部分、5…丸
溝、6…角溝、7…支点、8…側板、9…前面板、10…
フィンガーエレメント。
ーコンタクトの全体斜視図及び平面図、第2図は装置筐
体のフィンガーコンタクト取付部の断面図、第3図は装
置筐体に本実施例を取付けた状態を示し、同図(a)は
前面板が完全に閉じていない状態、同図(b)は前面板
が完全に閉じた状態のそれぞれ断面図、第4図は従来の
フィンガーエレメントの一例の斜視図である。 1…円弧部分、2,3…平面部分、4…接触部分、5…丸
溝、6…角溝、7…支点、8…側板、9…前面板、10…
フィンガーエレメント。
Claims (1)
- 【請求項1】回転支持された開閉部および固定部とを有
する筐体において、弾性を有する導体材料からなり半円
より長い円弧部分と、この円弧部分の両側に連設する二
つの平面部分と、一方の前記平面部分の先端に設けられ
た略コの字状の接触部とを備えてなり、前記開閉部の回
転中心に弾性的に固定される前記円弧部分を中心とした
回転により、前記開閉部と相互開閉関係にある前記固定
部に前記接触部が接触すべく構成したことを特徴とする
フィンガーエレメント形状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025228U JP2511329Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | フィンガ―エレメント形状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025228U JP2511329Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | フィンガ―エレメント形状 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116097U JPH03116097U (ja) | 1991-12-02 |
JP2511329Y2 true JP2511329Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31528170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990025228U Expired - Lifetime JP2511329Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | フィンガ―エレメント形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511329Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62181896A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-10 | 住友ベークライト株式会社 | 印刷回路板の製造方法 |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP1990025228U patent/JP2511329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116097U (ja) | 1991-12-02 |
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