JP2511176Y2 - ガス開閉器 - Google Patents

ガス開閉器

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JP2511176Y2
JP2511176Y2 JP1991016826U JP1682691U JP2511176Y2 JP 2511176 Y2 JP2511176 Y2 JP 2511176Y2 JP 1991016826 U JP1991016826 U JP 1991016826U JP 1682691 U JP1682691 U JP 1682691U JP 2511176 Y2 JP2511176 Y2 JP 2511176Y2
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憲治 武田
英樹 柴田
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Nippon Kouatsu Electric Co
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は高圧・特別高圧配電線路
において使用するグリツド形消孤装置を備えたガス開閉
器に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉器あるいは遮断器にあっては固定接
点・可動接点間に発生するアークを速やかに消滅させる
必要があるため磁気駆動方式の消孤装置を設けている。
この磁気駆動方式の消孤装置の1つとしてはグリツド形
のものが使用されている。グリツド形消孤方式はV字ま
たはU字形の溝を設けたグリツド板を複数枚間隔をもっ
て積層配設し、この溝内部に両接点間が開離して発生す
るアークを電磁力により引き込み、グリツド板上の陰極
点降下電圧、アークの伸延、冷却作用および限流作用に
よりアーク電圧を上昇させて回路電流を遮断するもので
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来の消
孤装置においては、開閉時に接点間に発生するアークを
グリツド板の溝内部に速やかに誘導できず消孤に失敗し
たり、グリツド板の溝のさらに奥の非溝部上にアークが
膠着して駆動不足を生じそれにより消孤に失敗したり、
また開閉時、接点間に発生するアークにより絶縁性の微
粉末が生成されこれが接点表面に付着して接触抵抗を増
大させたり、さらには大電流投入時接点間が電磁反発力
により開離して過大アークを発生させて開閉器を破損さ
せたりすることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記事由に鑑み
て提案するもので、この考案は、密閉したケース(1
0)内には消孤形ガスを充填し、また同ケース(10)
内には駆動軸(27)の回動に伴って回動刷る可動碍子
(29)と、同碍子(29)に取り付けた可動電極(2
6)と、同電極(26)に可動側主接点(26a)と可
動側補助接点(3)とを付設し、またブッシング側には
上記可動電極(26)に対向して固定電極(11)と、
開閉時に上記可動側主接点(26a)と可動側補助接点
(3)に対して突き合わせ接触ないしは開離する固定側
主接点(13)と固定側補助接点(4)を固定電極(1
1)に付設し、また上記接点間の開離に際しては両主接
点(26a)、(13)間の開離動作が両補助接点
(3)、(4)間の開離動作に遅れて開離されるように
し、さらに間隔を形成して複数枚積層配設したグリッド
板(7)のV字形あるいはU字形の溝(7a)内を上記
可動側補助接点(3)が通過するように上記グリッド板
(7)を備えたものにおいて、上記固定側補助接点
(4)を最下部に位置するグリッド板(71 )の溝(7
1a)の内部に設けると共にさらに同接点(4)を同グ
リッド板(71 )に電気的に接続し、開閉時、上記両主
接点(26a)、(13)並びに両補助接点(3)
(4)の各接触面が共に摺接後離間あるいは接触するよ
うにし、更に固定側主接点(13)と可動側主接点(2
6a)の双方には両接点の投入時(閉路時)相互に吸引
する吸着片(19)(34)を付設し、更に可動側補助
接点(3)を付設した補助接点金具(5)に対し固定側
補助接点(4)を付設した補助接点金具(6)には、両
接点(3)、(4)間の開離時、可動側補助接点金具
(5)に対し電流が逆方向に流れかつ同金具(5)に対
し平行な平行部(6c)を形成したことを特徴とするガ
ス開閉器を提案するものである。
【0005】
【0006】
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例であるガス開閉器1に
ついて図1乃至図9に基づき説明する。2はグリツド形
消孤装置であり、可動、固定側の両補助接点3、4と可
動、固定側補助接点金具5、6と、グリツド板7と、絶
縁支持板8で構成されている。
【0008】グリツド板7は複数枚間隔gを空けて積層
配設されており、これらは磁性金属から作られていて全
体が横長の長方形からなり、同板7には図4に示すよう
に、その略中央に位置してアーク発生(発孤部)側に開
口するV字形あるいはU字形の溝7aが設けられてい
る。7bは非溝部を示す。8は耐熱性絶縁板からなる絶
縁支持板であり、その穴8bに、グリツド板の両端の突
起7cを差し込み、さらにその状態で接着して前記グリ
ツド板7を上下方向(可動側補助接点開離方向)に複数
枚間隔gを形成して積層配設されている。更に、同板8
は上記のようなグリツド板7の支持だけでなくその上部
8a側を延長形成して遮断時のアークガスが隣接相ある
いはケース10側にまで到達して相間短絡や地絡を招か
ないようにしている。
【0009】なお、グリツド板7は上記積層に際し各板
相互間の間隔gを前端(発孤部)側に比べて後方(ケー
ス)側が広くなるよう傾斜させている外、グリツド板7
の後端(非発孤部)側とケースとの間で空間Pを形成し
て離間時グリツド板7間に停滞するホットなアークガス
の排出を速やかに後方から行なうようにしている。また
6は固定側補助接点4を先端に付設した固定側補助接点
金具であり、補助接点4と固定電極11間を接続するほ
か、ネジ12により固定電極11に取付接続されてお
り、取り付けに際しては、同金具6は最下部に位置する
グリツド板71 に対し電気的かつ機械的に止着すると共
に同金具6上に固着する耐孤メタル製の補助接点4を溝
1 aに嵌合するようにして取り付けられている。つま
り図7に示すように、固定補助接点4は溝71 aの形状
と相似形でかつ小さく形成してグリツド板71 に取付け
られている。
【0010】なお、図5および図6で示すように上記補
助接点金具6には中央の補助接点固着部6aを切溝6b
で離間した平行部6cが形成されており、上記可動側補
助接点金具5と平行に形成した該平行部6cと可動側補
助接点金具5に流れる電流の向きを逆方向にすることに
よって、両補助接点3、4間で発生したアークをグリツ
ド板7の後方側に押しやられるようにしている。つまり
可動補助接点金具5に流れる電流I1 と、平行部6cに
流れる電流I2 とさらに両接点間に発生するアークaに
より発生した各磁束が同アークを矢印F方向(グリツド
板方向)に駆動してアーク足がグリツド板7の非溝部7
b上に膠着されるのを防止するようにしている。
【0011】13は固定側主接点で、固定電極11にネ
ジ15着した固定側主接点支持金具14に対し軸17
着されており、同接点13はコイルバネ18により同軸
17を支点にして常時、時計方向に回動するように付勢
されている。なお、固定側主接点13には接触面13a
を除いたこれらの外周面を囲むようにして断面がコ字状
の磁性体からなる吸着片19が設けられている。
【0012】20は上記コイルバネ18用のガイドピン
でありその下部側を上記固定側主接点13の後部側の貫
通孔13bに挿入させた状態で固定電極11上にネジ着
している。21は上部側に嵌挿した抜止用ワッシャーを
示す。なお、上記固定電極11は絶縁性の支持取付部材
22を介して電源側のブッシングのケース内側に突出す
る中心導体24に対しネジ25により取付接続されてい
る。
【0013】また26は可動電極であり、同電極26は
駆動軸27と一体にネジ28着連結された可動碍子29
に取り付けられており、同電極26の前端部には上記固
定側電極の接触面13aに対向して可動側主接点26a
が付設され、さらに同電極26には上記固定側補助接点
4に対向して可動側補助接点3が付設されている。また
上記可動電極26は可動碍子29の貫通孔29aに対し
挿入され、さらに軸30により可動碍子29に対し軸着
されており、さらにその軸着位置の前方には同電極26
と可動碍子29の貫通孔29a面間に介在するコイルバ
ネ32が付設され、これによって同電極26は上記軸3
0を支点にして時計方向に付勢されている。33はコイ
ルバネ32用のガイドピンで、その可動電極26の上面
にネジ着し、上部を可動碍子29の挿入孔29bに挿入
して設けられている。
【0014】可動側主接点26aには上記固定側主接点
13側に設けた吸着片19に対向してコ字状の吸着片3
4が接触面26eを除いた外周面に設けられている。つ
まり、閉路時、吸着片19、34により閉磁路を形成す
るようにして対向的に配置されている。5は耐孤メタル
からなる補助接点3を先端側に固着した補助接点金具で
あり、同金具5は補助接点支持金具35により可動電極
26の前端側に取付持続されるもので、補助接点3と可
動電極26とを電気的に接続し、さらに湾曲したその後
方の係合部5aが軸37により軸着され、而もバネ38
により時計方向に付勢された後端側の係合部5aの外周
面5bをそのバネ力により可動電極26の上面26cに
対し押圧接触させている。39は取付けネジを示す。
【0015】なお上記押圧接触時、この係合部5aの後
端5dは補助接点支持金具35の係止部(特に図示しな
い)に係止して可動電極26の上面26cからの浮き上
がりが阻止されている。上記可動側の補助接点金具5お
よびその先端に固着した補助接点3は上記グリツド板7
の各溝6aに対して嵌まり合うようにして通過できる形
状になっている。
【0016】なお、上記、コイルバネ32、18、バネ
38の各バネ力は接点の通電容量、耐溶着性能を考慮し
て決められている。40は絶縁性のゴムチューブ41で
被覆した可撓体で、可動電極26と負荷側ブッシングの
中心導体42間を接続しており、その両端はそれぞれ可
動電極26と中心導体42にネジにより接続されてい
る。44はアルミナ磁器からなる内筒であり、同内筒4
4と中心導体42間、同内筒44とケース10間が金属
片46、47により気密封着されている。
【0017】48は普通磁器からなる碍管、50はカバ
ー取付部兼用の絶縁物からなる遮蔽体、51は碍管取付
用のフランジ金具、53はパッキン、55、56は取付
用ボルト、ナツト、58は電線接続端子、59は端子カ
バーである。密封したケース上部の開閉器部S内にはS
6 ガス等の消孤性ガスが充填されている。61は駆動
軸27に一体の駆動レバー、63は駆動レバー61にピ
ン62によりその一端を軸着した伝達軸であり、同軸6
3はベローズ64を介して下部の開閉機構部M側に気密
的に導出されている。伝達軸63は機構部の各種連結部
材を経てマグネット66のプランジャー用レバー65に
連結され、電源のON−OFFによりマグネット66が
動作して開閉器部S側の開閉が行なわれる。
【0018】上記の構成により、閉路時(図1および図
2の状態)、開閉器1にあって電流は、電源側のブッシ
ングの中心導体24を経て固定電極11−固定側主接点
13ー可動側主接点26a−可動電極26−可撓導体4
0−負荷側のブッシングの中心導体(42)の経路で流
れ、また同時に電流は固定電極(11)−固定補助接点
金具6−固定側補助接点4−可動側補助接点3−可動電
極26−可撓導体40−中心導体42にも一部流れる。
【0019】かかる投入(閉路)状態から今、開閉器1
を開放操作すると駆動軸27が反時計方向に回動し、同
軸27と一体の可動碍子29が同じく同方向に回動し、
可動電極26に付設する可動側主接点26aが固定側主
接点13から開離する。この場合主接点(26a)(1
3)間は各主接点間の回動時の支点の位置が異なるこ
と、固定側主接点の接触面13aの先端が円弧状に形成
されていること、コイルバネ32、コイルバネ18によ
って時計方向に付勢されていることから両接点26a、
13の接触面26e、13a間が摺接しながら離間す
る。
【0020】上記のように主接点26a、13間が離間
した後も可動側補助接点3はバネ(38)の付勢力によ
り軸(70)を支点にして同接点(3)が付勢されるた
め該可動側補助接点(3)と固定側補助接点4とは接触
状態を続けることになり、それまで主接点26a、13
間を流れていた電流は接触状態にあるこの両補助接点
3、4間に流れることになる。 そして可動碍子29が
さらに回動すると今度はこの可動側補助接点3が固定側
補助接点4から開離し、両補助接点3、4でアークが発
生する。両接点間で発生したアークはグリツド板7の磁
束の変歪みによりグリツド板7の溝7aの内部に押し込
まれグリツド板7上の陰極点降下電圧、冷却作用および
限流作用、アークの伸延によりアーク電圧が高められる
と共に消孤性・絶縁性にすぐれたケース10内に充填す
るSF6 ガスの作用により消孤されて回路が遮断され図
3の開き終了状態となる。
【0021】なお、この場合、固定側補助接点4が最下
部のグリツド板71 の溝7a1 内部にあること、また同
補助接点4が同グリツド71 と電気的に同電位にあるこ
とからアークの発生直後から同アークはグリツド板に移
行し溝の内部に押し込まれる。またこの開離時、アーク
がグリツド板の溝の内部より奥、つまり非溝部7bにお
いてアーク足が膠着しそのために電磁力によるアーク伸
延作用が不足する状態になっても可動側補助接点金具5
に対向する固定側補助接点金具6の平行部6cにより同
アークはグリツド板7のさらに後方(後端側)に電磁駆
動されるためアークがさらに伸延され消孤作用が一段と
高められることになる。
【0022】なお、消孤時のホットなアークガスはグリ
ツド板間の隙間gを経て後方へ押しやられグリツド板7
の後方の空間Pを経て絶縁支持板8の上部8aにガイド
されながら上方へ排出され、ゆっくりケース10内に拡
散する。またこの開離時、可動側補助接点3は軸37を
支点にしてバネ38で時計方向に付勢され、また固定側
補助接点4の接触面4aが円弧状に形成されているため
上記主接点26a、13間の接触と同じように接触面3
aは固定側補助接点4の接触面4aに対し摺接後離間す
る。
【0023】次に開閉器1を投入(閉路)する場合は上
記とは逆の操作をする。図3の開路状態から時計方向に
可動碍子29が回動すると、まず始めに可動側補助接点
3の接触面3aが固定側補助接点4に接触し補助接点
3、4間に電流が流れる。そしてさらに可動碍子29が
回動すると図8乃至図10に示すように可動補助接点3
は固定側補助接点4の接触面4a上を摺動しながらまた
バネ38に抗して固定側補助接点4の接触面4aと接触
する。
【0024】またこの時可動側主接点26aも固定側補
助接点13の円弧状の接触面13aの先端に接触しコイ
ルバネ18、32に抗しながら両主接点26a、13は
摺動接触する。両主接点26a、13の接触により補助
接点間3、4間に流れていた電流はほとんどこの清浄で
良好な接触状態を維持する主接点26a、13間に流れ
ることになる。
【0025】また上記の投入時に開閉器1が短絡点投入
のような大電流投入(閉路)状態になると両接点は電磁
反発力により完全な投入ができない事態を招いたりする
が、本考案では可動側主接点26aと固定側主接点13
の双方に対向的に吸着片13、19が直接設けられてお
り、これにより両吸着片が吸引し合って両主接点の接圧
を高め、両主接点26a、13間の接触関係を完全なも
のにする工夫がなされている。
【0026】なおこの種の突き合わせ接点方式では上記
投入(閉路)の際、可動側主接点26aが固定側主接点
13に対し回動時の回転モーメントにより衝突状態で接
触するようになるが、本考案にあってはこの場合にも可
動電極26側に設けたコイルバネ32と固定電極11側
に設けたコイルバネ18によりその接触時の衝撃力を緩
衝並びに吸収して特に電源側および負荷側の各ブツシン
グの気密封着部をそれぞれ構成する中心導体42、24
に対して過大な力が加わらないようにしている。
【0027】
【考案の効果】本考案は以上の構成からなり、固定側の
補助接点が最下部に位置するグリツド板のV字あるいは
U字形溝の内部に設けられ而も同接点とそのグリツド板
が電気的に接続されて同電位にあるために可動側補助接
点が固定側補助接点から離間すると該接点間に発生した
アークはその発生初期の時点からグリツド板に移行する
ため速やかに遮断(消孤)動作に入ることができより確
かな開閉(遮断)が行なえる。
【0028】また、開閉時、可動側と固定側の主接点並
びに補助接点が共に摺動後離間あるいは接触するため常
に両接点の各接触面が滑らかで清浄状態にあり良好な接
触関係が常に維持できる。また、固定側主接点と可動側
主接点の両者にはそれぞれ磁性体の吸着片が対向的に設
けられていて大電流投入(閉路)時にこれが互いに吸着
しあって更に両接点間の接触圧を高めるため大電流投入
の失敗が防止できる。
【0029】また、可動側補助接点を付設する可動側補
助接点金具に対し固定側補助接点を付設する固定側補助
接点金具の一部を平行に形成して両接点の離間時両接点
間で発生するアークをグリッド板の後方に駆動するよう
にしたためグリッド板の非溝部にアーク足が膠着される
ことがなくなってアークが伸延されるため消孤性能をさ
らに高めることが可能になる。特に本案においては、グ
リッド消孤装置と消孤性ガスとが相乗的に作用するので
十分な消孤性能が発揮されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部である開閉器部を示す閉路状態の
拡大断面図である。
【図2】本考案のガス開閉器の概略を示す断面図であ
る。
【図3】開路(開離)状態を示す開閉器部の拡大断面図
である。
【図4】消孤装置のグリツド板の平面図である。
【図5】可動側補助接点が固定側補助接点から離間した
状態における拡大断面図である。
【図6】グリツド板等を取り外した状態の固定側補助接
点金具の平面図である。
【図7】最下段のグリツド板に対する固定側補助接点の
取付状態を示す平面図である。
【図8】補助接点が摺接中で主接点が接触開始の状態の
説明図である。
【図9】補助接点および主接点が共に摺接中の状態の説
明図である。
【図10】補助接点と主接点の摺接後の接触完了状態の
説明図である。
【符号の説明】
3 可動側補助接点 4 固定側補助接点 5 可動側補助接点金具 6 固定側補助接点金具 6c 平行部 7、71 グリツド板 7a1 、71 a 溝 10 ケース 11 固定電極 13 固定側主接点 19、34 吸着片 26 可動電極 26a 可動側主接点 27 駆動軸 29 可動碍子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉したケース(10)内には消孤性ガ
    スを充填し、また同ケース(10)内には駆動軸(2
    7)の回動に伴って回動する可動碍子(29)と、同碍
    子(29)に取り付けた可動電極(26)と、同電極
    (26)に可動側主接点(26a)と可動側補助接点
    (3)とを付設し、またブッシング側には上記可動電極
    (26)に対向した固定電極(11)と、開閉時に上記
    可動側主接点(26a)と可動側補助接点(3)に対し
    て突き合わせ接触ないしは開離する固定側主接点(1
    3)と固定側補助接点(4)を固定電極(11)に付設
    し、また上記接点間の開離に際しては両主接点(26
    a)(13)間の開離動作が両補助接点(3)、(4)
    間の開離動作に遅れて開離されるようにし、さらに間隔
    を形成して複数枚積層配設したグリッド板(7)のV字
    形あるいはU字形の溝(7a)内を上記可動側補助接点
    (3)が通過するように上記グリッド板(7)を備えた
    ものにおいて、 上記固定側補助接点(4)を最下部に位置する上記グリ
    ッド板(71 )の溝(71 a)の内部に設けると共にさ
    らに同接点(4)を同グリッド板(71 )に電気的に接
    し、開閉時、上記両主接点(26a)、(13)並び
    に両補助接点(3)(4)の各接触面が共に摺接後離間
    あるいは接触するようにし、さらに固定側主接点(1
    3)と可動側主接点(26a)の双方には両接点の投入
    時(閉路時)相互に吸引する吸着片(19)(34)を
    付設し、さらに可動側補助接点(3)を付設した補助接
    点金具(5)に対し固定側補助接点(4)を付設した補
    助接点金具(6)には、両接点(3)、(4)間の開離
    時、可動側補助接点金具(5)に対し電流が逆方向に流
    れかつ同金具(5)に対し平行な平行部(6c)を形成
    したことを特徴とするガス開閉器。
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