JPH04112433U - ガス開閉器 - Google Patents

ガス開閉器

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JPH04112433U JP1682691U JP1682691U JPH04112433U JP H04112433 U JPH04112433 U JP H04112433U JP 1682691 U JP1682691 U JP 1682691U JP 1682691 U JP1682691 U JP 1682691U JP H04112433 U JPH04112433 U JP H04112433U
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憲治 武田
英樹 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点の離間時、両接点間で発生するアークを
速やかにグリツド板7に移行して電磁駆動力を高めアー
ク発生の初期より消孤する。 【構成】 補助接点3、4が主接点26a、13に対し
て遅れて開離するようにした突き合わせ接点方式からな
るガス開閉器1において、固定側補助接点4を最下部に
位置するグリツド板71 のU字あるいはV字形の溝71
aの内部に設けると同時に同補助接点4をグリツド板7
1 と同電位になるように接続した構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高圧・特別高圧配電線路において使用するグリツド形消孤装置を備え たガス開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】
開閉器あるいは遮断器にあっては固定接点・可動接点間に発生するアークを速 やかに消滅させる必要があるため磁気駆動方式の消孤装置を設けている。この磁 気駆動方式の消孤装置の1つとしてはグリツド形のものが使用されている。グリ ツド形消孤方式はV字またはU字形の溝を設けたグリツド板を複数枚間隔をもっ て積層配設し、この溝内部に両接点間が開離して発生するアークを電磁力により 引き込み、グリツド板上の陰極点降下電圧、アークの伸延、冷却作用および限流 作用によりアーク電圧を上昇させて回路電流を遮断するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来の消孤装置においては、開閉時に接点間に発生するアークを グリツド板の溝内部に速やかに誘導できず消孤に失敗したり、グリツド板の溝の さらに奥の非溝部上にアークが膠着して駆動不足を生じそれにより消孤に失敗し たり、また開閉時、接点間に発生するアークにより絶縁性の微粉末が生成されこ れが接点表面に付着して接触抵抗を増大させたり、さらには大電流投入時接点間 が電磁反発力により開離して過大アークを発生させて開閉器を破損させたりする ことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記事由に鑑みて提案するもので、 第1の考案は、密閉したケース(10)内には消孤形ガスを充填し、また同ケ ース(10)内には駆動軸(27)の回動に伴って回動する可動碍子(29)と 、同碍子(29)に取り付けた可動電極(26)と、同電極(26)に可動側主 接点(26a)と可動側補助接点(3)とを付設し、またブツシング側には上記 可動電極(26)に対向して固定電極(11)と、開閉時に上記可動側主接点( 26a)と可動側補助接点(3)に対して突き合わせ接触ないしは開離する固定 側主接点(13)と固定側補助接点(4)を固定電極(11)に付設し、また上 記接点間の開離に際しては両主接点(26a)、(13)間の開離動作が両補助 接点(3)、(4)間の開離動作に遅れて開離されるようにし、さらに間隔を形 成して複数枚積層配設したグリツド板(7)のV字形あるいはU字形の溝(7a )内を上記可動側補助接点(3)が通過するように上記グリツド板(7)を備え たものにおいて、 上記固定側補助接点(4)を最下部に位置するグリツド板(71 )の溝(71 a)の内部に設けると共にさらに同接点(4)を同グリツド板(71 )に電気的 に接続したことを特徴とするガス開閉器を提案するものである。
【0005】 また第2の考案は、開閉時、上記両主接点(26a)、(13)並びに両補助 接点(3)(4)の各接触面が共に摺接後離間あるいは接触することを特徴とす るガス開閉器を提案するものである。 また第3の考案は、固定側主接点(13)と可動側主接点(26a)の双方に は両接点の投入時(閉路時)相互に吸引する吸着片(19)(34)を付設した ことを特徴とするガス開閉器を提案するもので有る。
【0006】 また第4の考案は、可動側補助接点(3)を付設した補助接点金具(5)に対 し固定側補助接点(4)を付設した補助接点金具(6)には、両接点(3)、( 4)間の開離時、可動側補助接点金具(5)に対し電流が逆方向に流れかつ同金 具(5)に対し平行な平行部(6c)を形成したことを特徴とするガス開閉器を 提案するものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例であるガス開閉器1について図1乃至図9に基づき説明 する。 2はグリツド形消孤装置であり、可動、固定側の両補助接点3、4と可動、固 定側補助接点金具5、6と、グリツド板7と、絶縁支持板8で構成されている。
【0008】 グリツド板7は複数枚間隔gを空けて積層配設されており、これらは磁性金属 から作られていて全体が横長の長方形からなり、同板7には図4に示すように、 その略中央に位置してアーク発生(発孤部)側に開口するV字形あるいはU字形 の溝7aが設けられている。7bは非溝部を示す。 8は耐熱性絶縁板からなる絶縁支持板であり、その穴8bに、グリツド板の両 端の突起7cを差し込み、さらにその状態で接着して前記グリツド板7を上下方 向(可動側補助接点開離方向)に複数枚間隔gを形成して積層配設されている。 更に、同板8は上記のようなグリツド板7の支持だけでなくその上部8a側を延 長形成して遮断時のアークガスが隣接相あるいはケース10側にまで到達して相 間短絡や地絡を招かないようにしている。
【0009】 なお、グリツド板7は上記積層に際し各板相互間の間隔gを前端(発孤部)側 に比べて後方(ケース)側が広くなるよう傾斜させている外、グリツド板7の後 端(非発孤部)側とケースとの間で空間Pを形成して離間時グリツド板7間に停 滞するホットなアークガスの排出を速やかに後方から行なうようにしている。 また6は固定側補助接点4を先端に付設した固定側補助接点金具であり、補助 接点4と固定電極11間を接続するほか、ネジ12により固定電極11に取付接 続されており、取り付けに際しては、同金具6は最下部に位置するグリツド板7 1 に対し電気的かつ機械的に止着すると共に同金具6上に固着する耐孤メタル製 の補助接点4を溝71 aに嵌合するようにして取り付けられている。つまり図7 に示すように、固定補助接点4は溝71 aの形状と相似形でかつ小さく形成して グリツド板71 に取付けられている。
【0010】 なお、図5および図6で示すように上記補助接点金具6には中央の補助接点固 着部6aを切溝6bで離間した平行部6cが形成されており、上記可動側補助接 点金具5と平行に形成した該平行部6cと可動側補助接点金具5に流れる電流の 向きを逆方向にすることによって、両補助接点3、4間で発生したアークをグリ ツド板7の後方側に押しやられるようにしている。つまり可動補助接点金具5に 流れる電流I1 と、平行部6cに流れる電流I2 とさらに両接点間に発生するア ークaにより発生した各磁束が同アークを矢印F方向(グリツド板方向)に駆動 してアーク足がグリツド板7の非溝部7b上に膠着されるのを防止するようにし ている。
【0011】 13は固定側主接点で、固定電極11にネジ15着した固定側主接点支持金具 14に対しに軸17着されており、同接点13はコイルバネ18により同軸17 を支点にして常時、時計方向に回動するように付勢されている。なお、固定側主 接点13には接触面13aを除いたこれらの外周面を囲むようにして断面がコ字 状の磁性体からなる吸着片19が設けられている。
【0012】 20は上記コイルバネ18用のガイドピンでありその下部側を上記固定側主接 点13の後部側の貫通孔13bに挿入させた状態で固定電極11上にネジ着して いる。21は上部側に嵌挿した抜止用ワッシャーを示す。なお、上記固定電極1 1は絶縁性の支持取付部材22を介して電源側のブッシングのケース内側に突出 する中心導体24に対しネジ25により取付接続されている。
【0013】 また26は可動電極であり、同電極26は駆動軸27と一体にネジ28着連結 された可動碍子29に取り付けられており、同電極26の前端部には上記固定側 電極の接触面13aに対向して可動側主接点26aが付設され、さらに同電極2 6には上記固定側補助接点4に対向して可動側補助接点3が付設されている。 また上記可動電極26は可動碍子29の貫通孔29aに対し挿入され、さらに 軸30により可動碍子29に対し軸着されており、さらにその軸着位置の前方に は同電極26と可動碍子29の貫通孔29a面間に介在するコイルバネ32が付 設され、これによって同電極26は上記軸30を支点にして時計方向に付勢され ている。33はコイルバネ32用のガイドピンで、その可動電極26の上面にネ ジ着し、上部を可動碍子29の挿入孔29bに挿入して設けられている。
【0014】 可動側主接点26aには上記固定側主接点13側に設けた吸着片19に対向し てコ字状の吸着片34が接触面26eを除いた外周面に設けられている。つまり 、閉路時、吸着片19、34により閉磁路を形成するようにして対向的に配置さ れている。 5は耐孤メタルからなる補助接点3を先端側に固着した補助接点金具であり、 同金具5は補助接点支持金具35により可動電極26の前端側に取付持続される もので、補助接点3と可動電極26とを電気的に接続し、さらに湾曲したその後 方の係合部5aが軸37により軸着され、而もバネ38により時計方向に付勢さ れた後端側の係合部5aの外周面5bをそのバネ力により可動電極26の上面2 6cに対し押圧接触させている。39は取付けネジを示す。
【0015】 なお上記押圧接触時、この係合部5aの後端5dは補助接点支持金具35の係 止部(特に図示しない)に係止して可動電極26の上面26cからの浮き上がり が阻止されている。上記可動側の補助接点金具5およびその先端に固着した補助 接点3は上記グリツド板7の各溝6aに対して嵌まり合うようにして通過できる 形状になっている。
【0016】 なお、上記、コイルバネ32、18、バネ38の各バネ力は接点の通電容量、 耐溶着性能を考慮して決められている。40は絶縁性のゴムチューブ41で被覆 した可撓体で、可動電極26と負荷側ブッシングの中心導体42間を接続してお り、その両端はそれぞれ可動電極26と中心導体42にネジにより接続されてい る。44はアルミナ磁器からなる内筒であり、同内筒44と中心導体42間、同 内筒44とケース10間が金属片46、47により気密封着されている。
【0017】 48は普通磁器からなる碍管、50はカバー取付部兼用の絶縁物からなる遮蔽 体、51は碍管取付用のフランジ金具、53はパッキン、55、56は取付用ボ ルト、ナツト、58は電線接続端子、59は端子カバーである。密封したケース 上部の開閉器部S内にはSF6 ガス等の消孤性ガスが充填されている。 61は駆動軸27に一体の駆動レバー、63は駆動レバー61にピン62によ りその一端を軸着した伝達軸であり、同軸63はベローズ64を介して下部の開 閉機構部M側に気密的に導出されている。伝達軸63は機構部の各種連結部材を 経てマグネット66のプランジャー用レバー65に連結され、電源のON−OF Fによりマグネット66が動作して開閉器部S側の開閉が行なわれる。
【0018】 上記の構成により、閉路時(図1および図2の状態)、開閉器1にあって電流 は、電源側のブッシングの中心導体24を経て固定電極11−固定側主接点13 ー可動側主接点26a−可動電極26−可撓導体40−負荷側のブッシングの中 心導体(42)の経路で流れ、また同時に電流は固定電極(11)−固定補助接 点金具6−固定側補助接点4−可動側補助接点3−可動電極26−可撓導体40 −中心導体42にも一部流れる。
【0019】 かかる投入(閉路)状態から今、開閉器1を開放操作すると駆動軸27が反時 計方向に回動し、同軸27と一体の可動碍子29が同じく同方向に回動し、可動 電極26に付設する可動側主接点26aが固定側主接点13から開離する。この 場合主接点(26a)(13)間は各主接点間の回動時の支点の位置が異なるこ と、固定側主接点の接触面13aの先端が円弧状に形成されていること、コイル バネ32、コイルバネ18によって時計方向に付勢されていることから両接点2 6a、13の接触面26e、13a間が摺接しながら離間する。
【0020】 上記のように主接点26a、13間が離間した後も可動側補助接点3はバネ( 38)の付勢力により軸(70)を支点にして同接点(3)が付勢されるため該 可動側補助接点(3)と固定側補助接点4とは接触状態を続けることになり、そ れまで主接点26a、13間を流れていた電流は接触状態にあるこの両補助接点 3、4間に流れることになる。 そして可動碍子29がさらに回動すると今度は この可動側補助接点3が固定側補助接点4から開離し、両補助接点3、4でアー クが発生する。両接点間で発生したアークはグリツド板7の磁束の変歪みにより グリツド板7の溝7aの内部に押し込まれグリツド板7上の陰極点降下電圧、冷 却作用および限流作用、アークの伸延によりアーク電圧が高められると共に消孤 性・絶縁性にすぐれたケース10内に充填するSF6 ガスの作用により消孤され て回路が遮断され図3の開き終了状態となる。
【0021】 なお、この場合、固定側補助接点4が最下部のグリツド板71 の溝7a1 内部 にあること、また同補助接点4が同グリツド71 と電気的に同電位にあることか らアークの発生直後から同アークはグリツド板に移行し溝の内部に押し込まれる 。 またこの開離時、アークがグリツド板の溝の内部より奥、つまり非溝部7bに おいてアーク足が膠着しそのために電磁力によるアーク伸延作用が不足する状態 になっても可動側補助接点金具5に対向する固定側補助接点金具6の平行部6c により同アークはグリツド板7のさらに後方(後端側)に電磁駆動されるためア ークがさらに伸延され消孤作用が一段と高められることになる。
【0022】 なお、消孤時のホットなアークガスはグリツド板間の隙間gを経て後方へ押し やられグリツド板7の後方の空間Pを経て絶縁支持板8の上部8aにガイドされ ながら上方へ排出され、ゆっくりケース10内に拡散する。またこの開離時、可 動側補助接点3は軸37を支点にしてバネ38で時計方向に付勢され、また固定 側補助接点4の接触面4aが円弧状に形成されているため上記主接点26a、1 3間の接触と同じように接触面3aは固定側補助接点4の接触面4aに対し摺接 後離間する。
【0023】 次に開閉器1を投入(閉路)する場合は上記とは逆の操作をする。 図3の開路状態から時計方向に可動碍子29が回動すると、まず始めに可動側 補助接点3の接触面3aが固定側補助接点4に接触し補助接点3、4間に電流が 流れる。そしてさらに可動碍子29が回動すると図8乃至図10に示すように可 動補助接点3は固定側補助接点4の接触面4a上を摺動しながらまたバネ38に 抗して固定側補助接点4の接触面4aと接触する。
【0024】 またこの時可動側主接点26aも固定側補助接点13の円弧状の接触面13a の先端に接触しコイルバネ18、32に抗しながら両主接点26a、13は摺動 接触する。両主接点26a、13の接触により補助接点間3、4間に流れていた 電流はほとんどこの清浄で良好な接触状態を維持する主接点26a、13間に流 れることになる。
【0025】 また上記の投入時に開閉器1が短絡点投入のような大電流投入(閉路)状態に なると両接点は電磁反発力により完全な投入ができない事態を招いたりするが、 本考案では可動側主接点26aと固定側主接点13の双方に対向的に吸着片13 、19が直接設けられており、これにより両吸着片が吸引し合って両主接点の接 圧を高め、両主接点26a、13間の接触関係を完全なものにする工夫がなされ ている。
【0026】 なおこの種の突き合わせ接点方式では上記投入(閉路)の際、可動側主接点2 6aが固定側主接点13に対し回動時の回転モーメントにより衝突状態で接触す るようになるが、本考案にあってはこの場合にも可動電極26側に設けたコイル バネ32と固定電極11側に設けたコイルバネ18によりその接触時の衝撃力を 緩衝並びに吸収して特に電源側および負荷側の各ブツシングの気密封着部をそれ ぞれ構成する中心導体42、24に対して過大な力が加わらないようにしている 。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上の構成からなり、 固定側の補助接点が最下部に位置するグリツド板のV字あるいはU字形溝の内 部に設けられ而も同接点とそのグリツド板が電気的に接続されて同電位にあるた めに可動側補助接点が固定側補助接点から離間すると該接点間に発生したアーク はその発生初期の時点からグリツド板に移行するため速やかに遮断(消孤)動作 に入ることができより確かな開閉(遮断)が行なえる。
【0028】 また、開閉時、可動側と固定側の主接点並びに補助接点が共に摺動後離間ある いは接触するため常に両接点の各接触面が滑らかで清浄状態にあり良好な接触関 係が常に維持できる。 また、固定側主接点と可動側主接点の両者にはそれぞれ磁性体の吸着片が対向 的に設けられていて大電流投入(閉路)時にこれが互いに吸着しあって更に両接 点間の接触圧を高めるため大電流投入の失敗が防止できる。
【0029】 また、可動側補助接点を付設する可動側補助接点金具に対し固定側補助接点を 付設する固定側補助接点金具の一部を平行に形成して両接点の離間時両接点間で 発生するアークをグリツド板の後方に駆動するようにしたためグリツド板の非溝 部にアーク足が膠着されることがなくなってアークが伸延されるため消孤性能を さらに高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部である開閉器部を示す閉路状態の
拡大断面図である。
【図2】本考案のガス開閉器の概略を示す断面図であ
る。
【図3】開路(開離)状態を示す開閉器部の拡大断面図
である。
【図4】消孤装置のグリツド板の平面図である。
【図5】可動側補助接点が固定側補助接点から離間した
状態における拡大断面図である。
【図6】グリツド板等を取り外した状態の固定側補助接
点金具の平面図である。
【図7】最下段のグリツド板に対する固定側補助接点の
取付状態を示す平面図である。
【図8】補助接点が摺接中で主接点が接触開始の状態の
説明図である。
【図9】補助接点および主接点が共に摺接中の状態の説
明図である。
【図10】補助接点と主接点の摺接後の接触完了状態の
説明図である。
【符号の説明】
3 可動側補助接点 4 固定側補助接点 5 可動側補助接点金具 6 固定側補助接点金具 6c 平行部 7、71 グリツド板 7a1 、71 a 溝 10 ケース 11 固定電極 13 固定側主接点 19、34 吸着片 26 可動電極 26a 可動側主接点 27 駆動軸 29 可動碍子

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉したケース(10)内には消孤性ガ
    スを充填し、また同ケース(10)内には駆動軸(2
    7)の回動に伴って回動する可動碍子(29)と、同碍
    子(29)に取り付けた可動電極(26)と、同電極
    (26)に可動側主接点(26a)と可動側補助接点
    (3)とを付設し、またブツシング側には上記可動電極
    (26)に対向した固定電極(11)と、開閉時に上記
    可動側主接点(26a)と可動側補助接点(3)に対し
    て突き合わせ接触ないしは開離する固定側主接点(1
    3)と固定側補助接点(4)を固定電極(11)に付設
    し、また上記接点間の開離に際しては両主接点(26
    a)(13)間の開離動作が両補助接点(3)、(4)
    間の開離動作に遅れて開離されるようにし、さらに間隔
    を形成して複数枚積層配設したグリツド板(7)のV字
    形あるいはU字形の溝(7a)内を上記可動側補助接点
    (3)が通過するように上記グリツド板(7)を備えた
    ものにおいて、上記固定側補助接点(4)を最下部に位
    置する上記グリツド板(71 )の溝(71 a)の内部に
    設けると共にさらに同接点(4)を同グリツド板
    (71 )に電気的に接続したことを特徴とするガス開閉
    器。
  2. 【請求項2】 開閉時、上記両主接点(26a)、(1
    3)並びに両補助接点(3)(4)の各接触面が共に摺
    接後離間あるいは接触することを特徴とする請求項1に
    記載のガス開閉器。
  3. 【請求項3】 固定側主接点(13)と可動側主接点
    (26a)の双方には両接点の投入時(閉路時)相互に
    吸引する吸着片(19)(34)を付設したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のガス開閉器。
  4. 【請求項4】 可動側補助接点(3)を付設した補助接
    点金具(5)に対し固定側補助接点(4)を付設した補
    助接点金具(6)には、両接点(3)、(4)間の開離
    時、可動側補助接点金具(5)に対し電流が逆方向に流
    れかつ同金具(5)に対し平行な平行部(6c)を形成
    したことを特徴とする請求項1に記載のガス開閉器。
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