JP2510909B2 - レバ―式自動販売機 - Google Patents
レバ―式自動販売機Info
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- JP2510909B2 JP2510909B2 JP3256896A JP25689691A JP2510909B2 JP 2510909 B2 JP2510909 B2 JP 2510909B2 JP 3256896 A JP3256896 A JP 3256896A JP 25689691 A JP25689691 A JP 25689691A JP 2510909 B2 JP2510909 B2 JP 2510909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- coin
- driven
- lever
- vending machine
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F5/00—Coin-actuated mechanisms; Interlocks
- G07F5/02—Coin-actuated mechanisms; Interlocks actuated mechanically by coins, e.g. by a single coin
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F11/00—Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1個のコインを投入し
てレバーを操作することによって回転型物品排出ケース
から物品が排出されるよう構成されたレバー式自動販売
機に関するものである。
てレバーを操作することによって回転型物品排出ケース
から物品が排出されるよう構成されたレバー式自動販売
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として、手動
レバーを操作することによってレバー機構を作動し、コ
イン選別器に投入した受入れコインを介して回転型物品
排出ケースを回転して物品を排出するよう構成したもの
が実公昭42−21332号公報に開示されているが、
実用化されたものはない。
レバーを操作することによってレバー機構を作動し、コ
イン選別器に投入した受入れコインを介して回転型物品
排出ケースを回転して物品を排出するよう構成したもの
が実公昭42−21332号公報に開示されているが、
実用化されたものはない。
【0003】一般的には、この種自動販売機はコイン選
別器に投入されたコインによって発生されるコイン受入
れ信号によりモータが作動されるか、またはモータを作
動可能状態として所要に応じてレバーまたはボタンを操
作することによりモータが作動され、これにより物品排
出手段が作動して販売物品排出ケースから物品を排出す
るよう構成されたものが実用されている。
別器に投入されたコインによって発生されるコイン受入
れ信号によりモータが作動されるか、またはモータを作
動可能状態として所要に応じてレバーまたはボタンを操
作することによりモータが作動され、これにより物品排
出手段が作動して販売物品排出ケースから物品を排出す
るよう構成されたものが実用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決しようと
する技術的課題は、電源のない場所、たとえば、山の頂
上などに設置して利用者の利用に供することができる無
電源式のレバー式自動販売機を提供することにある。
する技術的課題は、電源のない場所、たとえば、山の頂
上などに設置して利用者の利用に供することができる無
電源式のレバー式自動販売機を提供することにある。
【0005】 上述した課題を達成するために発明者
は、レバー式自動販売機を、手動レバーにより作動され
る駆動部と、回転型物品排出ケースを回転させる被動部
とを、コイン選別器に投入された受入コインによって駆
動連結するように構成した。このように構成することに
より、上述した、従来のコイン受入信号およびこれによ
り通電作動されるモータを必要としない、すなわち、無
電源式となるように構成した。具体的な構成は、次の通
りである。
は、レバー式自動販売機を、手動レバーにより作動され
る駆動部と、回転型物品排出ケースを回転させる被動部
とを、コイン選別器に投入された受入コインによって駆
動連結するように構成した。このように構成することに
より、上述した、従来のコイン受入信号およびこれによ
り通電作動されるモータを必要としない、すなわち、無
電源式となるように構成した。具体的な構成は、次の通
りである。
【0006】 すなわち、本願にかかるレバー式自動販
売機は、コイン選別器1と、外部から操作される手動レ
バー2と、手動レバー2によって回転される駆動円板3
と、駆動円板3を回転自在に支承する被動回転軸4と、
被動回転軸4と一体に回転されるように取り付けられた
被動円板5と、被動回転軸4に回転されるように連結さ
れた回転型物品排出ケース6とを具え、コインに選別器
1を通過した受け入れコインの一部がそれぞれ入るコイ
ン受け8,9が駆動円板3の対向面3aと対向面3aと
対向する被動円板5の対向面5aにそれぞれ設けられる
ことにより駆動円板3と被動円板5とがコインを介して
駆動連結するように構成され、さらに、被動円板5に一
体に設けられた被動円板位置決め円板26と、被動円板
位置決め円板26の外周の直径的対向位置に設けられた
切欠27と、切欠27に掛合する掛合爪30を遊端に有
するスプリング負荷アーム28と、スプリング負荷アー
ム28を回動自在に支える枢支ピン41と、掛合爪30
を切欠27に押し込むスプリング29が設けられている
ことを特徴とする。
売機は、コイン選別器1と、外部から操作される手動レ
バー2と、手動レバー2によって回転される駆動円板3
と、駆動円板3を回転自在に支承する被動回転軸4と、
被動回転軸4と一体に回転されるように取り付けられた
被動円板5と、被動回転軸4に回転されるように連結さ
れた回転型物品排出ケース6とを具え、コインに選別器
1を通過した受け入れコインの一部がそれぞれ入るコイ
ン受け8,9が駆動円板3の対向面3aと対向面3aと
対向する被動円板5の対向面5aにそれぞれ設けられる
ことにより駆動円板3と被動円板5とがコインを介して
駆動連結するように構成され、さらに、被動円板5に一
体に設けられた被動円板位置決め円板26と、被動円板
位置決め円板26の外周の直径的対向位置に設けられた
切欠27と、切欠27に掛合する掛合爪30を遊端に有
するスプリング負荷アーム28と、スプリング負荷アー
ム28を回動自在に支える枢支ピン41と、掛合爪30
を切欠27に押し込むスプリング29が設けられている
ことを特徴とする。
【0007】 本発明の好適実施例においては、手動レ
バー2に扇形ギヤ15が取り付けられ、扇形ギヤ15と
噛み合うギヤ16が駆動円板3と一体となるように設け
られていることを特徴とする。
バー2に扇形ギヤ15が取り付けられ、扇形ギヤ15と
噛み合うギヤ16が駆動円板3と一体となるように設け
られていることを特徴とする。
【0008】 本発明の好適実施例においては、被動円
板3の外周に設けられた回転防止用の掛止切欠17と、
掛止切欠17と掛合し得る掛止ピン18を有するスプリ
ング負荷レバー19が設けられていることを特徴とす
る。
板3の外周に設けられた回転防止用の掛止切欠17と、
掛止切欠17と掛合し得る掛止ピン18を有するスプリ
ング負荷レバー19が設けられていることを特徴とす
る。
【0009】 本発明の好適実施例においては、駆動円
板3の対向面3aと一体となるように環状コイン受け輪
10が設けられ、環状コイン受け輪10にコイン受け8
を構成する切欠が設けられ、被駆動円板5の対向面5a
と一体となるようにコイン受け板11が設けられ、コイ
ン受け板11の直径的対向位置にコイン受け9を構成す
る半円形切欠が2個設けられていることを特徴とする。
板3の対向面3aと一体となるように環状コイン受け輪
10が設けられ、環状コイン受け輪10にコイン受け8
を構成する切欠が設けられ、被駆動円板5の対向面5a
と一体となるようにコイン受け板11が設けられ、コイ
ン受け板11の直径的対向位置にコイン受け9を構成す
る半円形切欠が2個設けられていることを特徴とする。
【0010】 本発明の好適実施例においては、被動円
板5と一体となるようにラチェット輪21が設けられ、
ラチェット輪21の歯25に掛合するラチェット爪24
がスプリング負荷アーム22の遊端に設けられているこ
とを特徴とする。
板5と一体となるようにラチェット輪21が設けられ、
ラチェット輪21の歯25に掛合するラチェット爪24
がスプリング負荷アーム22の遊端に設けられているこ
とを特徴とする。
【0011】 上記の構成による本発明のレバー式自動
販売機においては、コイン選別器1に投入されたコイン
を選別し、正貨を受入コインとして駆動円板のコイン受
け8と被動円板5のコイン受け9の両方に部分的に受け
入れられ、これにより駆動円板3と被動円板5とがコイ
ンを介して駆動連結される。このとき、被動円板位置決
め円板26の外周に設けられた切欠27とスプリング負
荷アーム28の遊端に設けられた掛合爪30が掛け合っ
てコインをコイン受け8および9内に確実入らせるよう
に作用する。
販売機においては、コイン選別器1に投入されたコイン
を選別し、正貨を受入コインとして駆動円板のコイン受
け8と被動円板5のコイン受け9の両方に部分的に受け
入れられ、これにより駆動円板3と被動円板5とがコイ
ンを介して駆動連結される。このとき、被動円板位置決
め円板26の外周に設けられた切欠27とスプリング負
荷アーム28の遊端に設けられた掛合爪30が掛け合っ
てコインをコイン受け8および9内に確実入らせるよう
に作用する。
【0012】手動レバー2を操作して駆動円板3を回転
すると、この駆動円板3の回転がコイン受け8,9内の
コインを介して被動円板5に伝達され、被動円板5は駆
動円板3と一体に回転する。したがって、被動円板5に
一体に回転するよう取付けられている被動回転軸4が回
転され、これに連結されている販売物品排出ケース6が
回転される。
すると、この駆動円板3の回転がコイン受け8,9内の
コインを介して被動円板5に伝達され、被動円板5は駆
動円板3と一体に回転する。したがって、被動円板5に
一体に回転するよう取付けられている被動回転軸4が回
転され、これに連結されている販売物品排出ケース6が
回転される。
【0013】駆動円板3および被動円板5が180゜回
転された時点で、コイン受け8および9からコインが落
下してコインボックス内に入り、駆動円板3と被動円板
5との駆動連結が切離される。したがって、販売物品排
出ケース6の回転は終り、販売物品排出ケース6に設け
られた排出口から物品が1個排出される。
転された時点で、コイン受け8および9からコインが落
下してコインボックス内に入り、駆動円板3と被動円板
5との駆動連結が切離される。したがって、販売物品排
出ケース6の回転は終り、販売物品排出ケース6に設け
られた排出口から物品が1個排出される。
【0014】また、本発明による自動販売機は不正作動
防止機能を付加的に有する。すなわち、コイン受け8,
9内に正貨コインが入っていない状態、すなわち、正貨
コインが投入されていない状態で、例えば販売物品排出
ケース6が手で物品排出方向に回転されようとした場合
には、被動円板5の、回転防止用掛止切欠17に掛止ピ
ン18が掛合してケース6が回転されるのを防止する。
なお、正貨コインがコイン受け8,9内に入っている場
合には、このコインの外周縁が掛止ピン18に掛合して
スプリング負荷レバー19を上昇させることにより掛止
ピン18が切欠17に掛合されることなく被動円板5は
回転することができる。
防止機能を付加的に有する。すなわち、コイン受け8,
9内に正貨コインが入っていない状態、すなわち、正貨
コインが投入されていない状態で、例えば販売物品排出
ケース6が手で物品排出方向に回転されようとした場合
には、被動円板5の、回転防止用掛止切欠17に掛止ピ
ン18が掛合してケース6が回転されるのを防止する。
なお、正貨コインがコイン受け8,9内に入っている場
合には、このコインの外周縁が掛止ピン18に掛合して
スプリング負荷レバー19を上昇させることにより掛止
ピン18が切欠17に掛合されることなく被動円板5は
回転することができる。
【0015】また、スプリング負荷アーム22の遊端に
設けたラチェッチ爪24がラチェット輪21の歯25に
掛合していることにより被動円板5の逆転による誤作動
を防止している。
設けたラチェッチ爪24がラチェット輪21の歯25に
掛合していることにより被動円板5の逆転による誤作動
を防止している。
【0016】 以上の通り、本願にかかるレバー式自動
販売機は、電源のない場所においても、利用者の利用に
供することができる。
販売機は、電源のない場所においても、利用者の利用に
供することができる。
【0017】
【実施例】本発明の1実施例においては、図1に示すよ
うに、支持台31上に外匣32を固定して設け、この外
匣32内にコイン選別器1、手動レバー2の大部分、お
よびこの手動レバーによって回転される駆動円板3、被
動回転軸4および被動円板5等が配置され、手動レバー
2のハンドル部2aが外匣前板33に設けられた縦溝孔
34を経て外部に突出され、内端が枢支ピン2bにより
機枠に枢着され、被動回転軸4が図示せざる軸受によっ
て回転自在に支承され、その一部が一方の外匣側板35
から水平に突出され、水平軸線の回りに半回転される毎
に排出口36を経て内部から1個の販売物品を排出し得
る既知の形式の適当な回転式販売物品排出ケース6が突
出軸部4aにこれと一体に回転するよう取付けられてい
る。
うに、支持台31上に外匣32を固定して設け、この外
匣32内にコイン選別器1、手動レバー2の大部分、お
よびこの手動レバーによって回転される駆動円板3、被
動回転軸4および被動円板5等が配置され、手動レバー
2のハンドル部2aが外匣前板33に設けられた縦溝孔
34を経て外部に突出され、内端が枢支ピン2bにより
機枠に枢着され、被動回転軸4が図示せざる軸受によっ
て回転自在に支承され、その一部が一方の外匣側板35
から水平に突出され、水平軸線の回りに半回転される毎
に排出口36を経て内部から1個の販売物品を排出し得
る既知の形式の適当な回転式販売物品排出ケース6が突
出軸部4aにこれと一体に回転するよう取付けられてい
る。
【0018】図2に示すように、被動回転軸4上に駆動
円板3および被動円板3が隣接して取付けられている。
円板3および被動円板3が隣接して取付けられている。
【0019】駆動円板3は図3に示すように被動回転軸
4上に回転自在に取付けられ、駆動円板3にギヤ16が
一体に設けられ、手動レバー2に一体に連結された扇形
ギヤ15がギヤ16に噛合されていて、手動レバー2を
手で押し下げることによって駆動円板3が被動回転軸4
上で所定角度にわたり回転されるように構成されてい
る。
4上に回転自在に取付けられ、駆動円板3にギヤ16が
一体に設けられ、手動レバー2に一体に連結された扇形
ギヤ15がギヤ16に噛合されていて、手動レバー2を
手で押し下げることによって駆動円板3が被動回転軸4
上で所定角度にわたり回転されるように構成されてい
る。
【0020】図3には図示していないが、手動レバー2
を手で押し下げた後、手動レバー2から手を離せば手動
レバー2が図1に示す原位置に戻るよう手動レバー2に
作用する復帰スプリングを設けることができる。
を手で押し下げた後、手動レバー2から手を離せば手動
レバー2が図1に示す原位置に戻るよう手動レバー2に
作用する復帰スプリングを設けることができる。
【0021】図4に示すように、被動円板5は被動回転
軸4の面取り部4bによって被動回転軸4に一体に回転
するよう取付けられている。
軸4の面取り部4bによって被動回転軸4に一体に回転
するよう取付けられている。
【0022】図5および図6に示すように駆動円板3と
被動円板5との対向面3aおよび5aにコイン受け8お
よび9がそれぞれ設けられている。
被動円板5との対向面3aおよび5aにコイン受け8お
よび9がそれぞれ設けられている。
【0023】図示の例では、図5に示すように駆動円板
3の対向面3a上に、使用コインの厚さより僅かに厚い
環状のコイン受け輪10を例えば一体成形、鋲止め、ね
じ止めまたは溶接等により一体に設け、このコイン受け
輪10に使用コインの直径より僅かに大きい幅の切欠1
2を設けることによってコイン受け8を駆動円板3の対
向面3aに設けている。このコイン受け8は手動レバー
2が押し下げられて駆動円板3が所定角度回転された際
に、コイン選別器1の受入れコイン出口7の直下に位置
するよう設けられている。
3の対向面3a上に、使用コインの厚さより僅かに厚い
環状のコイン受け輪10を例えば一体成形、鋲止め、ね
じ止めまたは溶接等により一体に設け、このコイン受け
輪10に使用コインの直径より僅かに大きい幅の切欠1
2を設けることによってコイン受け8を駆動円板3の対
向面3aに設けている。このコイン受け8は手動レバー
2が押し下げられて駆動円板3が所定角度回転された際
に、コイン選別器1の受入れコイン出口7の直下に位置
するよう設けられている。
【0024】図6に示す被動円板5の対向面5aには、
その外周縁部に環状案内13を設け、この環状案内13
の内径を駆動円板3上の環状コイル受け輪10の外径よ
り僅かに大とし、また、中心部に環状コイン受け輪10
の内径より僅かに小さい外径の円形コイン受け板11が
環状案内13と同心的に設けられ、この円形コイン受け
板11の厚みを使用コインの厚みより僅かに大としてい
る。円形コイン受け板11には直径的に対向した位置
で、使用コインの半径より大きい曲率半径の2個の半円
形切欠が形成され、これによりコイン受け9が設けられ
ている。これらのコイン受け9と整列位置で環状案内1
3にコイン受け口14が設けられている。
その外周縁部に環状案内13を設け、この環状案内13
の内径を駆動円板3上の環状コイル受け輪10の外径よ
り僅かに大とし、また、中心部に環状コイン受け輪10
の内径より僅かに小さい外径の円形コイン受け板11が
環状案内13と同心的に設けられ、この円形コイン受け
板11の厚みを使用コインの厚みより僅かに大としてい
る。円形コイン受け板11には直径的に対向した位置
で、使用コインの半径より大きい曲率半径の2個の半円
形切欠が形成され、これによりコイン受け9が設けられ
ている。これらのコイン受け9と整列位置で環状案内1
3にコイン受け口14が設けられている。
【0025】したがって、組立てに際し、被動回転軸4
上に回転自在に取付けられた駆動円板3の対向面3a上
の環状コイン受け輪10は、被動回転軸4上に固定して
取付けられた被動円板5の対向面5a上の環状案内13
と円形コイン受け板11との間の環状溝37内に摺動自
在に嵌入される。この際、駆動円板3上のコイン受け
8、被動円板5上のコイン受け9およびコイン受け口1
4がコイン選別器1の受入れコイン出口7の直下に位置
するように調整する。
上に回転自在に取付けられた駆動円板3の対向面3a上
の環状コイン受け輪10は、被動回転軸4上に固定して
取付けられた被動円板5の対向面5a上の環状案内13
と円形コイン受け板11との間の環状溝37内に摺動自
在に嵌入される。この際、駆動円板3上のコイン受け
8、被動円板5上のコイン受け9およびコイン受け口1
4がコイン選別器1の受入れコイン出口7の直下に位置
するように調整する。
【0026】被動円板5の外周縁部には、回転防止用掛
止切欠17を設け、この切欠17と掛合し得る掛止ピン
18をスプリング負荷レバー19上に固設する。このレ
バー19は枢支ピン38によって機枠39に枢着され、
遊端19aがスプリング20によって機枠39に連結さ
れて掛止ピン18が切欠17の上向面に常時掛合するよ
う附勢されている。これにより、例えば、販売物品収容
ケース6が手で物品排出方向に回転されようとしても、
切欠17が掛止ピン18に掛合して回転を阻止するよう
構成されている。
止切欠17を設け、この切欠17と掛合し得る掛止ピン
18をスプリング負荷レバー19上に固設する。このレ
バー19は枢支ピン38によって機枠39に枢着され、
遊端19aがスプリング20によって機枠39に連結さ
れて掛止ピン18が切欠17の上向面に常時掛合するよ
う附勢されている。これにより、例えば、販売物品収容
ケース6が手で物品排出方向に回転されようとしても、
切欠17が掛止ピン18に掛合して回転を阻止するよう
構成されている。
【0027】被動円板5の前述した対向面5sとは反対
側面にラチェット輪21および被動円板位置決め円板2
6が一体に設けられている。
側面にラチェット輪21および被動円板位置決め円板2
6が一体に設けられている。
【0028】機枠39に枢支ピン40により枢着された
スプリング負荷アーム22の遊端のラチェット爪24が
ラチェット輪21の歯25にスプリング23によって常
時掛合され、これにより被動円板5の逆転を防止してい
る。
スプリング負荷アーム22の遊端のラチェット爪24が
ラチェット輪21の歯25にスプリング23によって常
時掛合され、これにより被動円板5の逆転を防止してい
る。
【0029】被動円板位置決め円板26はその外周に直
径的対向位置で切欠27が設けられ、枢支ピン41によ
り機枠39に枢着されたスプリング負荷アーム28の遊
端に設けられた掛合爪30が一方の切欠27にスプリン
グ29によって押し込まれ、これにより被動円板5上の
コイン受け口14がコイン選別器1の受入れコイン出口
7の直下に位置する回転停止位置に被動円板5が保持さ
れるよう構成されている。
径的対向位置で切欠27が設けられ、枢支ピン41によ
り機枠39に枢着されたスプリング負荷アーム28の遊
端に設けられた掛合爪30が一方の切欠27にスプリン
グ29によって押し込まれ、これにより被動円板5上の
コイン受け口14がコイン選別器1の受入れコイン出口
7の直下に位置する回転停止位置に被動円板5が保持さ
れるよう構成されている。
【0030】
【発明の効果】 本発明にかかるレバー式自動販売機に
よれば、手動レバーによって回転される駆動円板回転型
物品排出ケースを回転させる被動円板とを駆動連結する
継手として、コイン選別器に投入されたコインが確実に
作用するため電気制御回路および電動モータを必要とし
ない。したがって、電源のない場所、たとえば、山の頂
上などに設置して利用者の利用に供することができる無
電源式のレバー式自動販売機の実用化が可能となった。
よれば、手動レバーによって回転される駆動円板回転型
物品排出ケースを回転させる被動円板とを駆動連結する
継手として、コイン選別器に投入されたコインが確実に
作用するため電気制御回路および電動モータを必要とし
ない。したがって、電源のない場所、たとえば、山の頂
上などに設置して利用者の利用に供することができる無
電源式のレバー式自動販売機の実用化が可能となった。
【図1】本発明によるレバー式自動販売機の1実施例の
外観概略斜視図である。
外観概略斜視図である。
【図2】本発明によるレバー式自動販売機の内部構造を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図3】手動レバーと、これに一体に設けられた扇形ギ
ヤと、この扇形ギヤと噛合するギヤと、このギヤと一体
の駆動円板とを示す側面図である。
ヤと、この扇形ギヤと噛合するギヤと、このギヤと一体
の駆動円板とを示す側面図である。
【図4】被動回転軸に固着された被動円板と、これに一
体に設けられた位置決め円板およびラチェット輪を示す
側面図である。
体に設けられた位置決め円板およびラチェット輪を示す
側面図である。
【図5】駆動円板の被動円板対向側面図である。
【図6】被動円板の駆動円板対向側面図である。
1 コイン選別器 2 手動レバー 3 駆動円板 4 被動回転軸 5 被動円板 6 回転型販売物品排出ケース 7 受入れコイン出口 8 コイン受け 9 コイン受け 10 コイン受け輪 11 コイン受け板 12 切欠 13 環状案内 14 コイン受け口 15 扇形ギヤ 16 ギヤ 17 回転防止用掛止切欠 18 掛止ピン 19 スプリング負荷レバー 20 スプリング 21 ラチェット輪 22 スプリング負荷アーム 23 スプリング 24 ラチェット 25 歯 26 被動円板位置決め円板 27 切欠 28 スプリング負荷アーム 29 スプリング 30 掛合爪 31 支持台 32 外匣 33 外匣前板 34 縦溝孔 35 外匣側板 36 排出口 37 環状溝 38 枢支ピン 39 機枠 40 枢支ピン 41 枢支ピン
Claims (5)
- 【請求項1】コイン選別器(1)と、外部から操作され
る手動レバー(2)と、当該手動レバー(2)によって
回転される駆動円板(3)と、当該駆動円板(3)を回
転自在に支承する被動回転軸(4)と、当該被動回転軸
(4)と一体に回転されるように取り付けられた被動円
板(5)と、当該被動回転軸(4)に回転されるように
連結された回転型物品排出ケース(6)とを具え、当該
コイン選別器(1)を通過した受け入れコインの一部が
それぞれ入るコイン受け(8,9)が当該駆動円板
(3)の対向面(3a)と当該対向面(3a)と対向す
る被動円板(5)の対向面(5a)にそれぞれ設けられ
ることにより当該駆動円板(3)と被動円板(5)とが
コインを介して駆動連結するように構成され、さらに、
当該被動円板(5)に一体に設けられた被動円板位置決
め円板(26)と、当該被動円板位置決め円板(26)
の外周の直径的対向位置に設けられた切欠(27)と、
当該切欠(27)に掛合する掛合爪(30)を遊端に有
するスプリング負荷アーム(28)と、当該スプリング
負荷アーム(28)を回動自在に支える枢支ピン(4
1)と、当該掛合爪(30)を当該切欠(27)に押し
込むスプリング(29)が設けられていることを特徴と
するレバー式自動販売機。 - 【請求項2】当該手動レバー(2)に扇形ギヤ(15)
が取り付けられ、当該扇形ギヤ(15)と噛み合うギヤ
(16)が当該駆動円板(3)と一体となるように設け
られていることを特徴とする請求項1記載のレバー式自
動販売機 - 【請求項3】当該被動円板(3)の外周に設けられた回
転防止用の掛止切欠(17)と、当該掛止切欠(17)
と掛合し得る掛止ピン(18)を有するスプリング負荷
レバー(19)が設けられていることを特徴とする請求
項1記載のレバー式自動販売機。 - 【請求項4】当該駆動円板(3)の対向面(3a)と一
体となるように環状コイン受け輪(10)が設けられ、
当該環状コイン受け輪(10)に当該コイン受け(8)
を構成する切欠が設けられ、当該被駆動円板(5)の対
向面(5a)と一体となるようにコイン受け板(11)
が設けられ、当該コイン受け板(11)の直径的対向位
置にコイン受け(9)を構成する半円形切欠が2個設け
られていることを特徴とする請求項1記載のレバー式自
動販売機。 - 【請求項5】当該被動円板(5)と一体となるようにラ
チェット輪(21)が設けられ、当該ラチェット輪(2
1)の歯(25)に掛合するラチェット爪(24)が当
該スプリング負荷アーム(22)の遊端に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載のレバー式自動販売
機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256896A JP2510909B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | レバ―式自動販売機 |
US07/907,789 US5234093A (en) | 1991-07-02 | 1992-07-01 | Vending machine of manually operated lever type |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256896A JP2510909B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | レバ―式自動販売機 |
Publications (2)
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---|---|
JPH0512540A JPH0512540A (ja) | 1993-01-22 |
JP2510909B2 true JP2510909B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=17298906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256896A Expired - Fee Related JP2510909B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | レバ―式自動販売機 |
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Country | Link |
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KR101654563B1 (ko) | 2014-09-26 | 2016-09-06 | 김용환 | 자물쇠의 록킹장치 |
Family Cites Families (4)
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JPS5938892A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-02 | 桐山 健一 | おみくじ等の販売機 |
JPS6155769U (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-15 |
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1991
- 1991-07-02 JP JP3256896A patent/JP2510909B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-07-01 KR KR1019920011662A patent/KR950014081B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR950014081B1 (ko) | 1995-11-21 |
KR930002979A (ko) | 1993-02-23 |
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