JP2510826B2 - 穴埋め装置 - Google Patents

穴埋め装置

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JP2510826B2
JP2510826B2 JP5161615A JP16161593A JP2510826B2 JP 2510826 B2 JP2510826 B2 JP 2510826B2 JP 5161615 A JP5161615 A JP 5161615A JP 16161593 A JP16161593 A JP 16161593A JP 2510826 B2 JP2510826 B2 JP 2510826B2
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sand
hole
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泰生 三井
久光 片桐
茂 加藤
昌幸 宮川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゴルフ場のフェ
アウエイやラフ等に残るデボットのような穴を自動的に
埋めることができる穴埋め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のフェアウエイやラフ等の地面
は凹凸のない状態が理想であるが、どうしてもゴルフク
ラブの打ち跡にデボットが残る。このために、従来はキ
ャディーや管理作業員等が人手による穴埋め作業を行っ
ているが、広いゴルフ場の全体について穴埋め作業を行
うためには非常に多くの人手がかかるという欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ゴルフ場やその他の地面に形成され
た比較的小さい穴を、人手に頼ることなく自動的に砂で
埋めることができる穴埋め装置を提供するためになされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の穴埋め装置は、車体の下面に、車
体が走行したときに地面と接触しつつ上下動して地面の
穴を検出する穴の検知器を取り付けるとともに、車体上
には砂ホッパーと、この砂ホッパー内の砂を前記の検知
器により検知された穴に対して前記検知器よりも後方に
設けられた砂シュートから走行中に供給する砂供給手段
とを設けたことを特徴とするものである。なお、穴の検
知器は車体の下面に設けられた無端ベルト式走行装置に
取り付けることが好ましい。また、砂供給手段は、砂ホ
ッパーの下面に設けられた複数本の砂供給ベルトと、検
知された穴の位置に対応する砂供給ベルトのみを駆動さ
せる制御手段と、砂シュートとからなるものとすること
ができる。
【0005】
【作用】本発明の穴埋め装置は、穴埋めしたい地面上で
車体を低速度で走行させれば、車体の下面に設けられた
検知器が地面と接触しつつ上下動して地面の穴を検知し
て砂供給手段に信号を送る。すると砂供給手段は車体の
検知器よりも後方に設けられた砂ホッパーから砂を検出
された穴に向かって自動的に供給するので、車体を低速
度で走行させるだけで、広い面積にわたる穴埋め作業を
自動的に行うことができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1、図2において、1は車体、2は図
示しないエンジンによって駆動される走行用の車輪、3
はハンドル装置である。本実施例では、車体1の下面に
それ自体は駆動源を持たず車体1の走行に追従して回転
する無端ベルト式走行装置4が設けられている。この無
端ベルト式走行装置4はバネ5によって地面に向かって
弾発されており、車輪2が地面から弾んだような場合に
も、常に地面に密着できるようになっている。ただしこ
の無端ベルト式走行装置4は、車体1が目的地まで高速
走行するときは地面から持ち上げることができるように
しておくことが好ましい。なお、この無端ベルト式走行
装置4は、車体1のハンドル装置3と連動させ、車体1
が曲がるときにはそれと同じ方向に曲がれるようにして
おくことが好ましい。
【0007】この無端ベルト式走行装置4には、地面の
穴を検知するための検知器6が取り付けられている。検
知器6は地面と接触しつつ上下動して地面の穴を検出す
るものであり、ここでは平行リンク7により上下動自在
に支持された垂直ロッド8の下端に地面にそって上下す
るローラ9を取付けるとともに、この垂直ロッド8の上
下動を光センサ10により感知する形式の検知器6が使用
されている。なお、車体1の幅に対して穴の大きさは小
さいため、上記した検知器6は車体1の幅方向に多数が
並列に設けられており、どの部分でも穴を検知できるよ
うにしてある。また実施例のように常に地面に密着する
無端ベルト式走行装置4に検知器6を取り付けることが
好ましいが、車体1が無端ベルトにより走行する形式の
ものであれば車体1に直接検知器6を取り付けてもよ
い。
【0008】一方、車体1上には砂ホッパー11と、砂ホ
ッパー11内の砂を検知器6により検知された穴に供給す
る砂供給手段12とが設けられている。実施例の砂供給手
段12は、図3に示すように砂ホッパー11の下面に設けら
れた複数本の砂供給ベルト13と、その制御手段と、砂供
給ベルト13により砂ホッパー11の下端から供給された砂
を穴に向かって落下させる砂シュート14とから構成され
ている。
【0009】上記した複数本の砂供給ベルト13は、検知
器6と同様に車体1の幅方向に多数本が並列に設けられ
ており、その1本ずつを独立して動かすことができるよ
うにそれぞれ電磁クラッチを備えている。そして制御手
段は穴を検知した検知器6に対応する位置の砂供給ベル
ト13のみを数秒間駆動し、砂ホッパー11の下端から砂を
切り出すようにする。そしてその砂は砂シュート14によ
って車体1の下面の穴に供給される。なお、砂シュート
14の位置は検知器6よりも後方であるが、これは検知器
6が穴を検知してから砂が落下してくるまでに、車体1
が前進することを考慮したものである。そして供給され
た砂は車体1の後端のブラシ15により平らに均される。
なおブラシ15は回転式のものであっても、回転しない形
式のものであってもよい。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の穴埋め
装置を使用する際には作業員は単に車体1を低速度で走
行させるだけでよく、検知器6が地面と接触しつつ上下
動して地面の穴を自動的に検知し、制御手段はその穴に
対応する位置の砂供給ベルト13のみを数秒間駆動して砂
ホッパー11の下端から砂を切り出し、砂シュート14によ
って砂を穴に供給し、ブラシ15がこれを平らに均すこと
ができる。このような一連の動作を車体1を低速走行さ
せながら全て自動的に行えるので、従来は多くの人手を
要していたゴルフ場の穴埋め作業を少人数で容易に行な
うことができる利点がある。また地面に多少のうねりが
あっても、実施例のような無端ベルト式走行装置4に検
知器6を取り付けるようにすれば、穴のみを確実に検出
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】本発明の実施例の作動状況を示す一部切欠正面
図である。
【図3】砂供給手段の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 4 無端ベルト式走行装置 6 地面の穴の検知器 11 砂ホッパー 12 砂供給手段 13 砂供給ベルト 14 砂シュート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(1) の下面に、車体(1) が走行した
    ときに地面と接触しつつ上下動して地面の穴を検出する
    穴の検知器(6) を取り付けるとともに、車体(1) 上には
    砂ホッパー(11)と、この砂ホッパー(11)内の砂を前記の
    検知器(6)により検知された穴に対して前記検知器(6)
    よりも後方に設けられた砂シュート(14)から走行中に
    給する砂供給手段(12)とを設けたことを特徴とする穴埋
    め装置。
  2. 【請求項2】 穴の検知器(6) を車体(1) の下面に設け
    られた無端ベルト式走行装置(4) に取り付けたことを特
    徴とする請求項1記載の穴埋め装置。
  3. 【請求項3】 砂供給手段(12)が、砂ホッパー(11)の下
    面に設けられた複数本の砂供給ベルト(13)と、検知され
    た穴の位置に対応する砂供給ベルト(13)のみを駆動させ
    る制御手段と、砂シュート(14)とからなる請求項1記載
    の穴埋め装置。
JP5161615A 1993-06-30 1993-06-30 穴埋め装置 Expired - Lifetime JP2510826B2 (ja)

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JPH0718697A JPH0718697A (ja) 1995-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 19960305