JP2510684B2 - 断熱パネルの製造方法 - Google Patents
断熱パネルの製造方法Info
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- JP2510684B2 JP2510684B2 JP19007188A JP19007188A JP2510684B2 JP 2510684 B2 JP2510684 B2 JP 2510684B2 JP 19007188 A JP19007188 A JP 19007188A JP 19007188 A JP19007188 A JP 19007188A JP 2510684 B2 JP2510684 B2 JP 2510684B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat plate
- plate portion
- metal substrate
- double conveyor
- insulation panel
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は金属基板に樹脂発泡体が裏打ちされた断熱パ
ネルを製造する方法に関するものである。
ネルを製造する方法に関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種の断熱パネルを製造する場合、第４図に
示すように平板部１の両側に立ち上がり縁２を有する金
属基板３を成形ダブルコンベア４に供給し、金属基板３
上に発泡性樹脂５を供給して成形ダブルコンベア４で送
りながら発泡成形される。
示すように平板部１の両側に立ち上がり縁２を有する金
属基板３を成形ダブルコンベア４に供給し、金属基板３
上に発泡性樹脂５を供給して成形ダブルコンベア４で送
りながら発泡成形される。
［発明が解決しようとする課題］ ところで上記金属基板３の平板部１には模様付や補強
のため立ち上がり縁２と平行に上面側に凹曲する凹条
６′が複数条形成される。しかしこのような凹条６′を
ロールフォーミングにて形成すると、平板部１が上方に
突出するように湾曲し、成形ダブルコンベア４に金属基
板３を供給し、金属基板３に発泡性樹脂５を供給して成
形ダブルコンベア４で送りながら発泡成形しても上記湾
曲による反りが残る（発泡性樹脂５が発泡するときの発
泡圧では反りは殆ど矯正されない）という問題があっ
た。また凹状６′ため施工したとき表面となる平板部１
に凹溝ができて汚れが付着すると汚れが取れにくいとい
う問題があった。
のため立ち上がり縁２と平行に上面側に凹曲する凹条
６′が複数条形成される。しかしこのような凹条６′を
ロールフォーミングにて形成すると、平板部１が上方に
突出するように湾曲し、成形ダブルコンベア４に金属基
板３を供給し、金属基板３に発泡性樹脂５を供給して成
形ダブルコンベア４で送りながら発泡成形しても上記湾
曲による反りが残る（発泡性樹脂５が発泡するときの発
泡圧では反りは殆ど矯正されない）という問題があっ
た。また凹状６′ため施工したとき表面となる平板部１
に凹溝ができて汚れが付着すると汚れが取れにくいとい
う問題があった。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本
発明の目的とするところは金属基板の平板部に反りのな
い断熱パネルを得ることができ、しかも汚れが付着しに
くいようにできる断熱パネルの製造方法を提供するにあ
る。
発明の目的とするところは金属基板の平板部に反りのな
い断熱パネルを得ることができ、しかも汚れが付着しに
くいようにできる断熱パネルの製造方法を提供するにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明断熱パネルの製造方法
は、平板部１の両側に立ち上がり縁２を有する金属基板
３の平板部１に下方に突出する複数条の凸条６を立ち上
がり縁２の長手方向と平行に突曲させて形成し、上記凸
条６の形成にて平板部１が下方に突出するように湾曲し
た金属基板３を成形ダブルコンベア４に供給し、金属基
板１上に発泡性樹脂５を供給して成形ダブルコンベア４
で送りながら発泡成形することを特徴とするものであ
る。
は、平板部１の両側に立ち上がり縁２を有する金属基板
３の平板部１に下方に突出する複数条の凸条６を立ち上
がり縁２の長手方向と平行に突曲させて形成し、上記凸
条６の形成にて平板部１が下方に突出するように湾曲し
た金属基板３を成形ダブルコンベア４に供給し、金属基
板１上に発泡性樹脂５を供給して成形ダブルコンベア４
で送りながら発泡成形することを特徴とするものであ
る。
［作用］ 凸条６を下方に突出するように形成して平板部１を下
方に凸になるように湾曲させたことにより成形ダブルコ
ンベア４にて発泡性樹脂５の発泡成形をするとき成形ダ
ブルコンベア４にて平板部１の湾曲が平坦になるように
矯正されて反りのない断熱パネルＡを得ることができ
る。
方に凸になるように湾曲させたことにより成形ダブルコ
ンベア４にて発泡性樹脂５の発泡成形をするとき成形ダ
ブルコンベア４にて平板部１の湾曲が平坦になるように
矯正されて反りのない断熱パネルＡを得ることができ
る。
［実施例］ 金属基板３はアルミニウムのような金属板をロールフ
ォミングすることにより形成されている。金属基板３の
平板部１の両側には立ち上がり縁２を有しており、一方
の立ち上がり縁２から水平に嵌合突片７を突設してあ
り、他方の立ち上がり縁２に上記嵌合突片７が嵌合する
嵌合凹部８を有している。金属基板３の平板部１には補
強や模様付のため下方に突出するように突曲する凸条６
を上記立ち上がり縁２と平行に複数本突設してあり、こ
の凸条６を形成することで平板部１の中央部が下方に突
出するように平板部１全体が湾曲している。成形ダブル
コンベア４は上面側をガイドする上コンベア９と下面側
をガイドする下コンベア10と両側をガイドするサイドコ
ンベア11とで構成されている。上記金属基板３は成形ダ
ブルコンベア４に供給され、金属基板３上に発泡性樹脂
（例えばフェノール系の樹脂）５が供給され、第２図に
示すように金属基板３を成形ダブルコンベア４にて送り
ながら発泡性樹脂５が発泡成形される。このとき金属基
板３の平板部１が下方の湾曲していても成形ダブルコン
ベア４の上下コンベア9,10で挟まれると共に発泡圧を受
けて平坦になるように矯正される。そして発泡性樹脂５
が発泡して硬化した樹脂発泡体12が金属基板３に裏打ち
され、適当な寸法に切断することにより第３図（ａ）
（ｂ）に示すような断熱パネルＡが形成される。このよ
うに形成された断熱パネルＡは浴室の天井材や壁材とし
て用いられる。
ォミングすることにより形成されている。金属基板３の
平板部１の両側には立ち上がり縁２を有しており、一方
の立ち上がり縁２から水平に嵌合突片７を突設してあ
り、他方の立ち上がり縁２に上記嵌合突片７が嵌合する
嵌合凹部８を有している。金属基板３の平板部１には補
強や模様付のため下方に突出するように突曲する凸条６
を上記立ち上がり縁２と平行に複数本突設してあり、こ
の凸条６を形成することで平板部１の中央部が下方に突
出するように平板部１全体が湾曲している。成形ダブル
コンベア４は上面側をガイドする上コンベア９と下面側
をガイドする下コンベア10と両側をガイドするサイドコ
ンベア11とで構成されている。上記金属基板３は成形ダ
ブルコンベア４に供給され、金属基板３上に発泡性樹脂
（例えばフェノール系の樹脂）５が供給され、第２図に
示すように金属基板３を成形ダブルコンベア４にて送り
ながら発泡性樹脂５が発泡成形される。このとき金属基
板３の平板部１が下方の湾曲していても成形ダブルコン
ベア４の上下コンベア9,10で挟まれると共に発泡圧を受
けて平坦になるように矯正される。そして発泡性樹脂５
が発泡して硬化した樹脂発泡体12が金属基板３に裏打ち
され、適当な寸法に切断することにより第３図（ａ）
（ｂ）に示すような断熱パネルＡが形成される。このよ
うに形成された断熱パネルＡは浴室の天井材や壁材とし
て用いられる。
［発明の効果］ 本発明は叙述の如く金属基板の平板部に下方に突出す
る複数条の凸条を立ち上がり縁の長手方向と平行に突曲
させて形成し、上記凸条の形成にて平板部が下方に突出
するように湾曲した金属基板を成形ダブルコンベアに供
給し、金属基板上に発泡性樹脂を供給して成形ダブルコ
ンベアで送りながら発泡成形するので、補強や模様付の
ために平板部に凸条を形成しても平板部が下方に突出す
るように湾曲し、成形ダブルコンベアで発泡成形すると
き平板部の湾曲を矯正して平坦にできるものであって、
凸条を設けても反りのない断熱パネルを得ることができ
るものであり、しかも下方に突出する凸条のため従来の
凹条のように汚れが入り込まなく、汚れが付着しても汚
れを取りやすく、その上、平板部が凸条により浮かされ
るため汚れが付着しにくくなるものである。
る複数条の凸条を立ち上がり縁の長手方向と平行に突曲
させて形成し、上記凸条の形成にて平板部が下方に突出
するように湾曲した金属基板を成形ダブルコンベアに供
給し、金属基板上に発泡性樹脂を供給して成形ダブルコ
ンベアで送りながら発泡成形するので、補強や模様付の
ために平板部に凸条を形成しても平板部が下方に突出す
るように湾曲し、成形ダブルコンベアで発泡成形すると
き平板部の湾曲を矯正して平坦にできるものであって、
凸条を設けても反りのない断熱パネルを得ることができ
るものであり、しかも下方に突出する凸条のため従来の
凹条のように汚れが入り込まなく、汚れが付着しても汚
れを取りやすく、その上、平板部が凸条により浮かされ
るため汚れが付着しにくくなるものである。
第１図は本発明方法の金属基板の平板部に凸条を形成し
た状態を示す断面図、第２図は同上の発泡成形の状態を
示す断面図、第３図（ａ）（ｂ）は同上により得られた
断熱パネルの正面図及び底面図、第４図は従来例の断面
図であって、１は平板部、２は立ち上がり縁、３は金属
基板、４は成形ダブルコンベア、５は発泡性樹脂、６は
凸条である。
た状態を示す断面図、第２図は同上の発泡成形の状態を
示す断面図、第３図（ａ）（ｂ）は同上により得られた
断熱パネルの正面図及び底面図、第４図は従来例の断面
図であって、１は平板部、２は立ち上がり縁、３は金属
基板、４は成形ダブルコンベア、５は発泡性樹脂、６は
凸条である。
Claims (1)
- 【請求項１】平板部の両側に立ち上がり縁を有する金属
基板の平板部に下方に突出する複数条の凸条を立ち上が
り線の長手方向と平行に突曲させて形成し、上記凸条の
形成にて平板部が下方に突出するように湾曲した金属基
板を成形ダブルコンベアに供給し、金属基板上に発泡性
樹脂を供給して成形ダブルコンベアで送りながら発泡成
形することを特徴とする断熱パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19007188A JP2510684B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 断熱パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19007188A JP2510684B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 断熱パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0239926A JPH0239926A (ja) | 1990-02-08 |
| JP2510684B2 true JP2510684B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16251876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19007188A Expired - Lifetime JP2510684B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 断熱パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510684B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102389976A (zh) * | 2011-11-28 | 2012-03-28 | 苏州大学 | 一种泡沫铝及合金夹芯板的制备方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0169181B1 (ko) * | 1993-07-09 | 1999-03-20 | 요시노 야타로 | 손잡이붙이 병체의 일차성형품과 손잡이붙이 병체의 성형방법 |
| JP6600979B2 (ja) * | 2015-04-30 | 2019-11-06 | 大日本印刷株式会社 | 断熱材及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP19007188A patent/JP2510684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102389976A (zh) * | 2011-11-28 | 2012-03-28 | 苏州大学 | 一种泡沫铝及合金夹芯板的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0239926A (ja) | 1990-02-08 |
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