JP2510577Y2 - スピンドルモ―タのハブ保護カバ― - Google Patents

スピンドルモ―タのハブ保護カバ―

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JP2510577Y2
JP2510577Y2 JP1990020786U JP2078690U JP2510577Y2 JP 2510577 Y2 JP2510577 Y2 JP 2510577Y2 JP 1990020786 U JP1990020786 U JP 1990020786U JP 2078690 U JP2078690 U JP 2078690U JP 2510577 Y2 JP2510577 Y2 JP 2510577Y2
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JP
Japan
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hub
spindle motor
side wall
upper wall
wall
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JPH03111158U (ja
Inventor
勇治 森岡
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、スピンドルモータのハブを保護する保護カ
バーに関する。
〔従来技術及びその欠点〕
一般に、スピンドルモータは取付ブラケットとこの取
付ブラケットに対して相対的に回転自在であるハブを有
している。取付ブラケットは駆動装置のフレーム等に固
定され、ハブには磁気ディスクの如き記録部材が装着さ
れる。
この種のスピンドルモータでは、輸送時における損
傷、ホコリ等の不純物の付着を防止するために、ハブに
保護カバーが装着される。従来の保護カバーはハブの周
側面の少なくとも一部を覆う側壁とこのハブの端面を覆
う上壁を有している。そして、複数種のスピンドルモー
タに適用できるように、上壁には突出部が設けられ、ハ
ブの端面に環状突部が存在するモータにおいてはこの環
状突部が上記突出部内の空間に位置付けられるようにな
っている。
しかしながら、従来の保護カバーでは、輸送時に上壁
の突出部に外力が作用する(輸送時の振動、衝撃等によ
り外力が作用する)と、上記突出部内の空間の圧力が上
昇し、かかる圧力の上昇によってスピンドルモータに適
用されている磁性流体シール機構における磁性流体が飛
散し、磁性流体シールの破損、磁性流体によるコンタミ
ネーションの原因になっていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、輸送時における上述した磁性流体の飛散を確
実に防止することができる、改良されたハブ保護カバー
を提供することである。
〔考案の概要〕
本考案によれば、スピンドルモータのハブの周側面の
少なくとも一部を覆う円筒状の側壁と、該側壁の上端に
連続して設けられ該ハブの端面を覆う上壁とを有するス
ピンドルモータのハブ保護カバーであって、 該上壁及び該側壁の外面には、該上壁の一部から該側
壁の下端まで連続的に、外方に膨出する通路形成突部が
形成され、該通路形成突部の内部には、該ハブに装着し
たときに該ハブの該端面と該上壁との間に規定される空
間を該側壁の下端から外部に連通する空気逃し通路が設
けられていることを特徴とするスピンドルモータのハブ
保護カバーが提供される。
〔具体例〕
以下、添付図面を参照して、本考案に従うハブ保護カ
バーの一具体利を説明する。
第1図及び第2図において、図示の保護カバーは略円
形状の上壁2とこの上壁2の周縁から垂下する円筒状の
側壁4を有している。上壁2の略中央部には上方に突出
する円形状の突出部6が設けられている。この保護カバ
ーは合成樹脂の一体成型により形成することができる。
かくの通りのハブ保護カバーは、第2図に示す通り
に、スピンドルモータのハブ8に装着される。即ち、ハ
ブ8は端面10が上壁2の内面に当接するまでカバー内に
挿入され、かく装着した状態においては側壁4がハブ8
の周側面12の大部分を覆い、上壁2がハブ8の端面10を
覆い、カバーはハブ8を保護する。そして、このカバー
をハブ8の端面10に環状突部(図示せず)が存在するも
のに適用したときには、この環状突部はハブ8の端面10
と上壁6(特に突出部6の突出周壁14及び突出頂壁16)
により規定される円筒状空間18内に突出するようにな
る。
本考案のカバーは、空間18と外部とを連通する空気逃
し通路を有することが重要である。具体例では、カバー
の周方向に実質上等間隔を置いて4個の通路形成突部20
が設けられている。これら通路形成突部20は、上壁2及
び側壁4に直線状に形成され、それらの一端は突出部6
の突出周壁14に接続され、それらの他端は側壁4の下端
まで延びている。そして、これら通路形成突部20の内側
には断面略半円形状の空間が規定され、かかる空間はカ
バーの装着状態においてハブ8の外面に沿って上記空間
18と外部とを連通する空気逃し通路22(第2図)を構成
する。
かく改良されたハブ保護カバーでは、突出部6に外力
が加わって幾分変形したとしても、空間18が空気逃し通
路22を介して外部に連通している故に、空間18内の空気
が空気逃し通路22を通して外部に逃げ、これにより空間
18内の圧力上昇が回避され、従来問題となっていた磁性
流体の飛散が防止される。尚、具体例では突出部6の強
度を大きくするために、突出頂壁16の中央部に内方に幾
分突出する内突部26が設けられている。
以上、本考案に従うハブ保護カバーの一具体例につい
て説明したが、本考案はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能である。
例えば、具体例では、ハブ保護カバーの周方向に間隔
を置いて4個の空気逃し通路22を設けているが、空間18
の空気を十分逃すことができるときには、1個又は2個
等設けるのみでもよい。
また、具体例では、ハブ保護カバーはスピンドルモー
タのハブの大部分を覆う形態であるが、本考案は、この
ハブ8の少なくとも一部(上面10及び側面12の一部)を
覆う形態のものに好都合に適用することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
保護カバーに設けた空気逃し通路により、保護カバー
のハブへの装着時にハブの端面と上壁との間の空間の空
気を外部に円滑に放出することができるため、スピンド
ルモータに適用されている磁性流体シール機構における
磁性流体の飛散を確実に防止することができる。
また、空気逃し通路を側壁の下端に連通させてこの下
端より空気抜きするため、ハブの端面やその周囲が露出
することがなく、輸送時等にハブの端面と上壁との間の
空間に外部からゴミが侵入する心配が全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従うハブ保護カバーの一具体例を示
す平面図。 第2図は、第1図におけるII-II線による断面図。 2……上壁 4……側壁 6……突出部 8……スピンドルモータのハブ 18……空間 22……空気逃し通路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータのハブの周側面の少なく
    とも一部を覆う円筒状の側壁と、該側壁の上端に連続し
    て設けられ該ハブの端面を覆う上壁とを有するスピンド
    ルモータのハブ保護カバーであって、 該上壁及び該側壁の外面には、該上壁の一部から該側壁
    の下端まで連続的に、外方に膨出する通路形成突部が形
    成され、該通路形成突部の内部には、該ハブに装着した
    ときに該ハブの該端面と該上壁との間に規定される空間
    を該側壁の下端から外部に連通する空気逃し通路が設け
    られていることを特徴とするスピンドルモータのハブ保
    護カバー。
JP1990020786U 1990-03-01 1990-03-01 スピンドルモ―タのハブ保護カバ― Expired - Fee Related JP2510577Y2 (ja)

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