JP2551928Y2 - スピンドルモータのハブ保護カバー - Google Patents

スピンドルモータのハブ保護カバー

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JP2551928Y2
JP2551928Y2 JP7772590U JP7772590U JP2551928Y2 JP 2551928 Y2 JP2551928 Y2 JP 2551928Y2 JP 7772590 U JP7772590 U JP 7772590U JP 7772590 U JP7772590 U JP 7772590U JP 2551928 Y2 JP2551928 Y2 JP 2551928Y2
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JP
Japan
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hub
projections
spindle motor
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protection cover
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Inventor
賢一 山崎
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長野日本電産株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、スピンドルモータのハブを保護する保護カ
バーに関する。
〔従来技術及びその欠点〕
一般に、スピンドルモータは取付ブラケットとこの取
付ブラケットに対して相対的に回転自在であるハブを有
している。取付ブラケットは駆動装置のフレーム等に固
定され、ハブには磁気ディスクの如き記録部材が装着さ
れる。
この種のスピンドルモータでは、輸送時における損
傷、ホコリ等の不純物の付着を防止するために、ハブに
保護カバーが装着される。従来の保護カバーは、第3図
に示す通り、ハブの周側面の少なくとも一部を覆う側壁
とこのハブの端面を覆う上壁を有しており、該側壁の内
周面には、周方向に実質上等間隔を置いて6個の突起が
設けられている。
しかしながら、従来の保護カバーでは、スピンドルモ
ータに保護カバーを装着する際、これらの突起がハブの
外周面に接触し、ハブの周側面に磨耗粉が付着し、コン
タミネーションの原因になりやすかった。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、装着時における磨耗粉の発生等を防止するこ
とができる、改良されたハブ保護カバーを提供すること
である。
〔考案の概要〕
本考案によれば、スピンドルモータのハブの周側面の
少なくとも一部を覆う円筒状の側壁と、該ハブの側面を
覆う上壁とを有する保護カバーにおいて、 前記側壁の内周面には、周方向に小さい間隔を置いて
配置された複数個の突起から成る突起組が2組互いに対
向するように配設されており、 一方の前記突起組における複数個の突起のうち両端に
位置する突起と、他方の前記突起組における複数個の突
起のうち両端に位置する突起との周方向間隔が、前記突
起組における複数個の突起の間隔より十分大きい間隔に
設定されている、ことを特徴とするハブ保護カバーが提
供される。
〔具体例〕
以下、添付図面を参照して、本考案に従うハブ保護カ
バーの一具体例を説明する。
第1図及び第2図において、図示の保護カバーは略円
形状の上壁2とこの上壁2の周縁から垂下する円筒状の
側壁4を有している。側壁4の内周面は、上部3が下部
5(開放端部)よりも内径が幾分小さく、その上下方向
中間部に環状の段部が形成されている。側壁4の下部5
の内周面には、2組の突起組14及び16が設けられてい
る。突起組14及び16は対向する位置に配設され、これら
両者間の間隔は比較的大きく、具体例では突起組14及び
16の近接する突起6の間隔が約120度に設定されてい
る。図示の例では、各突起組14及び16は、夫々、一対の
突起6から構成されている。各突起6は、第2図に示す
通り、側壁4の段部から開放端まで側壁4の軸線方向に
直線状に延び、その断面形状は略半円形に形成されてい
る。突起組14及び16の突起6の間隔は比較的小さくする
ことが重要で、具体例では約60度に設定されている。図
示の例では、突起組14及び16を2個の突起6から構成し
ているが、3個又は4個以上の突起から形成してもよ
く、またこれら突起6の断面形状も適宜の形状でよい。
かくの通りのハブ保護カバーは、第2図に示すよう
に、スピンドルモータのハブ8に装着される。即ち、ハ
ブ8は端面10が側壁3の段部に当接するまでカバー内に
挿入され、かく装着した状態においては側壁4の下部5
がハブ8の周側面12の一部を覆い、上壁2がハブ8の端
面10を覆い、カバーはハブ8を保護する。
具体例のカバーでは、更に、上壁2の略中央部に円形
の孔18が形成されている。かかる孔18は、カバーを装着
する際に圧縮されるカバー内の空気を外部に排出するた
めのものである。
上述したカバーは、幾分弾性変形し得る材料、好まし
くは合成樹脂から形成することができる。
かかるハブ保護カバーでは、ハブ8に装着する際に、
指等で押圧して第1図に矢印で示す通りに外力を加え
る。かく外力を加えると、突起組14及び16が存在しない
部位が幾分内方に弾性変形し、またこれに伴い突起組14
及び16が存在する部位が幾分外方に弾性変形し、従っ
て、容易に理解される如く、かく弾性変形した状態にお
いて保護カバーをハブ8に容易に装着することができ
る。また、装着時においては、突起組14及び16が存在す
る部位が半径方向外方に幾分拡がっている故に、突起組
14及び16がハブ8の外周面に比較的強く作用することが
回避され、両者の接触による磨耗粉の発生が極めて少な
くなる(コンタミネーションの原因とする磨耗粉の発生
を抑えることができる)。
以上、本考案に従うハブ保護カバーの一具体例につい
て説明したが、本考案はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変形
乃至修正が可能である。
具体例では、ハブ保護カバーはスピンドルモータのハ
ブの一部を覆う形態であるが、本考案は、このハブの大
部分(上面10及び側面12の大部分)を覆う形態のものに
も適用することができる 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案のスピンドルモータの保
護カバーによれば、これをスピンドルモータのハブに装
着する際に、側壁における2組の突起組の間の部位を指
等で押圧することにより突起組が存在する部位が幾分外
方に弾性変形するため、ハブへの装着時に突起がハブの
外周面に強く作用することが回避され、ハブへの装着が
容易になると共に、両者の接触による磨耗粉の発生が極
めて少なくなり、清浄な状態でハブを保護することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従うハブ保護カバーの一具体例を示
す平面図。 第2図は、第1図におけるII-II線による断面図。 第3図は従来の保護カバーを示す平面図。 2……上壁 4……側壁 6……突起 8……スピンドルモータのハブ 14及び16……突起組

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータのハブの周側面の少なく
    とも一部を覆う円筒状の側壁と、前記ハブの端面を覆う
    上壁とを有する保護カバーにおいて、 前記側壁の内周面には、周方向に小さい間隔を置いて配
    置された複数個の突起から成る突起組が2組互いに対向
    するように配設されており、 一方の前記突起組における複数個の突起のうち両端に位
    置する突起と、他方の前記突起組における複数個の突起
    のうち両端に位置する突起との周方向間隔が、前記突起
    組における複数個の突起の間隔より十分大きい間隔に設
    定されている、ことを特徴とするスピンドルモータの保
    護カバー。
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