JP2510279Y2 - プリント基板の位置決め構造 - Google Patents

プリント基板の位置決め構造

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JP2510279Y2
JP2510279Y2 JP5783490U JP5783490U JP2510279Y2 JP 2510279 Y2 JP2510279 Y2 JP 2510279Y2 JP 5783490 U JP5783490 U JP 5783490U JP 5783490 U JP5783490 U JP 5783490U JP 2510279 Y2 JP2510279 Y2 JP 2510279Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プリント基板どうしを接続する際の位置決
め構造に関するものである。
[従来の技術] 従来のプリント基板どうしを接続する際の位置決め構
造は、たとえば、第7図および第8図に示すようになっ
ている。
すなわち、第1のフレキシブルプリント基板10と第2
のフレキシブルプリント基板11を電気的に接続するため
には、第1のフレキシブルプリント基板10上の接続用銅
箔露出部12に、第2のフレキシブルプリント基板11に形
成された接続用爪状突起部13を重ねて半田14を盛ること
で、前記両基板間の電気的接続を得る方法が一般的に行
なわれているが、このとき、接続用銅箔露出部12と接続
用爪状突起部13を位置決めする必要がある。そのため、
第1のフレキシブルプリント基板10の接続面に対向する
両側に存在する部材15に位置決め用だぼ16を2本設け、
前記両基板10,11には、前記だぼ16に相当する位置に位
置決め用穴17,18を設け、前記両基板10,11を重ね合わせ
たとき、前記だぼ16によって接続用銅箔露出部12と接続
用爪状突起部13との位置関係が決定されるように構成さ
れている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の従来の技術においては、接続す
べき2つのフレキシブルプリント基板10,11の他に、位
置決め用だぼ16を設ける部材15を必要とし、また前記両
基板10,11には、位置決め用の穴17,18の2個を設ける必
要があるため、以下のような問題点があった。
第1に、第1のフレキシブルプリント基板10の接続面
に対向する両側に存在する部材15に位置決め用だぼ16を
たてるため、複雑な形状になる。第2に、位置決め用だ
ぼ16をたてる適当な部材がない場合は、位置決め用だぼ
16をたてる部品を追加しなければならないので、部品点
数の増加につながる。第3に、接続すべき両フレキシブ
ルプリント基板10,11に位置決め用穴17,18を2個ずつ設
けなければならないため、その分、フレキシブルプリン
ト基板が大型になり、コストアップとなる。第4に、フ
レキシブルプリント基板の外形の制限が厳しい場合に
は、位置決め用穴17,18を設けた分、実装密度が低下
し、スペースの有効利用がしづらくなる。第5に、両基
板10,11の位置決めは、各基板10,11に設けられた2個の
位置決め用外形穴17,18で決定されるが、実際に要求さ
れる位置関係は、第1のフレキシブルプリント基板10の
接続用銅箔露出部12と第2のフレキシブルプリント基板
11の爪状突起部13との関係であるため、第1のフレキシ
ブルプリント基板10内では、位置決め用外形穴17と接続
用銅箔露出部12との位置関係の精度が要求されることに
なり、コストの高いフレキシブルプリント基板が必要と
なる。
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするも
のである。すなわち、本考案は、高精度な位置決めが可
能で、かつ、配線密度も上げることができ、小型化およ
びコストダウンを図ることができるプリント基板を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の考案のプリン
ト基板の位置決め構造は、第1と第2のプリント基板ど
うしを接続する際の位置決め構造において、第1のプリ
ント基板には、第1と第2のプリント基板の接続部近傍
に設けられた1組の位置決め用穴と位置決め用銅箔を有
し、第2のプリント基板には、該位置決め用穴の直径と
ほぼ同寸の幅の爪状突出部を有し、前記両プリント基板
が所定位置関係にあるとき、該爪状突出部が位置決め用
穴に差し込める位置に形成されているとともに、前記位
置決め用銅箔に相当する位置に穴または凹部のいずれか
が設けられていることを特徴とするものとする。
上記目的を達成するために、請求項2の考案のプリン
ト基板の位置決め構造は、請求項1において、第1のプ
リント基板に設けた位置決め用銅箔はほぼ丸形をしてお
り、第2のプリント基板に設けた穴もしくは凹部は前記
両プリント基板が所定位置関係にあるとき、該位置決め
用銅箔と同心円状となるように形成され、かつ、該位置
決め用銅箔より小さくない直径で形成されているものと
する。
[作用] 本考案によれば、第1のプリント基板には、接続部近
傍に1組の位置決め用穴と位置決め用銅箔を設け、第2
のプリント基板には、前記第1のプリント基板に設けた
位置決め用穴の直径とほぼ同寸の幅の爪状突出部を有
し、前記両プリント基板が所定位置関係にあるとき、該
爪状突出部を該位置決め用穴に差し込めるような位置に
形成するとともに、該位置決め用銅箔に相当する位置
に、前記第2のプリント基板の外形で形成する穴もしく
は凹部を設けたので、接続すべき2枚のプリント基板の
みを用いる単純構成であり、安価にして、高精度の接続
が可能となる。
[実施例] 第1図は本考案の第1実施例を示した平面図であり、
第2図は部分拡大図、第3図はその横断面図である。
第1図ないし第3図において、1は第1のフレキシブ
ルプリント基板で、斜線部1aはレジストで覆われた部分
である。2は接続用銅箔で、接続部を形成し、2aは配線
パターンである。3は前記接続部近傍に設けた位置決め
用穴で、3aはその周囲に配設された補強用銅箔である。
4は前記接続部近傍に設けた位置決め用銅箔で円形をし
ている。5は第2のフレキシブルプリント基板で、6は
接続用爪状突起部、6aは配線パターンである。7は前記
接続部近傍に設けた位置決め用爪状突出部で、その幅は
前記第1のフレキシブルプリント基板1内の位置決め用
穴3の丸形の直径とほぼ同寸法であり、根本近傍は補強
用銅箔7aで固められている。
前記位置決め用爪状突出部7を位置決め用穴3に差し
込むと、第2のフレキシブルプリント基板5は、位置決
め用穴3を中心に回転することになる。そこで、両フレ
キシブルプリント基板1,5が所定の位置関係にあると
き、第1のフレキシブルプリント基板1に設けた位置決
め用銅箔4が当てはまるように、第2のフレキシブルプ
リント基板5に外形穴8を設ける。これにより、前記両
基板1,5を位置決めし、接続部に半田を盛ることで、前
記両基板1,5を接続するものである。このとき、該外形
穴8は位置決め用銅箔4と同心円をなすものが最適位置
を示すものであり、また該外形穴8の径は位置決め用銅
箔4の径より大きくしておくことで前記両基板1,5の所
定位置関係を決めるとき、位置決め用銅箔4の円形が認
識されるようにする。
第4図は本考案の第2実施例を示している。この第2
実施例では、第1のフレキシブルプリント基板1の位置
決め用穴3に第2のフレキシブルプリント基板5の位置
決め用爪状突出部7を差し込み、さらに、第2のフレキ
シブルプリント基板5に形成された円弧状外形凹部9を
第1のフレキシブルプリント基板1上の位置決め用銅箔
4の円形に合わせることで、前記両基板1,5の位置決め
を行なうものである。これによると、第2のフレキシブ
ルプリント基板5の外形が、位置決め部で円弧状凹部を
形成しているだけなので、結果的に穴を形成する外形部
が不要となり、基板面積を小型化できる。
第5図は本考案の第3実施例を示している。この第3
実施例では、第2のフレキシブルプリント基板5の位置
決め用爪状突出部7を接続用爪状突起部6と同じ方向に
突出させたものである。これは、第2のフレキシブルプ
リント基板5の腕部5aが第5図のように伸びている場
合、同図中の矢印Bの方向に組み込むことが自然である
ため、この組み込み方向に対応させたものである、 第6図は本考案の第4実施例を示している。この第4
実施例では、第2のフレキシブルプリント基板5の位置
決め用爪状突出部7を腕部5aの方向に突出させたもので
ある。これは、第2のフレキシブルプリント基板5の腕
部5aの方向にストレスがかかっている場合、抜け止めの
役目を果たすようにしたものである。
[考案と実施例との対応] 以上の実施例において、第1のフレキシブルプリント
基板1は本考案の第1のプリント基板に、位置決め用穴
3は、本考案の位置決め用穴に、位置決め用銅箔4は、
本考案の位置決め用銅箔に、第2のフレキシブルプリン
ト基板5は、本考案の第2のプリント基板に、位置決め
用爪状突出部7は本考案の爪状突出部に、外形穴8は本
考案の穴に、円弧状外形凹部9は本考案の凹部にそれぞ
れ相当する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、第1のプリン
ト基板には、接続すべき両プリント基板の接続部近傍に
1組の位置決め用穴と位置決め用銅箔を設け、第2のプ
リント基板には、前記第1のプリント基板に設けた位置
決め用穴の直径とほぼ同寸の幅の爪状突出部を有し、前
記両プリント基板が所定位置関係にあるとき、該爪状突
出部を前記位置決め用穴に差し込めるような位置に形成
するとともに、前記第1のプリント基板に設けた位置決
め用銅箔に相当する位置に、穴または凹部を設けたの
で、接続すべき2枚のプリント基板のみを用いる単純構
成であり、安価なプリント基板の接続構造を実現する効
果がある。
また第1のプリント基板内に設けられた位置決め用銅
箔、接続用銅箔等の基板状の銅箔の位置関係は一般的に
はエッチング等により形成されるため、高精度であり、
第2のプリント基板内においては、第1のプリント基板
の位置決め用銅箔に相当する位置に設けられた穴または
凹部と接続用爪状突出部との位置関係は、一般的には外
形の抜き型で形成されるため、高精度を実現しやすい。
そして、接続すべき前記両プリント基板の位置関係を
決める上で重要なのは、第1のプリント基板の接続用銅
箔と第2のプリント基板の接続用爪状突起部の位置関係
であるが、本考案によれば、2枚のプリント基板の位置
決めを行う際には第1のプリント基板の位置決め用銅箔
と第2のプリント基板上の前記穴または凹部とを最終的
に位置合わせすることになるので、前述の位置決めの重
要部である第1のプリント基板上の接続用銅箔と第2の
プリント基板の接続用爪状突起部の位置関係を高精度に
決めることができるという効果がある。
さらに、第1のプリント基板には位置決め用銅箔を1
つ、第2のプリント基板には前述穴または凹部を1つし
か設ける必要がないため、第1および第2の両プリント
基板とも、配線密度を上げることができ、より一層の高
密度実装を実現するとともに、プリント基板の小型化に
よるコストダウンの効果も生み出すものである。
また第1のプリント基板の位置決め用穴に第2のプリ
ント基板の位置決め用爪状突出部を差し込むことで、接
続状態を仮保持し、作業性の向上をねらえるとともに、
半田付け時の半田はねを防ぐことで、安全性の向上も図
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示した平面図、第2図は
第1図の一部を示した拡大平面図、第3図は同じく横断
面図、第4図は本考案の第2実施例を示した平面図、第
5図は本考案の第3実施例を示した平面図、第6図は本
考案の第4実施例を示した平面図、第7図は従来の技術
の一例を示した平面図、第8図は第7図の横断面図であ
る。 1……第1のフレキシブルプリント基板 2……接続用銅箔、2a……配線パターン 3……位置決め用穴、3a……補強用銅箔 4……位置決め用銅箔 5……第2のフレキシブルプリント基板 6……接続用爪状突起部 7……位置決め用爪状突出部 7a……補強用銅箔、8……外形穴 9……円弧状外形凹部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2のプリント基板どうしを接続す
    る際の位置決め構造において、第1のプリント基板に
    は、第1と第2のプリント基板の接続部近傍に設けられ
    た1組の位置決め用穴と位置決め用銅箔を有し、第2の
    プリント基板には、該位置決め用穴の直径とほぼ同寸の
    幅の爪状突出部を有し、前記両プリント基板が所定位置
    関係にあるとき、該爪状突出部が該位置決め用穴に差し
    込める位置に形成されているとともに、前記位置決め用
    銅箔に相当する位置に穴または凹部のいずれかが設けら
    れていることを特徴とするプリント基板の位置決め構
    造。
  2. 【請求項2】第1のプリント基板に設けた位置決め用銅
    箔はほぼ丸形をしており、第2のプリント基板に設けた
    穴もしくは凹部は前記両プリント基板が所定位置関係に
    あるとき、該位置決め用銅箔と同心円状となるように形
    成され、かつ、該位置決め用銅箔より小さくない直径で
    形成されている請求項1記載のプリント基板の位置決め
    構造。
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