JP2510254B2 - 合紙の固定積載方法 - Google Patents

合紙の固定積載方法

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JP2510254B2 JP23925388A JP23925388A JP2510254B2 JP 2510254 B2 JP2510254 B2 JP 2510254B2 JP 23925388 A JP23925388 A JP 23925388A JP 23925388 A JP23925388 A JP 23925388A JP 2510254 B2 JP2510254 B2 JP 2510254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、合紙の固定積載方法に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、板材の重ね合わせ時
に、板材相互間に積載する合紙がずれないように配置す
ることのできる合紙の固定積載方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より天井材や外装材に用いる無機質板等の板材
は、連続加工ラインにおいて複数のものを相互に重ね合
わせて積載することが行われてきている。このような重
ね合わせによる積載においては、板材の表面を保護し、
また積載後の分割を容易とするために板材相互の間に合
紙を配設して積層することが広く行われている。
たとえば、第3図に示したように、合紙積載部(ア)
に搬送してきた板材(イ)の表面に合紙(ウ)を配置し
て板材積載部(エ)に搬送し、他の板材(オ)を矢印の
方向へ回転させるか、もしくは降下させて2枚の板材
(イ)(オ)の表面を相互に重ね合わせる方法が知られ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の板材の積載方法において
は、板材積載部(エ)で2枚の板材(イ)(オ)を重ね
合わせるに際して、板材(オ)の回転や降下の動きにと
もなって風が生じ、この風圧によって合紙(ウ)が板材
(イ)の表面からずれたり、浮き上がったりするという
問題が避けられなかった。また、板材(イ)の合紙積載
部(ア)から板材積載部(エ)への移動に際しても、合
紙(ウ)の板材(イ)表面からのずれが発生することも
あった。
このような欠点を解消するために板材積載部(エ)の
下部に吸引装置を設けて合紙(ウ)を下方に吸引する方
法が考えられてもいる。
しかしながら、この方法の場合にも、合紙(ウ)が板
材(イ)の表面からずれたり浮き上がったりすることは
防止できるものの、吸引装置自体も板材(イ)とともに
移動させなければならず、このため、吸引装置の構造、
機構等が複雑となり、しかも高コストになるという欠点
がある。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の板材の積載方法における合紙のずれを防
止し、しかも簡単な装置構成により低コストで板材表面
に供給した合紙を固定することのできる改善された合紙
の固定方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するために、薄形弾性
体舌片を板材の進行方向に懸吊し、表面に合紙を配置し
た板材を弾性体舌片下方に潜入させて合紙を板材表面に
押圧固定し、他の板材を積載した後に弾性体舌片を抜き
取ることを特徴とする合紙の固定積載方法を提供する。
(作用) この発明の合紙の固定積載方法においては、弾性体舌
片の弾性反発力によって合紙を板材表面に押圧固定する
ため、板材相互の重ね合わせ時に風が生じても合紙が板
材表面からずれたり吹き飛んだりすることはなく、板材
表面に安定して合紙を配置することができる。
しかもこの弾性体舌片は、薄形で、板材の進行方向に
配置しているので、板材積層後の抜き取りも容易であ
る。
弾性体舌片を懸吊するだけで合紙のずれ、吹き飛びを
防止することができ、極めて簡便に合紙を固定すること
ができる。
(実施例) 次に実施例を示して、この発明の合紙の固定積載方法
についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の合紙の固定方法の一例を示した
工程図である。
この例においては、 (a):送り用爪(1)を板材(2)の端面に当接して
板材(2)を搬送する。この送り用爪(1)は積載する
合紙の位置合わせとしても用いることができる。
(b):合紙積載部(3)に板材(2)を搬送して、合
紙(4)を板材(2)の表面に配置する。
(c):次いで、合紙(4)を表面に積載配置したまま
の状態で板材積載部(5)へと搬送する。この板材積載
部(5)には、薄形の弾性体舌片(6)を板材(2)上
方の高さ(h)のところに、任意の固定手段(7)を介
して板材(2)の進行方向に懸吊している。
この弾性体舌片(6)の材質は、金属、合金、樹脂等
の任意のものでよく、表面が滑らかで、しかも合紙
(4)が板材(2)上に安定に、その弾性反発力、さら
には自重で固定できるような特性を有するものであれば
よい。
たとえば薄形板バネとすることができる。その形状に
ついても、この例のものに限定されることはない。もっ
と幅広のものでもよい。
また、この例においては、2枚の弾性体舌片(6)に
よる固定方法を例示しているが、その数についても限定
的ではなく、板材(2)の形状、材質等に適合するよう
にすればよい。
弾性体舌片(6)は、その表面が滑らかで、後述する
ように、2枚の板材の間からすり抜けられるような厚さ
とする。たとえば、0.1〜0.5mm程度とすることができ
る。これを配置する高さ(h)についても、限定的では
なく、弾性体舌片(6)の大きさ、重量、弾性力、さら
には板材(2)の厚さ等に応じて適宜な高さとすること
ができる。たとえば、5〜100mm程度とする。また、固
定手段(7)を上下可動とし、高さ(h)を変更するよ
うにしてもよい。
表面に合紙(4)を配置した板材(2)を弾性体舌片
(6)の後方よりその下部に潜入させて弾性体舌片
(6)の下面を合紙(4)に当接させる。これにより合
紙(4)を板材(2)の表面に押圧する。
(d)(e):別の板材(8)を弾性体舌片(6)の上
方より降下させて2枚の板材(2)(8)を相互に重ね
合わせる。合紙(4)は、弾性体舌片(6)によって押
圧固定されているため、板材(8)の降下によって生ず
る風の風圧を受けても、ずれたり吹き飛んだりすること
はない。安定に板材(2)の表面に配設している。
(f):2枚の板材(2)(8)を重ね合わせた状態でこ
の積載品をライン方向に移動させて弾性体舌片(6)を
抜き取り、合紙(4)を積載した別の板材(9)を板材
積載部(5)へ送る。弾性体舌片(6)は、その表面が
滑らかであり、しかも充分薄く形成してあるために、合
紙(4)をずらすことなく2枚の板材(2)(8)間か
ら容易に抜き取ることができる。
第2図は、板材(2)(8)と合紙(4)の供給およ
び積載についての連続的工程例を示したものである。
この例においては、(a′)(b′):板材(2)に
重ね合わせる別の板材(8)を先行して搬送し、板材
(2)のみに合紙(4)を積載する一方、合紙(4)を
積載していない板材(8)を上方に持ち上げる。固定手
段(7)は、弾性体舌片(6)がある程度の高さ以上に
持ち上げられた場合には回動自在となるようにしてもよ
い。
(c′)(d′):弾性体舌片(6)は板材(8)か
らはずれ、所定の位置に戻る。ここへ、合紙(4)を表
面に配置した板材(2)を弾性体舌片(6)の後方より
その下方に潜入させ、合紙(4)を板材(2)表面に固
定する。この間に、板材(8)の重ね合わせる表面が板
材(2)の表面と向かい合うよにうしておく。このた
め、必要に応じて板材(8)を反転させるようにしても
よい。
次いで、板材(8)を降下させ、弾性体舌片(6)を
はさむように板材(2)上に重ね合わせる。
(e′):そして、弾性体舌片(6)を抜き取り、2
枚の板材(2)(8)間に合紙(4)が介在した状態で
2枚の板材(2)(8)相互の重ね合わせによる積載を
終了する。
もちろん以上の例によりこの発明は限定されるもので
はない。細部の機構、構造等については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
(発明の効果) この発明の合紙の固定積載方法によって、合紙が板材
表面からずれたり、吹き飛んだりすることはなく、板材
の積載作業の効率を高めることができる。
しかも、板材積載部に弾性体舌片を懸吊するだけとい
う簡便な方式のため、特別の装置を必要としなく、低コ
ストですむ。連続ラインに組み込むことも極めて容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法の一例を示した工程斜視図で
ある。 第2図は、この発明の方法の別の例を示した工程側面図
である。 第3図は、従来の合紙積載法の例を示した工程斜視図で
ある。 1……送り用爪 2,8,9……板材 3……合紙積載部 4……合紙 5……板材積載部 6……弾性体舌片 7……固定手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄形弾性体舌片を板材の進行方向に懸吊
    し、表面に合紙を配置した板材を弾性体舌片下方に潜入
    させて合紙を板材表面に押圧固定し、他の板材を積載し
    た後に弾性体舌片を抜き取ることを特徴とする合紙の固
    定積載方法。
  2. 【請求項2】弾性体舌片を複数配置する請求項(1)記
    載の合紙の固定積載方法。
JP23925388A 1988-09-24 1988-09-24 合紙の固定積載方法 Expired - Lifetime JP2510254B2 (ja)

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JPH0289747A JPH0289747A (ja) 1990-03-29
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