JP2509393B2 - テルペン系ケトン類の製造方法 - Google Patents

テルペン系ケトン類の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、テルペン系ケトン類の製造方法
に関する。
【0002】より詳細には、2位の炭素原子上が炭化水
素鎖、特にポリエン鎖、好適にはイソプレン鎖で置換さ
れていてもよい、1,3−ブタジエンからのテルペン系
ケトン類の製造に関する。
【0003】該テルペン系ポリエンケトン類は、下記の
一般式
【0004】
【化3】
【0005】[式中、nは1〜4の整数である]のもの
である。
【0006】置換されている共役ジエン類、好適には2
位の炭素原子上が炭化水素鎖で置換されている1,3−
ブタジエン類上に、活性化されている炭素原子を有する
化合物を付加させる方法は、例えばヨーロッパ特許 44,
771から公知である。活性化された炭素原子を有する該
化合物は、例えばアルデヒド類、ケトン類、エステル
類、スルホン系エステル類、ニトロ化誘導体、シアネー
ト化誘導体およびアミド類から選択される。これらの活
性化されている炭素原子を有する化合物と該置換ジエン
との縮合において、ブタジエン基で置換されておりそし
てビタミンAおよびEの中間体または香料のための先駆
物質として働く、アルデヒド、ケトン、エステル、ニト
ロ化誘導体、シアネート化誘導体またはアミドが該反応
の終わりに得られる。
【0007】水およびジメチルスルホキサイドから成る
媒体によるβ−ケトエステル類の脱カルバルコキシル
(すなわち、エステル化カルボキシル基の同時または逐
次的な加水分解と脱カルボキシル化であって、R−CO
OR′+H O→R−H+R′OH+CO で示される
エステル化カルボキシル基の離脱反応を言う)が、例え
ばKrapcho他、J.Org.Chem.,43,
143頁以降(1978)による文献中に記載されてい
る。この文献には、テルペン基、例えばイソプレンで置
換されているβ−ケトエステル類の脱カルバルコキシル
化は記載されていない。ここには、高価でありそして有
害であるため工業用としての使用が避けられているジメ
チルスルホキサイドの如き溶媒の使用が記載されてい
る。
【0008】二酸化炭素の脱離を伴うCarroll反応に従
う、アセト酢酸エチルを用いたリナロールのエステル交
換によるゲラニルアセトン(これはテルペン系ケトンで
ある)の製造も、J. M. DerferおよびMrs. Derfer によ
る文献(Kirk Othmer,22,731頁)から公知である。この
反応はリナロール(linalool)に特有である。リナロール
は高価な原材料であるため、産業界では、この化合物の
使用を避けたビタミン類を得るための手段を長い間探し
ていた。
【0009】本発明は、式
【0010】
【化4】
【0011】[式中、Rは、メチル基を表す]の1,3
−ブタジエンのポリエン誘導体、或は(ポリ)エン基、
好適には(ポリ)イソプレン基と、β−ケトエステル、
例えばアセト酢酸アルキルとを反応させ、このようにし
て得られる生成物を、次に水、例えば蒸気と反応させて
脱カルバルコキシル化(decarbalkoxylation)すること
から成る、テルペン系ケトンの製造方法を提供する。該
脱カルバルコキシル化は一般に、触媒の不存在下、水と
反応させることによって行われる。該(ポリ)エン基は
1つ以上の二重結合を有していてもよい。
【0012】該1,3−ブタジエン化合物は、好適に
は、下記の式(I)
【0013】
【化5】
【0014】[式中、mは0〜3である]のものであ
る。
【0015】式(I)の化合物の中で、 ミルセン(myrcene) イソプレン β−ファルネセン(farnesene) を使用するのが好ましい。
【0016】該β−ケトエステルは、好適には、式(I
I)
【0017】
【化6】 CH3−CO−CH2−CO2−R1 (II) [式中、R1は、1〜12個の炭素原子を有する炭化水
素基、好適には線状もしくは分枝アルキルまたはアルケ
ニル鎖、或は任意に置換されていてもよい芳香族基を表
す]のものである。
【0018】式(II)の誘導体[R1が、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基を表す]が好適であり、ア
セト酢酸メチルが特に好適である。
【0019】該縮合反応は一般に、ロジウムを基とする
触媒、好適にはロジウムの塩、酸化物または錯体の存在
下、適宜、配位子の存在下、行われる。該配位子の中
で、式(III)
【0020】
【化7】
【0021】[式中、Ar1、Ar2およびAr3は、同
一もしくは異なり、各々、置換もしくは未置換フェニレ
ンもしくはナフチレン基を表し、Mは、該式(III)
のホスフィンが水溶性であるように、無機もしくは有機
源のカチオン系基であり、そしてn1、n2およびn3
各々は、同一もしくは異なり、0〜3(少なくとも1つ
は、1またはそれ以上)である]のホスフィン類が挙げ
られる。
【0022】本発明に従う方法は、少なくとも1種の式
(III)[Ar1、Ar2およびAr3が、同一もしく
は異なり、そして各々がフェニレン基を表す]のホスフ
ィンを用いて好適に行われる。
【0023】ホスフィン[水系媒体中に溶解しそして該
SO3M基がベンゼン核のメタ位にある]が特に好適で
ある。
【0024】好適には、Mは、金属類、即ちNa、K、
CaおよびBa、NH4 +イオン類および四級アンモニウ
ムイオン類、例えばテトラメチルアンモニウム、テトラ
プロピルアンモニウムおよびテトラブチルアンモニウム
イオンから誘導されるカチオンである。
【0025】n1、n2およびn3は、好適には1と等し
い。
【0026】メタ−トリスルホン化トリフェニルホスフ
ィンの使用が好適である。
【0027】本発明の方法の好適な具体例に従って、該
ロジウム誘導体は、ロジウムの無機もしくは有機塩また
は錯体、例えばRhCl3、RhBr3、Rh2O、Rh2
3、Rh(NO33、Rh(CH3COO)3、Rh
(CH3COCHCOCH33、[RhCl(1,5−
シクロオクタジエン)]2、[RhCl(CO)22
RhCl3(C25NH23またはRh2(SO43であ
る。
【0028】RhCl3および[RhCl(1,5−シ
クロオクタジエン)]2の使用が特に好適である。
【0029】ロジウムもしくはロジウム化合物の量は一
般に、反応溶液リットル当たりの元素状ロジウムのグラ
ム原子数が約10-4〜約1になるようにする。好適に
は、それは0.001〜約0.5である。
【0030】ホスフィンの量は一般に、ロジウム1グラ
ム原子に対する三価の燐のグラム原子数が約0.1〜約
200になるようにする。好適には、この数は約3〜約
100である。
【0031】該付加反応は、図式的に下記のように記述
され得る:
【0032】
【化8】
【0033】[式中、mおよびR1は、上に定義したの
と同じである]。
【0034】得られるエステル生成物を、脱カルバルコ
キシル化が生じるように水と接触させる。この反応は下
記のように示すことができる、そして、この種類の化合
物、即ちポリエンβ−ケトエステルに関して、溶媒また
は脱カルバルコキシル化剤を加える必要もなく、そして
いかなる触媒も存在させないで、水のみでこの反応が生
じることは、共に予測できるものではなかった。これ
は、産業分野においてかなりの経済的利点を与えると共
に、除去の困難な二次生成物の生成は全くない。この反
応の副生成物は二酸化炭素および式ROHのアルコー
ルのみであり、れらは容易に除去できる。
【0035】脱カルバルコキシル化されるエステルは、
単離され精製された生成物、或は該β−ケトエステルと
該ブタジエン誘導体とを縮合させる段階から直接得られ
る粗生成物であり得る。優位に、該脱カルバルコキシル
化は、該縮合反応と同じ反応槽中で行い得る。
【0036】該脱カルバルコキシル化反応は一般に、1
30℃〜500℃の温度で、気相もしくは液相中で行
う。該反応を気相中で行う場合、該温度は好適には30
0〜500℃であり、より好適には350〜400℃で
ある。該反応を液相中で行う場合、180〜220℃の
温度を用いるのが好適である。該反応はまた、石英の如
き不反応性固体状材料の床上での下向流相中で行われ得
る。
【0037】該脱カルバルコキシル化反応は、大気圧
下、減圧下、或は加圧下で行われ得る。しかしながら、
100バール以下の圧力、より特別には、1〜20バー
ルの圧力下で行うのが好ましい。温度および圧力条件
は、使用する原材料に対して、本分野の技術者によって
調整されるであろう。
【0038】得られるポリエンケトン誘導体は、ビタミ
ンおよび香料産業の重要な合成用中間体である。
【0039】これらの化合物の中で下記のものが挙げら
れる: ゲラニルアセトン メチルヘプテノン ファルネシルアセトン。
【0040】下記の実施例は本発明を説明するものであ
る。
【0041】以下の実施例において、式(I)および
(II)は下記の化合物を表す:
【0042】
【化9】
【0043】
【化10】
【0044】
【実施例】実施例1 予め窒素パージしたステンレス鋼製オートクレーブ中
に、[RhCl(1,5−シクロオクタジエン)]
2(150mg)(0.615ミリアトムグラムのロジウ
ム)、トリフェニルホスフィン−トリスルホン酸ナトリ
ウム(4.2g)(6.2ミリアトムグラムのP3+)、
Na2CO3(0.1g)(約1ミリモル)および水(7
0mL)を入れる。
【0045】その後、純度99%のミルセン250ミリ
モル(34g)およびアセト酢酸メチル300ミリモル
(34.8g)を入れる。
【0046】この混合物を撹拌しながら、85℃で17
時間、加熱する。薄層クロマトグラフィー試験の結果、
β−ケトエステル(Ia)[等分子エクソ/エンド混合
物(H1NMR)]の生成に関して、約100%の変換
率を示した。
【0047】同じオートクレーブ中での脱カルバルコキ
シル化段階で、この2相の混合物(淡黄色の有機相およ
び赤橙色の水相)を用い、ここでは、ガスの発生によっ
て圧力が上昇するまでそれを180℃で3時間加熱す
る。この圧力は750mLの反応槽中25バールに到達
する。この混合物を冷却し、ガス抜きする。該2相系を
抽出した後の薄層クロマトグラフィー、ガスクロおよび
NMRによる分析の結果、β−ケトエステル(I
a)の完全な変換を示した。ゲラニルアセトンIIaの
2つの異性体(エクソおよびエンド)を本質的に含有す
る有機相が得られる:40.3g。蒸留によって純粋な
ゲラニルアセトン(2つの異性体)が単離できる:33
g(b.p.約82℃)。用いたミルセンに対する蒸
留ゲラニルアセトンの収率は67.4%である。
【0048】この最終的な黄橙色の水相は、0.54g
/Lの、均一に溶解したロジウムを含有している。
【0049】実施例2 予め窒素パージしたステンレス鋼製オートクレーブ中
に、[RhCl(1,5−シクロオクタジエン)]
2(150mg)(0.615ミリアトムグラムのロジウ
ム)、トリフェニルホスフィン−トリスルホン酸ナトリ
ウム(8.4g)(12.4ミリアトムグラムのP
3+)、Na2CO3(0.1g)(約1ミリモル)および
水(80mL)を入れる。
【0050】その後、純度78%のミルセン250ミリ
モル(43.5g)およびアセト酢酸メチル300ミリ
モル(34.8g)を入れる。
【0051】この混合物を撹拌しながら、91℃で17
時間、加熱する。有機相の薄層クロマトグラフィー試験
の結果、β−ケトエステル(Ia)[等分子エクソ/エ
ンド混合物(H1NMR)]の生成に関して、約100
%のミルセン変換率を示した。
【0052】同じオートクレーブ中での脱カルバルコキ
シル化段階で、この2相の混合物(淡黄色の有機相およ
び赤橙色の水相)を用い、ここでは、ガスの発生によっ
て圧力が上昇するまでそれを180℃で3時間加熱す
る。この混合物を冷却し、ガス抜きする。該2相系を抽
出した後の薄層クロマトグラフィー(TLC)、ガスク
ロ(GC)およびHNMRによる分析の結果、β−ケ
トエステル(Ia)の完全な変換を示した。ゲラニルア
セトン(IIa)の2つの異性体(エクソおよびエン
ド)を本質的に含有する有機相が単離される:48.7
g。蒸留によって、工業用ミルセン中に存在する不活性
なC10−炭化水素類を含有する第一留分(9.4g)
(b.p.約25〜30℃)および純粋なゲラニルア
セトン(2つの異性体)に相当する第二留分:30.6
g (b.p.約82℃)が単離できる。蒸留ゲラニ
ルアセトンの収率は63%である。
【0053】この最終的な黄橙色の水相は、均一に溶解
したロジウムを含有している。
【0054】実施例3 石英粉末(10mL)を直径が18mmの筒状反応槽中
に配置し、窒素気流(3.5L/時)下、350℃で3
0分間予熱した。その後、β−ケトエステルIa(2種
の異性体の混合物、純度95%)を、プッシャシリンジ
(pushen syringe)を用いて、10mLh-1の液速で注入
し、そして2番目のプッシャシリンジを用いて軟水を
3.5mLh-1(該β−ケトエステルに対して約5当
量)で注入し、ここでの平均接触時間は3.8秒であ
る。35分間の気相中反応の後の薄層クロマトグラフィ
ー、ガスクロおよびH1NMRによる2相の凝縮物(無
色の水相、黄色の有機相)の分析の結果、70%のβ−
ケトエステル変換率、ゲラニルアセトンに関する85%
の選択率、および1.1kgh-1-1の生産性でのゲラ
ニルアセトンの生成を示した。
【0055】実施例4 蒸留カラムおよび温度計の備わった100mLの三つ口
フラスコ中に窒素下、β−ケトエステル(Ia)(10
g)(45%のエンドおよび55%のエクソ)を入れ、
この反応物をマグネチックスターラーで撹拌しながら素
早く170〜180℃に加熱した後、この反応物中に、
プッシャシリンジを用いて水を1.2mL/時の速度で
導入する。反応の進行を、アリコートサンプルに関する
ガスクロおよびCO2の発生によって追跡する。1時間
半反応させた後、完全な変換、そして蒸留後のゲラニル
アセトンに関する92%の収率が観察された。
【0056】実施例5 実施例4に記載されている装置に、窒素下、β−ケトエ
ステル(Ib)(10g)(40%のエンドおよび60
%のエクソ)を入れ、そして軟水(2.5mL)を2時
間で、180℃に加熱した該反応物上に注入する。ガス
クロマトグラフィーおよびH1NMR分析の結果、完全
な変換が得られ、そして蒸留(15mmHgでb.p.
69℃)後、ガスクロマトグラフィー、H1NMRおよ
び赤外分析で同定して、メチルヘプテノン(IIb)
(6.1g)(収率=89.7%)が回収される。
【0057】実施例6 実施例3に記載されている装置を、窒素流下(標準温度
および圧力条件下、3.5Lh-1)400℃で作動させ
る。プッシャシリンジを用いて、β−ケトエステル(I
a)(純度96%−2つのエンド/エクソ異性体の55
/45混合物に対して)を、10mLh-1の液速(3
6.5ミリモルh-1)で注入し、そして第二プッシャシ
リンジを用いて、2.4mLh-1(133.3ミリモルh
-1、即ち3.65当量)で、軟水を同時に注入し、これ
は4.6秒の平均接触時間に相当する。気相中40分の
反応後、TLC、GCおよびH1NMRによる2相の凝
縮物(ロータリーエバポレーター中でのライトエンド物
除去後、1.3mLの無色の水相および3.90gの黄色
の有機相)の分析の結果は、約84%のβ−ケトエステ
ル(Ia)の変換率およびゲラニルアセトンに関する8
5%の選択率でのゲラニルアセトン(IIa)の生成を
示している。
【0058】実施例7 450℃で作動させる以外は、実施例3に記述した装置
を用いて実施例6に従い、35分間反応させた後、2相
の凝縮物(1.2mLの無色の水相および4.38gの
黄色の有機相、これらのTLC、GCおよびH1NMR
分析の結果は、約63%のβ−ケトエステル(Ia)の
変換率およびゲラニルアセトンに関する73%の選択率
でのゲラニルアセトン(IIa)の生成を示している)
が得られる。
【0059】実施例8 β−ケトエステル注入速度を4.95mLh-1(18.2
ミリモルh-1)に変更する、即ちβ−ケトエステルに対
する水の比率が7.3当量でありそして平均接触時間が
4.8秒である以外は全て同じにして、実施例6を40
0℃で繰り返す。1時間5分反応させた後、2.2mL
の無色の水系下相および3.52gの有機相を有する2
相の凝縮物(ロータリーエバポレーター中でライトエン
ド物除去後)が得られる。この有機相の分析(TLC、
GCおよびH1NMR)の結果、β−ケトエステル(I
a)の完全な変換、そして75%の選択率および1時間
当たり500g/Lの反応槽生産性でのゲラニルアセト
ン(IIa)の生成が示された。
【0060】実施例9 下向流固定床技術(Technique de l'Ingenieur, Vol. J
4, "Genie Chimique",1965, パラグラフ2−4)に従っ
て、250℃で行う以外は、実施例3に記述した装置を
作動させる。
【0061】窒素(3.5Lh-1)下、実施例6のβ−
ケトエステル(Ia)を4.95mLh-1(18.2ミリ
モルh-1)の液速で注入した後、第二プッシャシリンジ
を用いて、軟水を同時に2.4mLh-1の液(133.3
ミリモル、即ち7.3当量)で注入する。
【0062】55分間反応させた後(ロータリーエバポ
レーター中でライトエンドを除去して)、1.9mLの
無色の水相および3.93gの淡黄色の有機相から成る
2相の凝縮物が得られ、これらのTLC、GCおよびH
1NMR分析の結果、約25%のβ−ケトエステル変換
率および88%の選択率でのゲラニルアセトン(II
a)の生成が示された。
【0063】実施例10 Ruchtonタービン(これは優れた移動を与える)の備わ
った300mLのSotelemステンレス鋼製オートクレー
ブ中、大気圧下で反応を行う以外は実施例4を繰り返
し、そしてRazelプッシャシリンジを用いて水を反応物
中に注入しながら200℃に加熱し、蒸留後、メタノー
ルをトラップ中に回収し、そして油圧式精密ガス入り計
数管を用いて、遊離してくるCO2容積を測定する。
【0064】窒素下、実施例6のβ−ケトエステル(純
度96%)131.25g(0.5モル)を入れ、200
0rpmで撹拌しながら200℃に加熱した後、1mL
-1で軟水を注入する。反応の進行は、遊離してくるC
2の容積で監視する。
【0065】1時間5分後、15.5mLの水(導入し
たβ−ケトエステルに対して1.72当量)を注入し、
そしてCO2の遊離が静まった時11.5LのCO2が遊
離した。冷却後、97.2g(115mL)の反応物を
単離し、この分析(TLC、GCおよびH1NMR)の
結果、94%収率でのゲラニルアセトン(IIa)への
β−ケトエステル(Ia)の完全な変換および純度が9
5%の粗生成物を示していた。
【0066】無色の蒸留物(24mL)は、主としてメ
タノール(GCで同定)および過剰の水を含有してお
り、これは、簡単な蒸留でのメタノールの容易な回収を
可能にする。
【0067】実施例11 38.1ミリモルのβ−ケトエステルIa(10g−純
度96%)および111.1ミリモルの水(2g)、即
ちβ−ケトエステルに対して2.92当量を、予め窒素
パージした125mLのステンレス鋼製オートクレーブ
中に入れる。その後、この混合物を撹拌しながら、ガス
の遊離による圧力の上昇が静まるまで、即ち0.5時
間、220℃で加熱し、圧力はこの時24バールに達す
る。
【0068】この混合物を冷却し、ガス抜きした後、こ
の2相系をデカンテーションした後TLC、GCおよび
1NMRで分析した結果、β−ケトエステルの完全な
変換を示し、そして本質的にゲラニルアセトン(II
a)の2つの異性体を含有する有機相が91%の収率お
よび純度93%で得られる。
【0069】実施例12〜16 次の操作は、温度を変化させた以外、実施例11と同じ
である。
【0070】下記の表は結果を要約したものである:
【0071】
【表1】 実施例17 下記のβ−ケトエステル
【0072】
【化11】
【0073】21.5ミリモル(6.8g−純度約90
%)、そしてβ−ケトエステルに対して3当量の水を、
予め窒素パージした125mmのステンレス鋼製オート
クレーブ中に入れる。その後、この混合物を180℃で
3時間30分(圧力上昇の終了)加熱する。冷却しガス
抜きした後、デカンテーションした後の2相の系をTL
C、GCおよびH1NMRで分析した結果、アリルβ−
ケトエステル(Ic)の97%の変換率、並びに89%
の収率および91%の純度でのゲラニルアセトン(II
a)の生成を示した。
【0074】実施例18 β−ケトエステル(Id)を単離しない以外は、イソプ
レンへのアセト酢酸エチルの付加に関する本出願者のフ
ランス特許2,486,525の実施例12を繰り返し、続いて
直接、同じオートクレーブ中で脱カルブエトキシル化を
行い、これによってイソプレンの「一槽法」反応が可能
になり、中間体を単離することなしにメチルヘプテノン
が得られる。
【0075】より詳細には、予め窒素パージした125
mLのステンレス鋼製オートクレーブ中に、[RhCl
(1,5−シクロオクタジエン)]2(34mg)(0.
14ミリアトムグラムのロジウム)、トリフェニルホス
フィン−トリスルホン酸ナトリウム(0.3g)(0.4
4ミリアトムグラムのP3+)、Na2CO3(80m
g)(0.73ミリモル)および水(30cc)を入れ
る。その後、102ミリモルのイソプレン(6.9g)
および125ミリモルのアセト酢酸エチルを入れる。こ
の混合物を撹拌しながら、100℃で4時間、加熱した
後、直ぐ220℃で3時間撹拌する(圧力が37バール
に上昇する)。この2相系を冷却し、ガス抜きしそして
デカンテーションした後、有機相を分析(TLC、GC
およびH1NMR)した結果、イソプレンの完全な変
換、および71%の収率(イソプレンを基準にして)で
のメチルヘプテノン(IIb)の生成を示した。
【0076】実施例19 装置は、マグネチックスターラー、モノブロックビグロ
ー(Vigreux)カラム、発生するCO2の容積を測定する
ための目盛りの付いた管の備わった水用セルに連結して
いる受槽フラスコ、水を導入するためのステンレス鋼製
ディップニードルの備わったRazelプッシャシリンジ、
および制御されたオイルバスによる加熱の備わった、1
00mLの三つ口フラスコから成っている。
【0077】このフラスコに窒素下、31.8ミリモル
のβ−ケトエステルIa(10g−純度96%)を入
れ、マグネチックスターラーで撹拌しながら素早く16
0℃に加熱した後、プッシャシリンジを用いて、この反
応物中に軟水を1.2mLh-1の速度で注入する。この
反応の進行はCO2の発生で監視する。1時間30分
後、600mLのCO2が生成し、そしてGC、H1NM
RおよびTLCによる分析の結果、60%のβ−ケトエ
ステル変換率および95%の収率でのゲラニルアセトン
の生成を示した。
【0078】実施例20〜21 以下の操作は、温度を変化させた以外、実施例19と同
じである。下記の表に結果が要約してある:
【0079】
【表2】 (*)CR(β−KE):β−ケトエステル(Ia)の
変換率 Y(GA):ゲラニルアセトン(IIa)の収率実施例22 以下の実施例は、工業用ミルセン(純度約75〜80
%)の如き市販の原材料からのゲラニルアセトンの製造
に本方法がいかに優位に適用できるかを示している。本
出願者のフランス特許2,486,525に従う工業用ミルセン
を用いたアセト酢酸メチルの縮合段階の終了時、実施例
4に示した(直接)脱カルボメトキシル化の代わりに、
下記の方法で操作が行われ得る。
【0080】反応停止後、混合物を周囲温度に冷却す
る。反応槽の内容物を取り出した後、有機相中にある反
応生成物を、デカンテーションにより、触媒を含有する
水相から後者を分離し、そして必要ならば、適切な溶媒
を用いて抽出することによって単離する。該水溶液は、
新しい反応の触媒として用いるため、反応槽中で再利用
される。該水溶液はまた、反応槽中に残しておき、この
場合、デカンテーション後、有機生成物を取り出す。
【0081】このようにして回収された有機相は、粗β
−ケトエステルを含んでおり、そして工業用ミルセン
(例えば、リモネン)、過剰のアセト酢酸メチルおよび
約1%の水から成る不活性成分を本質的に伴う71.2
%のβ−ケトエステル(純度が78.2%のミルセンか
ら成る工業用ミルセンから出発して)を含有する。
【0082】以下の操作は、純度が71.2%のβ−ケ
トエステル(即ち、28.25ミリモル)を有する10
gの粗β−ケトエステルを入れる以外は実施例4と同じ
である。210℃で1時間反応させた後、CO2の発生
が静まる。
【0083】この粗反応生成物を分析した結果、β−ケ
トエステルの完全な変換、および純度79%のゲラニル
アセトンの収率92%を示した。
【0084】この蒸留物は、工業用ミルセン(リモネ
ン:b.p.760 約172℃)、過剰のアセト酢酸メチ
ル並びに生成したメタノールから成る不活性な成分を含
有していることを見い出した。
【0085】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0086】1.ブタジエン誘導体とβ−ケトエステル
との反応に続いて、このようにして得られた生成物を脱
カルバルコキシル化することから成る、テルペン系ケト
ンの製造方法。
【0087】2.第1段階で、式
【0088】
【化12】
【0089】[式中、mは、0〜3である]のポリエン
と、式(II)
【0090】
【化13】 CH−CO−CH−CO−R (ll) [式中、Rは、1〜12個の炭素原子を有する炭化水
素基を表す]の化合物とを反応させ、そして第2段階
で、このようにして得られた化合物を、触媒の不存在下
で水と反応させることによって脱カルバルコキシル化す
ること、から成る、テルペン系ケトンの製造方法。
【0091】3.該第1段階でミルセンとアセト酢酸メ
チルとを反応させる第2項記載の方法。
【0092】4.該第2段階を130〜500℃の温度
で行う第2または3項記載の方法。
【0093】5.該反応を180〜220℃の温度の液
相中で行うか、或は350〜400℃の気相中で行う第
4項記載の方法。
【0094】6.該第2段階を100バールかそれ以下
の圧力で行う第2〜5項のいずれか1項記載の方法。
【0095】7.該圧力が1〜20バールである第6項
記載の方法。
【0096】8.該2つの段階を同じ反応槽中で行う前
記項のいずれか1項記載の方法。
【0097】9.実質的に実施例1〜22のいずれか1
つに記述されている第1または2項記載の方法。
【0098】10.第1〜9項のいずれか1項記載の方
法によって製造された時のテルペン系ケトン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブタジエン誘導体とβ−ケトエステルと
    の反応に続いて、このようにして得られた生成物を脱カ
    ルバルコキシル化することから成る、テルペン系ケトン
    の製造方法。
  2. 【請求項2】第1段階で、式 【化1】 [式中、mは、0〜3である] のポリエンと、式(II) 【化2】 CH−CO−CH−CO−R (ll) [式中、Rは、1〜12個の炭素原子を有する炭化水
    素基を表す] の化合物とを反応させ、そして 第2段階で、このようにして得られた化合物を、触媒の
    不存在下で水と反応させることによって脱カルバルコキ
    シル化すること、 から成る、テルペン系ケトンの製造方法。
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