JP2509094B2 - 溶接h形鋼溶接部の超音波探傷方法 - Google Patents

溶接h形鋼溶接部の超音波探傷方法

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JP2509094B2 JP3032843A JP3284391A JP2509094B2 JP 2509094 B2 JP2509094 B2 JP 2509094B2 JP 3032843 A JP3032843 A JP 3032843A JP 3284391 A JP3284391 A JP 3284391A JP 2509094 B2 JP2509094 B2 JP 2509094B2
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接H形鋼溶接部の超
音波探傷方法に関し、溶接H形鋼全長にわたって品質保
証をするための溶接H形鋼溶接部の超音波探傷方法であ
る。
【0002】
【従来の技術】H鋼管の製造は、大形のものについては
圧延によっているが、軽量H形鋼については一般的に抵
抗溶接法によって連続的に製造されている。溶接H形鋼
は、その良否が溶接欠陥の有無に主に左右されるので、
溶接部に欠陥があるか否かを試験することは、品質保証
上きわめて重要である。その品質保証に当たっては、従
来よりオンラインによる超音波探傷方法が採用されてき
た。
【0003】図12は従来の代表的な超音波探傷方法の
説明図で、溶接H形鋼1のフランジ1Fの中央上方にフ
ラット型探触子2’を配置し、水槽3に水4を満たして
局部水浸方式となし、探触子2’からフランジ1Fとウ
ェブ1Wとの溶接部5へ平行超音波ビームを入射し、フ
ランジ1Fの厚さに相当する位置よりのエコー高さを監
視することにより、欠陥の有無および大きさを推定する
ものである。
【0004】しかし、この方法は次の各点において問題
があることが判った。まず第1に、この方法によると、
超音波ビームは、溶接部分より広幅の領域にわたって入
射されるので、フランジ1F底面エコーと欠陥エコーと
の両者の総和が検出されるとともに、底面エコーに欠陥
エコーが乗った波形となって弁別が不可能となるため、
検出精度が著しく低い。
【0005】第2に、一般に欠陥エコーは、欠陥部の面
が粗面であったり、ビーム入射方向に対して傾いていた
りすると、エコー高さは低く、これが一層前述の検出精
度の不良に拍車をかけていた。
【0006】そこで、本出願人は、先の特公平2−15
020号公報や特開昭59−99254号公報におい
て、欠陥検出精度の高い焦点型探触子を用いて、精度よ
く超音波探傷を行う方法を開示している。前者は、図1
3に示すように、溶接H形鋼1のウェブ1Wの厚み方向
に往復運動が可能な焦点型探触子2を用い、フランジ1
Fの上方より集束超音波ビームを入射し、かつこの超音
波ビームを溶接中心線を中心として左右に振動往復運動
させて超音波探傷を行うものである。
【0007】一方、後者は、図14に示すように、溶接
H形鋼1のフランジ1F上方に、その幅方向に間隔Pを
置いて少なくとも溶接部5をカバーできる幅方向長さl
にわたって多数の焦点型探触子2を配置し、各探触子2
から集束超音波ビームを入射させて超音波探傷を行うも
のである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特公平2−
15020号公報記載の方法においては、1個の焦点型
探触子2で溶接部の幅方向全域の探傷を可能とするため
に、前記探触子2を溶接中心線を中心として左右に往復
運動させつつ、フランジ1Fの上方より超音波ビームを
入射して探傷を行うので、その結果、前記探触子2によ
る各探傷点の軌跡は、溶接H形鋼1長手方向において、
図15に示すような波形を描く。この場合、溶接H形鋼
1の搬送によって溶接部5が多少左右に振れても探傷が
可能なように、たとえばウェブ1Wの厚さ2.3mmに対
して10mmの振幅で探触子2を往復運動させるため、図
16の○部分以外での探傷は不可能となる。したがっ
て、たとえば○部分以外のX点を未溶接欠陥部が通過し
た場合には、健全溶接部としてそのまま通過してしまう
ことになる。
【0009】一方、特開昭59−99254号公報記載
の方法においては、多数の焦点型探触子2を配置するこ
とにより、溶接部の幅方向のほぼ全域にわたる探傷は可
能となるが、その反面、装置構成上複雑にならざるを得
ない。また、通常フランジ厚が3.0〜12.0mmの範
囲で変わるが、その都度、探触子の配置を変えるので
は、調整が困難となり、実用的ではない。
【0010】他方、本発明者は、図16示す方法も行っ
た。すなわち、1個の焦点型探触子2を溶接H形鋼1の
フランジ1Fの中央上方に位置固定し、この探触子2か
らの集束超音波ビームをフランジ1Fと直交的に入射し
て超音波探傷をするものである。
【0011】しかし、この方法では、通常溶接H形鋼は
搬送過程において左右に10mm以上の振れがあるため、
前記探触子2からの超音波ビームが溶接部5を外れてし
まい、フランジ底面に対して入射されると、返ってきた
エコーがフランジ底面のエコーでありながら、未溶接欠
陥エコーと判断され、欠陥判定信号が出力されてしまう
恐れがある。また、焦点型探触子からの超音波ビームの
有効探傷幅がEf≒0.6mm程度しかないために、たとえ
連続的に超音波探傷を行ったとしても、結果としては、
あるピッチ毎の断続探傷であって、溶接H形鋼全長にわ
たる探傷は不可能である。なお、この有効探傷幅に起因
する断続探傷の問題は、前記各公報により開示された方
法に対しても当てはまるものである。
【0012】そこで、本発明の主たる目的は、高い検出
精度で探傷が可能な焦点型探触子を用い、かつこの探触
子の有効探傷幅の拡大を図り、溶接H形鋼溶接部の全長
にわたって確実に超音波探傷を行うことができる溶接H
形鋼の超音波探傷方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、連続的に搬
送される溶接H形鋼のフランジの中央位置に離間して焦
点型探触子を位置固定し、この探触子からの超音波ビー
ムを水を伝播媒質としてフランジと直交的に入射し、連
続的に超音波探傷を行うとともに、前記溶接H形鋼のウ
ェブ両側に当接して溶接H形鋼のパスラインを規制する
ウェブ拘束用ローラーを設け、さらに前記超音波ビーム
の焦点を前記探触子とフランジ外面との間の位置におい
て結ばせることで解決できる。
【0014】
【作用】本発明によれば、溶接H形鋼のウェブ両側に当
接して溶接H形鋼のパスラインを規制するウェブ拘束用
ローラーを設け、焦点型探触子を連続的に搬送される溶
接H形鋼のフランジの中央位置に離間して位置固定し、
前記探触子から超音波ビームをフランジと直交的に入射
し、連続的に超音波探傷を行うものである。
【0015】そのため、前記探触子は、溶接H形鋼の搬
送過程において、常に溶接面を睨んでいることになる。
【0016】さらに、本発明によれば、前記探触子から
の超音波ビームの焦点を前記探触子とフランジ外面との
間の位置において結ばせるようにしてある。
【0017】その結果、前記探触子の有効探傷幅の拡大
が図れるため、図3に示すように、前記探触子からの超
音波ビームが重複しながら探傷することになるので、連
続探傷が可能となり、したがって、溶接H形鋼全長にわ
たる探傷が確実に行える。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によりさら
に具体的に説明する。図1および図2に示すように、本
発明では、探触子として焦点型探触子2を用い、連続的
に搬送される溶接H形鋼(以下形鋼という)1のフラン
ジ1Fの中央位置に離間して探触子2を位置固定し、水
4を伝播媒質として超音波ビームをフランジ1Fと直行
的に入射させ、反射エコーの監視を行う。
【0019】ここで、本発明によれば、焦点型探触子2
の焦点位置として、探触子2とフランジ1F外面とに間
の位置、すなわち水4距離内にあるようにしている。こ
れは、探触子2からの超音波ビームの有効探傷幅の拡大
を企図するものである。
【0020】続いて、本発明が適用される形鋼の製造検
査ラインを図2に沿って説明すると、まず搬送されたフ
ランジ1Fとウェブ1Wとを溶接機11により溶接した
後、水冷ゾーン(図示しない)において水冷し、その
後、本発明に係る超音波探傷装置12により超音波探傷
を行う。この探傷はラインスピード最高70m/min の
高速下で行われる。この場合、前述のように、形鋼1は
搬送によって左右に12mm以上の振れがあるため、探触
子2を形鋼1のフランジ1Fの中央位置に離間して位置
固定しての探傷は不可能となってしまう。
【0021】そこで、本発明によれば、形鋼1の左右の
振れを実質的になくすために、形鋼1のウェブ1W両側
に当接してH形鋼のパスラインを規制するウェブ拘束用
ローラー6を設けている。このウェブ拘束用ローラーの
設置により、形鋼1の振れを±0.5mmの範囲に抑える
ことができ、探触子2は,形鋼1の搬送過程において、
常に溶接面のみを監視することができる。
【0022】なお、本発明によれば、ウェブ拘束用ロー
ラー6を設けて、形鋼1の左右の振れを規制している
が、図8に示すように、ウェブ1Wをローラー7にて抱
き込み、それを左右のスプリング8にて支持して、形鋼
1の左右の振れの動きに探触子2を追従させるようにし
てもよい。
【0023】一方、形鋼1の上下動に対し、常に探触子
2とH形鋼1のフランジ1F外面との間隔すなわち水4
距離を一定に保ち、探傷性能のばらつきをなくすため
に、図9に示すように、探触子2に連結され、かつ昇降
自在としたH形鋼1のフランジ1F外表面に当接する追
従ローラー9を配設しておくのが好ましい。
【0024】また、本発明においては、水4を超音波ビ
ームの伝播媒質として使用することから、探触子2と連
続的に搬送される形鋼1のフランジ1F外面と間に局部
水浸室を設ける必要がある。そこで、本発明によれば、
図9に示すような局部水浸用カップ10を用いるものと
する。これは、毎分約5lの割合で給水し、整流板14
とフランジ1Fとの間で局部水浸室を形成している。凸
型に成形された整流板14の周囲には複数の穴が設けら
れており、この穴を通して水4が供給されるとともに、
給水時に発生した気泡を上方に逃がす役割を果たす。ま
た、局部水浸用カップ10の下部には、毎分約5lの割
合で給水される水4を排出するための排出口が設けら
れ、この排出口とフランジ1FのギャップGを最大6mm
とすることによって、気泡の発生を防止している。
【0025】なお、図面上は、上部溶接部に対するもの
のみを示してあるが、下部フランジに対しても対照的構
造の探傷装置を設けて探傷が行われる。
【0026】次に、本発明による超音波探傷方法を実施
するに当たり、その基礎となる実験結果について説明す
る。図4に示すように、ウェブ厚3.2×フランジ厚
4.5(単位mm)試験片T.Pに2φの平底穴を設け、
2φ底面エコーレベルを最大70%(≒プラス3dB)
として感度設定をし、探触子2を前記試験片T.Pの中
心線を中心として左右に往復運動させつつ、超音波ビー
ムをフランジ底面位置に入射し、反射エコーの監視をし
た。この場合、欠陥がない健全状態であると、エコーレ
ベルは50%以下となることから、50%をスレッショ
ルドレベルと定め、これより高い50%以上をリジェク
トレベル(欠陥)とすることができる。なお、実際の探
傷に当たっては、これらの情報は予め超音波探傷装置1
2に取込んでおくことができる。
【0027】そして、水距離LW を変化させて、2φ底
面エコー50%以上の有効探傷幅LT およびフランジバ
ックエコー50%以下の限界探傷範囲LF の関係をオフ
ラインで調査した。
【0028】その結果、図5に示す結果が得られた。す
なわち、水距離が長くなるほど有効探傷幅LT は広くな
るが、逆に限界探傷幅LF は狭くなる傾向にある。ま
た、2φ底面エコーとフランジバックエコーのエコー干
渉部が水距離45mmより急増する傾向にある。以上のこ
とより、水距離は40〜48mm(45mm目標)とするの
が好ましい。
【0029】また、本発明者は、本発明に用いる探傷プ
ローブの選定のため、振動子径6.35mmの焦点型探触
子に10MHz の周波数を与えて前記探触子から25.4
mmの距離で焦点を結ばせるようにした場合(プローブ仕
様1)、振動子径3.18mmのフラット型探触子に10
MHz の周波数を与えた場合(プローブ仕様2)、振動子
径12.7mmの焦点型探触子に5MHz の周波数を与えて
前記探触子から63.5mmの距離で焦点を結ばせるよう
にした場合(プローブ仕様3)の各々について、形鋼サ
ンプルによる探傷テストを積み重ねた。
【0030】
【表1】
【0031】その結果、表1に示すように、プローブ仕
様2およびプローブ仕様3で探傷を行った場合には、反
射エコーが拡散するのに加えて、S/N比が大幅に低下
してしまうので、欠陥判別が明確に行えなかった。これ
らに対して、プローブ仕様1では、明確なる良否判定が
に行えた。
【0032】このことと前述の適正水距離とを考え合わ
せると、図1に示すように、焦点距離h1 は次式のよう
に表すことができる。
【0033】2h1 >h2 >h1 ……(1) この式にしたがって、探触子2からの超音波ビームの焦
点をh1 の距離で結ばせることにより、前記超音波ビー
ムの有効探傷幅を従来のEf≒0.6mmから1.2mmに拡
大が図れ、それによって連続探傷が可能となる。
【0034】上記のような条件の下で、探触子2より形
鋼1のフランジ1Fに入射された超音波ビームの反射エ
コーは超音波探傷装置12に取込まれ、予め定められた
スレッショルドレベル50%以上の場合のみ、リジェク
トレベル(欠陥)として欠陥判定信号が出力され、欠陥
マーキング装置13にマーキング指令を行うようになっ
ている。
【0035】なお、本実施例においては、2φの平底穴
を基準欠陥として、それより大きいものを欠陥とした
が、より精度を高めたい場合には、基準欠陥を小さくす
ることもできる。
【0036】(実験例1)次に実験例により本発明の欠
陥検出性能を明らかにする。本実験例においては、以下
の条件で、振動子径6.35mmの焦点型探触子に10MH
z の周波数を与えて、超音波ビームの焦点を探触子から
25.4mmの水中内で結ばせるように、ウェブ長200
×フランジ長100×ウェブ厚3.2×フランジ厚4.
5(単位mm)のフランジに対して直交的に入射し、反射
エコーのエコーレベル50%以上を欠陥として出力し
た。
【0037】探傷条件 ・感度設定;T.P 2φ平底穴 エコーレベル 70% ・水距離;42mm ・有効探傷幅;1.2mm ・ギャップ;4.5mm その結果、図10の結果が得られた。これをもとに、エ
コーレベルのみから欠陥の大小を判断すると、A>B>
C>Dであることが推測できるが、これをさらに詳細に
調査してみると、次のような欠陥であることが判った。
すなわち、A,Bは完全なる未溶接欠陥、C,Dは酸化
物生成による未溶接欠陥であり、誤検出は全くなかっ
た。
【0038】さらに、同上条件で3時間30分間連続探
傷を行ったところ、自然欠陥をも検出できた。
【0039】aはフランジとウェブの溶接部に鋼片噛込
みが、一方bはウェブエッジ凹状による溶接不良が確認
された。
【0040】(実験例2)次に、本発明法と比較法(特
公平2−15020号公報記載の方法)との比較評価を
行った。
【0041】
【表2】
【0042】その結果、表2に示すように、比較法で
は、有効探傷幅Ef≒0.6mmの断続探傷であったのに対
し、本発明法では、有効探傷幅Ef≒1.2mmと拡大が図
れることにより、連続探傷が可能となる。さらに、探傷
面積比率も比較法の約8倍と向上できた。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、焦点型探
触子からの超音波ビームの有効探傷幅の拡大が図れるの
で、連続探傷が可能となるとともに、高い検出精度をも
って欠陥の探傷ができるので、溶接H形鋼溶接部の全長
品質保証上きわめて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法による超音波ビームの焦点位置を示す
説明図である。
【図2】本発明に係る溶接H形鋼製造ラインを示す概略
図である。
【図3】本発明法による溶接H形鋼溶接部の連続探傷を
示す説明図である。
【図4】本実施例における実験方法および反射エコーの
エコーレベルを示す説明図である。
【図5】有効探傷幅および探傷限界範囲と水距離の関係
を示す図である。
【図6】本発明に係るウェブ拘束用ローラーのH形鋼設
置状態を示す図である。
【図7】本発明に係るウェブ拘束用ローラーの変形例を
示す説明図である。
【図8】本発明に係る追従ローラーを示す説明図であ
る。
【図9】本発明に係る局部水浸用カップを示す断面図で
ある。
【図10】本実施例における実験結果を示す図である。
【図11】本実施例における実験結果を示す図である。
【図12】従来の探傷方法を示す説明図である。
【図13】従来の探傷方法を示す説明図である。
【図14】従来の探傷方法を示す説明図である。
【図15】図14の従来法による各探傷点の軌跡を示す
図である。
【図16】本発明の完成に至るまでに行った方法例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 H形鋼 1F フランジ 1W ウェブ 2 焦点型探触子 4 水

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に搬送される溶接H形鋼のフラン
    ジの中央位置に離間して焦点型探触子を位置固定し、こ
    の探触子からの超音波ビームを水を伝播媒質としてフラ
    ンジと直交的に入射し、連続的に超音波探傷を行うとと
    もに、前記溶接H形鋼のウェブ両側に当接して溶接H形
    鋼のパスラインを規制するウェブ拘束用ローラーを設
    け、さらに前記超音波ビームの焦点を前記探触子とフラ
    ンジ外面との間の位置において結ばせることを特徴とす
    る溶接H形鋼溶接部の超音波探傷方法。
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