JP2508938Y2 - 小物類の吊持体 - Google Patents

小物類の吊持体

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JP2508938Y2
JP2508938Y2 JP1993040548U JP4054893U JP2508938Y2 JP 2508938 Y2 JP2508938 Y2 JP 2508938Y2 JP 1993040548 U JP1993040548 U JP 1993040548U JP 4054893 U JP4054893 U JP 4054893U JP 2508938 Y2 JP2508938 Y2 JP 2508938Y2
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JP
Japan
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locking
piece
piece portion
key holder
locking groove
Prior art date
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JP1993040548U
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JPH076146U (ja
Inventor
豊明 森
Original Assignee
株式会社長谷部
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、キーホルダ等の小物
類を吊持する吊持体に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、店頭等に陳列さ
れている小物類、例えば、キーホルダ等は、剥き出しの
ままの状態で釘等に係止して陳列するか、或いは、厚紙
等にキーホルダをテープ等で固定した後、この厚紙をフ
ック等に係止して陳列しているのが現状である。
【0003】しかしながら、キーホルダを剥き出しのま
ま或は厚紙にテープ等で固定して陳列した場合は、安物
のイメージを払拭することができず、小物類の商品価値
を著しく損ない易い、という問題を有しているととも
に、テープで小物類を厚紙に固定する場合には、かかる
作業が非常に煩雑であり、かつ、テープが必要な分コス
ト高になり無駄である、という問題を有していた。
【0004】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、小物類の見映
えを容易に向上させることができて、陳列小物類の商品
価値を高めることができ、しかも、テープ等を用いるこ
となく小物類を板材に容易に吊持させることができる構
成簡易で廉価な小物類の吊持体を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案にあっては、板状に形成された本体片部
と、該本体片部の端部に折曲自在に連接された折返し片
部と、該折返し片部の端部に突設された係止片部と、上
記本体片部に形成された係止溝と、から構成されてな
り、上記係止片部は、小物類の係止部に挿入され、か
つ、上記係止溝に挿入係止されるように構成されている
と共に、本体片部及び折返し片部に折り返した際に同一
の位置となる係止孔を各々設けたことを特徴とするもの
である。
【0006】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の考案を詳細に説明する。
【0007】図1乃至図5は、この考案をキーホルダH
の吊持体Aに適用した場合を示しており、この実施例に
係るキーホルダHの吊持体Aは、可撓性を有するプラス
チックや厚紙等で図2に示すように正面縦長状に打ち抜
き成型された本体片部1と、該本体片部1の上端部に折
曲自在に連設された折返し片部2と、該折返し片部2の
上端部略中央部から上方に突設された係止片部3と、該
係止片部3が挿入係止される係止溝4と、から構成され
ている。
【0008】本体片部1は、吊持されるキーホルダHの
見映えが良くなる彩色或は模様を有して形成されている
と共に、その外形も正面縦長状に限定されず、他の形状
にすることができる。
【0009】また、上記本体片部1と、折曲されて上記
本体片部1と重合する折返し片部2には、図3に示すフ
ックFに挿入される係止孔1b,2bが同軸となる位置
に夫々開設されている。
【0010】さらに、上記係止片部3が挿入係止される
係止溝4は、上記折返し片部2を折曲して上記本体片部
1と重合させたときに、上記折返し片部2から突設され
た係止片部3の基部3aが重合される位置に開設されて
いると共に、該係止溝4の両端部は、斜め下方に連続し
て開設されていて、該本体片部1の係止溝形成位置に
は、正面略台形状の係止片部1cが形成されている。
【0011】この係止片部1cは、上記係止片部3をキ
ーホルダHの係止部である環部5に挿入して上記係止溝
4に挿入係止したときに、上記キーホルダHの自重によ
って係止片部3が係止溝4から抜け出さないように上記
係止片部3を押圧挟持する弾性力が付与されるように構
成されている。勿論、上記キーホルダHの係止部は、上
記環部5に限定されるものではなく、吊持できる形態で
あれば、例えば、フック状に形成してもよい。
【0012】折返し片部2には、上記したように、フッ
クFに挿入される係止孔2bが開設されて形成されてい
るが、この折返し片部2の裏面側、即ち、折返し片部2
を折り返したときに表面側に向く面2aには、該吊持体
Aに吊持されるキーホルダHの商標やメーカー名等が表
示される。
【0013】係止片部3は、上記したように、上記折返
し片部2の上端部略中央部から上方に突設されて形成さ
れており、その幅寸法は、上記係止溝4の水平溝部寸法
と略同一寸法に形成されていると共に、その長さは、上
記折返し片部2の高さ寸法の同一若しくは折返し片部2
の高さ寸法より長く形成されている。このように係止片
部3の長さ寸法を長くとることで、上記キーホルダHの
自重によって係止片部3が容易に係止溝4から抜け出さ
ないようにすることができる。
【0014】勿論、上記係止片部3の構成は、図示のも
のに限定されるものではなく、上記キーホルダHの自重
によって係止片部3が容易に係止溝4から抜け出さない
形状であれば、適宜の形状を採用することができる。
【0015】このように構成された小物類の吊持体A
に、図1に示すようにキーホルダHを吊持させる場合に
は、先ず、キーホルダHの環部5に上記係止片部3を挿
通した後、上記折返し片部2を折曲し、上記係止片部3
を上記係止溝4に挿通して係止させ、この状態で、上記
吊持体AをフックF等に吊持させる。勿論、これらをビ
ニール袋等に入れて吊持してもよい。
【0016】この状態では、上記キーホルダHの荷重
は、上記係止片部3を下方へ引き降ろす方向に作用する
が、上記係止片部3の基部3aは、前記係止片1cの押
圧力によって係止溝4に挿入係止されてたまま両者の係
合状態が容易に解除されない状態で係止されているた
め、キーホルダHの自重のみによって上記係止片部3が
係止溝4から抜け出ることはない。
【0017】一方、吊持体AからキーホルダーHを取り
外す場合には、上記折返し片部2を展開方向に回動させ
て係止片部3を係止溝4から引き抜くことで、キーホル
ダーHを吊持体Aから容易に取り外すことができる。勿
論、この吊持体Aは再使用することもできる。
【0018】尚、上記実施例では、この考案をキーホル
ダHの吊持体Aに適用した場合を例に取り説明したが、
この考案にあってはこれに限定されるものではなく、環
部を有する小物類の吊持体であればいずれのものも吊持
することができること勿論である。
【0019】
【考案の効果】この考案に係る小物類の吊持体は、以上
説明したように、板状部材を打ち抜き成型により簡易に
形成することができるので、製造コストがかからず、し
かも、小物類の着脱を容易に行なうことができると共
に、小物類の自重で吊持状態が解除されることもないの
で取り扱いが至便であり、さらには、吊持体を小物類に
対応させて彩色し、或は、成形することで、小物類の商
品価値を容易に向上させることができる等、幾多の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るキーホルダの吊持体
の斜視図である。
【図2】同吊持体の展開図である。
【図3】同キーホルダを吊持させた吊持体をフックに係
止させた状態を示す断面図である。
【図4】同吊持体の折返し片部を折返した中間状態を示
す斜視説明図である。
【図5】同吊持体の係止片部を本体片部の係止溝に挿通
係止させた状態を示す説明斜視図である。
【符号の簡単な説明】A 小物類の吊持体 1 本体片部 2 折返し片部 3 係止片部 4 係止溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状に形成された本体片部と、該本体片部
    の端部に折曲自在に連接された折返し片部と、該折返し
    片部の端部に突説された係止片部と、上記本体片部に形
    成された係止溝と、から構成されてなり、上記係止片部
    は、小物類の係止部に挿入され、かつ、上記係止溝に挿
    入係止されるように構成されていると共に、本体片部及
    び折返し片部に折り返した際に同一の位置となる係止孔
    を各々設けたことを特徴とする小物類の吊持体。
JP1993040548U 1993-06-30 1993-06-30 小物類の吊持体 Expired - Lifetime JP2508938Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH076146U JPH076146U (ja) 1995-01-27
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ID=12583509

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253922A (en) * 1975-10-29 1977-04-30 Ube Industries Manufacturing method of light foamed gypsum material
JPS591957Y2 (ja) * 1980-07-30 1984-01-19 昭和製袋工業株式会社 洩れ防止多層袋

Also Published As

Publication number Publication date
JPH076146U (ja) 1995-01-27

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