JPH076126Y2 - 回転工具の吊り下げ装置 - Google Patents

回転工具の吊り下げ装置

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JPH076126Y2
JPH076126Y2 JP1987134431U JP13443187U JPH076126Y2 JP H076126 Y2 JPH076126 Y2 JP H076126Y2 JP 1987134431 U JP1987134431 U JP 1987134431U JP 13443187 U JP13443187 U JP 13443187U JP H076126 Y2 JPH076126 Y2 JP H076126Y2
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JP
Japan
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rotary tool
belt
projecting
projecting pieces
rotary
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JP1987134431U
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JPS6439216U (ja
Inventor
憲一 中井
Original Assignee
宮井サンフレックス工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、展示や販売のための回転工具を、固定側フ
ックに吊り下げ可能とさせる回転工具の吊り下げ装置に
関する。
(従来の技術) 販売用等の物品の吊り下げ装置には、従来、実開昭60-8
9164号公報で示されるものがある。
これによれば、可撓性のシートが設けられ、このシート
の中途部に上記販売品の一部を嵌入可能とさせる嵌合孔
が形成されている。上記嵌合孔に上記物品の一部を嵌入
させた状態で、上記物品を抱くように上記シートを折り
曲げたとき、このシートの両端部が互いに重ね合わせ可
能とされている。
そして、これら両端部の重ね合わせ部には、壁等に突設
された固定側フックに嵌合可能な吊り下げ孔が形成され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、何らかの外力によって、
物品の一部が嵌合孔から不意に外れると、この物品は、
上記シートへの取り付けが解除されて、同上シートから
抜け落ちてしまうおそれがある。
そこで、上記構成に加えて、物品をシートに対し係脱自
在に係止させる係止手段を設けることが考えられる。
しかし、この係止手段が外部に露出していると、この係
止手段に対する外力で、その係止が容易に解除されるお
それがある。また、上記係止手段が外観上容易に見え
て、吊り下げ装置や、これに取り付けられた物品の見栄
えが低下するおそれもある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、吊り下げ装置に対する回転工具の取り付けが、より
確実になされるようにし、かつ、このようにした場合で
も、吊り下げ装置や、これに取り付けられた回転工具の
見栄えが良好に保たれるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、駆動源に連結可能とされる回転軸を有した回転工具
を、固定側フックに吊り下げ可能とさせる吊り下げ装置
であって、ベルトを備え、このベルトの長手方向中途部
に上記回転軸を嵌入させる嵌合孔を形成し、上記嵌合孔
に上記回転軸を嵌入させた状態で回転工具を抱くように
上記ベルトを折り曲げたとき、このベルトの両端部を互
いに重ね合わせ可能とし、これら両端部の重ね合わせ部
に上記フックに嵌合可能な吊り下げ孔を形成した回転工
具の吊り下げ装置において、上記ベルトの長手方向中途
部からその各側方に向って突出する一対の突出片を一体
成形し、同上回転工具を抱くように上記両突出片を折り
曲げたとき、これら両突出片の各突出端部を係脱自在と
させる係止手段を設け、これら両突出端部を係止させた
上記係止手段を、上記回転工具の外面と、この回転工具
を抱いた上記ベルトの長手方向中途部との間に位置させ
た点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
なお、下記した括弧内の用語は、実用新案登録請求の範
囲の用語に対応するものである。
嵌合孔8に回転軸4を嵌入させた状態で回転工具1を抱
くレベル7を設け、このベルト7の長手方向中途部から
その各側方に向って突出する一対の突出片16,16を一体
成形し、同上回転工具1を抱くように上記両突出片16,1
6を折り曲げたとき、これら両突出片16,16の各突出端部
を係脱自在とさせる係止部(係止手段)17,17を設けて
ある。
このため、ベルト7が回転工具1を抱くことに加えて、
両突出片16,16と、これら両突出片16,16を係止させる係
止部(係止手段)17,17とが同上回転工具1を抱くこと
になる。
また、上記両突出片16,16の両突出端部を係止させた上
記係止部(係止手段)17,17を、上記回転工具1の外面
と、この回転工具1を抱いた上記ベルト7の長手方向中
途部との間に位置させてある。
このため、上記両突出片16,16の両突出端部を係止させ
た係止部(係止手段)17,17は、上記ベルト7の中途部
によってその外方から覆われることとなる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を、図に従い説明する。
図において、符号1は展示しようとする回転工具で、こ
れは金属の研磨等に用いられるワイヤブラシである。こ
の回転工具1は円筒状の基部2を有し、この基部2から
軸方向上方に向って多数の線材で構成されるワイヤ3が
突出している。また、これとは逆に下方に向って基部2
から回転軸4が突出し、この回転軸4は基部2の軸心上
に位置している。そして、この回転軸4を図示しない電
動工具等の駆動源に連結すれば、回転工具1が回転可能
となる。
5は、ラベル取り付けを兼用する吊り下げ装置で、この
吊り下げ装置5は上記構成の回転工具1を取り付けさせ
て、この回転工具1の軸心が縦向きとなるように展示用
の固定側フック6に吊り下げられる。
上記吊り下げ装置5は一定幅寸法のベルト7を有し、こ
のベルト7は可撓性の透明の樹脂製である。このベルト
7の長手方向中途部には嵌合孔8が形成され、この嵌合
孔8に回転軸4が嵌入している。この場合、嵌合孔8の
直径は回転軸4の直径よりもわずかに小さく成形されて
おり、嵌合孔8に回転軸4が嵌入した際、嵌合孔8の開
口縁は回転軸4の外周面に弾性的に圧着する。
上記したように嵌合孔8に、上記回転軸4を嵌入させた
状態で回転工具1を抱くように上記ベルト7を折り曲げ
たとき、このベルト7の両端部は互いに重ね合わせ可能
とされている。
上記の場合、嵌合孔8を境にしたベルト7の一端側7aは
回転工具1の一方の面に沿って回転軸4とは反対側に延
出し、この延出した一端側7aの端部は折り返されて折り
返し部7bとされている。一方、同上嵌合孔8を境にした
ベルト7の他端側7cは同上回転工具1の他方の面に沿っ
て回転軸4とは反対側に延出し、この延出した他端側7c
の端部は、上記一端側7aの端部と折り返し部7bとの間に
挿入され、これら一端側7aの端部、折り返し部7b、およ
び他端側7cの端部が互いに重ね合わされている。
上記一端側7aと折り返し部7bの両外面に跨って紙製のラ
ベル9が重なるように貼り付けられ、このようにして、
ラベル9が回転工具1側に取り付けられている。
上記折り返し部7b、他端側7c、およびラベル9の重ね合
わせ部で、これらを互いに結合させるクリップ10が設け
られている。このクリップ10はメイル11とフィメイル12
とで構成されている。上記折り返し部7b、他端側7c、お
よびラベル9の重ね合わせ部には、メイル11が貫通する
ようにクリップ孔13が形成され、このクリップ孔13を貫
通したメイル11の端部と、上記フィメイル12とが嵌脱自
在に嵌着している。このクリップ10により、ラベル9は
ベルト7に対してより確実に取着される。
なお、上記の場合、折り返し部7bと他端側7cとの結合は
上記クリップ10に変えて接着テープによってもよい。そ
して、このようにする場合には、クリップ孔13はなくて
もよい。
上記折り返し部7b、他端側7c、およびラベル9の重ね合
わせ部、即ち、強度の高い部分に吊り下げ孔14が形成さ
れている。そして、この吊り下げ孔14がフック6に嵌め
合わされ、この吊り下げ装置5を介して回転工具1がフ
ック6に吊り下げられる。
上記ベルト7の他端側7cにおける長手方向中途部からそ
の各側方に向って突出する一対の突出片16,16が一体成
形されている。上記のよういにベルト7で抱かれた回転
工具1のワイヤ3が抱くように上記両突出片16,16を折
り曲げたとき、これら両突出片16,16の各突出端部を係
脱自在とさせる係止手段が設けられている。
上記係止手段は、上記各突出片16の突出端部にそれぞれ
形成される切込み状の係止部17で構成されている。そし
て、第3図で示すように、上記係止部17,17同士を嵌合
させれば、上記両突出片16,16の突出端部同士が係止さ
れることとなり、これにより、回転工具1は両突出片1
6,16によっても抱かれる。また、この場合、両突出片1
6,16は、ワイヤ3を抱くため、このワイヤ3を構成する
各線材の先端が外側方に自由に折れ曲がろうとすること
は防止される。
なお、上記回転工具1は第1図と第2図中仮想線で示す
ように上下を逆にしてフック6に吊り下げるようにして
もよい。更に、両突出片16,16は基部2とワイヤ3の両
者、もしくは基部2のみを抱くように形成してもよい。
(考案の効果) この考案によれば、嵌合孔に回転軸を嵌入させた状態で
回転工具を抱くベルトを設け、このベルトの長手方向中
途部からその各側方に向って突出する一対の突出片を一
体成形し、同上回転工具を抱くように上記両突出片を折
り曲げたとき、これら両突出片の各突出端部を係脱自在
とさせる係止手段を設けてある。
このため、ベルトが回転工具を抱くことに加えて、両突
出片と、これら両突出片を係止させる係止手段とが同上
回転工具を抱くこととなる。よって、上記回転工具は吊
り下げ装置に対しより確実に取り付けられる。
また、上記両突出片の両突出端部を係止させた上記係止
手段を、上記回転工具の外面と、この回転工具を抱いた
上記ベルトの長手方向中途部との間に位置させてある。
このため、上記両突出片の両突出端部を係止させた係止
手段は、上記ベルトの中途部によってその外方から覆わ
れることとなる。
よって、上記係止手段に対し外力が与えられることは上
記ベルトの中途部によって防止されるため、上記係止手
段による係止が容易に解除されることが防止されて、吊
り下げ装置に対する回転工具の取り付けが、より確実に
なされることとなる。
また、上記係止手段が外観上容易に見えることは、ベル
トの中途部によって抑制されることとなり、上記吊り下
げ装置や、これに取り付けられた回転工具の見栄えが良
好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は側面断面図、第
2図は正面図、第3図は第1図のIII-III線矢視図、第
4図は同上第1図のIV-IV線矢視断面図、第5図は展開
斜視図である。 1……回転工具、4……回転軸、5……吊り下げ装置、
6……フック、7……ベルト、8……嵌合孔、9……ラ
ベル、10……クリップ、13……クリップ孔、14……吊り
下げ孔、16……突出片、17……係止部(係止手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源に連結可能とされる回転軸を有した
    回転工具を、固定側フックに吊り下げ可能とさせる吊り
    下げ装置であって、ベルトを備え、このベルトの長手方
    向中途部に上記回転軸を嵌入させる嵌合孔を形成し、上
    記嵌合孔に上記回転軸を嵌入させた状態で回転工具を抱
    くように上記ベルトを折り曲げたとき、このベルトの両
    端部を互いに重ね合わせ可能とし、これら両端部の重ね
    合わせ部に上記フックに嵌合可能な吊り下げ孔を形成し
    た回転工具の吊り下げ装置において、 上記ベルトの長手方向中途部からその各側方に向って突
    出する一対の突出片を一体成形し、同上回転工具を抱く
    ように上記両突出片を折り曲げたとき、これら両突出片
    の各突出端部を係脱自在とさせる係止手段を設け、これ
    ら両突出端部を係止させた上記係止手段を、上記回転工
    具の外面と、この回転工具を抱いた上記ベルトの長手方
    向中途部との間に位置させたことを特徴とする回転工具
    の吊り下げ装置。
JP1987134431U 1987-09-01 1987-09-01 回転工具の吊り下げ装置 Expired - Lifetime JPH076126Y2 (ja)

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JPS6439216U JPS6439216U (ja) 1989-03-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089164U (ja) * 1983-11-19 1985-06-19 大日本印刷株式会社 パツケ−ジ
JPS60120975U (ja) * 1984-01-24 1985-08-15 三洋電機株式会社 燃焼装置の給排気筒の包装装置
JPS6143158U (ja) * 1984-08-21 1986-03-20 丸久味噌株式会社 食品の外装容器

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JPS6439216U (ja) 1989-03-08

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