JP2508720B2 - カセツトハ−フの二色成形方法 - Google Patents

カセツトハ−フの二色成形方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対向する雄型と雌型との間に形成される空
隙に一次注入材料と二次注入材料とを順次充填すること
により、オーディオカセットハーフを成形する二色成形
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、第4図に示すようなオーディオカセッ
トハーフ、すなわち、不透明な枠体1と、この枠体1の
中央部に形成された透明な窓部2と、この窓部2に連な
り透明な上記枠体1の表面部(ヘッド対応部3を除く部
分)4とから構成されたオーディオカセットハーフ5を
二色成形方法で成形する場合には、金型反転装置を用い
て、コア型を、成形品の離型方向に直交する面内におい
て回転させて、一次用キャビ型及び二次用キャビ型に交
互に対向させることにより、二段階の成形を順次行な
う、いわゆる回転成形方法が用いられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の回転成形方法においては、
金型が一次用と二次用の二種類必要であると共に、一次
側での成形が終了した後に一旦型を開いて、一次成形品
を回転により二次側に移す必要があり、成形サイクルが
長くかかり、生産性が低いという問題がある。また、一
次成形が完了した後、型を開くため、一次成形品が空気
に触れ、従って、二次成形を行なった場合に、成形品の
一次,二次界面が剥離し易いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、一種類の金型で成形することがで
き、かつ一次成形品を移動させる必要がなく、そのまま
の状態で二次成形を行なうことができ、従って、成形サ
イクルが短縮できると共に、でき上がった成形品の一
次,二次界面の溶着性が良好な二色成形方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、一次注入材料
充填時には、雄型に移動自在に設けられかつカセットハ
ーフの窓部を形成するコア型体を、雌型方向に突出させ
ると共に、上記雌型に移動自在に設けられかつ上記カセ
ットハーフの枠体の表面部を形成するキャビ型体を、上
記雄型方向に突出させて、上記カセットハーフの窓部及
び枠体の表面部用の空間を閉塞した状態で残りの空隙内
に一次注入材料を充填し、次いで、二次注入材料充填時
には、上記コア型体及びキャビ型体をそれぞれ後退させ
て二次注入材料用の空間を形成し、この空間内に二次注
入材料を充填して上記カセットハーフを成形するもので
ある。
〔作用〕
本発明のカセットハーフの二色成形方法にあっては、
雄型に移動自在に設けたコア型体及び雌型に移動自在に
設けたキャビ型体を、一次注入材料充填時には、それぞ
れ雌型方向及び雄型方向に突出させ、かつ二次注入材料
充填時には、それぞれ雄型方向及び雌型方向に戻すこと
によって、一次注入材料充填用空間と二次注入材料充填
用空間とをそれぞれ分離して確保する。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図ないし第3図は本発明の二色成形方法を実施す
るための金型装置の一例を示すもので、これらの図にお
いて符号10は固定型板(雌型)でり、この固定型板10
は、第1,第2,第3固定型板11,12,13を介して固定取付板
14に取付けられている。また、この固定型板10に対向し
て可動型板(雄型)15が移動自在に設けられ、かつこの
可動型板15は、第1,第2,第3可動受板16,17,18及びスペ
ーサブロック19を介して可動取付板20に取付けられてい
る。そして、これらの型板10,15の各対向面には、それ
ぞれ、上記オーディオカセットハーフ5の外表面及び内
面を形成するための彫刻面が形成されている。
上記固定型板10、第1,第2固定受板11,12を貫通した
状態で、これらの部材10,11,12及び第3固定受板13の内
部には、キャビバック集合体21が上記カセットハーフ
(成形品)5の離型方向(第1図ないし第3図において
上下方向)に移動自在に設けられている。このキャビバ
ック集合体21は、上記カセットハーフ5の枠体1の表面
部4を成形するためのキャビ型体22と、このキャビ型体
22を支持する第1受体23とから構成されている。また、
この第1受体23は、第3図に示すように、第3固定受板
13の内部に配置した油圧シリンダ24のピストンロッド24
aに連結されており、型閉時に、この油圧シリンダ24の
ピストンロッド24aを前進させることにより、上記キャ
ビ型体22の先端面と可動型板15の彫刻面との距離が所定
値に保持され、上記ピストンロッド24aを後退させるこ
とにより、上記キャビ型体22の先端面が固定型板10の彫
刻面と略同一になるように構成されている。
また、上記可動型板15、第1,第2固定受板16,17を貫
通して、それらの内部には、コアバック集合体25が上記
カセットハーフ5の離型方向に移動自在に設けられてい
る。このコアバック集合体25は、上記カセットハーフ5
の窓部2を成形するためのコア型体26と、このコア型体
26を支持する第2受体27とから構成されている。さら
に、この第2受体27は第3可動受板18の内部に配置した
油圧シリンダ28のピストンロッド28aに連結されてお
り、型閉時に、この油圧シリンダ28のピストンロッド28
aを前進させることにより、上記コア型体26の先端面が
上記固定型板10に当接すると共に、上記ピストンロッド
24aを後退させることにより、上記コア型体26の先端面
が可動型板15の彫刻面と略同一になるように構成されて
いる。
上記固定取付板14には、一対のロケートリング29,30
が装着され、かつ固定取付板14を貫通してスプルーブッ
シュ31,32が挿着されている。このスプルーブッシュ31,
32にはマニホールドブロック33が連結されている。そし
て、これらのスプルーブッシュ31,32とマニホールドブ
ロック33と第3,第2,第1固定受板13,12,11と両型板10,1
5とには、それぞれ、一次注入材料(不透明)用の第1
通路34及び二次注入材料(透明)用の第2通路35が形成
されている。なお、第1図符号36は突出ピン支持用の突
出板である。
次に、上記のように構成された二色成形用金型を用い
てオーディオカセットハーフ5を成形する方法について
説明する。
まず、型締開始と同時に、各油圧シリンダ24,28のピ
ストンロッド24a,28aを前進させて、キャビバック集合
体21及びコアバック集合体25をともに移動させ、キャビ
型体22の先端面と可動型板15の彫刻面との距離を所定値
に保持すると共に、コア型体26の先端面を固定型板10の
彫刻面に当接する。この状態において、第1通路34を通
った一次注入材料が、上記オーディオカセットハーフ5
の枠体1の外側面に相当する部位から空隙内に充填さ
れ、これにより、枠体1が成形される(第2図参照)。
次いで、上記各油圧シリンダ24,28のピストンロッド2
4a,28aを後退させると、キャビ型体22及びコア型体26が
戻り、両型体22,26の先端面が、それぞれ両型板10,15の
彫刻面と略同一となり、これらの先端面と彫刻面との間
に二次注入材料用の空間が形成される。この状態におい
て、第2通路35を通った二次注入材料が、上記カセット
ハーフ5の窓部2の外表面に相当する部位から上記空間
内に充填され、これにより、カセットハーフ5が二色成
形される。この場合、一次成形と二次成形との間におい
て、型を開く必要がなく、一次成形品を移動させる必要
がないので、成形サイクルが短縮され、かつ生産性が向
上すると共に、成形品の一次,二次界面が剥離しにくく
溶着性の向上が図れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、一次注入材料充填時
には、雄型に移動自在に設けられかつカセットハーフの
窓部を形成するコア型体を、雌型方向に突出させると共
に、上記雌型に移動自在に設けられかつ上記カセットハ
ーフの枠体の表面部を形成するキャビ型体を、上記雄型
方向に突出させて、上記カセットハーフの窓部及び枠体
の表面部用の空間を閉塞した状態で残りの空隙内に一次
注入材料を充填し、次いで、二次注入材料充填時には、
上記コア型体及びキャビ型体をそれぞれ後退させて二次
注入材料用の空間を形成し、この空間内に二次注入材料
を充填して上記カセットハーフを成形するものであるか
ら、一種類の金型で成形することができ、かつ一次成形
品を移動させる必要がなく、そのままの状態で二次成形
を行なうことができ、従って、成形サリクルが短縮でき
て、生産性の向上を図ることができると共に、できあが
った成形品の一次,二次界面の溶着性が良好で剥離等の
不具合が発生しないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は断面図、第2図は一次成形を行た後の断面図、
第3図は第1図を直角方向に切断した断面図、第4図は
オーディオカセットハーフの斜視図である。 1……枠体、2……窓部、4……表面部、5……オーデ
ィオカセットハーフ(成形品)、10……固定型板(雌
型)、15……可動型板(雄型)、22……キャビ型体、26
……コア型体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する雄型と雌型との間に形成される空
    隙に一次注入材料と二次注入材料とを順次充填すること
    により、カセットハーフの枠体を一次注入材料でかつこ
    のカセットハーフの窓部とこの窓部に連なる枠体の表面
    部を二次注入材料で成形するカセットハーフの二色成形
    方法において、一次注入材料充填時には、上記雄型に移
    動自在に設けられかつ上記カセットハーフの窓部を形成
    するコア型体を、上記雌型方向に突出させると共に、上
    記雌型に移動自在に設けられかつ上記カセットハーフの
    枠体の表面部を形成するキャビ型体を、上記雄型方向に
    突出させて、上記カセットハーフの窓部及び枠体の表面
    部用の空間を閉塞した状態で残りの空隙内に一次注入材
    料を充填し、次いで、二次注入材料充填時には、上記コ
    ア型体及びキャビ型体をそれぞれ後退させて二次注入材
    料用の空間を形成し、この空間内に二次注入材料を充填
    して上記カセットハーフを成形することを特徴とするカ
    セットハーフの二色成形方法。
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