JP2508634B2 - マルチウインドウ生成装置 - Google Patents

マルチウインドウ生成装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のウィンドウを表示するマルチウィンド
ウ生成装置に関する。
[発明の概要] 本発明は、ウィンドウを生成する際に、表示領域の中
から空き領域を検出し、検出された空き領域に新しいウ
ィンドウを生成するものである。
〔従来技術〕
パーソナルコンピュータやワードプロセッサには、割
込み等の発生による複数の処理や階層構造による複数の
処理等を行うようにしたものがある。一般的にこのよう
な処理を行うシステムにはマルチウィンドウが多く用い
られている。マルチウィンドウとは、オペレータ等に対
し現在どのような処理(フォワードジョブ)を行い、そ
の処理の裏で実行している所謂バックワードジョブが何
であるかを複数の画面(ウィンドウ)を重ね合せて表示
するようにしたシステムである。また、階層構造の場合
には、現在行っている処理が階層構造のどの位置に属し
ているかを同様に複数の画面を重ね合せて表示するよう
にしたものである。
従来、前述したマルチウィンドウシステム下での新し
いウィンドウの生成は、第7図に示すように表示画面
(CRT)の決まった位置に一定の大きさのウィンドウを
生成し、そのウィンドウを最前面にするようにオーバー
ラップ処理(重ね合せ処理)を行っていた。すなわち、
第7図(a)に示すように表示画面CRTにウィンドウ
W1,W2を重ね合せて表示している時に、新しいウィンド
ウW3を表示する場合には、第7図(b)の如く、ウィン
ドウW2に対し左下方部にずらして新しいウィンドウW3
表示している。そして、最前部をアクティブウィンドウ
として使用している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来のマルチウィンドウシステムにおいて、
各ウィンドウの大きさが一定の時には問題は発生しない
が、それぞれ発生するウィンドウの大きさが異なる場合
には重ね合せた時に、小さいウィンドウが前面のウィン
ドウの下に隠れてしまう問題があった。例えば、第8図
(a)のようにウィンドウW4とその前に小さいウィンド
ウW5が表示されている時に、新しいウィンドウW6を表示
した場合第8図(b)のように小さいウィンドウW5が新
しいウィンドウW6の下に隠れてしまう。すなわち、各ウ
ィンドウの一部を表示して、現在の処理がどのような状
態で実行しているかを明確にしているにも拘わらず、1
個のウィンドウが表示されなくなるので、オペレータは
現在の状態を把握できなくなってしまっていた。このた
めに、オペレータはウィンドウを移動する処理を用い
て、第8図(c)の如く、新しいウィンドウW6を右上方
部に移動し、全てのウィンドウが表示されるように処理
をしなければならなかった。このような移動処理はオペ
レータに対し目的の操作以外に時間を必要とする問題を
発生していた。
本発明は上記問題点に鑑み、小さいウィンドウに対し
ても下に隠れてしまうことなく、操作性に優れたマルチ
ウィンドウ生成装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の手段は、ディスプレイ上に複数のウィンドウ
を表示するためのデータを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示領域を複数
の領域に区分し、配置されるウィンドウの数が最も少な
い領域を、表示領域における空き領域として検出する検
出手段と、この検出手段により検出された空き領域に新
しいウィンドウを生成するウィンドウ生成手段とを具備
したことを特徴とする。
[作用] 本発明の手段の作用は次の通りである。
ディスプレイ上に複数のウィンドウを表示するための
データを記憶手段で記憶し、検出手段は記憶手段に記憶
されたデータに基づいて、表示領域を複数の領域に区分
し、配置されるウィンドウの数が最も少ない領域を、表
示領域における空き領域として検出し、ウィンドウ生成
手段は検出手段により検出された空き領域に新しいウィ
ンドウを生成する。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例の回路構成図である。マウス
5は、簡易型の座標入力装置であり、例えば机上面をオ
ペレータがこのマウス5を持ってスライドさせると、そ
の移動量に対応してデータがマウス制御装置6に加わ
る。マウス制御装置は表示画面7に表示されているマウ
スカーソルの位置座標を、この移動量に対応したデータ
を用いて変更し、その変更された位置データをプロセッ
サ回路8に加える。
マウス5はボタンスイッチ5−1を有し、オペレータ
によってボタンが押下された時には、ボタンが押下され
たことを表すスイッチ情報がマウス制御装置6を介して
プロセッサ8に加わる。
プロセッサ8は前述したマウス制御装置6より加わる
位置情報をもとに、図示しない例えばグラフィック表示
メモリにカーソルパターンを書込み、表示制御装置9を
介して表示メモリ10に格納されている表示データととも
に表示部7(CRT)に表示する。これによってカーソル
5の移動に対応して表示画面中をマウスカーソルが移動
する。
一方、マウス5のボタンスイッチ5−1が押下された
時には、プロセッサ8はマウスカーソルの現在位置を記
憶して、表示画面上のどのメニューが指示されているか
を検出し、その指示されたメニューに対応する処理を実
行する。なお、プロセッサ8にはキーボード制御装置11
を介してキーボード12が接続されているが、このキーボ
ードからのキーデータによってもメニューの指示やウィ
ンドウの処理さらには他のデータの入力も可能である。
すなわち、第1図における本発明の実施例では、マウス
5とキーボード12からのデータの入力が可能な構成とな
っている。
以下では、マウス5やキーボード12からの分割表示処
理の指示による重ね合わせ表示動作すなわちマルチウィ
ンドウの表示動作を説明する。
ウィンドウメモリ12は前述したキーボード12やマウス
5のオペレータの操作によって作成されたウィンドウ表
示データが、またウィンドウ管理テーブル13にはそのウ
ィンドウ表示データを表示する位置や、ウィンドウの前
後表示関係を表すウィンドウ情報が格納されている。
ウィンドウメモリ12に格納されている表示データは表
示画面イメージのデータであり、ウィンドウ管理テーブ
ル13に格納されているウィンドウ情報をもとに、例え
ば、第2図(c)に示すようにウィンドウwin A〜win C
が表示される。このような表示を制御するのが、後述す
るウィンドウ生成制御装置4とオーバーラップ制御装置
14である。
第2図(a)はウィンドウ管理テーブルの内容を表わ
す説明図である。このテーブルは各ウィンドウに対して
設けられており、対応するウィンドウの幅bpw(第2図
(c))、ウィンドウの高さbph(第2図(c))、表
示ウィンドウの左上角の表示画面上でのX座標bpxとY
座標bpy、ウィンドウ内の文字のサイズc size第2図
(c))、行間のピッチpitch(第2図(c))、次ウ
ィンドウのポインタ即ち後方のウィンドウ管理テーブル
の先頭番地fp、前のウィンドウのポインタbp、最初のサ
ブウィンドウの管理テーブルのポインタswsp,最後のサ
ブウィンドウの管理テーブルのポインタswep,親ウィン
ドウのポインタparent、タイトルバーのデータtitle、
アクティブタイトルバーatbp、非アクティブタイトルバ
ーdtbpが記憶される。
本発明の実施例においては、第2図(a)に示すよう
に主のウィンドウ(親ウィンドウ)に対し、そのウィン
ドウ内に複数のサブウィンドウを設けることができるよ
うになっており、親ウィンドウテーブル内の最初のサブ
ウィンドウの管理テーブルのポインタswspによって第1
番目のサブウィンドウAが指示され、サブウィンドウA
内の次のウィンドウへのポインタfp1によってサブウィ
ンドウBの管理テーブルの先頭が指示される。そして、
サブウィンドウBの次のウィンドウへのポインタfp2
よってサブウィンドウCの管理テーブルの先頭が指示さ
れる。なお、サブウィンドウCが最終であるので、この
サブウィンドウCの次のウィンドウへのポインタはヌル
(NILL;)が格納され、このサブウィンドウCが
最終であることを表す。また、これらの管理テーブルは
その逆に後方からのつながりを親ウィンドウの最後のサ
ブウィンドウswepから順次前のウィンドウへのポインタ
bp3,bp2によって関係づけられている。なお、サブウィ
ンドウAの最前のウィンドウへのポインタbp1にはヌル
データが格納されている。これらによって、親ウィンド
ウに対するサブウィンドウの関係が記憶されている。
親ウィンドウとは例えば1画面を表す場合が殆どであ
るが、複数のウィンドウ内にさらにウィンドウを設けた
ような場合には同様にこの親ウィンドウによって親ウィ
ンドウ間の関係づけがなされる。なお、この時にはさら
に上位のウィンドウ管理テーブルが設けられる。
また、サブウィンドウA,B,C内には第2図(a)に示
したように親ウィンドウへのポインタparentが設けられ
ており、そのポインタparet1,parent2,parent3より、
このサブウィンドウがどの親ウィンドウのものであるか
がわかる。
ウィンドウ生成制御装置は、新しいウィンドウを表示
する時にプロセッサ8より加わるウィンドウ発生信号に
よって動作を開始する。
第4図はウィンドウ生成制御装置の動作フローチャー
トである。プロセッサ8よりウィンドウ発生信号が加わ
るとこの処理を開始する(START)。まず、表示画面を
4分割するため、表示画面の縦の中心線のX座標(CX)
を求める処理S1と、横の中心線のY座標(CY)を求める
処理S2を実行する。この処理S1,S2によって表示画面を
4分割した時の境界線が求められる。次には、ウィンド
ウ生成制御装置内に有するワークレジスタwpに親ウィン
ドウw0に格納されている最初のサブウィンドウのポイン
タswspの値を格納(S3)する。そしてレジスタC1〜C4
にする初期化処理S4を行う。このレジスタC1〜C4
は前述した縦線と横線で分割された表示領域にいくつの
ウィンドウが表示されているかを求めるためのワークレ
ジスタである。
前述した処理S3,S4によってワークレジスタの初期化
がなされる。この処理S4が終了すると、次にはワークレ
ジスタwpがNILLであるかを判別する(S5)。本発明の実
施例においては親ウィンドウw0のポインタswspがNILL(
)の時(Y)にはサブウィンドウが存在しない場
合であるので後述する処理S14より実行する。ポインタs
wspがNILLでない時(N)にはサブウィンドウが存在す
るので、次にはそのサブウィンドウが表示画面のどの位
置に存在するかを判別する処理を行う。まず、ワークレ
ジスタwpで指示されるサブウィンドウの管理テーブル例
えば第2図(b)のサブウィンドウAの表示画面におけ
る左上角のX座標bpxが縦中心線のX座標CXより小さい
か否かを判別する。小さい時(Y)には次には対象とな
るサブウィンドウの表示画面における左上角のY座標bp
yが横中心線のY座標CYより小さいか否かを判別する。
小さい時(Y)にはレジスタC2をインクリメントする処
理S10を行い、小さくない時(N)、即ち大きい時には
レジスタC3をインクリメントする処理S9を行う。一方、
判別処理S6において、小さくない(N)と判別した時に
は、前述した判別処理S7と同様の処理S8を行い、対照と
なるサブウィンドウの表示画面における左上角のY座標
bpyが横中心線のY座標より小さいか否かを判別する。
そして小さい時(Y)には、レジスタC1をインクリメン
トする処理S11を行い、小さくない時(N)即ち大きい
時にはレジスタC4をインクリメントする処理S12を行
う。
本発明の実施例においては、横と縦の中心線で分割さ
れる4個の領域をそれぞれ右上を第1象現、左上を第2
象現、左下を第3象現、右下を第4象現と定義し、それ
ぞれの領域に存在するウィンドウの左上角の点の数を求
めている。この数をカウントするのがレジスタC1〜C4
ある。前述した処理S6〜S8は対象となるサブウィンドウ
がどの領域に存在するかを判別する処理であり、処理S9
〜S12が、その結果によって対応するカウンタC1〜C4
カウントアップする処理である。なお、レジスタC1は第
1象現に、レジスタC2は第2象現に、レジスタC3は第3
象現に、レジスタC4は第4象現に対応している。前述し
た処理S5〜S12によって1個のサブウィンドウが存在す
る領域のレジスタがインクリメントされる。そして、こ
れらの処理S9〜S12の後では、ワークレジスタwp内で指
示されるサブウィンドウ管理テーブル内の次のウィンド
ウへのポインタfpの内容をワークレジスタwpに格納する
処理S13を実行する。そして次には前述した判別処理S5
より再度実行する。
本発明の実施例における各サブウィンドウの管理テー
ブルにはそれぞれ次ウィンドウのポインタが格納されて
いるので、順次前述した処理が繰り返される。そして、
次ウィンドウが存在しない時、例えば第2図(b)のサ
ブウィンドウCが最終である時には、次ウィンドウのポ
インタfpにはNILL()が格納されているので、前
述した処理の繰返しはこの次ウィンドウのポインタfpが
NILLとなるまで行われる。
判別処理S5は最終ウィンドウであることを検出する処
理であり、ワークレジスタwpがNILLとなった時には、新
しく発生するウィンドウの位置を求める処理を実行す
る。
まず、求めた各レジスタC1〜C4の値の中で最小値minc
を求める処理S14を実行する。そして次には、この最小
値mincがレジスタC2の値であるかの判別処理S15を行
う。この判別処理S15において、最小値mincがレジスタC
2の値と一致した時には、レジスタC2の値が最小値すな
わち、現在表示しているサブウィンドウの左上角の点の
存在する数が一番少ないので、新しく生成すべきサブウ
ィンドウの表示位置(左上角の座標をX0,Y0)を第2象
現に設定する処理S16を行う。また、判別処理S15におい
て、一致していない(N)の時には、次には最小値minc
がレジスタC3の値と一致しているかを判別(S17)す
る。一致している時(Y)には前述した処理S16と同様
に、新しく生成すべきサブウィンドウの表示位置を第2
象現に設定する処理S18を行う。判別処理S17において、
一致していない時(N)には、最小値mincがレジスタC1
の値と一致しているかを判別(S19)する。一致してい
る時(Y)には前述した処理S16と同様に、新しく生成
すべきサブウィンドウの表示位置を第3象現に設定する
処理S20を行う。一致していない時(N)には、第1,第
2,第3象現に対応したレジスタC1〜C3が最小値mincと一
致していない、すなわちレジスタC4の値が最小であるの
で、新しく生成すべきサブウィンドウの表示位置を第4
象現に設定する処理S21を行う。
前述した処理S16〜S21によって、最小表示状態の象現
に表示すべきサブウィンドウの設定処理がなされるの
で、この処理を終了(end)するとともに、その結果す
なわち、新しく表示すべきサブウィンドウの左上角の座
標(X0,Y0)を対応するウィンドウ管理テーブル13の画
面のX,Y座標bpx,bpyに格納する。第5図は各表示画面を
分割し、第1〜第4象現とした時の新しく生成すべきウ
ィンドウの位置を表わすウィンドウ生成の説明図であ
る。
一方、プロセッサ8はウィンドウ生成制御装置を実行
する時には、あらかじめ、新しいウィンドウに対するウ
ィンドウ管理テーブルの領域を作成(例えば、現在まで
の最終サブウィンドウの管理テーブルの次のウィンドウ
のポインタをNILLから、作成した時のポイントアドレス
に変更等)している。よって、前述したウィンドウ生成
制御装置が処理を終了すると、次にはプロセッサ8はオ
ーバーラップ制御装置14に重ね合せ表示指示信号を加
え、オーバーラップ表示処理を実行させる。
オーバーラップ制御装置は重ね合わせ表示指示信号が
プロセッサ8より加わると、まずウィンドウ管理テーブ
ルを参照し、各ウィンドウの表示における表示画面を分
割するとともに、その分割した各領域にどのウィンドウ
を表示するかを指示する表示情報を表示制御メモリ15に
格納する。
第3図(a),(b)は表示画面の分割例図である。
1個のウィンドウの時には第3図(a)に示すように領
域AX〜FXに分割し、2個のウィンドウの時には第3図
(b)に示すように領域AX〜LXに分割する、これらの領
域はAX〜LX全て長方形であり、表示制御メモリ15にはこ
れらの領域単位で表示すべき情報が格納される。この格
納は分割された領域単位で、オーバーラップ制御装置14
で順次、一画面分なされる。
表示制御メモリ15に格納された情報は各領域に対応す
るウィンドウメモリの領域を表わすデータであり、これ
を表示するため、ウィンドウ表示装置16によって、格納
されたデータが読出される。各領域に対応した表示メモ
リ10の位置に格納するため、ウィンドウ表示装置はウィ
ンドウメモリ12よりその領域を読出すとともにビットム
ーバ(Bit Mover)17で移動処理して表示メモリ10に格
納する。ビットムーバ17は読出したデータを表示メモリ
10内のどの位置に格納するかを指示する回路であり、例
えば画面のX座標bpx,画面のY座標bpyで与えられる情
報をもとに表示メモリ10の格納アドレスを変換する。す
なわちこのビットムーバ17では各表示ドットに対応した
ビットデータの内容の変化はなく、そのデータが格納さ
れるアドレスがこのビットムーバ17で変化するのであ
る。
以上の動作により、表示メモリには、複数のウィンド
ウが重ね合さった状態の画像が格納されるので、表示制
御装置によって順次読出されてCRT等の表示装置7で表
示される。
第6図は本発明の実施例における表示例図である。第
6図(a)に示すように表示装置の表示画面CRT上にサ
ブウィンドウW1,W2,W3が表示されサブウィンドウW1
W2の左上角の座標(X1,Y1),(X2,Y2)が中心線L1
L2で分割される第2象現、サブウィンドウW3の左上角の
座標(X3,Y3)が同様に中心線L1,L2で分割される第4
象現である時には、第6図(b)に示すように新しく作
成されるウィンドウw0は第3象現に表示される。第6図
(a)に示した表示においては最小値mincは第1象現と
第3象現に対応したカウンタC1,C3であり共に、“0"で
あるが、最小値mincに対して比較する判別処理S15〜S19
において、第2,第3,第1,第4の順に割り当てるように設
定されているので、第3,第1象現が同じ最小値であって
も、第3象現に新しいサブウィンドウが表示されるよう
に割り当てられる。
以上、本発明の実施例を用いて本発明を詳細に説明し
た。しかしながら本発明は、各サブウィンドウの左上角
の存在する数によって、そのウィンドウが存在する象現
を求めているが、これに限らず、例えばウィンドウの各
四角の存在する数の象現や面積等を累算し、その中で最
も小さい数や面積となる象現に新しいサブウィンドウを
割り当てることも可能である。
また、本発明の実施例においては表示画面を4分割し
て、存在するウィンドウの数の少ない領域に新しいサブ
ウィンドウを割り当てているが、本発明はこれに限ら
ず、例えば6分割や8分割等、その分割を増加させるこ
とも可能である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明はウィンドウを生成する際
に、表示領域の中から空き領域を検出し、検出された空
き領域に新しいウィンドウを生成するようにしたので、
小さいウィンドウが予め表示されていても新しく表示さ
れたウィンドウで隠されてしまうことがなく、簡単な操
作で多くのウィンドウをずらして表示することができ、
操作性の良いマルチウィンドウ生成装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成図、 第2図(a),(b),(c)はウィンドウ管理テーブ
ルの説明図、 第3図(a),(b)は表示画面の分割例図、 第4図はウィンドウ生成装置の動作フローチャート、 第5図(1)〜(4)はウィンドウ生成の説明図、 第6図(a),(b)は本発明の実施例の表示例図、 第7図(a)は新しいウィンドウを発生する前の表示画
面図、 第7図(b)は従来回路における新しいウィンドウを発
生した後の表示画面図、 第8図(a)は新しいウィンドウを発生する前の表示画
面図、 第8図(b)は従来回路における新しいウィンドウを発
生した後の表示画面図、 第8図(c)は手操作により新しいウィンドウを移動し
た後の表示画面図である。 4……ウィンドウ生成制御装置 8……CPU 12……ウィンドウメモリ 13……ウィンドウ管理テーブル 14……オーバーラップ制御装置 17……ビットムーバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ上に複数のウィンドウを表示
    するためのデータを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたデータに基づいて、表示領域
    を複数の領域に区分し、配置されるウィンドウの数が最
    も少ない領域を、表示領域における空き領域として検出
    する検出手段と、 この検出手段により検出された空き領域に新しいウィン
    ドウを生成するウィンドウ生成手段と、 を具備したことを特徴とするマルチウィンドウ生成装
    置。
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