JP2508594Y2 - レベルゲ―ジ装置 - Google Patents

レベルゲ―ジ装置

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JP2508594Y2
JP2508594Y2 JP1989106738U JP10673889U JP2508594Y2 JP 2508594 Y2 JP2508594 Y2 JP 2508594Y2 JP 1989106738 U JP1989106738 U JP 1989106738U JP 10673889 U JP10673889 U JP 10673889U JP 2508594 Y2 JP2508594 Y2 JP 2508594Y2
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JP
Japan
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level gauge
guide pipe
lock
curved
flat plate
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武人 今井
勝 小田嶋
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、伝動ハウジング内の潤滑油等、振動環境に
おける流体のレベルゲージ装置に関し、特にレベルゲー
ジのばね力を利用することにより、ガイドパイプに対す
るレベルゲージのロックの弛み防止を図るものに関す
る。
〔従来の技術〕
この種のレベルゲージ装置においては、従来のものと
してはオイルレベルゲージには回り止め用ピンおよび弾
性体からなる栓体が一体的に設けられ、オイルレベルゲ
ージガイドにはL字状の回り止め用切欠きが設けられて
おり、オイルレベルゲージをオイルレベルゲージガイド
に格納するにあたっては、回り止め用ピンをL字状の回
り止め用切欠きに対して、まず軸方向へ挿入し、次に周
方向へ回動させて回り止め用ピンをL字状の回り止め用
切欠きに係合させて、オイルレベルゲージガイドに対す
るオイルレベルゲージの抜け出し防止を図ったものが知
られている(例えば実開昭61−1613号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来のオイルレベルゲージ装置においては、オイルレ
ベルゲージに一体的に設けられた回り止め用ピンをオイ
ルレベルゲージガイドに設けられたL字状の回り止め用
切欠きに対して、軸方向へ挿入すると共に周方向へ回動
させて回り止め用ピンをL字状の回り止め用切欠きに係
合させ、この両者の係合はオイルレベルゲージに一体的
に設けられた弾性体からなる栓体とオイルレベルゲージ
ガイドとの摩擦によってのみ保持されているものである
から、オイルレベルゲージ装置を伝動ハウジングに適用
した場合には、伝動装置による振動によりオイルレベル
ゲージガイドに対して栓体は弛みを生じ、これが経時に
おいては回り止め用ピンと回り止め用切欠きとの係合の
離脱を誘発し、オイルレベルゲージガイドからのオイル
レベルゲージの抜け出しあるいは係合の離脱による騒音
の発生という問題があった。
本考案は上記従来技術の問題点を解決するもので、ガ
イドパイプの弯曲部によりレベルゲージに形成された平
板部を弯曲させ、レベルゲージに捩り方向である周方向
のばね力を生起させて、ガイドパイプに対するレベルゲ
ージにロック方向の付勢力を付与することによって、レ
ベルゲージのロックの弛み防止を図ることができるレベ
ルゲージ装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のレベルゲージ装
置においては、一部に弯曲部を有するガイドパイプと、
該弯曲部相当個所に平板部が形成され、かつ基部に蓋体
が固着されたレベルゲージとを有し、ガイドパイプにレ
ベルゲージが挿入された際に、レベルゲージはその平板
部がガイドパイプの弯曲部において弯曲保持されると共
に、ガイドパイプの開口端部とレベルゲージの蓋体開口
部との一方に突設されたロックピンと、他方に切欠され
たロック溝とが、ロック方向に変位しているものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成されたレベルゲージ装置は、一部に
弯曲部を有するガイドパイプと、該弯曲部相当個所に平
板部が形成され、かつガイドパイプに挿脱自在に挿入さ
れたレベルゲージとを有するものであるから、ガイドパ
イプに挿入されたレベルゲージは、その平板部がガイド
パイプの弯曲部に規制されて弯曲されるため、レベルゲ
ージはガイドパイプの弯曲部に弯曲保持され、レベルゲ
ージには捩り方向にばね力が生起される。
一方、ガイドパイプの開口端部とレベルゲージ基部に
固着された蓋体開口部との一方に突設されたロックピン
と、他方に切欠されたロック溝とが、ロック方向に変位
しているものであるから、レベルゲージ基部に固着され
た蓋体に切欠されたロック溝あるいは突設されたロック
ピンを、ガイドパイプ開口端部に突設されたロックピン
あるいは切欠されたロック溝にロックするに際しては、
レベルゲージの捩り方向のばね力に抗してレベルゲージ
を反ロック方向へ回動かつ軸線方向へ摺動させてロック
ピンとロック溝とを係合させるのであるが、ロックピン
とロック溝とが係合すると両者はレベルゲージの捩り方
向のばね力によるロック方向の復元力によって係合が緊
締されるため、ガイドパイプに対するレベルゲージのロ
ックの弛みを防止することができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、1はガイ
ドパイプで、該ガイドパイプ1はその開口端部2の近傍
において弯曲部3を有しており、開口端部2の外周には
対称位置にロックピン4,4′が突設されている。
一方、ガイドパイプ1にはレベルゲージ5が挿脱自在
に挿入されており、該レベルゲージ5は平板条体に形成
されていると共に上記ガイドパイプ1の弯曲部3相当個
所に平板部6を残して先端部に亘って三次元屈曲可能に
捩り部7が形成されている。またレベルゲージ5の基部
は把持部8により構成されていると共に、該把持部8は
平板部6と固定ピン9により連結されており、さらに把
持部8にはガイドパイプ1の開口端部2に被嵌される蓋
体10が固着されている。また蓋体10の内方における把持
部8にはガイドパイプ1の開口端部2の内周面および端
面をシールする弾性体からなるシール部材11が固着され
ており、レベルゲージ5の挿脱によりガイドパイプ1内
に付着された潤滑油等の流体はシールされる。
しかして、ガイドパイプ1に挿入されたレベルゲージ
5は、その平板部6がガイドパイプ1の弯曲部3により
第1図に示すように平面を曲面として弯曲され、レベル
ゲージ5はガイドパイプ1に対して捩り方向である周方
向に定置されるのであるが、このレベルゲージ5のガイ
ドパイプ1に対する周方向の定置状態において、レベル
ゲージ5に固着された蓋体10には、ガイドパイプ1の開
口端部2外周の対称位置に突設されたロックピン4,4′
に対応するロック溝12,12′が周方向に変位して切欠さ
れている。このロック溝12,12′はロックピン4,4′に対
して周方向における時計方向側の変位でも反時計方向側
の変位でも同効であり、また第2図に示すように軸方向
のロック溝12の切欠口が変位していても、さらに第3図
に示すようにロック溝12が切欠口から傾斜方向に変位し
ていても同効である。
なお、実施例はガイドパイプ1側に2個のロックピン
4,4′が設けられ、蓋体10側に対応する2個のロック溝1
2,12′が設けられているものについて述べたが、本考案
においてはロックピン4とロック溝12の組数に限定され
るものではなく、また蓋体10側にロックピン4が設けら
れ、ガイドパイプ1側にロック溝12が設けられていても
前記目的を達成することができるものである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているもので
あり、一部に弯曲部を有するガイドパイプと、該弯曲部
相当個所に平板部が形成され、かつガイドパイプに挿脱
自在に挿入されたレベルゲージとを有するものであるか
ら、レベルゲージはその平板部がガイドパイプの弯曲部
に規制されて弯曲されるため、レベルゲージはガイドパ
イプの弯曲部に弯曲保持され、レベルゲージには捩り方
向にばね力が生起されるのであるが、ガイドパイプの開
口端部とレベルゲージ基部に固着された蓋体開口部との
一方に突設されたロックピンと、他方に切欠されたロッ
ク溝とが、ロック方向に変位しているものであるから、
レベルゲージをその捩り方向のばね力に抗して反ロック
方向へ回動かつ軸線方向へ摺動させてロックピンとロッ
ク溝とを係合させると、両者はレベルゲージの捩り方向
のばね力によるロック方向の復元力によって係合が緊締
されるため、ガイドパイプに対するレベルゲージのロッ
クの弛み防止を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はレベルゲ
ージ装置の縦断正面図、第2図はレベルゲージのロック
解除状態を示す部分断面平面図、第3図は他の実施例に
おけるレベルゲージのロック解除状態を示す部分断面平
面図である。 1……ガイドパイプ、2……開口端部 3……弯曲部、4,4′……ロックピン 5……レベルゲージ、6……平板部 10……蓋体、12,12′……ロック溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部に弯曲部を有するガイドパイプと、該
    弯曲部相当個所に平板部が形成され、かつ基部に蓋体が
    固着されたレベルゲージとを有し、ガイドパイプにレベ
    ルゲージが挿入された際に、レベルゲージはその平板部
    がガイドパイプの弯曲部において弯曲保持されると共
    に、ガイドパイプの開口端部とレベルゲージの蓋体開口
    部との一方に突設されたロックピンと、他方に切欠され
    たロック溝とが、ロック方向に変位しているレベルゲー
    ジ装置。
JP1989106738U 1989-09-12 1989-09-12 レベルゲ―ジ装置 Expired - Fee Related JP2508594Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611613U (ja) * 1984-06-11 1986-01-08 日産自動車株式会社 オイルレベルゲ−ジ装置
JPS6117409U (ja) * 1984-07-09 1986-01-31 富士重工業株式会社 オイルレベルゲ−ジ

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