JP2508279Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2508279Y2
JP2508279Y2 JP3319491U JP3319491U JP2508279Y2 JP 2508279 Y2 JP2508279 Y2 JP 2508279Y2 JP 3319491 U JP3319491 U JP 3319491U JP 3319491 U JP3319491 U JP 3319491U JP 2508279 Y2 JP2508279 Y2 JP 2508279Y2
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洋司 市川
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車などの
車両に使用され、走行速度、エンジンの回転数などの運
転情報を表示する表示装置にかかり、特に、目盛りなど
を指示する指針をレーザビームなどのビーム光で形成す
る表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の表示装置(指示計器:特開
昭63−193012号)の構成を示す断面図である。
図4において、1は計器ケース、2は計器ケース1に取
り付けられている文字盤を示し、この文字盤2の表面
(上側)には所定の目盛り、この目盛りに対応する文字
などが設けられるとともに、後述する回転体3の軸部3
aが挿通される孔2aが設けられている。
【0003】3は回転体を示し、文字盤2の孔2aに挿
通される軸部3aと、文字盤2で係止される頂部3bと
で構成され、軸部3aの中心の軸方向には中心孔3a1
が設けられ、軸部3aの外周面にははす歯部分3a2
設けられている。そして、頂部3bの外周の一部には、
開口3b1 が設けられている。
【0004】4は計器ケース1に取り付けられたメータ
内機を示し、構造は公知のアナログメータを小型化した
ものである。4aはメータ内機4の回転軸、5はメータ
内機4の回転軸4aに取り付けられているはす歯歯車を
示し、このはす歯歯車5は回転体3のはす歯部分3a2
と噛合している。
【0005】6は計器ケース1に取り付けられている点
光源を示し、断面円形のビーム光Bを出力するものであ
る。7は計器ケース1に取り付けられている第1の反射
板を示し、点光源6からのビーム光Bを回転体3の中心
孔3a1 に向けて反射するものである。
【0006】8は回転体3の頂部3bの内部に設けられ
ている第2の反射板を示し、中心孔3a1 からのビーム
光Bを反射するものである。9は回転体3の頂部3bの
内部に設けられているシリンドリカルレンズを示し、第
2の反射板8からのビーム光Bを直線状に変換して開口
3b1 を介して文字盤2の前面に照射するものである。
Pは文字盤2の表面に形成される光指針を示す。図5は
断面円形のビーム光を直線状のビーム光への変換を示す
原理図である。
【0007】次に、動作について説明するまず、点光源
6が断面円形のビーム光Bを出力すると、点光源6から
のビーム光Bは第1の反射板7で回転体3の中心孔3a
1 に向けて反射された後、第2の反射板8でシリンドリ
カルレンズ9に向けて反射される。
【0008】そして、シリンドリカルレンズ9は、図5
に示すように、第2の反射板8からの断面円形をしたビ
ーム光Bを母線と直交する方向にほぼ直線状の長円形に
変換して文字盤2に光指針Pとして照射するので、光指
針Pを指針として視認することができる。
【0009】また、メータ内機4によって回転体3は回
転させられるので、光指針Pによって指し示す部分に対
応する文字盤2の目盛りなどが運転情報となる。したが
って、光指針Pが指し示す文字盤2に設けられている目
盛りなどを読み取ることにより、運転情報を視認するこ
とができる。なお、回転体3が静止しているときは直線
の光指針Pとなり、回転体3が回転すれば、直線の光指
針Pは回転する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】従来の表示装置は、以
上のように構成されているので、点光源6からの断面円
形のビーム光Bをシリンドリカルレンズ9でほぼ直線状
の長円形に変換して文字盤2に光指針Pとして照射する
ため、ビーム光Bの断面積に比して光指針Pの照射面積
が広くなるために光指針Pの輝度が低下するという不都
合があった。
【0011】したがって、光指針Pおよび光指針Pが指
し示す文字盤2の目盛りなどの視認性は悪いものであっ
た。なお、光指針Pの輝度を向上させるためには、点光
源6の出力を大きくしなければならない。
【0012】この考案は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、点光源の出力を大きくせず
に光指針および光指針が指し示す文字盤の目盛りなどの
視認性を向上させることのできる表示装置を提供するも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる表示装
置は、上記した目的を達成するため、メータ内機によっ
て文字盤と平行な平面方向に回転させられる回転体に設
けられた反射板を含み、回転体を中心とした放射線の所
定の範囲で点光源が出力するビーム光を振動させて文字
盤の前面に反射するビーム光反射手段を備えたものであ
る。
【0014】
【作用】この考案における表示装置は、上記のように構
成されているので、ビーム光反射手段によって点光源か
らのビーム光を振動させると、点光源からのビーム光を
回転体を中心とした放射線の所定の範囲の直線上でスポ
ットとして振動させることができる。
【0015】
【実施例】以下、この考案の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの考案の表示装置においてビーム光で光
指針を形成する原理を示す原理図であり、図4および図
5と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省
略する。
【0016】図1において、11は点光源6が出力する
断面円形のビーム光Bを反射する反射板、12は圧電素
子を示し、この圧電素子12の一端は反射板11に取り
付けられ、他端は文字盤2に取り付けられている。
【0017】次に、動作について説明する。まず、点光
源6が断面円形のビーム光Bを出力すると、点光源6か
らのビーム光Bは反射板11で反射され、文字盤2にス
ポットSとして照射される。
【0018】そして、反射板11が点光源6からのビー
ム光Bを文字盤2にスポットSとして反射している状態
で、圧電素子12に所定の振幅を有するサインカーブの
電圧を印加すると、圧電素子12は供給される電圧に応
じて矢印Aで示すように振動(揺動)する。
【0019】このように圧電素子12が振動することに
よって圧電素子12に取り付けられている反射板11も
圧電素子12と同様に矢印Aで示すように振動するの
で、文字盤2に反射(照射)されるスポットSはスポッ
ト位置Sf ,Sr の間で振動する。
【0020】そして、このようにスポット位置Sf ,S
r の間に照射されるスポットSの軌跡は直線(前述した
回転体3を中心とした放射線の所定の範囲の直線)とな
るので、スポット位置Sf ,Sr の間に照射されるスポ
ットSは残像作用によって連続した直線、すなわち光指
針Pとして視認される。
【0021】上述したように点光源6からのビーム光B
を文字盤2にスポットSとして照射すると、ビーム光B
の断面積とスポットSの照射面積とはほとんど同一なの
で、従来例のように点光源6からのビーム光Bを直線状
に変換して文字盤2に照射する場合に比べ、点光源6の
出力を大きくせずとも光指針Pの輝度は向上し、光指針
Pおよび光指針Pが指し示す文字盤2の目盛り、文字な
どの視認性を向上させることができる。
【0022】図2はこの考案の一実施例による表示装置
の構成を示す断面図であり、図1、図4および図5と同
一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図2において、7Aは計器ケース1に圧電素子12
を介して取り付けられている第1の反射板を示し、点光
源6からのビーム光Bを第2の反射板8に向けて回転体
3の中心孔3a1 に反射するものである。
【0023】次に、動作について説明する。この実施例
において、点光源6がビーム光Bを出力している状態
で、圧電素子12に所定の振幅を有するサインカーブの
電圧を印加すると、図1で説明したように、文字盤2の
表面に点線で示す範囲でスポットSによる光指針Pが形
成される。したがって、この実施例においては、図1で
説明した効果と同等な効果を得ることができる。
【0024】図3はこの考案の他の実施例による表示装
置の概略構成を示す断面図であり、図1、図2、図4お
よび図5と同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0025】図3において、3Aはメータ内機4の回転
軸4aの先端部分に取り付けられている回転体を示し、
外周の一部には開口3a11が設けられ、内部には供給さ
れるビーム光Bを文字盤2の表面に反射する第2の反射
板8Aが文字盤2に対して略垂直に設けられている。
【0026】そして、第1の反射板7Aは計器ケース1
に圧電素子12を介して点光源6からのビーム光Bを第
2の反射板8Aに反射するように取り付けられている。
この実施例の動作は図2の動作とほぼ同様となるので、
動作の説明は省略する。
【0027】なお、上記した実施例の光反射手段は、図
1においては反射板11と圧電素子12とで構成され、
図2および図3においては第1の反射板7A、第2の反
射板8Aおよび圧電素子12で構成されている。
【0028】また、第1の反射板7Aを振動させる部材
として圧電素子を用いた例で説明したが、第1の反射板
7Aを同様に機能させることのできる部材であれば、他
の部材であってもよい。
【0029】さらに、第1の反射板7Aを圧電素子12
で振動(揺動)させる例で説明したが、第2の反射板8
を同様に振動(揺動)させる構成としても、同様な効果
を得ることができる。
【0030】また、メータ内機4を文字盤2の背面側に
設けた例で説明したが、メータ内機を文字盤2の目盛り
などの設けられていない表面側の部分に設け、回転体を
回転させる構成とすることもできる。この場合、メータ
内機などを見えないように覆う必要がある。
【0031】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、メー
タ内機によって文字盤と平行な平面方向に回転させられ
る回転体に設けられた反射板を含み、回転体を中心とし
た放射線の所定の範囲で点光源が出力するビーム光を振
動させて文字盤の前面に反射するビーム光反射手段を備
えたので、点光源の出力を大きくせずに光指針および光
指針が指し示す文字盤の目盛りなどの視認性を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の表示装置においてビーム光で光指針
を形成する原理を示す原理図である。
【図2】この考案の一実施例による表示装置の構成を示
す断面図である。
【図3】この考案の他の実施例による表示装置の概略構
成を示す断面図であ。
【図4】従来の表示装置の構成を示す断面図である。
【図5】断面円形のビーム光を直線状のビーム光への変
換を示す原理図である。
【符号の説明】
1 計器ケース 2 文字盤 3,3A 回転体 3a 軸部 3a1 中心孔 3a2 はす歯部分 3b 頂部 3b1 ,3a11 開口 4 メータ内機 4a 回転軸 5 はす歯歯車 6 点光源 7,7A 第1の反射板 8,8A 第2の反射板 9 シリンドリカルレンズ 11 反射板 12 圧電素子 B ビーム光 S スポット P 光指針

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目盛り、文字などが設けられている文字
    盤と、この文字盤と平行な平面方向に回転可能に取り付
    けられ、供給される光を前記文字盤の前面に反射する反
    射板が設けられている回転体と、この回転体を回転させ
    るメータ内機と、ビーム光を出力する点光源と、前記反
    射板を含み、前記回転体を中心とした放射線の所定の範
    囲で前記点光源が出力するビーム光を振動させて前記文
    字盤の前面に反射するビーム光反射手段と、を備える表
    示装置。
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