JPH0915521A - レーザー光源装置 - Google Patents

レーザー光源装置

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JPH0915521A
JPH0915521A JP18501995A JP18501995A JPH0915521A JP H0915521 A JPH0915521 A JP H0915521A JP 18501995 A JP18501995 A JP 18501995A JP 18501995 A JP18501995 A JP 18501995A JP H0915521 A JPH0915521 A JP H0915521A
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JP
Japan
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light source
laser light
base
laser
source device
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Pending
Application number
JP18501995A
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English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Kenichi Tomita
健一 冨田
Kimio Kono
公雄 河野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH0915521A publication Critical patent/JPH0915521A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザービームの副走査方向におけるピッチ
の調整を容易にする。 【構成】 光学箱35に基台34が回転可能に嵌合さ
れ、基台34には半導体レーザー光源26を有するレー
ザーユニット27が取り付けられている。また、基台3
4の外周に凸部34aが形成され、光学箱35に設けら
れた軸36を中心として回転可能な回転カム37の凹部
37aと噛み合っている。レーザービームの副走査方向
におけるピッチを調整するとき、回転カム37を介して
レーザーユニット27を光軸の周りに回転し、半導体レ
ーザー光源26を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザープリンタやデ
ジタル複写機などにおいて光書き込みに用いられるマル
チビームのレーザー光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のレーザープリンタにおい
ては、レーザープリンタの主要部に、図6に示すように
感光体1と光学ユニット2が設けられ、光学ユニット2
は2つのレーザーユニット3、4を有している。これら
の各レーザーユニット3、4はレーザービームを出射
し、一方のレーザービームをプリズム5により他方のレ
ーザービームと平行方向に偏向して、双方を1つのポリ
ゴンミラー6の反射面に照射して反射させ、レンズ7を
介して感光体1の面上に同時走査して書き込みを行うよ
うになっている。
【0003】これらのレーザーユニット3、4は、それ
ぞれ半導体レーザー光源8、9とコリメータレンズ1
0、11を有し、それぞれにおいてレーザービームの焦
点及び照射位置の調整を行っている。また、レーザーユ
ニット3、4を移動してレーザービームのピッチを感光
体1の面上の副走査方向へ所定のピッチとなるように調
整している。その移動する量としては、DPI(ドット
/インチ)によって異なるが、例えば600DPIとす
ると、レーザービームの副走査方向のピッチを42μm
程度に調整する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のレーザーユニット3、4の双方を僅かに移動させて調
整して、レーザービームの副走査方向のピッチを所定の
ピッチに合わせ込む作業は面倒で手間を要する。
【0005】更に、最近では1つの半導体レーザー光源
に2つの発光点を有するものが開発されており、このよ
うな半導体レーザー光源を使用する場合には、2つの発
光点から照射されるレーザービームの走査ピッチの調整
が更に面倒となり、非常な手間を要することとなる。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
レーザービームの副走査方向におけるピッチの調整が容
易にできるレーザー光源装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係るレーザー光源装置は、複数のレーザー
発光点を有する半導体レーザー光源から複数本の光ビー
ムを出射させ、被走査面に同時に所定の間隔で前記光ビ
ームを走査させるコリメータレンズを含むレーザー光源
部を有し、該レーザー光源部を基台に固定し、該基台を
取付部材に対し光軸方向の周りに回転可能に保持し、回
転調整後に前記取付部材に前記基台を固定したことを特
徴とする。
【0008】第2発明に係るレーザー光源装置は、単一
のレーザー発光点を有する半導体レーザー光源とコリメ
ータレンズとを組み合わせた複数組のレーザー光源部を
用いて、これらのレーザー光源部から複数本の光ビーム
を出射させ、被走査面に同時に所定の間隔で前記光ビー
ムを走査させるレーザー光源装置において、前記レーザ
ー光源部を基台に固定し、該基台を取付部材に対し光軸
方向の回りに回転可能に保持し、回転調整後に前記基台
を前記取付部材に固定したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上述の構成を有する第1発明のレーザー光源装
置は、副走査方向におけるレーザービームのピッチを調
整するとき、複数のレーザー発光点を有するレーザー光
源部を回転自在の基台に固定し、基台を回転させて調整
する。
【0010】第2発明のレーザー光源装置は、副走査方
向におけるレーザービームのピッチを調整するとき、単
一の発光点を有する複数組のレーザー光源部を回転自在
の基台に固定し、基台を回転させて調整する。
【0011】
【実施例】本発明を図1〜図5に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1はレーザー光源装置が設けられ
ている走査装置における光学系の構成図であり、感光体
21に対応するポリゴンミラー22がモータ23に直結
されて設けられている。また、ポリゴンミラー22に向
けた開口絞り24とコリメータレンズ25と半導体レー
ザー光源26とが順次配置されたレーザーユニット27
が設けられ、またレーザーユニット27とポリゴンミラ
ー22との間にはシリンドリカルレンズ28が配置され
ている。一方、ポリゴンミラー22と感光体21間には
fθレンズ29、30が設けられている。
【0012】また、感光体21の有効画像領域外に固定
ミラー31が配置され、その反射方向には集光レンズ3
2、タイミング検知用センサ33が設けられている。
【0013】この光学系の半導体レーザー光源26から
出射されたレーザービームは、コリメータレンズ25を
透過することにより平行状態とされ、開口絞り24によ
って絞られて所定のビーム形状とされる。このレーザー
ビームは更にシリンドリカルレンズ28を透過すること
によって、その一方向だけ収束されてポリゴンミラー2
2上へ線状に照射される。そして、ポリゴンミラー22
はモータ23によって高速に回転しており、ポリゴンミ
ラー22の偏向面に照射されたレーザービームは高速で
偏向走査される。
【0014】更に、レーザービームはfθレンズ29、
30を透過することにより、感光体21の面上へ微小な
スポットとして結像される。また、fθレンズ29、3
0を透過することにより、ポリゴンミラー22で等角速
度で偏向走査されたレーザービームは、感光体21の面
上でそのスポットが等速度で走査される。
【0015】このスポットは感光体21上を矢印の方向
に繰り返して走査されるが、ポリゴンミラー22の反射
面の分割誤差があると、繰り返し走査して情報を書き込
むタイミングがずれるので、それを防止するため、各反
射面で偏向走査される先頭のレーザービームをその有効
画像領域外の部分を利用して検知している。即ち、レー
ザービームは有効画像領域外に設けられた固定ミラー3
1で反射され、集光レンズ32を介して、タイミング検
知用センサ33に導かれて検知され、走査ビームのタイ
ミングの調整を図っている。
【0016】半導体レーザー光源26、コリメータンレ
ンズ25を含むレーザーユニット27は、図2に示すよ
うに半導体レーザ光源26を回転中心から若干偏心され
て圧入又は接着することにより基台34に取り付けられ
ており、基台34はポリゴンミラー22が取り付けられ
たモータ23や各種レンズなどの光学部品が設けられて
いる光学箱35に回転可能に取り付けられ、半導体レー
ザー光源26から出射されるレーザービームの光軸を中
心として回転可能とされている。
【0017】また、基台34の外周には凸部34aが形
成されており、光学箱35に設けられ軸36を中心とし
て回転可能な回転カム37の凹部37aと噛み合ってい
る。これにより、回転カム37を軸36を中心に回転さ
せて基台34を回転させることができ、半導体レーザー
光源26も回転させるようになっている。なお、基台3
4には2個の固定ねじ38が設けられて仮止めされてお
り、回転調整した後に増し締めして固定できるようにな
っている。
【0018】このように構成されたレーザー光源装置
は、タイミング検知用センサ33により、レーザービー
ムのずれが検知されて副走査方向のピッチを所望のDP
I相当に調整するとき、回転カム37を回転させること
により基台34を光軸の周りに回転させて、微調整を容
易に行うことができる。なお、この実施例においては、
基台34に対し半導体レーザー光源26を若干偏心させ
たが、元々半導体レーザー光源26のハウジングと発光
点とは同一中心となっていないので、敢えて偏心させな
くとも調整可能である。
【0019】通常に使われることが多い2ビームレーザ
ーの発光点の間隔は100μmであり、一般的な光学系
の倍率から考えると、感光体21上でのピッチは主走査
方向では1〜2mm程度になる。また、600DPIと
すると副走査方向は40±5μm程度の調整精度を要
し、この値から回転角度を導き出すと、合わせ込みの角
度は約0.6度となる。しかし、ここで基台34の半径
をr=20mmと考えると、外周で0.1mmの移動量
となり、十分に容易に調整可能である。
【0020】図3は第2の実施例の構成図である。基台
40の外周には凹部40aが形成され、この凹部40a
は光学箱35に軸41を中心として回転可能に設けられ
た回転カム42の凸部42aと噛み合っており、回転カ
ム42を軸41に対して回転させると基台40を回転さ
せることができ、第1の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0021】図4は第3の実施例の構成図である。基台
43の外周の一部には歯車形状部分43aが設けられ、
また、回転カム44のこれと対向する側に同様な歯車形
状部分44aが設けられて互いに噛み合っており、回転
カム44は軸45により回転可能とされ、第1、第2の
実施例と同様の効果が得られる。
【0022】図5は第4の実施例の構成図であって、単
一のレーザー発光点を有する半導体レーザー光源26
と、図示しないコリメータとを組み合わせた2組のレー
ザーユニット27が使用されている。
【0023】左側のレーザーユニット27は、基台51
に嵌合又は接着により取り付けられ、基台51は光学箱
50の嵌合孔に嵌合されて止めねじ52で固定されてい
る。また、右側のレーザーユニット27は第2の実施例
と同様に構成された基台53と回転カム54とにより、
回転調整可能に取り付けられている。
【0024】この実施例においては、所定の副走査ピッ
チに調整するとき右側の基台53を回転カム54により
回転して調整した後に、仮り締めしてある固定ねじ55
を増し締めして固定する。
【0025】また、この第4の実施例では、右側のレー
ザーユニット27のみを回転可能としたが、左側の基台
53も回転可能に嵌合させて、双方のレーザーユニット
27を回転させて調整するようにしてもよい。この場合
には、複数のビームの所定ピッチが大きくても対応でき
る利点がある。
【0026】なお、300DPI程度の大きなピッチで
あれば、合わせ込みのための基台34の外周の回転移動
量が0.2mm程度になるので、基台34の外周面をロ
ーレット状にして、そのローレット形状部を直接手で操
作して調整するようにすることもできる。
【0027】更に、上述の各実施例において、半導体レ
ーザー光源26が複数の発光点を有するものであっても
よい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレーザ
ー光源装置は、レーザー光源部を固定した基台を光軸の
周りに回転させるようにしたので、副走査方向における
レーザービームのピッチを高精度で調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学系の基本構成の斜視図である。
【図2】第1の実施例の構成図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】第3の実施例の構成図である。
【図5】第4の実施例の部分斜視図である。
【図6】従来例のレーザー走査装置の構成図である。
【符号の説明】
21 感光体 26 半導体レーザー光源 27 レーザーユニット 34、40、43、51、53 基台 34a、42a 凸部 35 光学箱 37、42、44、54 回転カム 37a、40a 凹部 43a、44a 歯車形状部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレーザー発光点を有する半導体レ
    ーザー光源から複数本の光ビームを出射させ、被走査面
    に同時に所定の間隔で前記光ビームを走査させるコリメ
    ータレンズを含むレーザー光源部を有し、該レーザー光
    源部を基台に固定し、該基台を取付部材に対し光軸方向
    の周りに回転可能に保持し、回転調整後に前記取付部材
    に前記基台を固定したことを特徴とするレーザー光源装
    置。
  2. 【請求項2】 前記基台の外周部の一部に前記取付部材
    に設けた回転カムの第1の係止部と係止する第2の係止
    部を設け、前記回転カムを回転することにより前記基台
    を回転させるようにした請求項1に記載のレーザー光源
    装置。
  3. 【請求項3】 単一のレーザー発光点を有する半導体レ
    ーザー光源とコリメータレンズとを組み合わせた複数組
    のレーザー光源部を用いて、これらのレーザー光源部か
    ら複数本の光ビームを出射させ、被走査面に同時に所定
    の間隔で前記光ビームを走査させるレーザー光源装置に
    おいて、前記レーザー光源部を基台に固定し、該基台を
    取付部材に対し光軸方向の回りに回転可能に保持し、回
    転調整後に前記基台を前記取付部材に固定したことを特
    徴とするレーザー光源装置。
  4. 【請求項4】 前記基台の外周部の一部に前記取付部材
    に設けた回転カムの第1の係止部と係止する第2の係止
    部を設け、前記回転カムを回転することにより前記基台
    を回転させるようにした請求項3に記載のレーザー光源
    装置。
JP18501995A 1995-06-29 1995-06-29 レーザー光源装置 Pending JPH0915521A (ja)

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JP18501995A JPH0915521A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 レーザー光源装置

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JP18501995A JPH0915521A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 レーザー光源装置

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JPH0915521A true JPH0915521A (ja) 1997-01-17

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ID=16163358

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JP18501995A Pending JPH0915521A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 レーザー光源装置

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JP (1) JPH0915521A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7206014B2 (en) * 2001-07-24 2007-04-17 Ricoh Company, Ltd. Multi-beam pitch adjusting apparatus and image forming apparatus
JP2010072185A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
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WO2013145155A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 パイオニア株式会社 画像描画装置及び光軸補正方法

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