JP2508220B2 - 静止画テレビ電話装置 - Google Patents

静止画テレビ電話装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電話回線を介して、通話相手先との間で静
止画を送受信する静止画テレビ電話装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 電話通信回線を用いて音声信号と画像データとを同時
に送るテレビ電話が要望されているが、実際上、現在の
電話回線では、膨大なデータ量を必要とする動態画像を
連続的に送受信することが困難であり、静止画像を通話
中に相手方に送信する静止画テレビ電話装置が実用化さ
れつつある。
この静止画テレビ電話装置は、通常の音声による通話
中に、この通話を一時的に中断して所望の静止画、例え
ば通話者の顔、通話内容に応じた写真画面あるいは絵等
を任意に送ることが可能である。
従って、このような静止画テレビ電話装置によれば、
従来不可能であった画像を電話回線によって送受信する
ことができ、またその都度一枚のみの静止画像を送るた
めにデータ処理量も限られて、テレビ電話の実用化を容
易に行うことができるという利点があった。
このような静止画の伝送を行える静止画テレビ装置電
話は、例えば外国通信技術1986年10月号などに示されて
いる。第2図は、その簡易静止画テレビ電話装置の回線
構成図である。
図において、(1)は送受話器、(2)はマイクロホ
ン、(3)は音声入出力回路、(4)はアナログ回路、
(5)はマトリクススイッチ、(6)は電話インターフ
ェース回路、(7)は電話回線接続端子、(8)はスピ
ーカ、(9)はキーパッド、(10)は入出力ポート、
(11)はCPU、(12)はプログラムメモリ、(13)は変
復調回路、(14)はテレビカメラ、(15)はイメージコ
ントローラ、(16)は画像メモリ、(17)はディスプレ
イである。
次に、この従来の静止画テレビ電話装置の音声信号と
画像データ伝送の動作を第2図及び第3図に基づいて説
明する。
第2図において、音声による通話は送受話器(1)ま
たはマイクロホン(2)から音声入出力回路(3)、ア
ナログ回路(4)、マトリクススイッチ(5)、電話イ
ンタフェース回路(6)を経て電話回線接続端子(7)
に送出される。また、通話相手先からの音声信号は上記
信号経路と逆の経路を経て送受話器(1)またはスピー
ス(8)で再生される。
ここで、画像データを送信する場合は、第3図に示す
ように通信相手先が同一データ形式画像データの通信能
力がある静止画テレビ電話装置であるかを確認するた
め、能力についてのデータ等のIDコードを含むヘッダの
送出を行う。そして、相手からのヘッダ返送を受け、同
様の能力を有することを確認した後に画像データの送信
を行う。
すなわち、第3図において、キーパッド(9)によっ
て画像データ送出を指示すると、入出力ポート(10)を
介してCPU(11)がこれを検知し、プログラムメモリ(1
2)に予め格納されたプログラムに従ってヘッダを変復
調回路(13)に送出する。
そして、このヘッダをアナログ信号に変調した後にマ
トリクススイッチ(5)を介して電話回線接続端子
(7)から送出する。通信相手からのヘッダは上記信号
経路と逆の経路を経てCPU(11)がコード等を確認す
る。
一方、この間にテレビカメラ(14)で撮影した画像は
イメージコントローラ(15)で量子化され、画像メモリ
(16)に格納された後、CPU(11)の命令によって逐次
再生され、ディスプレイ(17)に表示されるとともに電
話回線接続端子(7)に出力される。
また、通信相手先からヘッダの入力があると、これに
よりこれから画像データの受信が始まることを認識しマ
トリクススイッチ(5)が受信したキャリア信号によっ
て、電話インタフェース回路(6)からの受信信号をア
ナログ回路(4)から変復調回路(13)へ切り替える。
そして、前記受信信号を変復調回路(13)で復調した
後、CPU(11)はヘッダの返送または画像メモリ(16)
へデータを格納し、イメージコントローラ(15)を介し
て画像データを逐次導出してディスプレイ(17)に表示
する。
なお、画像データの送受信が終了して変復調回路(1
3)からのキャリア信号が無くなると、マトリクススイ
ッチ(5)は電話インタフェース回路(6)とアナログ
回路(4)を接続して音声信号による通話に復旧する。
また、受信側からの返答を省略する場合は、ヘッダに
省略することについての情報を含ませておき、ヘッダの
後に続いて画像データを送信する。この場合、受信側に
おいてこのヘッダによって画像データの受信態勢を整え
ることに変りはない。
[発明が解決しようとする課題] この種の静止画テレビ電話装置は、TTCの規格によれ
ば、画像データを第4図に示すように16階調に直線量子
化している。この直線量子化された画像データの画素の
黒(最低輝度)は第1位相の最大振幅のキャリア、画素
の白(最大輝度)は第2位相で最大振幅のキャリアと
し、各画素レベルの振幅は最大振幅を8等分し、0以外
の各振幅に割り当てて画像メモリにディジタルで記憶さ
れている。
そして、画像メモリから再生された画素の集合よりな
る画像データは、8レベル(16階調/2)の振幅と2つの
位相の組合せでキャリアを振幅位相変調して送信する。
この場合、送信される画像データは、送信回線の長さ
により減衰率が相違し、振幅レベルが変動して復調でき
なくなる。
そこで、従来の静止画テレビ電話装置では、画像デー
タに先行して送信される振幅較正信号を所定レベルに増
幅して減衰率を調整している。
しかし、上記の調整精度は良くないため、受信された
画像データをアナログ/ディジタル(以下、A/Dと略記
する)で直線量子化したとき、そのレベルが目的値にな
らないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、画像データの目的値レベルの最適状態で受
信できるようにした静止画テレビ電話装置を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る静止画テレビ電話装置は、画像データ
に先行して伝送される振幅較正信号レベルが目的値レベ
ルと等しいか否かを判定するレベル判定手段と、前記レ
ベル判定手段による判定結果、目的値レベルより大きい
ときは特定のゲイン調整幅を減算し小さいときは該ゲイ
ン調整幅を加算するゲイン調整手段と、前記ゲイン調整
手段によるゲイン調整が上げすぎか下げすぎかを判定す
るゲインの大小判定手段と、前記大小判定手段により判
定の結果、上げすぎまたは下げすぎのときは前記ゲイン
調整幅を半分にするゲイン調整幅変更手段と、前記振幅
較正信号レベルが目的値レベルと等しくなるゲイン値に
近付くように所定回数繰り返す前記各動作によるゲイン
調整回数をカウントする計数手段とを、画像メモリと表
示装置を制御する制御装置に設けたものである。
[作用] この発明における制御装置は、画像に先行して伝送さ
れてきた振幅較正信号レベルが目的値レベルに等しいか
否かを判定し、等しければ受信アンプのゲインはそのま
まとし、異なれば特定のゲイン調整幅でゲインを変化さ
せ、ゲインを変化しすぎたときは上記ゲイン調整幅を半
分にする動作を繰り返して、受信レベルが目的値レベル
に等しくなるゲイン値に近づけるようにしたことによ
り、受信レベルに対する受信アンプのゲイン調整が迅速
かつ正確にでき、常に最適状態で受信できるようにす
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
静止画テレビ電話装置の全体構成は、前記第2図に示す
従来の静止画テレビ電話装置と同じ構成であるが、この
発明は制御装置としてのCPUにレベル判定手段、ゲイン
調整手段、ゲイン調整幅変更手段、計数手段等を設けた
ものである。
次に第1図のフローチャート図について動作を説明す
る。ステップST1で動作を開始すると、次のステップST2
でダミーデータを受信し、ステップST3で初期値例えばA
GCSH(ゲイン平均値)「31」、AOCST(変化量つまり増
分)「8」、ゲインを上げすぎか下げすぎかを見るFLAG
(フラグ)「−1」を設定する。
次いでステップST4でCOUNT(カウント)「15」を設定
し、ステップST5で伝送されてきた画像データを受信
し、この受信画像のレベルが目的値レベル「222」と等
しいか否かをステップST6で判別する。
そして、上記の判別結果がONであれば、ステップST7
で受信レベル≧222であるか否かを判別し、NOである場
合はステップST8でAGCSH+AGCSTの加算を行い加算結果
を設定値Aとして設定する。
次いで、ステップST9で上記の設定値AがA≦63(ゲ
インをこれ以上に上げると、受信アンプの出力波形が歪
むという制限値)であるか否かを判別し、この判別結果
がNOであれば、ステップST10で設定値Aを「63」に設定
し、ステップST9の判別結果がYESの場合とともにステッ
プST11に移行する。
ステップST11では上記の設定値A「63」をAGCSHと
し、ステップST12でゲイン設定する。
そして、次のステップST13でAGCSH=63か否かを判別
し、この判別結果がNOであれば、ステップST14でFLAG≦
0であるか否か、つまり、ゲインを上げすぎたか下げす
ぎたかを判別する。
ステップST14の判別結果がNOの場合は、ステップST13
の判別結果がYESの場合とともにステップST15に移行す
る。ステップST15でAGCST/2を新たなAGCSTとし、ステッ
プST16で新たなAGCST≠0であるか否かを判別し、NOで
あればステップST17で「1」をAGCSTとする。
次いでステップST18でFLAGを0とし、ステップST19で
前記ステップST4で設定したカウント値から「1」を減
じ、ステップST20でカウント値≠0であるか否かを判別
し、NOであれば動作を終了する(ステップST21)。
一方、前記ステップST6の判別結果がYESの場合は、前
記ステップST19に移行する。また、前記ステップST7の
判別結果がYESの場合はステップST22でAGCSH−AGCSTの
減算結果を設定値Aとし、この設定値AがA≧0である
か否かをステップST23で判別し、この判別結果がNOであ
ればステップST24で設定値Aを「0」とする。
そして、設定値Aを「0」とすると、ステップST23の
判別結果がYESの場合とともにステップST25に移行し
て、上記設定値AをAGCSHとし、ステップST26でゲイン
設定を行い、ステップST27でAGCSH=0か否かを判別す
る。
ステップST27での判別結果がNOであれば、ステップST
28でFLAG≠0を判別し、判別結果がNOの場合はステップ
ST26の判別結果がUESの場合とともにステップST29でAGC
ST/2を新たなAGCSTとし、ステップSTでAGCST≠0である
か否かを判別し、NOであれば、ステップST31でAGCSTを
「1」とし、ステップST32でFLAGを「1」とし、前記ス
テップST5に戻る。
上記ステップST14の判別結果がYESの場合はステップS
T16の判別結果がYESの場合とともにステップST18に移行
する。また、ステップST20の判別結果がYESの場合は、
ステップST5に戻る。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、受信した画像デー
タに先行して伝送される振幅較正信号をA/D変換後に目
的値レベルとなるように、受信アンプのゲインを調整す
る構成としたので、振幅較正信号に後続する画像データ
を常に最適状態で受信できる。また、ゲインの調整は制
御装置のプログラム制御でソフト的に行うので、迅速か
つ正確にできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による静止画テレビ電話装
置の動作を締フローチャート図、第2図は静止画テレビ
電話装置の構成を示すブロック図、第3図は従来のテレ
ビ電話装置の伝送手順の説明図、第4図は画像データの
輝度信号とキャリア波形図である。 図において、(11)はCPU(制御装置)、(14)はテレ
ビカメラ、(16)は画像メモリ、(17)はディスプレイ
(表示装置)である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビカメラで撮影した撮影画像および通
    話相手先から電話回線を通じて伝送された受信画像の画
    像データを記憶する画像メモリと、 この画像メモリから再生された画像データを表示する表
    示装置と、 前記画像メモリに対し画像データの記憶と再生を制御し
    該再生した画像データを前記表示装置に表示するととも
    に前記電話回線を通じて通話相手先との間で送受信する
    制御装置を有するテレビ電話装置において、 画像データに先行して伝送される振幅較正信号レベルが
    目的値レベルと等しいか否かを判定するレベル判定手段
    と、 前記レベル判定手段による判定結果、目的値レベルより
    大きいときは特定のゲイン調整幅を減算し小さいときは
    該ゲイン調整幅を加算するゲイン調整手段と、 前記ゲイン調整手段によるゲイン調整が上げすぎか下げ
    すぎかを判定するゲインの大小判定手段と、 前記大小判定手段により判定の結果、上げすぎまたは下
    げすぎのときは前記ゲイン調整幅を半分にするゲイン調
    整幅変更手段と、 前記振幅較正信号レベルが目的値レベルと等しくなるゲ
    イン値に近付くように所定回数繰り返す前記各動作によ
    るゲイン調整回数をカウントする計数手段と、 を前記制御装置に設けたことを特徴とする静止画テレビ
    電話装置。
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