JP2508143Y2 - 便器のタンクカバ― - Google Patents
便器のタンクカバ―Info
- Publication number
- JP2508143Y2 JP2508143Y2 JP12497690U JP12497690U JP2508143Y2 JP 2508143 Y2 JP2508143 Y2 JP 2508143Y2 JP 12497690 U JP12497690 U JP 12497690U JP 12497690 U JP12497690 U JP 12497690U JP 2508143 Y2 JP2508143 Y2 JP 2508143Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- tank cover
- cleaning tank
- lid
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、便器のロータンクを覆うタンクカバーに
関するものである。
関するものである。
（従来技術及びその課題） 従来、第２図に示すように、便器本体51の後部上面に
は洗浄水を貯留可能な洗浄タンク53がベースプレート52
にビス55,55を介して立設されており、この洗浄タンク5
3を包囲するタンクカバー54が前記ベースプレート52に
ビス56,56を介し取り付けられた構造となっている。
は洗浄水を貯留可能な洗浄タンク53がベースプレート52
にビス55,55を介して立設されており、この洗浄タンク5
3を包囲するタンクカバー54が前記ベースプレート52に
ビス56,56を介し取り付けられた構造となっている。
このようなタンクカバー54の構造においては、洗浄タ
ンク53内に配設されるボールタップの水位調節とか、フ
ロート弁回りの修理等のメンテナンス時に逐一ビス56を
取り外しタンクカバー54を取り除く必要があり、メンテ
ナンス等が非常に困難となるという問題点があった。
ンク53内に配設されるボールタップの水位調節とか、フ
ロート弁回りの修理等のメンテナンス時に逐一ビス56を
取り外しタンクカバー54を取り除く必要があり、メンテ
ナンス等が非常に困難となるという問題点があった。
そのような問題点を解決するために、第３図に示すよ
うに、タンクカバー54の上面に蓋57を着脱可能に取り付
けた構造が提案されているが、このような蓋57を設けた
場合に、洗浄タンク53の外側には各種電気部品が配置さ
れるため、メンテナンス時等に洗浄タンク53内の水がこ
の外側の電気部品を濡らし、電気部品の作動不良等が生
ずるという問題点があった。
うに、タンクカバー54の上面に蓋57を着脱可能に取り付
けた構造が提案されているが、このような蓋57を設けた
場合に、洗浄タンク53の外側には各種電気部品が配置さ
れるため、メンテナンス時等に洗浄タンク53内の水がこ
の外側の電気部品を濡らし、電気部品の作動不良等が生
ずるという問題点があった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、メンテナンス等が容易で、かつ電気部品に対する水
密性を良好に確保し得るタンクカバーを提供せんことを
目的とし、その要旨は、便器本体上に立設された貯水可
能な洗浄タンクを覆うタンクカバーであって、該タンク
カバーは、前記洗浄タンクの外側に配設される電気部品
を水密状に包囲する形状に形成され、その上部内側部材
が前記洗浄タンクの上縁にビス等を介し固定されている
とともに、該タンクカバー上には前記洗浄タンク内を点
検可能に開閉し得る蓋が設けられていることである。
て、メンテナンス等が容易で、かつ電気部品に対する水
密性を良好に確保し得るタンクカバーを提供せんことを
目的とし、その要旨は、便器本体上に立設された貯水可
能な洗浄タンクを覆うタンクカバーであって、該タンク
カバーは、前記洗浄タンクの外側に配設される電気部品
を水密状に包囲する形状に形成され、その上部内側部材
が前記洗浄タンクの上縁にビス等を介し固定されている
とともに、該タンクカバー上には前記洗浄タンク内を点
検可能に開閉し得る蓋が設けられていることである。
（作用） タンクカバーは、洗浄タンクの上縁にビス等を介し上
部内側部材が固定され、洗浄タンクの外側に配設される
電気部品を水密状に包囲することができ、又、上面には
蓋が設けられているため、蓋を取り外してタンクカバー
を取り外すことなく、洗浄タンク内のボールタップ等の
メンテナンスを良好に行うことができ、メンテナンス時
等に、洗浄タンクの外側に配設される電気部品に水等が
侵入することがなく、電気部品の作動不良を良好に防止
することができる。
部内側部材が固定され、洗浄タンクの外側に配設される
電気部品を水密状に包囲することができ、又、上面には
蓋が設けられているため、蓋を取り外してタンクカバー
を取り外すことなく、洗浄タンク内のボールタップ等の
メンテナンスを良好に行うことができ、メンテナンス時
等に、洗浄タンクの外側に配設される電気部品に水等が
侵入することがなく、電気部品の作動不良を良好に防止
することができる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本例タンクカバーの取付状態の断面構成図で
あり、便器本体１の後部上面にはベースプレート２が載
置されており、このベースプレート２にビス3,3を介し
立設状に洗浄タンク４が設けられており、この洗浄タン
ク４は上方が開口した有底筒状に形成され、その内部に
は洗浄水を貯留可能な貯水空間S1が形成されている。
又、洗浄タンク４の上端は水平方向に伸びる鍔部4aとな
っており、鍔部4aの端部は立ち上げられた立上部4bに形
成されている。
あり、便器本体１の後部上面にはベースプレート２が載
置されており、このベースプレート２にビス3,3を介し
立設状に洗浄タンク４が設けられており、この洗浄タン
ク４は上方が開口した有底筒状に形成され、その内部に
は洗浄水を貯留可能な貯水空間S1が形成されている。
又、洗浄タンク４の上端は水平方向に伸びる鍔部4aとな
っており、鍔部4aの端部は立ち上げられた立上部4bに形
成されている。
又、タンクカバー５は、前記洗浄タンク４の外周の各
種電気部品を設置するための電気部品設置空間S2を包囲
することができる形状に形成され、その下端部は前記ベ
ースプレート２の側縁部に上方側より嵌め込み可能な外
嵌部5aとなっており、上端周縁部は上方に突出した載置
部5bとなっている。又、この載置部5bの内側上面には段
部5cが形成され、この段部5cの内側に垂下状に取付部5d
が一体形成されている。この取付部5dは前記外嵌部5aを
ベースプレート２に嵌め込んだ時に前記洗浄タンク４の
鍔部4a上に当接できるものであり、立上部4bの内側の鍔
部4aの上面にパッキン等を介しこの取付部5dを載置させ
た状態で、上方より取付部5dにビス６を螺合させ、ビス
６の下端部を鍔部4aにネジ込み、鍔部4aに取付部5dを一
体化させ、この部分で前記電気部品設置空間S2内への水
の侵入を遮断することができるものとなっている。
種電気部品を設置するための電気部品設置空間S2を包囲
することができる形状に形成され、その下端部は前記ベ
ースプレート２の側縁部に上方側より嵌め込み可能な外
嵌部5aとなっており、上端周縁部は上方に突出した載置
部5bとなっている。又、この載置部5bの内側上面には段
部5cが形成され、この段部5cの内側に垂下状に取付部5d
が一体形成されている。この取付部5dは前記外嵌部5aを
ベースプレート２に嵌め込んだ時に前記洗浄タンク４の
鍔部4a上に当接できるものであり、立上部4bの内側の鍔
部4aの上面にパッキン等を介しこの取付部5dを載置させ
た状態で、上方より取付部5dにビス６を螺合させ、ビス
６の下端部を鍔部4aにネジ込み、鍔部4aに取付部5dを一
体化させ、この部分で前記電気部品設置空間S2内への水
の侵入を遮断することができるものとなっている。
従って、タンクカバー５をビス６を介し洗浄タンク４
の上縁に固定させた時には、前記貯水空間S1と前記電気
部品設置空間S2が水密状に分離された状態となる。又、
タンクカバー５の上面には着脱可能に蓋７が載置されて
おり、この蓋７は前記貯水空間S1の上面を覆蓋すること
ができるものである。
の上縁に固定させた時には、前記貯水空間S1と前記電気
部品設置空間S2が水密状に分離された状態となる。又、
タンクカバー５の上面には着脱可能に蓋７が載置されて
おり、この蓋７は前記貯水空間S1の上面を覆蓋すること
ができるものである。
従って、このようなタンクカバー５を取り付けた便器
においては、洗浄タンク４内に配置されるボールタップ
の水位調節等は蓋７を取り外して容易に行うことがで
き、又、貯水空間S1内のフロート弁回りの修理等のメン
テナンスも蓋７を取り外すことにより極めて容易に行う
ことができる。又、蓋７により前記ビス６及びタンクカ
バー５の取付部5d等は外部からは隠蔽された状態となる
ため、外観が極めてスッキリとした形状を呈する。
においては、洗浄タンク４内に配置されるボールタップ
の水位調節等は蓋７を取り外して容易に行うことがで
き、又、貯水空間S1内のフロート弁回りの修理等のメン
テナンスも蓋７を取り外すことにより極めて容易に行う
ことができる。又、蓋７により前記ビス６及びタンクカ
バー５の取付部5d等は外部からは隠蔽された状態となる
ため、外観が極めてスッキリとした形状を呈する。
しかも、電気部品設置空間S2は完全に貯水空間S1と分
離されて、その内部の水密性が確保されているため、メ
ンテナンス時に水等が電気部品設置空間S2内に侵入する
ことがなく、電気部品設置空間S2内に設置される電気部
品に作動不良等が生ずることがない。
離されて、その内部の水密性が確保されているため、メ
ンテナンス時に水等が電気部品設置空間S2内に侵入する
ことがなく、電気部品設置空間S2内に設置される電気部
品に作動不良等が生ずることがない。
（考案の効果） 本考案は、便器本体上に立設された貯水可能な洗浄タ
ンクを覆うタンクカバーであって、該タンクカバーは、
前記洗浄タンクの外側に配設される電気部品を水密状に
包囲する形状に形成され、その上部内側部材が前記洗浄
タンクの上縁にビス等を介し固定されているとともに、
該タンクカバー上には前記洗浄タンク内を点検可能に開
閉し得る蓋が設けられていることにより、蓋を取外して
容易に洗浄タンク内に配置されるボールタップ等の調節
及び修理等を行うことができるとともに、洗浄タンクの
外側に配設される電気部品はタンクカバーにより良好に
水密性が確保されているため、電気部品に水等が侵入す
ることがなく、電気部品の作動不良等を良好に防止する
ことができる。
ンクを覆うタンクカバーであって、該タンクカバーは、
前記洗浄タンクの外側に配設される電気部品を水密状に
包囲する形状に形成され、その上部内側部材が前記洗浄
タンクの上縁にビス等を介し固定されているとともに、
該タンクカバー上には前記洗浄タンク内を点検可能に開
閉し得る蓋が設けられていることにより、蓋を取外して
容易に洗浄タンク内に配置されるボールタップ等の調節
及び修理等を行うことができるとともに、洗浄タンクの
外側に配設される電気部品はタンクカバーにより良好に
水密性が確保されているため、電気部品に水等が侵入す
ることがなく、電気部品の作動不良等を良好に防止する
ことができる。
しかも、洗浄タンクにタンクカバーを取り付けるため
のビス等は蓋により隠蔽された状態となり、極めてスッ
キリとした外観を呈する。
のビス等は蓋により隠蔽された状態となり、極めてスッ
キリとした外観を呈する。
第１図は本考案の一実施例を示すタンクカバーの取付状
態の断面構成図、第２図は従来のタンクカバーの取付状
態の断面構成図である。第３図は従来のタンクカバーの
変形例を示す取付状態の断面構成図である。 １…便器本体、２…ベースプレート ３…ビス、４…洗浄タンク 4a…鍔部、4b…立上部 ５…タンクカバー、5a…外嵌部 5b…載置部、5d…取付部 ６…ビス、７…蓋 S1…貯水空間、S2…電気部品設置空間
態の断面構成図、第２図は従来のタンクカバーの取付状
態の断面構成図である。第３図は従来のタンクカバーの
変形例を示す取付状態の断面構成図である。 １…便器本体、２…ベースプレート ３…ビス、４…洗浄タンク 4a…鍔部、4b…立上部 ５…タンクカバー、5a…外嵌部 5b…載置部、5d…取付部 ６…ビス、７…蓋 S1…貯水空間、S2…電気部品設置空間
Claims (3)
- 【請求項１】便器本体上に立設された貯水可能な洗浄タ
ンクを覆うタンクカバーであって、該タンクカバーは、
前記洗浄タンクの外側に配設される電気部品を水密状に
包囲する形状に形成され、その上部内側部材が前記洗浄
タンクの上縁にビス等を介し固定されているとともに、
該タンクカバー上には前記洗浄タンク内を点検可能に開
閉し得る蓋が設けられていることを特徴とする便器のタ
ンクカバー。 - 【請求項２】洗浄タンクの上端外周に形成された鍔部に
パッキン等を介しビス止め等することにより、洗浄タン
クの内側に形成される貯水空間と外側に形成される電気
部品設置空間を水密状に分離し得る取付部を上部内側に
形成した実用新案登録請求の範囲第１項記載の便器のタ
ンクカバー。 - 【請求項３】前記ビス等を前記蓋で隠蔽した実用新案登
録請求の範囲第１項記載の便器のタンクカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497690U JP2508143Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 便器のタンクカバ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497690U JP2508143Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 便器のタンクカバ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482074U JPH0482074U (ja) | 1992-07-16 |
| JP2508143Y2 true JP2508143Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31872601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12497690U Expired - Fee Related JP2508143Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 便器のタンクカバ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508143Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP12497690U patent/JP2508143Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482074U (ja) | 1992-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |