JP2507974Y2 - シ―ト - Google Patents

シ―ト

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JP2507974Y2
JP2507974Y2 JP11312991U JP11312991U JP2507974Y2 JP 2507974 Y2 JP2507974 Y2 JP 2507974Y2 JP 11312991 U JP11312991 U JP 11312991U JP 11312991 U JP11312991 U JP 11312991U JP 2507974 Y2 JP2507974 Y2 JP 2507974Y2
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JP
Japan
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seat
rear leg
striker
floor
storage frame
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Application number
JP11312991U
Other languages
English (en)
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JPH0554114U (ja
Inventor
智樹 松原
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車等の車両に
設置されるシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来からこの種のシ
ート(1) には、ロアレール(2A)とアッパーレール(2B)と
からなるスライド機構(2) を介して床Fに設置されるこ
とによって前後にスライド可能にされている構成が提供
されている。そしてシートベルト(3A,3B) のアンカー部
(31A,31B) は該スライド機構(2) に止着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、シートベルト(3A,3B) からの入力はアッパー
レール(2B), ロアレール(2A)を介して床F側に伝達され
るので、アッパーレール(2B)にサイドメンバー(4) を取
付けたり、ロアレール(2A)に床F側に対する固定のため
のブラケット(5) を設けたりして補強する必要があり、
そのためにシート重量が大きくなりかつコスト高にな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、床F上に前後にスライド
可能に設置されるシート(11)であって、該シート(11)の
座部(11A) 裏面には後部レグ(14)の収納枠(13A) が取付
けられ、該収納枠(13A) には左右一対のガイド溝(13B,1
3B) が形成されており、該左右一対のガイド溝(13B,13
B) には後部レグ(14)の左右上部から差出されているピ
ン(14B) がスライド可能に嵌着されており、更に該後部
レグ(14)の下部には床F側のストライカ(15)と係合して
シート(11)を最後位でロックするためのフック(16)が取
付けられるとともに該後部レグ(14)にはシートベルト(1
8A,18B) のアンカー(18C,18D) が止着されているシート
(11)を提供するものである。
【0005】
【作用】シート(11)は使用状態では床F側のストライカ
(15)と後部レグ(14)のフック(16)とを係合させることに
より、前後スライドを規制され最後位においてロックさ
れている。この状態ではシートベルト(18A,18B) からの
入力は後部レグ(14)のフック(16)、ストライカ(15)を介
して床Fに伝達され、スライド機構(12)には及ぼされな
い。
【0006】シート(11)を前方へスライドさせる時は後
部レグ(14)のフック(16)とストライカ(15)との係合を解
除し、後部レグ(14)をピン(14B) を中心として上方へ回
動させ、かつ該ピン(14B) を収納枠(13A) のガイド溝(1
3B) に沿ってスライドさせる。該後部レグ(14)をスライ
ドさせて収納枠(13A) 内に収納して後部レグ(14)とスト
ライカ(15)とが干渉しないようにする。
【0007】
【実施例】本考案を、図1〜図5に示す一実施例によっ
て説明すれば、シート(11)は座部(11A) と背もたれ部(1
1B) とからなり、図2に示すように該シート(11)の座部
(11A) のフレーム(11C) の両縁はロアレール(12A) とア
ッパーレール(12B) とからなるスライド機構(12)を介し
て床F側のホイルカバーH上に支持されており、該フレ
ーム(11C) の下側の左右一対のクッションブラケット(1
3,13) の内側には後部レグの収納枠(13A,13A) が屈曲垂
下され、該収納枠(13A,13A) にはガイド溝(13B,13B) が
形成されており、また該収納枠(13A,13A) の下側には支
持棒(13C) が差渡されている。
【0008】(14)は平面コの字状の後部レグであり、該
後部レグ(14)の左右側板(14A,14A)の上部には上記収納
枠(13A,13A) のガイド溝(13B,13B) にスライド可能に嵌
着されているピン(14B,14B) が差出されており、図3に
示すように該後部レグ(14)の左右側板(14A) の下端から
は床F側のストライカ(15)が嵌入するストライカ溝(14
C) が形成されており、また該左右側板(14A) の内側に
は該ストライカ(15)と係合するフック(16)、および該フ
ック(16)を軸(16A) を中心として回動させる作動片(17)
が枢着され、該作動片(17)は軸(17A) を介して左右連絡
されている。そして該フック(16)はスプリング(16B) に
より図3矢印に示すストライカ係合方向へ付勢されてい
る。該フック(16)の軸(16A) には更にシートベルト(18
A,18B) のアンカー(18C,18D) が止着されている。
【0009】上記構成において、図4に示すようにシー
ト(11)が最後位にあってシート(11)の使用状態では後部
レグ(14)の左右側板(14A,14A) のストライカ溝(14C) に
嵌入しているストライカ(15)にはフック(16)が係合し、
シート(11)は前方へのスライドをロックされている。
【0010】シート(11)を前方へスライドさせようとす
る場合には作動片(17)を介してフック(16)を図3矢印逆
方向へ回動せしめて、フック(16)とストライカ(15)との
係合を解除し、次いで後部レグ(14)をピン(14B) を介し
て上方へ回動させた上で前方へスライドさせて図5に示
すように収納枠(13A) 内へ収納する。この際後部レグ(1
4)のピン(14B) は収納枠(13A) のガイド溝(13B) によっ
てガイドされ、該後部レグ(14)は収納枠(13A) へ収納さ
れた状態で支持棒(13C) によって支持される。かくして
シート(11)を前方へスライドさせる時に後部レグ(14)が
ストライカ(15)と干渉しない。
【0011】
【考案の効果】したがって本考案においては、シートの
スライド機構にシートベルトからの入力が及ぼされない
から、該スライド機構を補強する必要がなくなり、軽量
化、コストダウンになるし、シートの前後スライドも円
滑に行なわれる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】使用状態側面図
【図2】シート座部のフレーム一部切欠き斜視図
【図3】後部レグ内側面図
【図4】シート使用状態後部レグ説明図
【図5】シートスライド時後部レグ説明図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
11 シート 12 スライド機構 13A 収納枠 13B ガイド溝 14 後部レグ 14B ピン 15 ストライカ 16 フック 18A,18B シートベルト 18C,18D アンカー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上に前後にスライド可能に設置されるシ
    ートであって、該シートの座部裏面には後部レグの収納
    枠が取付けられ、該収納枠には左右一対のガイド溝が形
    成されており、該左右一対のガイド溝には後部レグの左
    右上部から差出されているピンがスライド可能に嵌着さ
    れており、更に該後部レグの下部には床側のストライカ
    と係合してシートを最後位でロックするためのフックが
    取付けられるとともに該後部レグにはシートベルトのア
    ンカーが止着されていることを特徴とするシート
JP11312991U 1991-12-25 1991-12-25 シ―ト Expired - Lifetime JP2507974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11312991U JP2507974Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 シ―ト

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JP11312991U JP2507974Y2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 シ―ト

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JPH0554114U JPH0554114U (ja) 1993-07-20
JP2507974Y2 true JP2507974Y2 (ja) 1996-08-21

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