JP2507902Y2 - 車両用バンパ―ステップ - Google Patents

車両用バンパ―ステップ

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JP2507902Y2
JP2507902Y2 JP1989144198U JP14419889U JP2507902Y2 JP 2507902 Y2 JP2507902 Y2 JP 2507902Y2 JP 1989144198 U JP1989144198 U JP 1989144198U JP 14419889 U JP14419889 U JP 14419889U JP 2507902 Y2 JP2507902 Y2 JP 2507902Y2
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JP
Japan
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bumper
curvature
radius
bumper step
shape
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JP1989144198U
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JPH0383139U (ja
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啓吾 武沢
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、車両用バンパーステップに関する。
〈従来の技術〉 大型車両では、車高が高くフロントガラス等車両前面
を清掃するのが大変である。このため、実開昭61−1525
41号公報のようにラジエータグリルを開閉自在に構成し
たり、実開昭62−48860号公報のようにバンパーを分割
構成して前方に回動可能に構成し、踏み台として利用で
きるようにしたものが提案されている。これらは、踏面
が広く取れてステップとして優れているが、機構が複雑
でコストアップとなる。
このため、一般的には、バンパー上面に単にビス等で
取付ける構造で樹脂やアルミで形成したバンパーステッ
プが採用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、バンパーの略全域に亘るようなバンパース
テップにすると、部品が大きくなりコストがかなり高く
なるため、通常はバンパーの中央部だけ又はバンパーの
左右2ヵ所に取付けるようにしている。しかし、清掃作
業性を考慮すると、バンパーの略全域にバンパーステッ
プを設けた方が便利且つ安全であるが、従来のバンパー
ステップの場合、ステップ取付け位置のバンパー形状に
合わせて形成するため、例えばバンパーの左右及び中央
部の3ヵ所に設けようとすると、3種類のバンパーステ
ップを形成する必要があり、また、バンパーステップが
破損した場合等は、他のバンパーステップを付け替える
ことができず新たに購入しなければならずバンパーステ
ップ間での互換性がなかった。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、バンパー
のあらゆる位置に取付け可能な形状のバンパーステップ
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案は、前面長手方向の曲率が一様でない
バンパーの上面に取付けるバンパーステップにおいて、
前記バンパーの前縁上にステップ1個分の長さを任意の
複数箇所設定し、各箇所の中心点と両端点の3点を通る
各円の半径を求め、各円の半径を互いに近づけていった
時、各円の円弧と前記バンパー前縁との間の各隙間の最
大値が最も小さい寸法となる半径を求めて当該半径で描
いた曲率で、前面長手方向の形状を形成して、前記バン
パーのあらゆる前縁位置の曲率に略一致する曲率を持た
せると共に、可撓性を有する材料で形成しバンパー上面
に同一形状で複数個取付け可能に構成した。
〈作用〉 上記の構成によれば、バンパーステップの前面長手方
向の形状を、バンパー前縁のあらゆる位置の曲率と略一
致させることができ、1つのバンパーステップをバンパ
ーの任意の位置に取付けることができ、バンパーステッ
プの取付け位置を替えることができるようになる。ま
た、1種類のバンパーステップをバンパーのあらゆる位
置に複数個取付けることが可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の実施例の構成を示す第1図及び第2図におい
て、前面長手方向の曲率が一様でなく中央部から左右外
側に行くに従って曲率が大きくなるバンパー1の上面左
右に、本実施例のバンパーステップ2がそれぞれ取付け
られている。
該バンパーステップ2は、可撓性を有する例えば弾力
性のある合成樹脂等の材料からなり、前面長手方向の形
状が、後述するような方法により前記バンパー1のあら
ゆる位置の曲率に略一致する曲率を持って形成されてい
る。また、4つのねじ孔2aが間隔を設けて形成され、ね
じ孔2aとバンパー1側に設けたねじ孔1aとを合わせてね
じ3で締付けることにより、取付け時には多少バンパー
1との間に隙間ができるバンパーステップ2がバンパー
1の形状に追従して密着するようになっている。4はナ
ットである。
次にバンパーステップ2の前面長手方向の曲率の求め
方を第3図〜第5図を参照しながら説明する。
まず、曲率が一様でないバンパー1の前面長手方向の
ラインl上に、バンパーステップの1個分の長さLを第
3図に示すように3個所に設定する。
次に第4図に示すように、第3図中のP1,P2,P3の3
点を通る円R1の半径r1を求める。また、同様に第5図に
示すように、P1,P4,P5の3点を通る円R2の半径r2を求
める。
そして、第4図においてr1をr2に近づけていき、第5
図においてr2をr1に近づけていって、lと各R1,R2との
隙間g1〜g4の最大値が最も小さい寸法になるような半径
r0を決定する。このようにして決定された半径r0で描い
た曲率でバンパーステップ2の前面長手方向の形状を形
成している。
かかる形状のバンパーステップ2によれば、同一形状
のバンパーステップで、バンパー1のあらゆる位置に取
付けることができるようになり、互換性を持たせること
ができ、バンパーステップ2が破損した場合等に他の位
置にあるバンパーステップ2と交換が可能となり便利で
ある。また、1種類のバンパーステップを製造するだけ
で済み部品単価が下がりコストを低減できる。更に、第
6図及び第7図に示すように、バンパー1の全域に亘っ
て隙間なく小型のバンパーステップ2を取付けることが
可能となり、清掃作業がし易く、清掃時の安全性も向上
する。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、バンパーステッ
プの長手方向の形状を、バンパーの長手方向のあらゆる
位置と略一致させることができるので、1種類のバンパ
ーステップを製造すればよく、部品単価が下がりコスト
を低減できる。また、バンパーのあらゆる位置に取付け
が可能となるので、小型のバンパーステップを隙間なく
配置でき、清掃作業性及び清掃時の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すバンパーステップ取付
け状態図、第2図は第1図のII−II線矢視断面図、第3
図〜第5図は同上実施例のバンパーステップの前面形状
の決定方法を説明するための図、第6図はバンパーステ
ップの別の取付け状態図、第7図は第6図の平面図であ
る。 1…バンパー、2…バンパーステップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面長手方向の曲率が一様でないバンパー
    の上面に取付けるバンパーステップにおいて、前記バン
    パーの前縁上にステップ1個分の長さを任意の複数箇所
    設定し、各箇所の中心点と両端点の3点を通る各円の半
    径を求め、各円の半径を互いに近づけていった時、各円
    の円弧と前記バンパー前縁との間の各隙間の最大値が最
    も小さい寸法となる半径を求めて当該半径で描いた曲率
    で、前面長手方向の形状を形成して、前記バンパーのあ
    らゆる前縁位置の曲率に略一致する曲率を持たせると共
    に、可撓性を有する材料で形成し、バンパー上面に同一
    形状で複数個取付け可能に構成したことを特徴とする車
    両用バンパーステップ。
JP1989144198U 1989-12-15 1989-12-15 車両用バンパ―ステップ Expired - Lifetime JP2507902Y2 (ja)

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JPH0383139U JPH0383139U (ja) 1991-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157562U (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 日野自動車株式会社 ステツププレ−トの取付け装置

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