JP2507771Y2 - パタ― - Google Patents

パタ―

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JP2507771Y2
JP2507771Y2 JP1990056610U JP5661090U JP2507771Y2 JP 2507771 Y2 JP2507771 Y2 JP 2507771Y2 JP 1990056610 U JP1990056610 U JP 1990056610U JP 5661090 U JP5661090 U JP 5661090U JP 2507771 Y2 JP2507771 Y2 JP 2507771Y2
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JP
Japan
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putter
shaft
tip
tip side
hosel
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孝記 中里
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Fujikura Composites Inc
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Fujikura Rubber Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はパター、さらに詳細にはプラスチック製シャ
フトを有するパターに関する。
(従来技術) 従来、プラスチック製のシャフトを有するパターは、
第1図に示すように、パターヘッド1にホーゼル部2が
形成されており、このホーゼル部2にシャフト3の先端
部を嵌挿するための穴を形成するとともに、前記取付け
穴にシャフト3を挿入し、固定した構造になっている。
金属シャフトのパターにおいては、このような構造の
ほかに、第2図に示すようなパターヘッド1を使用し
て、製造する場合もある。すなわち、ホーゼル部2に金
属シャフトの内径より若干小さな径を有する嵌挿部21を
設け、この嵌挿部21を金属シャフトに挿入して固定した
構造、いわゆるオーバホーゼル型のパターが知られてい
る。
しかしながら、プラスチック製シャフトを使用したパ
ターにおいては、上述のようなオーバホーゼル型のもの
は知られていない。
プラスチック製シャフトの場合、上述のようにホーゼ
ル部2に取付け穴を穿設し、この取付け穴にシャフト3
を挿入するのは、シャフト3とホーゼル部2との強度を
保持するためのである。すなわち、プラスチック製シャ
フトを使用し、オーバホーゼル型のパターを製造する
と、取付け部の強度が不足する恐れがあり、割れを生じ
たり、脱落したりし、耐久性に問題を生たるからであ
る。そのためプラスチック製シャフトのオーバホーゼル
型パターは製造されていない。
(考案の概説) 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、プラス
チック製シャフトを使用したオーバホーゼル型のパター
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるパターは、バ
ット側よりチップ側に外径が漸減する中空のシャフトの
チップ側先端に、パターヘッドのホーゼル部に設けられ
た嵌挿部を挿入し固定したパターにおいて、前記シャフ
トは少なくとも軸方向に補強繊維が敷設された熱硬化性
樹脂よりなる剛性保持層を有するとともに、チップ側先
端部付近に、この剛性保持層の補強繊維の敷設方向に対
し、80〜100°の範囲の角度の補強繊維が捲回された熱
硬化性樹脂よりなる強度保持層を設けたことを特徴とす
るものである。
本考案によれば、ホーゼルの嵌挿部が挿入される取付
け部に剛性保持層の補強繊維の敷設方向に対し、80〜10
0°の範囲の角度で補強繊維が捲回された強度保持層を
設けたため、オーバホーゼル型としても十分使用できる
パターとすることができるという利点がある。
(実施例) 第3図に示すように本考案によるパターは、パターヘ
ッド1は上部に突出したホーゼル部2を有し、このホー
ゼル部2はシャフト3のチップ側先端31に嵌挿される嵌
挿部21を有している。そして前記シャフト3のチップ側
先端31にあ嵌挿された構造になっている。
第4図は前記シャフト3の典型的構造を示す模式図で
あり、一部を切欠した状態を示している。また、第5図
は上記チップ側先端部の断面図である。これらの図より
明らかなように、前記シャフト3は、炭素繊維などの補
強繊維4がシャフトの軸方向に対し、バイアス状に捲回
された捩じり防止層5とその捩じり防止層5上に設けら
れる剛性保持層6を有している。これらの捩じり防止層
5および強度保持層6は複数層がよい。
上記剛性保持層6は補強繊維4がシャフトの軸方向敷
設され、熱硬化性樹脂で固められ構成された層であり、
主として、シャフト全体の強度、硬さを制御する層であ
る。そして、シャフト全体としては、グリップが取付け
られるバット側よりチップ側にかけて径が漸減するよう
に構成されている。
本考案によるシャフトにおいては、パターヘッド1の
嵌挿部21が挿入、嵌挿されるチップ側先端部に、補強繊
維4がシャフトの軸方向に対し、80〜100°になるよう
に設けられ、かつ熱硬化性樹脂で固められた強度保持層
7が設けられている。この強度保持層7はシャフトの半
径方向の強度を向上させることを目的とするものであ
り、シャフトとホーゼル部2との結合部の割れを防止す
る。このため、パターに身体がよりかかってもシャフト
が割れることがなくなる。
この強度保持層7は捩じり防止層5と剛性保持層6に
挾まれて設けられている。
この実施例においては前記強度保持層7の補強繊維4
の設けられて方向は、軸方向に対して90°であるが、80
〜100°の範囲であれば、上記シャフトのチップ側線端
部の割れを防止できる。
この強度保持層7は好ましくはチップ側先端より、15
0〜250cm設けるのがよい。100cm未満であると、チップ
側先端31の割れなどを防止する効果が小さく、一方250c
mを越えると、シャフトのバランス、キックポイント、
しなりなどが変化する恐れを生じるからである。
この実施例においては、第6図に説明のため極端にし
た断面図を示すように、チップ側先端部31の近傍に、バ
ット側よりチップ側にかけて形成されたテーパと逆方向
にテーパが形成された逆テーパ部が設けられている。
このようなパターを製造する場合、嵌挿部21に接着剤
を設け、チップ側先端部31に挿入し固着するものであ
る。この際、従来のようにバット側よりチップ側にかけ
て細くなる構造で、かつ嵌挿部21が均一径であるとする
と、極端に解釈すると1点でのみ接着されることにな
り、接着強度が不足する。このため、逆テーパを形成す
るとともに、ホーゼル部2が挿入される部分を均一径に
戻すことによって、ホーゼル嵌挿部21が嵌挿されるシャ
フト部分の径が大きくなるとともに、前記嵌挿部21とシ
ャフト内壁が全面接着することになり、接着強度(ヘッ
ドの脱落強度)が向上する。この逆テーパは、使用者に
構えやすさ、狙いやすさを惹起させる心理的効果もあ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるパターはホーゼル
固着部(チップ側先端部)に強度保持層を設けたため、
オーバホーゼル型としても十分使用に供せるようになる
という利点がある。また、チップ側先端部に逆テーパを
設け、嵌挿部に対応する部分をストレートにすることに
より、、密着性、接着性が向上し、ヘッドの抜け、脱落
を防止することができる。さらに、このチップ側線端部
の逆テーパは使用者が構えたときに、狙いを定めやすく
するという心理的利点も生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラスチック製シャフトを使用したパタ
ーの側面図、第2図はオーバホーゼル型のパターヘッド
の側面図、第3図は本考案による一実施例のパターの断
面図、第4図は前記実施例のチップ側先端部の一部切欠
平面図、第5図は前記チップ側線端部の断面図、第6図
はチップ側先端の構造を説明するための断面図である。 1……パターヘッド、2……ホーゼル部、21……嵌挿
部、3……シャフト、31……チップ側先端部、5……捩
じり防止層、6……剛性保持層、7……強度保持層。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バット側よりチップ側に径が漸減する中空
    のシャフトのチップ側先端に、パターヘッドのホーゼル
    部に設けられた嵌挿部を挿入し固定したパターにおい
    て、前記シャフトは少なくとも軸方向に補強繊維が敷設
    された熱硬化性樹脂よりなる剛性保持層を有するととも
    に、チップ側先端部付近に、この剛性保持層の補強繊維
    の敷設方向に対し、80〜100°の範囲の角度に補強繊維
    が捲回された熱硬化性樹脂よりなる強度保持層を設けた
    ことを特徴とするパター。
  2. 【請求項2】前記チップ側先端部近傍にチップ側よりバ
    ット側に外径が漸減する逆テーパを有していることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のパター。
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