JP2507454B2 - 混練機 - Google Patents

混練機

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JP2507454B2
JP2507454B2 JP62187636A JP18763687A JP2507454B2 JP 2507454 B2 JP2507454 B2 JP 2507454B2 JP 62187636 A JP62187636 A JP 62187636A JP 18763687 A JP18763687 A JP 18763687A JP 2507454 B2 JP2507454 B2 JP 2507454B2
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JP
Japan
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kneading
motor
container
bread
fan device
Prior art date
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JP62187636A
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JPS6432825A (en
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道成 青山
源一郎 河野
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は容器内でパン材料を混練するための混練機に
関する。
(従来の技術) 従来のパン混練機にあっては、パン材料を混練してパ
ン生地を生成する際に、その混練に伴う摩擦熱によりパ
ン材料の温度が次第に上昇するようになり、特に、夏期
等のように周囲温度が高い場合にはパン材料の温度が大
きく上昇し、以てイースト菌が過剰発酵状態になること
がある。このように過剰発酵となったときには良好なパ
ン生地が得られなくなるため、何らかの過剰発酵防止対
策が必要となる。このような対策の一つとして、混練行
程時においてパン材料投入容器内のパン材料をファン装
置によって冷やすことが考えられていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来の構成では、混練行程が始まる
と同時にファン装置からの風を容器内のパン材料に直接
的に吹き込むようにしてあるため、未混練状態にあるパ
ン材料中の小麦粉が舞い上がって周囲に飛び散るという
問題があり、かといってファン装置からの風を容器の外
側面に当てることによりパン材料を間接的に冷やすよう
にしたのでは、冷却効率が悪化して消費電力の増大を招
く不具合がある。また、従来は存在しなかったファン装
置を設けることにより、既存の混練体を駆動するモータ
とは別個にファン装置を駆動するモータが必要となるこ
とが考えられ、これによってコストアップや製品本体の
大型化などを招く虜があった。
本発明の目的は、パン材料の過剰発酵をファン装置か
らの風によって効率良く防止でき、その風によってパン
材料の一部が舞い上がる事情を確実に防止できると共
に、ファン装置駆動用のモータを別個に設けず、既存の
混練体を駆動する1個のモータでファン装置も駆動させ
る混練機を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、容器内に向け
て送風するためのファン装置と、前記容器内に設けられ
容器内のパン材料を混練する混練体と、前記ファン装置
及び混練体を駆動する1個のモータと、このモータを駆
動する制御手段とを備えたものであって、この制御手段
によって混練を開始してから所定時間経過後ファン装置
の回転を反転させたものである。
(作用) 容器内にパン材料を収納したのちモータを回転させて
混練及びファン装置の回転を開始する。そしてこの混練
が開始してから所定時間経過したのち、ファンの回転を
反転させる信号を制御手段より出力する。するとファン
の回転が反転し、今まで風は容器内に吹き込まれなかっ
たが風の向きが逆になることにより容器内に風が送られ
る。よってパン材料の一部が舞い上がることなくパン生
地を効率よく冷却することができる。また、混練体及び
ファン装置は1個のモータによって駆動するため、ファ
ン駆動用のモータを別個に設ける必要がなくなり、これ
によってコストアップすることもなく製品本体の大型化
も防げる。
(実施例) 以下本発明をパン製造機に適用した一実施例につき図
面を参照して説明する。1は外ケース、2は内ケースで
あり、これらはそれぞれの上端で結合している。3はボ
ス4を介して前記外ケース1の底部に設けられた支持台
5に配設されたモータであり、このモータ3の回転軸6
には第1のプーリー7及び第2のプーリー8が取付けら
れている。9は下軸で、これの下端には第3のプーリー
10が設けられており、この第3のプーリー10は小ベルト
11を介して前記第1のプーリー7と接続している。12は
前記外ケース1の底部に設けられたファン装置たるシロ
ッコファンであり、これは第4のプーリー13及び大ベル
ト14を介して前記第2のプーリー8に接続されている。
15はこのシロッコファン12に接続されたダクトであり、
このダクト15は前記外ケース1の上方を閉塞する蓋体16
に設けられた送風口17と連通している。18は前記内ケー
ス2内に収容された容器であり、これの底部には略十字
形の混練体19が配設され、この混練体19は前記容器18底
部を貫通して設けられる上軸20と着脱自在に枢着してい
る。21は前記内ケース2内底部に設けられたヒータであ
り、22は前記上軸20と下軸9を連結する継手部である。
23は制御手段であり、これは前記モータ3及びヒータ21
への通電を制御する。
次に上記構成につきその作用を説明する。蓋体16を開
けて容器18を内ケース2内に収容した後小麦粉,イース
ト菌及び水等のパン材料を容器18内に収容し、再び蓋体
16を閉じる。そして制御手段23を操作することにより、
まずモータ3が通電され、モータ3の回転軸6が正回転
する。すると回転軸6の回転が第1のプーリー7,小ベル
ト11,及び第3のプーリー10に伝わり、下軸9も回転す
る。また下軸9の回転は継手部22を介して上軸20に伝わ
り、混練体19が正回転することにより前記容器18内のパ
ン材料が混練される。一方回転軸6の回転は第2のプー
リー8,大ベルト14及び第4のプーリー13を介してシロッ
コファン12に伝わるが、このシロッコファン12の回転で
は遠心方向へは送風しないような回転(以下逆回転とい
う)となるため送風口17から容器18内に送風されること
はない。そして混練開始から時間Tだけ経過すると制御
手段23よりモータ3の回転が反転する信号が出力され
る。すると回転軸6、第1のプーリー7,小ベルト11,第
3のプーリー10及び下軸9も反転し、更に混練体19の回
転も反転する。しかし混練体19は正逆いずれの回転であ
ってもパン材料を混練することができるため、モータ3
が回転している間は混練を続ける。一方、モータ3の反
転により第2プーリー8,大ベルト14,及び第4のプーリ
ー13も反転するためシロッコファン12は逆回転より正回
転に反転し、シロッコファン12の遠心方向に風がおこさ
れ、ダクト15を通って送風口17から容器18内に送風さ
れ、パン材料の上方に風は吹き付けられることによって
パン材料を冷却する。その後しばらくするとモータ3へ
の通電は断たれ、混練及びシロッコファン12による送風
も停止し、次にモータ21に通電がなされ発酵が行なわれ
る。その後再びモータ3に通電がなされ、ガス抜き行程
が開始される。その際シロッコファン12は正回転し、パ
ン生地を冷却する。そしてモータ3への通電が断たれた
のち再びヒータ21に通電がなされ2次発酵及び焼き上げ
が行なわれパンが製造される。
上記構成によれば、容器18内に向けて送風するための
シロッコファン12と、前記容器18内に設けられ容器18内
のパン材料を混練する混練体19と、前記シロッコファン
12及び混練体19を駆動する1個のモータ3と、このモー
タ3を駆動する制御手段23とを備えたものであって、こ
の制御手段23によって混練を開始してから所定時間
(T)経過後シロッコファン12の回転を正回転に反転し
たため、混練開始直後には容器18内に風を送り込まない
から、容器18内のパン材料が舞い上がることがなく、し
ばらくしてパン材料が混練されてから送風されるためパ
ン材料を舞い上げることなくしかも効率よくパン材料を
冷却することができる。また、混練体19及びシロッコフ
ァン12は1個のモータ3によって駆動するため、混練体
19及びシロッコファン12の各々にモータを必要とせず、
これによってコストアップすることもなく製品本体の大
型化も防げる。また混練体19は略十字形なので正逆いず
れの回転であっても混練が可能であり、モータ3が正逆
回転することによりシロッコファン12の回転が正逆回転
した場合でも、常に混練をすることができる。更にガス
抜き行程の場合には、モータ3の回転を正逆いずれかに
選択することによりパン生地への送風を行なうこともで
きるし、行なわないようにすることもできる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば混練体19の構造を逆回転時には倒れることにより
混練を行なわないようにしておけばパン材料の発熱を低
く押えることによりパン材料の冷却効率を高くすること
ができる。またファン装置はシロッコファンに限らない
等種々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、容器内に向けて送風するためのファ
ン装置と、前記容器内に設けられ容器内のパン材料を混
練する混練体と、前記ファン装置及び混練体を駆動する
1個のモータと、このモータを駆動する制御手段とを備
えたものであって、混練を開始してから所定時間経過
後、前記制御手段はファン装置の回転を反転させる信号
を出力するので、パン材料の一部を舞い上げることなく
パン材料を効率よく冷却することができる。また、混練
体及びファン装置を1個のモータで駆動するため、コス
トアップすることもなく製品本体の大型化も防げる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例であり、第1図は全体の縦断面
図、第2図はタイムチャートを示す。 図中、3はモータ、12はシロッコファン(ファン装
置)、18は容器、23は制御手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に向けて送風するためのファン装置
    と、前記容器内に設けられ容器内のパン材料を混練する
    混練体と、前記ファン装置及び混練体を駆動する1個の
    モータと、このモータを駆動する制御手段とを備えたも
    のであって、混練を開始してから所定時間経過後、前記
    制御手段はファン装置の回転を反転させる信号を出力す
    ることを特徴とする混練機。
JP62187636A 1987-07-29 1987-07-29 混練機 Expired - Lifetime JP2507454B2 (ja)

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JP62187636A JP2507454B2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 混練機

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JP62187636A JP2507454B2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 混練機

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JPS6432825A JPS6432825A (en) 1989-02-02
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JPS6432825A (en) 1989-02-02

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