JP2507281B2 - フラワ―スタンド - Google Patents

フラワ―スタンド

Info

Publication number
JP2507281B2
JP2507281B2 JP4216323A JP21632392A JP2507281B2 JP 2507281 B2 JP2507281 B2 JP 2507281B2 JP 4216323 A JP4216323 A JP 4216323A JP 21632392 A JP21632392 A JP 21632392A JP 2507281 B2 JP2507281 B2 JP 2507281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
flower stand
center line
end side
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4216323A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0646944A (ja
Inventor
孝一 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SERON KK
Original Assignee
SERON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SERON KK filed Critical SERON KK
Priority to JP4216323A priority Critical patent/JP2507281B2/ja
Publication of JPH0646944A publication Critical patent/JPH0646944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507281B2 publication Critical patent/JP2507281B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の花桶を展示する
ためのフラワースタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフラワースタンドは、図7に示す
ように、木板、鉄板等によって雛段状に形成されてお
り、載置面aに花桶をおいて展示するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフラワース
タンドは、鉄板等によって形成されているので大重量に
なる。このため、移動が困難であるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するために、基部と、この基部に下端側から上端
側へ向かうにしたがって後方へ向かうように傾斜して立
設された棒状をなす支柱と、この支柱に上下方向に互い
に離れて設けられた左右方向に延びる複数の棒状をなす
支持腕と、各支持腕に中心線を上下方向に向けた状態で
設けられ、内部に挿入された花桶を支持するリング状の
桶受けとを備え、上記桶受けの中心線が下端側から上端
側へ向かうにしたがって前方へ向かうように傾斜させら
れていることを特徴としている。
【0005】この場合、上記支柱については、パイプ材
から構成するのが望ましい。
【0006】
【作用】請求項1に係る発明においては、支柱および支
持腕が棒状をなし、しかも花桶を支持する桶受けがリン
グ状をなしているから、全体を軽量化することができ
る。また、桶受けの軸線が傾斜しているので、桶受けを
密に配置することができる。また、請求項2に係る発明
のように、支柱をパイプ材によって構成すれば、全体を
より一層軽量化することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1〜図6
を参照して説明する。図1から図4はこの発明に係るフ
ラワースタンドAの一実施例を示すものであり、図中符
号1、1は支柱部材である。支柱部材1は、下支柱部材
2と上支柱部材3とを備えている。下支柱部材2および
上支柱部材3は、いずれも断面円形の金属製のパイプ材
からなり、互いに同一直径を有している。
【0008】下支柱部材2は、その中間部に円弧状をな
す折り曲げ部2aが形成されることによって鋭角的に屈
曲させられており、下端部が後方へ向かって延びる脚部
2bとされている。一方、上支柱部材3の上端部には、
略半円状になって後方へ延びる握り部3aが形成されて
いる。
【0009】図3に示すように、下支柱部材2の上端部
には結合軸4の下端部が嵌合固定されている。この結合
軸4の上端部には、上支柱部3の下端部が着脱可能に嵌
合され、ボルト5およびナット6によって固定されてい
る。これによって、上下の支柱部材2,3が互いに着脱
可能に固定され、1つの支柱部材1を形成している。な
お、上下の支柱部材2,3の固定法については、上記と
異なる方法を採用してもよい。また、支柱部材1全体を
1つのパイプ材によって一体に形成してもよく、あるい
は下支柱部材2と上支柱部材3との間に、それらと着脱
自在に連結される1以上のパイプ材を配置するようにし
てもよい。
【0010】2つの下支柱部材2の各脚部2bの後端面
には、略「コ」字状をなす固定金具7が溶接固定されて
いる。各固定金具7は、水平に配置された断面四角形の
水平バー8に左右方向に互いに離れて固定されている。
水平バー8の下側を向く面の左右の端部には、キャスタ
ー9,9が固定されている。
【0011】2つの支柱部材1,1は、キャスター9,
9および曲げ部2a,2aをそれぞれ床面に接触させる
ことにより、4点で支持されて起立する。この起立状態
においては、下支柱部材2が鋭角的に曲がっているの
で、支柱部材1,1は、下端側から上端側へ向かうにし
たがって後方へ向かうように傾斜することになる。
【0012】上記の内容から明らかなように、この実施
例のフラワースタンドAにおいては、下支柱部材2,2
の曲げ部2a,2aおよび脚部2b,2bと、水平バー
8と、キャスター9,9とによって基部10が構成され
ている。また、下支柱部材2の曲げ部2aより上側の部
分と、上支柱部材3の握り部3aより下側の部分とによ
って支柱11が構成されている。なお、支柱11を補強
するために、脚部2bの後端部と曲げ部2aから若干上
側の箇所との間には、補強部材12が設けられている
【0013】各支柱11には、複数(この実施例では4
個)の筒体13が支柱11の長手方向に沿って移動可能
に嵌合されている。図4に示すように、筒体13の外周
面の後方を向く部分には、ナット14が固定されてい
る。このナット14には、ボルト15が螺合されてい
る。このボルト15は、筒体13に形成された孔13a
を貫通して支柱11の外周面に達しており、ボルト15
を締め付けることによって筒体13を支柱11の適宜箇
所に固定することができるようになっている。なお、一
方の支柱11に固定された4個の筒体13と、他方の支
柱11に固定された4個の筒体13とは1個づつが対を
なしており、一対の筒体13,13は同一高さに配置さ
れている。
【0014】一対の筒体13,13の各外周面の前方を
向く箇所には、ほぼ水平方向に延びる金属製のバー材か
らなる支持腕16が固定されている。この支持腕16に
は、桶受け17が固定されている。桶受け17は、金属
製の線材をリング状にしてその両端部を支持腕16に溶
接固定したものであり、図5に示すように、その中心線
Lは、下端側から上端側へ向かうにしたがって前方へ向
かうように傾斜せしめられている。つまり、中心線L
は、鉛直方向に対し支柱11の傾斜方向と逆方向に傾斜
せしめられている。
【0015】上記構成のフラワースタンドAは、図1
(B)に示すようにして用いられる。すなわち、花桶H
は、通常、下細りのテーパ状をなしており、花桶Hを桶
受け17に上方から挿入すると、その中途部外周が桶受
け17に支持される。勿論、上端部に環状の突出部hを
有するような花桶Hの場合には、その突出部hを桶受け
17によって支持させるようにしてもよい。なお、全て
の桶受け17に花桶Hを支持させてもよく、一部の桶受
け17にのみ花桶Hを支持させるようにしてもよい。こ
れは、花桶Hに活けられる花束の大きさ、美的感覚等に
基づいて決定される。
【0016】ここで、上記のフラワースタンドAにおい
ては、支柱11および支持腕16が棒状をなしており、
桶受け174がリング状をなしているから、板材からな
る従来のフラワースタンドに比して全体を軽量に形成す
ることができる。したがって、フラワースタンドAを容
易に移動することができる。
【0017】特に、この実施例のフラワースタンドAに
おいては、支柱11を構成する支柱部材1がパイプ材か
ら構成されているので、フラワースタンドAをより軽量
化することができ、容易に移動させることができる。し
かも、基部10にキャスター9を設けているので、この
キャスター9を支点として曲げ部2aを床面から持ち上
げ、その状態で握り部3aをもって前方を押すことによ
り、フラワースタンドAをより一層容易に移動させるこ
とができる。
【0018】さらに、上記のフラワースタンドAにおい
ては、桶受け17の中心線Lを下端側から上端側へ向か
うにしたがって前方へ向かうように傾斜させているの
で、花を密に配置することができる。
【0019】すなわち、上下に隣接する2つの桶受け1
7,17の上下方向の間隔を一定にしたものとすると、
図5に示すように、桶受け17の中心線Lを傾斜させた
場合における桶受け17,17の中心線L,L間の距離
Dは、桶受け17の中心線を鉛直方向に向けた場合(中
心線をL′で示す)における桶受け17,17の中心線
L′,L′間の距離D′より大きくなる。したがって、
上下の桶受け17,17に花桶Hをそれぞれ挿入した場
合には、上下の花桶H,H間に大きな隙間が形成される
ことになる。換言すれば、花桶H,H間の隙間を大きく
することができる分だけ、上下の桶受け17,17の上
下方向の間隔を狭くすることができ、桶受け17を密に
配置することができる。したがって、花を密に飾り付け
することができる。
【0020】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
2つの支柱部材1,1を用いているが、1つまたは3つ
以上の支柱部材を用いてもよい。図6は、1つの支柱部
材1を用いたフラワースタンドBを示すものであり、こ
のフラワースタンドBにおいては、支柱部材1として断
面四角形のパイプ材が用いられている。また、フラワー
スタンドBの安定性を向上させるために、脚部2bの前
端部には、左右方向に延びるバー18が設けられ、さら
にフラワースタンドBの左右のバランスをとるために桶
受け17は支持腕16の両側に1個宛設けられている。
なお、その他の構成は上記実施例と同様である。
【0021】また、上記の実施例においては、桶受け1
7を円形にしているが、桶受け17の形状については支
持すべき花桶の形状に合わせて、他の形状、例えば六角
形状にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、支柱および支持腕が棒状をなし、しかも桶
受けがリング状をなしているから、全体を軽量化するこ
とができ、したがって容易に移動させることができる。
また、桶受けの中心線を傾斜させているので、桶受けを
密に配置することができ、ひいては花を密に飾り付けす
ることができるという効果が得られる。また、請求項2
に係る発明によれば、支柱をパイプ材から構成している
ので、全体をより軽量化することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すもので、図1(A)
はその正面図、図1(B)はその側面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図1(A)のX円部の拡大断面図である。
【図4】図1(B)のY円部の拡大断面図である。
【図5】桶受け14の中心線が鉛直方向に対して傾斜し
た場合としない場合とにおける中心線間距離を示す図で
ある。
【図6】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】従来のフラワースタンドの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
A フラワースタンド B フラワースタンド 1 支柱部材 10 基部 11 支柱 16 支持腕 17 桶受け

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、この基部に下端側から上端側へ
    向かうにしたがって後方へ向かうように傾斜して立設さ
    れた棒状をなす支柱と、この支柱に上下方向に互いに離
    れて設けられた左右方向に延びる複数の棒状をなす支持
    腕と、各支持腕に中心線を上下方向に向けた状態で設け
    られ、内部に挿入された花桶を支持するリング状の桶受
    けとを備え、上記桶受けの中心線が下端側から上端側へ
    向かうにしたがって前方へ向かうように傾斜させられて
    いることを特徴とするフラワースタンド。
  2. 【請求項2】 上記支柱がパイプ材からなることを特徴
    とする請求項1に記載のフラワースタンド。
JP4216323A 1992-07-22 1992-07-22 フラワ―スタンド Expired - Fee Related JP2507281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4216323A JP2507281B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 フラワ―スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4216323A JP2507281B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 フラワ―スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0646944A JPH0646944A (ja) 1994-02-22
JP2507281B2 true JP2507281B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=16686733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4216323A Expired - Fee Related JP2507281B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 フラワ―スタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507281B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9986694B2 (en) * 2012-06-15 2018-06-05 Alex E. Billingsley Systems and methods for a vertical planter
US20140041298A1 (en) * 2012-08-10 2014-02-13 David Mack Mobile stowable planter tray carriage

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755276Y2 (ja) * 1978-10-04 1982-11-29
JPS562854U (ja) * 1979-06-20 1981-01-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0646944A (ja) 1994-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2127951C (en) Elevated plant holder
US4966341A (en) Modular multilevel article of furniture
USRE42988E1 (en) Wire chafing stand
JP2507281B2 (ja) フラワ―スタンド
US20050103238A1 (en) High capacity movable merchandise display table
US5651526A (en) Socket member for locating a rod, for use in a display platform or the like
JP2002125819A (ja) 植木棚
JPS6231016Y2 (ja)
CN219249588U (zh) 一种组合置物架
JP3049500U (ja) プランタースタンド
US4286718A (en) Display and storage rack
CN212036589U (zh) 一种具有挂物支架的边几
JP3021365U (ja) 展示販売台
JP3016008U (ja) 組立式物干台
JP3640045B2 (ja) 陳列棚における支柱の支持構造
JPS598589Y2 (ja) 棚体
JPS635658Y2 (ja)
JPH073978Y2 (ja) 花飾り装置
JPH0642451Y2 (ja) 植木鉢スタンド
JP3061377U (ja) シェルフ
JP3077735U (ja) フラワースタンド
JPH023345Y2 (ja)
JP2002112864A (ja) 自転車陳列用什器
JP3002641U (ja) 園芸用鉢装飾スタンド
KR960010497Y1 (ko) 옷걸이

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees