JP2507237Y2 - 合成樹脂製軒樋受具 - Google Patents

合成樹脂製軒樋受具

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JP2507237Y2
JP2507237Y2 JP14784089U JP14784089U JP2507237Y2 JP 2507237 Y2 JP2507237 Y2 JP 2507237Y2 JP 14784089 U JP14784089 U JP 14784089U JP 14784089 U JP14784089 U JP 14784089U JP 2507237 Y2 JP2507237 Y2 JP 2507237Y2
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JP
Japan
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eaves
gutter
synthetic resin
nail
fixing
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JP14784089U
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雅克 浅野
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Toyo Kagaku Co Ltd
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は合成樹脂製軒樋受具、特に軒の出に合わせて
出寸法の調整が可能な合成樹脂製軒樋受具に係るもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、この種の合成樹脂製軒樋受具としてはポリカー
ボネートの如き合成樹脂を素材として射出成型により一
体に成形したものが一般に使用されているが、0番、5
番・・・20番等と軒の出に合わせ出寸法の異なる軒樋受
具を数種類用意しなけばならないために成形に高価な金
型を必要とする合成樹脂製軒樋受具は金属製軒樋受具に
比し経済面において極めて不利なものとなっていた。
そこで、樋受具と軒先固定具とを別体に成形すること
により出寸法を調整し得るようになしたものが考案され
るに至った。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記合成樹脂製軒樋受具は別体に成形
された樋受具と軒先固定具とがボルトやビス等による固
定具(第2図符号C参照)にて連結固定されているた
め、施工後、樋受具が載置された軒樋及びこれを流下す
る雨水の荷重により固定具を支点として前倒れする等の
弊害を生じていた。
本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたも
のであって、経時変化に伴う樋受具の前倒れがなく、且
つ組立加工性に優れた出寸法の調整が可能な合成樹脂製
軒樋受具を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、軒の出
に合わせて出寸法を調整し得るように樋受具の建屋側に
軒先固定具を摺動自在に連接してなる合成樹脂製軒樋受
具において、釘杆挿通用の釘孔を樋受具及び軒先固定具
のそれぞれに該樋受具の摺動方向に沿って連通するよう
に設け且つ前記釘孔に前記釘杆を嵌入させたことを特徴
とする合成樹脂製軒樋受具である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明
する。
第1図は本考案の合成樹脂製軒樋受具の一実施例を示
す分解斜視図、第2図は同上使用状態を示す断面図であ
る。
図中符号Aは樋受具であって、帯板を半円状に曲成し
てその両側に樋耳保持部aを設けてなる樋保持具1の建
屋側に嵌入板2を建屋側に向けて延設し、嵌入板2の先
端部側の両側面に長手方向に沿う長方形状の係止突片3
を突設し、係止突片3の下方に略水平方向に沿う長孔4
を穿設するとともに嵌入板2の先端部側から屋外側に向
けて摺動方向に沿う釘孔5を穿設してなるものである。
符号Bは軒先固定具であって、鼻隠し板に面打ちによ
り釘着される軒先固定板6に上記嵌入板2を挟着すべき
二片の挟着板7,7を屋外側に向けて突設して該挟着板7,7
の先端部近傍にビス孔8を穿設し、挟着板7,7の各々の
内側壁面に上記係止突片3を摺動自在に嵌入すべき摺動
溝9を略水平方向に沿うように各々刻設するとともに軒
先固定板6に前記釘孔5に連通する釘孔10を穿設してな
るものである。
これら樋受具A及び軒先固定具Bは長孔4にビス孔8
が連通し且つ摺動溝9に係止突片3が嵌入するように挟
着板7,7の間に嵌入板2を嵌入して連通する長孔4及び
ビス孔8を介して固定具Cにて一体に固定した後、互い
に連通する釘孔5,10に釘杆Dを嵌入するようになしたも
のである。該固定具Cとしては、ボルトとナット、ビス
等を採用できる。
尚、釘孔5,10への釘杆Dの嵌入にあっては、軒先固定
具B側から樋受具A側に向けて嵌入してもよいが、第2
図に示すように樋受具A側から軒先固定具B側に向けて
先端部を鼻隠し板に嵌入する方が、軒樋受具の固定性よ
りして好ましい。
〔考案の効果〕
以上より明らかなように、本考案の合成樹脂製軒樋受
具は樋受具及び軒先固定具に摺動方向に沿って互いに連
通する釘孔を穿設せしめ且つ前記釘孔に前記釘杆を嵌入
させた構成よりなり、第2図に示すように、軒の出に合
わせて出寸法を調整してから樋受具及び軒先固定具を固
定具で互いに固定した後、該樋受具の摺動方向に沿った
釘孔に釘杆を嵌入し、これにより、合成樹脂製軒樋受具
全体を軒先に固定でき組立加工及び施工が簡単であり、
更には施工後、樋受具と軒先固定具とが固定具及び釘杆
の二点で保持されているために従来みられる軒樋の前倒
れが解消され、これより長期に亘る使用が可能であると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の合成樹脂製軒樋受具の一実施例を示
す分解斜視図である。 第2図は同上使用状態を示す断面図である。 A……樋受具 B……軒先固定具 C……固定具 D……釘杆 5,10……釘孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒の出に合わせて出寸法を調整し得るよう
    に樋受具(A)の建屋側に軒先固定具(B)を摺動自在
    に連接し固定具(C)で該樋受具(A)と該軒先固定具
    (B)を固着してなる合成樹脂製軒樋受具において、釘
    杆(D)挿通用の釘孔(5、10)を樋受具(A)及び軒
    先固定具(B)のそれぞれに該樋受具(A)の摺動方向
    に沿って連通するように設け且つ前記釘孔(5、10)に
    釘杆(D)を嵌入させたことを特徴とする合成樹脂製軒
    樋受具。
JP14784089U 1989-12-22 1989-12-22 合成樹脂製軒樋受具 Expired - Lifetime JP2507237Y2 (ja)

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JPH0387720U JPH0387720U (ja) 1991-09-06
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