JPH069193Y2 - 合成樹脂製軒樋取付金具 - Google Patents
合成樹脂製軒樋取付金具Info
- Publication number
- JPH069193Y2 JPH069193Y2 JP12109388U JP12109388U JPH069193Y2 JP H069193 Y2 JPH069193 Y2 JP H069193Y2 JP 12109388 U JP12109388 U JP 12109388U JP 12109388 U JP12109388 U JP 12109388U JP H069193 Y2 JPH069193 Y2 JP H069193Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- synthetic resin
- tool
- plate
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は合成樹脂製軒樋取付金具、特に軒の出に合わ
せて出寸法の調整が可能にして且つ鼻隠し板の傾斜角度
に対する調整が可能な合成樹脂製軒樋取付金具に係るも
のである。
せて出寸法の調整が可能にして且つ鼻隠し板の傾斜角度
に対する調整が可能な合成樹脂製軒樋取付金具に係るも
のである。
従来、この種の合成樹脂製軒樋取付金具としてはポリカ
ーボネートの如き合成樹脂を素材として射出成型により
一体に成形したものが一般に使用されているが、０番、
５番・・２０番等と軒の出に合わせ出寸法の異なる取付
金具を数種類用意しなければならないために成形に高価
な金型を必要とする合成樹脂製軒樋取付金具は金属製金
具等に比し経済面において極めて不利なものとなってい
た。
ーボネートの如き合成樹脂を素材として射出成型により
一体に成形したものが一般に使用されているが、０番、
５番・・２０番等と軒の出に合わせ出寸法の異なる取付
金具を数種類用意しなければならないために成形に高価
な金型を必要とする合成樹脂製軒樋取付金具は金属製金
具等に比し経済面において極めて不利なものとなってい
た。
そこで、樋受具と軒先固定具とを別体に成形することに
より出寸法を調整し得るようになしたものが考案される
に至った。
より出寸法を調整し得るようになしたものが考案される
に至った。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前記合成樹脂製軒樋取付金具は構造が複
雑なために成形性や組立加工性に劣り、加え鼻隠しの傾
斜角度に対する調整ができない等の問題点をも合わせ有
していた。
雑なために成形性や組立加工性に劣り、加え鼻隠しの傾
斜角度に対する調整ができない等の問題点をも合わせ有
していた。
この考案は成形性や組立加工性に優れ、しかも軒の出に
合わせて出寸法の調整が可能にして且つ鼻隠しの傾斜角
度に対する調整が可能な合成樹脂製軒樋取付金具を提供
せんとするものである。
合わせて出寸法の調整が可能にして且つ鼻隠しの傾斜角
度に対する調整が可能な合成樹脂製軒樋取付金具を提供
せんとするものである。
この考案は上記に鑑み考案されたものであって少なくと
も建屋側を水平状になした上部帯板と少なくとも建屋側
を屋外側に向けて斜め下方に傾設した下部帯板とを垂直
板を介して連結し断面略エ字状となした樋保持具本体の
両端部に軒耳保持部を形成してなる樋受具Ａと、軒先固
定板に上記上部帯板若しくは下部帯板の建屋側に嵌装す
べき嵌装具を屋外側に向けて略直角方向に突設してなる
軒先固定具Ｂとからなり、上部帯板若しくは下部帯板に
嵌装具を嵌装して樋受具Ａと軒先固定具Ｂとを一体に固
定せしめることにより問題点を解決した。
も建屋側を水平状になした上部帯板と少なくとも建屋側
を屋外側に向けて斜め下方に傾設した下部帯板とを垂直
板を介して連結し断面略エ字状となした樋保持具本体の
両端部に軒耳保持部を形成してなる樋受具Ａと、軒先固
定板に上記上部帯板若しくは下部帯板の建屋側に嵌装す
べき嵌装具を屋外側に向けて略直角方向に突設してなる
軒先固定具Ｂとからなり、上部帯板若しくは下部帯板に
嵌装具を嵌装して樋受具Ａと軒先固定具Ｂとを一体に固
定せしめることにより問題点を解決した。
以下、この考案を図面に示す実施例について更に詳細に
説明すれば、第１図はこの考案の合成樹脂製軒樋取付金
具の分解斜視図を示すもので、図中Ａは樋受具であっ
て、水平状からなる上部帯板１と水平状帯板をＶ字状に
曲折して建屋側が屋外側に向けて下方に傾斜するように
なした下部帯板２とを垂直板３を介して連結し、断面略
エ字状となした樋保持具本体４の両端部に軒耳保持部５
を各々形成してなるものであり、Ｂは軒先固定具であっ
て、鼻隠し板Ｃに面打ちにより釘着される軒先固定板６
に前記上部帯板１若しくは下部帯板２の建屋側端部より
嵌装して、その両側部を挟着し得るようになしたＣチャ
ンネル状の嵌装具７を屋外側に向けて略直角方向に突設
してなるものであり、これら樋受具Ａおよび軒先固定具
Ｂは上部帯板１若しくは下部帯板２に嵌装具７を嵌装す
ることにより一体に固定されるものである。
説明すれば、第１図はこの考案の合成樹脂製軒樋取付金
具の分解斜視図を示すもので、図中Ａは樋受具であっ
て、水平状からなる上部帯板１と水平状帯板をＶ字状に
曲折して建屋側が屋外側に向けて下方に傾斜するように
なした下部帯板２とを垂直板３を介して連結し、断面略
エ字状となした樋保持具本体４の両端部に軒耳保持部５
を各々形成してなるものであり、Ｂは軒先固定具であっ
て、鼻隠し板Ｃに面打ちにより釘着される軒先固定板６
に前記上部帯板１若しくは下部帯板２の建屋側端部より
嵌装して、その両側部を挟着し得るようになしたＣチャ
ンネル状の嵌装具７を屋外側に向けて略直角方向に突設
してなるものであり、これら樋受具Ａおよび軒先固定具
Ｂは上部帯板１若しくは下部帯板２に嵌装具７を嵌装す
ることにより一体に固定されるものである。
この考案の合成樹脂製軒樋取付金具は上記構成よりなる
ため、鼻隠し板が垂直に取付けられた建屋にあっては、
第２図に示すように軒の出に合わせて嵌装具を上部帯板
に所定長さ嵌装して接着することにより固定され、一
方、鼻隠し板が傾斜するものにあっては第３図に示すよ
うに軒の出に合わせて嵌装具を下部帯板に所定長さ嵌装
して同様に接着することにより一体に固定されるもので
ある。
ため、鼻隠し板が垂直に取付けられた建屋にあっては、
第２図に示すように軒の出に合わせて嵌装具を上部帯板
に所定長さ嵌装して接着することにより固定され、一
方、鼻隠し板が傾斜するものにあっては第３図に示すよ
うに軒の出に合わせて嵌装具を下部帯板に所定長さ嵌装
して同様に接着することにより一体に固定されるもので
ある。
而して、この考案の合成樹脂製軒樋取付金具は上部帯板
若しくは下部帯板のいずれかを選択して嵌装具を嵌装す
ることにより鼻隠し板の傾斜角度に対応し得、また嵌装
された上部帯板若しくは下部帯板と嵌装具との嵌装度合
いを調整することにより軒の出に対応し得るために従来
品に比し成形性や組立加工性が著しく向上せしめられ
る。
若しくは下部帯板のいずれかを選択して嵌装具を嵌装す
ることにより鼻隠し板の傾斜角度に対応し得、また嵌装
された上部帯板若しくは下部帯板と嵌装具との嵌装度合
いを調整することにより軒の出に対応し得るために従来
品に比し成形性や組立加工性が著しく向上せしめられ
る。
第１図はこの考案の合成樹脂製軒樋取付金具の分解斜視
図、第２図および第３図は同上使用状態を示す断面図で
ある。 Ａ……樋受具、Ｂ……軒先固定具 １……上部帯板、２……下部帯板 ３……垂直板、４……樋保持具本体 ５……軒耳保持部、６……軒先固定板 ７……嵌装具
図、第２図および第３図は同上使用状態を示す断面図で
ある。 Ａ……樋受具、Ｂ……軒先固定具 １……上部帯板、２……下部帯板 ３……垂直板、４……樋保持具本体 ５……軒耳保持部、６……軒先固定板 ７……嵌装具
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも建屋側を水平状になした上部帯
板と少なくとも建屋側を屋外側に向けて斜め下方に傾設
した下部帯板とを垂直板を介して連結し断面略エ字状と
なした樋保持具本体の両端部に軒耳保持部を形成してな
る樋受具Ａと、軒先固定板に上記上部帯板若しくは下部
帯板の建屋側に嵌装すべき嵌装具を屋外側に向けて略直
角方向に突設してなる軒先固定具Ｂとからなり、上部帯
板若しくは下部帯板に嵌装具を嵌装して樋受具Ａと軒先
固定具Ｂとを一体に固定せしめてなる合成樹脂製軒樋取
付金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12109388U JPH069193Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 合成樹脂製軒樋取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12109388U JPH069193Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 合成樹脂製軒樋取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243333U JPH0243333U (ja) | 1990-03-26 |
| JPH069193Y2 true JPH069193Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31367788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12109388U Expired - Lifetime JPH069193Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 合成樹脂製軒樋取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069193Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP12109388U patent/JPH069193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243333U (ja) | 1990-03-26 |
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