JP2507046Y2 - 離脱したテ―ルゲ―トリンクの一時固定構造 - Google Patents

離脱したテ―ルゲ―トリンクの一時固定構造

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JP2507046Y2
JP2507046Y2 JP13019690U JP13019690U JP2507046Y2 JP 2507046 Y2 JP2507046 Y2 JP 2507046Y2 JP 13019690 U JP13019690 U JP 13019690U JP 13019690 U JP13019690 U JP 13019690U JP 2507046 Y2 JP2507046 Y2 JP 2507046Y2
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tailgate
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latch
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detached
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昭市 坂井
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、離脱したテールゲートリンクを一時的に固
定する構造に関するものである。
[従来の技術] 荷物の積込み又は積下ろしを容易にするために、トラ
ックなどの貨物自動車の荷台後部にはテールゲートが開
閉可能に設けられる。テールゲートはその側面と荷台後
部とに設けられた2つのリンクを伸張することによって
ほぼ90度開いて水平状態に維持される。
一方、自動車によっては2つのリンクの一方をテール
ゲート又は荷台後部から取外し可能に設けて、そのリン
クを取外すことによって、より容易に荷物の積下ろしが
できるようにテールゲートを180度開いて垂下状態にし
たり、或いは荷台の長さを越える長尺物を運搬するため
にテールゲートを荷台後部から取外せるようにしたもの
がある。
しかし、テールゲートを荷台後部から取外した場合に
は、取外したリンクが不安定になり、テールゲートの取
外し時又は取付け時に邪魔になり、リンクやテールゲー
トを損傷させ易い不具合があった。
従来、この点を解消するために、取外したリンクを拘
束部材を介して車体に直接又は間接的に固定しこのリン
クの倒れを阻止できるようにしたリンクの拘束構造が開
示されている(特開昭60-148778)。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記拘束構造における取外したリンクの車体
への固定は一時的であるため、固定状態で走行するとき
に、走行に伴う荷台の振動等で拘束が弛んで取外したリ
ンクが拘束前の不安定な状態に戻る問題点があった。ま
たこの点を避けるために取外したリンクを強固に車体に
固定すると、テールゲートを荷台後部から取外した後で
再び荷台後部に取付けるときに取付工数が増大する不具
合があった。
本考案の目的は、テールゲートの脱着をリンクやテー
ルゲートを損傷させずに容易に行うことができ、テール
ゲートを外した状態で走行するときにリンクの弛みを懸
念する必要がない、離脱したテールゲートリンクの一時
固定構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案を図面に基づいて
説明する。本考案は、自動車の荷台後部21を開閉するテ
ールゲート20の側面に突出可能にそのテールゲート20の
側面に設けられ、そのテールゲート20の閉止状態で荷台
後部21に取付けられたストライカ24に係合可能なサイド
ラッチ23と、テールゲート20の側面に取付板27を介して
固着され、サイドラッチ23の突出長さを規制するラッチ
ストッパ26と、テールゲート20の側面に第1リンク11の
一端が回動可能に支持され、荷台後部21に第2リンク12
の一端が係脱可能に取付けられ、第2リンク12の他端が
第1リンク11の他端に回動可能に連結されたテールゲー
トリンク10とを備えた自動車の後部構造において、離脱
した第2リンク12の一端を一時固定し得る固定部30,31
が取付板27に設けられたことを特徴とする。
[作用] テールゲート20を荷台後部21から取外すときには第2
リンク12の一端を荷台後部21から離脱させ、ラッチスト
ッパ26の取付板27の固定部30,31に一時的に固定する。
テールゲート20を荷台後部21に取付けるときには第2
リンク12の一端を固定部30,31から外し、荷台後部21に
係止する。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、テールゲート20はヒ
ンジ装置22により自動車のリヤサイドボデイ21を開閉す
るように設けられ、テールゲート20の左右に設けられた
一対のテールゲートリンク10により開放状態でほぼ水平
状態に支持される。テールゲートリンク10は第1リンク
11及び第2リンク12からなり、第1リンク11の一端はテ
ールゲート20の側面にボルト13により回動可能に支持さ
れ、第2リンク12の一端はリヤサイドボデイ21に係脱可
能に取付けられる。
即ち、第2図の右の拡大図に示すようにリヤサイドボ
デイ21には頭部が扁平でかつ細長い支軸15が固着され、
第2リンク12の一端にはこの支軸15の頭部よりひと回り
大きな長孔16が形成される。第2リンク12の一端は長孔
16の長手方向を支軸15の頭部の長手方向に一致させる
と、支軸15から離脱でき、一致しないときには支軸15に
回動可能に係止されるようになっている。この第2リン
ク12の他端は第1リンク11の他端にピン17により回動可
能に連結される。
テールゲート20の側面に取付けられたボルト13の近傍
には、第2図の左の拡大図に示すようにゲート20の側面
に突出可能にサイドラッチ23が設けられる。このサイド
ラッチ23は、テールゲート20の外側の中央上部に設けら
れたラッチ操作機構(図示せず)を操作することによ
り、ゲート側面から没入してゲート20を開放するように
なっており、ラッチ操作機構を操作しないときにはスプ
リング(図示せず)により突出し、テールゲート20の閉
止状態でリヤサイドボデイ21に取付けられたストライカ
24に係合し得るようになっている。
このサイドラッチ23はサイドラッチ23の突出長さを規
制するラッチストッパ26及び取付板27と一体的に組付け
られ、取付板27はボルト28及び29によりテールゲート20
の側面に固着される。
本実施例の特徴ある構成は、取付板27の端部に前記第
2リンク12の長孔16が挿入可能であってリンク12の一端
を係止可能な爪30が形成されたところにある。
このように構成されたテールゲート20では、例えば、
荷台の長さを越える長尺物を運搬するためにテールゲー
ト20をリヤサイドボデイ21から取外すときには、先ず第
2リンク12の一端を支軸15から離脱させた後、その一端
を取付板27の爪30に係止させる。次いでテールゲート20
のヒンジ装置22を図示しないリヤサイドボデイ21のヒン
ジ装置から外してテールゲート20をリヤサイドボデイ21
から取外す。
長尺物の運搬が終れば、テールゲート20のヒンジ装置
20をリヤサイドボデイ21のヒンジ装置に係合させ、第2
リンク12の一端を爪30から外して、支軸15に再び係止さ
せる。
第3図は本考案の別の実施例を示す。第1図と同一符
号は同一部品を示す。この例の特徴ある構成は取付板27
の端部に第2リンク12の一端を挾持可能なリンク挾持部
31を設けたことにある。この挾持部31の取付板27側の先
端には凸部31aが形成される。
このような構成のテールゲート20では、第2リンク12
の一端を挾持部31の奥まで差し込むと、リンク12の長孔
16に凸部31aが入り込み、リンク12の一端は係止され一
時的に挾持部31に固定される。
このリンク12aの一端の荷台後部21への取付けは前記
実施例と同様であるので、繰返しの説明を省略する。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、テールゲートリ
ンクの取付し端をテールゲートのラッチストッパの取付
板に一時的に固定する構造であるため、テールゲートを
荷台後部から取外し又は取付けるときに、リンクやテー
ルゲートを損傷させることなく、その取外し又は取付け
作業を容易に行うことができる。
特に、本考案は、従来の構造と異なりテールゲートリ
ンクの取外し端を荷台後部側に拘束せずに、テールゲー
ト側に一時的に固定したので、テールゲートを外した状
態で走行するときにリンクの弛みを懸念する必要がない
特長がある。
また、ラッチストッパの取付板を僅かに加工するだけ
で固定部を形成でき、テールゲートリンクの取外し端を
一時的に固定するための部品の製作工数及び取付工数が
僅かで済む利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のテールゲートリンクの一時固定
構造を示す要部拡大斜視図。 第2図はそのテールゲートの全体斜視図。 第3図は本考案の別の実施例のテールゲートリンクの一
時固定構造を示す要部拡大斜視図。 10:テールゲートリンク、11:第1リンク、12:第2リン
ク、20:テールゲート、21:リヤサイドボデイ(荷台後
部)、23:サイドラッチ、24:ストライカ、26:ラッチス
トッパ、27:取付板、30:爪(固定部)、31:挾持部(固
定部)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の荷台後部(21)を開閉するテール
    ゲート(20)の側面に突出可能にそのテールゲート(2
    0)の側面に設けられ、そのテールゲート(20)の閉止
    状態で前記荷台後部(21)に取付けられたストライカ
    (24)に係合可能なサイドラッチ(23)と、 前記テールゲート(20)の側面に取付板(27)を介して
    固着され、前記サイドラッチ(23)の突出長さを規制す
    るラッチストッパ(26)と、 前記テールゲート(20)の側面に第1リンク(11)の一
    端が回動可能に支持され、前記荷台後部(21)に第2リ
    ンク(12)の一端が係脱可能に取付けられ、前記第2リ
    ンク(12)の他端が前記第1リンク(11)の他端に回動
    可能に連結されたテールゲートリンク(10)と を備えた自動車の後部構造において、 離脱した前記第2リンク(12)の一端を一時固定し得る
    固定部(30,31)が前記取付板(27)に設けられたこと
    を特徴とする離脱したテールゲートリンクの一時固定構
    造。
JP13019690U 1990-11-30 1990-11-30 離脱したテ―ルゲ―トリンクの一時固定構造 Expired - Lifetime JP2507046Y2 (ja)

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JPH0486588U JPH0486588U (ja) 1992-07-28
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