JP2506950B2 - ロ―ディング装置 - Google Patents

ロ―ディング装置

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JP2506950B2
JP2506950B2 JP63160087A JP16008788A JP2506950B2 JP 2506950 B2 JP2506950 B2 JP 2506950B2 JP 63160087 A JP63160087 A JP 63160087A JP 16008788 A JP16008788 A JP 16008788A JP 2506950 B2 JP2506950 B2 JP 2506950B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクやフロッピーディスクなどの記
録媒体を収納したカートリッジを用いたローディング装
置に関する。
従来の技術 第5図aは従来のローディング装置の構成を示したも
のである。
100は記録媒体であるディスクを内蔵したカートリッ
ジ、101はカートリッジを保持するカートリッジホルダ
ーであり、102はスライドカムである。103はカートリッ
ジホルダー101に植立されたピンである。カートリッジ
ホルダー101はピン103でスライドカム102と係合し、前
後および上下方向に摺動可能に支持されている。104は
スライドカム102に植立されたピンであり、105は側板で
ある。スライドカム102はピン104で側板105と係合し、
前後方向に摺動可能に支持されている。側板105はシャ
ーシ106に支持され、シャーシ106はダンパー107を介し
て筐体108に支持され、フロントパネル109は筐体108に
支持されている。
第5図aに示されるように、カートリッジホルダー10
1の筐体108に対する位置は、途中に介在する個々のピン
103,104等の構成要素間の相対位置、さらにシャーシ106
と筐体107との間に介在するダンパー107のたわみに依存
している。
発明が解決しようとする課題 従って上記従来例では、カートリッジの挿入・排出の
時に問題となるカートリッジホルダー101の筐体107に対
する位置精度を上げるため、途中に介在する個々のピン
103,104等の構成部品およびタンパー107の寸法精度およ
び位置精度を厳しく設計する必要があり、加工および組
立の難度によりコストアップを招いていた。
また特に上記従来例を第6図aに示すようにカートリ
ッジ100が垂直になるように設置した際、構成部品のカ
ートリッジホルダー101およびスライドカム102の倒れお
よびダンパー107の伸縮により、筐体108に対するカート
リッジホルダー101の位置が大きく変化し、第6図bに
示すように筐体107支持されたフロントパネル109の開口
部とカートリッジホルダー101の開口部との位置ずれが
起こりカートリッジ100の円滑な挿入および排出が阻害
されていた。
課題を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、カートリッ
ジホルダーの筐体に対する位置を規制するものであり、
カートリッジホルダーを案内するための溝を有し筐体に
支持された規制板と、カートリッジホルダーの姿勢規制
のために上記規制板に設けられた少なくとも1つのスト
ッパと、上記規制板による位置制御のためのピンを有す
るカートリッジホルダーとにより構成したものである。
作 用 本発明は上記構成により、カートリッジホルダーをカ
ートリッジの挿入および排出のための所定位置に移送す
る際に、カートリッジホルダーに支持されたピンが筐体
に支持された規制板の溝と係合し、この溝に案内される
ことにより、筐体に対するカートリッジ・ホルダーの位
置を規制し、かつ規制板に支持されたストッパによりカ
ートリッジホルダーの姿勢を規制する。
特に垂直使用時においては、筐体とカートリッジホル
ダーとの間に介在する構成部品の倒れ、および防振機構
を有する物に関してはダンパー、バネ等のたわみが補正
されるため、筐体に対するカートリッジホルダーの位置
および姿勢が規制され、筐体に支持されたフロントパネ
ル開口部とカートリッジホルダー開口部との位置補正が
行われ、円滑なカートリッジの挿入・排出が可能とな
る。
実施例 第1図は、本発明を例えば情報記録媒体である光ディ
スク等を収納するケースを用いた装置に適用した第1の
実施例を示す分解斜視図である。
第1図において、光ディスク1bを内蔵する収納ケース
であるカートリッジ1は、外装フレーム2の前面に設け
られたフロントパネル3の開閉部3aを覆う防塵用回動蓋
(図示せず)を回動させつつ装置内に挿入される。この
フロントパネル3には挿入されたカートリッジを装置外
へ排出するため、ローディングモータ42を作動させるエ
ジェクトボタン3bが設けられている。外装フレーム2内
にはこの挿入されるカートリッジ1を保持するカートリ
ッジホルダー12が設けられ、このカートリッジホルダー
12に植立されたピン13がスライドカム14の両端に設けら
れた溝部14aを貫通し、シャーシ5の両側に設けられた
ガイドフレーム16のL字状の溝部16aと係合し、溝部16a
の形状に沿って移動可能に案内されている。さらにスラ
イドカム14はその両端に植立されたピン15がガイドフレ
ーム16の長穴部16bと係合し、移動可能に案内されてお
り、スライドカム14の移動によりカートリッジホルダー
12に、前述したL字状の移動動作を与える。
シャーシ5は防振ダンパ9を介して装置外部より加わ
る振動に応じて所定範囲移動可能に外装フレーム2に弾
性的に支持されている。
さらに、シャーシ5の表側には記録再生手段を構成す
るディスクモータテーブル7と所定範囲高速で移動可能
に構成されたピックアップ手段8が配置されているとと
もに、カートリッジ1の底部に設けられた位置決め用穴
1Cと係合しカートリッジ1の位置決めを行う一対のカー
トリッジ位置決めピン6aと一対のカートリッジ高さ決め
ピン6bが設けられている。ピックアップ手段8はシャー
シ5に固定されたスライド軸44と係合し、光ディスク1b
の半径方向(X方向)に摺動自在に案内されている。こ
のピックアップ手段8はリニアモータ等の移送手段(図
示せず)により高速に移動するため、ピックアップ手段
8とスライド軸44との係合は移動範囲内においてガタが
なく摺動負荷が小さくまた負荷変動が無いように調整さ
れている。
一方、シャーシ5の裏側には、スライドカム14を動か
すギア群41とローディングモータ42を搭載したモーダベ
ース40が設けられている。カートリッジホルダー12の中
央部にはクランプアーム34がクランプ軸36により回動自
在に軸支され、捻りコイルバネ37によりクランプアーム
34のフランジ部34bがカートリッジホルダー12と当接す
るように附勢されている。さらに、クランプアーム34の
穴部34aには、カートリッジ1が装着された際にカート
リッジ1に内蔵されたディスク1bをシャーシ5に設けら
れたディスクモータテーブル7上に固定するためのマグ
ネット39を内蔵した下部クランプホルダー38aと上部ク
ランプホルダー38bから成るクランプ38が、所定範囲の
み移動可能に保持されている。クランプアーム34の端部
にはボス35が設けられ、スライドカム14のフランジ部14
cと当接可能に支持されている。
そして、第2図aに示すように、カートリッジ1がカ
ートリッジホルダー12に挿入されるときは、ボス35と当
接してクランプアーム34が回動し、上部クランプホルダ
ー38bの底面と当接してクランプ38を移動させていく
が、やがてが下部クランプホルダー38aの上面がカート
リッジホルダー12のフランジ12aと当接し、クランプ38
が、挿入されるカートリッジ1と略平行でカートリッジ
1の挿入動作を妨げない位置に保持されている。
カートリッジホルダー12がスライドカム14の移動によ
りディスクモータテーブル7の方向(矢印Y方向)に移
動した際には、ボス35はスライドカム14のフランジ部14
cより離れ、捻りコイルバネ37によってクランプアーム3
4のフランジ34bがカートリッジホルダー12と当接する第
2図bで示す位置まで回動しクランプ38をディスクモー
タテーブル7の近傍にまで移動させる。それによりクラ
ンプ38はマグネット39とディスクモータテーブル7に設
けられた吸着板(図示せず)との吸着力によりディスク
1bをディスクモータテーブル7上に固定する。ここでク
ランプ38はカートリッジホルダー12の下降移動量以上に
増幅されて移動しており、カートリッジ1の挿入時には
カートリッジ1とクランプ38の当接を防ぎ、かつカート
リッジホルダー12の僅かの移動でクランプ38をディスク
モータテーブル7に近接させる。
次に、カートリッジ1をカートリッジホルダー12に装
着あるいは脱着する手段について説明する。カートリッ
ジリリースピン18,ロックアームピン21,ジョイントピン
20が植立されたスライドレバー17は、その長孔部17a,17
bがカートリッジホルダー12に支持されたピン22,23と係
合し、カートリッジ1の挿入方向に摺動自在にカートリ
ッジホルダー12に支持され、さらにバネ19によりカート
リッジ1の排出方向に附勢されている。カートリッジ1
の凹部1aと係合しカートリッジ1をロックするカートリ
ッジロックピン26とジョイントピン27が支持されたカー
トリッジロックレバー25は、その長穴部25aがカートリ
ッジホルダー12に支持されたピン28と係合し、摺動自在
にカートリッジホルダー12に支持されており、バネ43に
より矢印Aと逆方向に附勢され、カートリッジ1の挿入
に際しカートリッジロックピン26はカートリッジ1と当
接しない位置に保持されている。ジョイントレバー24に
はジョイントピン27と係合する穴24b、ジョイントピン2
0と係合しジョイントピン20のピン径よりX方向に幅広
の穴24aとが設けられ、ピン22により回動自在に、スラ
イドレバー17およびカートリッジロックレバー25上に軸
支されている。
第3図a,bに示すように、カートリッジ1がカートリ
ッジホルダー12内に挿入されカートリッジリリースピン
18と当接しスライドレバー17が移動すると、ジョイント
レバー24を介しカートリッジロックレバー25がA方向に
移動するが、カートリッジロックピン26のカートリッジ
1の挿入方向(図中X方向)の移動速度がカートリッジ
リリースピン18の移動速度より早くなるように、ピン22
とジョイントピン20との距離およびピン22とジョイント
ピン27との距離が設定されている。ロックアーム29はピ
ン23により回動自在にスライドレバー17に軸支され、バ
ネ32によりアーム部29aがロックアームピン21と当接す
るように附勢されている。
ロックアーム29には、第3図bに示すようにカートリ
ッジ1が挿入されカートリッジリリースピン18と当接し
スライドレバー17が図中に示す位置まで移動した時、ロ
ックアームピン21と係合しスライドレバー17をロックす
る鍵部29bが設けられている。ロックアーム29の上に
は、解除ピン31が支持されたリリースレバー30がピン23
により回動自在に軸支され、ロックアーム29との間に設
けられたバネ33によりロックアーム29のフランジ部29c
に当接するように附勢されている。
第3図cに示すように、カートリッジ1を保持したカ
ートリッジホルダー12がガイドフレーム16のL字状の溝
部16aに沿ってカートリッジ装着方向(X方向)に移動
する字、移動に伴い解除ピン31はガイドフレーム16のフ
ランジ端部16cと当接し、リリースレバー30を回動さ
せ、さらにカートリッジホルダー12のY方向の移動に伴
いガイドフレーム16のフランジ端部16cより離れ、その
時バネ33の附勢力により回動しロックアーム29のフラン
ジ29cと当接する位置に保持される。
反対に、第3図dに示すように、カートリッジ1が装
着されたカートリッジホルダー12がガイドフレーム16の
L字状の溝部16aに沿って排出方向(図中のX方向と逆
方向)に移動する時、カートリッジホルダー12の移動に
伴い解除ピン31はガイドフレーム16のフランジ端部16d
と当接摺動し、リリースレバー30、ロックアーム29を回
動させながら、さらにフランジ端部16eと当接し、カー
トリッジホルダー12の移動完了時点ではフランジ端部16
eより離れ第3図aに示す位置に至るように設定されて
いる。このようにリリースレバー30はカートリッジホル
ダー12が排出方向に移動する時だけロックアーム29を回
動させ、ロックアームピン21とロックアーム29の鍵部29
bとの係合を解除する。
さらにシャーシ2に支持されたカートリッジホルダー
12の位置および姿勢を規制するための規制板4について
説明を行う。規制板4の中央部にはカートリッジホルダ
ー12の位置規制のためのU字状の溝を持つホルダーガイ
ド10が、規制板4の一端にはカートリッジホルダー12の
姿勢規制のためのホルダーストッパ11が設けられてい
る。またカートリッジホルダー12の上面には、規制板4
に支持されたホルダーガイド10の溝と係合するようにホ
ルダーガイドピン45が植立されている。カートリッジ1
のローディング開始時およびアンローディング開始時に
は、第2図aで示されているようにカートリッジホルダ
ー12に植立されたホルダーガイドピン45と規制板4に支
持されたホルダーガイド10の溝部とが係合することによ
り外装フレーム2に対するカートリッジホルダー12の位
置が規制され、同時に規制板4に設けられたホルダース
トッパ11とカートリッジホルダー12が当接することによ
り外装フレーム2に対するカートリッジホルダー12の姿
勢が規制される。カートリッジ1のローディング終了時
には、第2図bで示されているようにホルダーガイドピ
ン45とホルダーガイド10との係合が解除され外装フレー
ム2に対するカートリッジホルダー12の規制は取り除か
れる。
以下、この一実施例の構成における作用を説明する。
ディスク1bを内蔵するカートリッジ1を外装フレーム2
の前面に設けられたフロントパネル3の開口部3aを覆う
回動蓋(図示せず)を回動させつつ装置内に挿入する
と、カートリッジ1はカートリッジホルダー12に収納さ
れながらカートリッジ1の先端がカートリッジリリース
ピン18と当接し、コイルバネ19の附勢力に打ち勝ってス
ライドレバー17を第3図aのX方向に摺動させる。スラ
イドレバー17の移動に伴い、ジョイントピン20はやがて
ジョイントレバー24の穴部24aの端部と当接する。従っ
てスライドレバー17のジョイントピン20の連結している
ジョイントレバー24はピン22を支点として回動し、その
結果ジョイントレバー24とジョイントピン27で連結され
るカートリッジロックレバー25は矢印A方向に移動し、
カートリッジロックレバー25に植立されたカートリッジ
ロックピン26がカートリッジ1の凹部1aに挿入されてい
く。
この動作と連動してスライドレバー17に植立されたロ
ックアームピン21は、ロックアーム29のアーム部29aと
当接しながら矢印X方向に移動し、ロックアーム29の鍵
部29bまでロックアームピン21がくるとロックアーム29
はバネ32の回動力により回動し、ロックアームピン21は
ロックアーム29の鍵部29bと係合する。この結果バネ19
により通常カートリッジ1の排出方向に移動するスライ
ドレバー17はロックアーム29により規制され、第3図b
に示すようにカートリッジ1はカートリッジホルダー12
の所定位置にカートリッジリリースピン18とカートリッ
ジロックピン26にて保持される。
検出スイッチ(図示せず)によりカートリッジ1がカ
ートリッジホルダー12の所定位置に保持されたことを検
出すると、ローディングモータ42が回転しギア群41にて
減速され所定速度でスライドカム1をX方向に所定位置
まで移動させる。スライドカム14の移動によりカートリ
ッジホルダー12はガイドフレーム16のL字状の溝部16a
に沿って移動し、かつカートリッジホルダー12上に植立
されたホルダーガイドピン45と規制板4に支持されたホ
ルダーガイド10の溝部とが係合しているため、始めはカ
ートリッジホルダー12はホルダーガイド10の溝部に沿っ
て第3図aのX方向に移動し、カートリッジ1はフロン
トパネル3の開口部3aより装置内へ搬入される。
カートリッジホルダー12のX方向への移動終了時には
第4図aに示すようにホルダーガイドピン45とホルダー
ガイド10との係合が解除され、外装フレーム2に対する
カートリッジホルダー12の規制が取り除かれる。
次に、カートリッジホルダー12は第2図bのY方向に
動き、カートリッジ1はカートリッジ1の下面位置ぎめ
ピン6aと係合して、ディスク1bがディスクモータテーブ
ル7と装着できる所定位置に固定される。この時リリー
スレバー30はそれに支持された解除ピン31とガイドフレ
ーム16のフランジ端部16cとの当接により回動するが、
ロックアーム29に回動を与えない方向に回動するため、
ロックアームピン21はロックアーム29の鍵部29bに係合
したままである。
一方、第2図aに示すようにカートリッジ1と当接し
ない位置でカートリッジ1と略平行に保持されていたク
ランプ38は、カートリッジホルダー12のY方向の移動に
伴い捻りコイルバネ37によってクランプアーム34がクラ
ンプ軸36を支軸にしてクランプアーム34のフランジ部34
bがカートリッジホルダー12と当接する第2図bで示す
位置まで回動するので、ディスクモータテーブル7の近
傍まで移動することとなる。そしてクランプ38はマグネ
ット39とディスクモータテーブル7の吸着板との吸着力
によりディスクモータテーブル7に吸着され、ディスク
1bをディスクモータテーブル7上に固定しカートリッジ
1のローディングが完了する。
以上のローディング動作終了後、ディスクモータテー
ブル7が回転しピックアップ手段8は移送手段(図示せ
ず)により高速に所定位置に移動し、ディスク1bに情報
を書き込んだりディスク1bから情報を読み出したりする
ことが可能となる。
次に、カートリッジ1を装置より排出する場合につい
て説明する。フロントパネル3のエジェクトボタン3bを
押すとローディングモータ42がローディング時と逆方向
に回転しスライドカム14はX方向と逆方向に移動する。
その結果動作はローディング時と逆の動作となり、カー
トリッジホルダー12が始めYと逆方向に動き、次にXと
逆方向に動く。カートリッジホルダー12がXと逆方向に
移動した段階でガイドフレーム16のフランジ端部16dと
当接し、第3図dで示すようにリリースレバー30にB方
向の回動を与える。そのためリリースレバー30とフラン
ジ部29cで当接しているロックアーム29もB方向に回動
し、ロックアームピン21とロックアーム29の鍵部29bと
の係合を解除する。
第4図bに示すようにロックアームピン21とロックア
ーム29の鍵部29bとの係合が解除されるとスライドレバ
ー17はバネ19の附勢力によりカートリッジ1の排出方向
(Xと逆方向)に移動するが、それとジョイントレバー
24を介して連結しているカートリッジ1の凹部1aと係合
しているカートリッジロックレバー25も第3図aとAと
逆方向にしかもカートリッジ1を保持しているカートリ
ッジロックピン26のX方向の移動速度がカートリッジリ
リースピン18の移動速度より早い状態で動くので、カー
トリッジ1はスライドレバー17のカートリッジリリース
ピン18に押されながらカートリッジロックピン26に規制
されることなく無理なくカートリッジホルダー12より排
出されていく。ジョイントレバー24の回動が停止した後
さらにスライドレバー17はジョイントピン20がジョイン
トレバー24の穴部24aの他端部と当接する位置まで移動
できるので、カートリッジ1はカートリッジリリースピ
ン18によりフロントパネル3の開口部より装置外部に排
出される。
また、カートリッジホルダー12がXと逆方向に移動し
た際に、第4図bで示すようにカートリッジホルダー12
に植立されたホルダーガイドピン45が規制板4に支持さ
れたホルダーガイド10の溝部と係合し外装フレーム2に
対するカートリッジホルダー12の位置が規制され、さら
に第2図aで示すように規制板4に設けられたホルダー
ストッパ11により外装フレーム2に対するカートリッジ
ホルダー12の姿勢が規制されるので、外装フレーム2に
支持されたフロントパネル3の開口部3aとカートリッジ
ホルダー12の開口部12bとの相対位置が補正される。こ
れにより前述のカートリッジ1の装置外への排出の際に
は、カートリッジ1はフロントパネル3の開口部3aと接
触すること無く円滑に排出される。
さらに、スライドカム14は検出スイッチ(図示せず)
によりローディングモータ42の回転が停止する第3図a
の位置まで移動していくが、リリースレバー30の解除ピ
ン31はガイドフレーム16のフランジ端部16dを当接摺動
しさらにはフランジ端部16eより離れ、リリースレバー3
0およびロックアーム29はバネ32の附勢力によりロック
アーム29のアーム部29aがロックアームピン21と当接す
る位置まで回動する。
以上説明した動作によってカートリッジ1のアンロー
ディングは完了する。
なおディスクのクランプを解除する動作はローディン
グ時と逆の動作であり説明を省略する。
発明の効果 以上のように本発明は、筐体に支持された溝を持つ規
制板と、この規制板に支持された少なくとも1つのスト
ッパと、この規制板の溝と係合するピンを配設したカー
トリッジホルダーから構成され、カートリッジホルダー
の筐体に対する位置および姿勢を規制することにより、
筐体に支持されたフロントパネルの開口部とカートリッ
ジホルダーの開口部との位置ずれが解消されるため、円
滑なカートリッジの挿入および排出が可能となる。
特に、ローディング装置の垂直使用時において問題と
なる構成部品の倒れによるフロントパネル開口部とカー
トリッジホルダー開口部との位置ずれに対して大きな効
果がある。
また、従来フロントパネル開口部とカートリッジホル
ダー開口部の位置決めのためにカートリッジホルダーと
筐体との間に介在する個々のピン、ベアリング、溝等の
寸法および位置精度を厳しく設計する必要があったが、
本発明により設計精度が緩和され、加工費用のコストダ
ウンが実現でき、量産時にみられる加工および組立のば
らつきにも十分対応できる構成にすることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のローディング装置の分
解斜視図、第2図a,bは同実施例の筐体に対するカート
リッジホルダーの位置規制手段を説明する側面図、第3
図a,b,c,dはそのカートリッジ保持機構を示すカートリ
ッジホルダーの要部拡大平面図、第4図a,bはその筐体
に対するカートリッジホルダーの位置規制手段を説明す
る平面図、第5図a,b、第6図a,bは従来例の情報記録再
生装置を示す断面図と正面図である。 1……カートリッジ、1b……光ディスク、2……外装フ
レーム、3……フロントパネル、4……規制板、5……
シャーシ、6……カートリッジ位置ぎめピン、7……デ
ィスクモータテーブル、8……ピックアップ手段、9…
…防振ダンパ、10……ホルダーガイド、11……ホルダー
ストッパ、12……カートリッジホルダー、14……スライ
ドカム、16……ガイドフレーム、17……スライドレバ
ー、24……ジョイントレバー、25……カートリッジロッ
クレバー、29……ロックアーム、30……リリースレバ
ー、41……ギア群、42……ローディングモータ、45……
ホルダーガイドピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を収納したカートリッジを保持す
    るカートリッジ保持手段と、上記カートリッジ保持手段
    を所定位置まで移送する移送機構と、上記カートリッジ
    保持手段と上記移送機構を支持する筐体とを備え、上記
    移送機構により上記カートリッジ保持手段を上記カート
    リッジの挿入および排出のための所定位置に移送する際
    に、上記カートリッジ保持手段に設けられた第一の部材
    と上記筐体に設けられた第二の部材との係合により、上
    記筐体に設けられた開口部と上記カートリッジ保持手段
    の位置ずれを規制するようにしたことを特徴とするロー
    ディング装置。
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