JPH11339348A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH11339348A
JPH11339348A JP10144667A JP14466798A JPH11339348A JP H11339348 A JPH11339348 A JP H11339348A JP 10144667 A JP10144667 A JP 10144667A JP 14466798 A JP14466798 A JP 14466798A JP H11339348 A JPH11339348 A JP H11339348A
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disk
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turntable
state
holding claw
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Takashi Watanabe
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はトレーに装着されたディスクを高速回
転させてディスクの記録面に記録された情報を読み取る
よう構成されたディスク装置に関し、装置の薄型化及び
ディスク装着性の向上を共に図ることを課題とする。 【解決手段】コイルスプリング52によりディスク21
の径方向に付勢されると共にセンターホール23の上縁
部23bと係合する保持爪51を有し、この保持爪51
によりディスク21をターンテーブル36上に保持して
回転させるディスク保持機構50を具備してなるディス
ク装置において、ディスク21の装着を案内する方向に
傾斜した傾斜面58を保持爪51に形成すると共に、こ
の保持爪51をディスク21の装着方向に揺動可能な構
成とする。そして、装着されるディスク21に付勢され
て保持爪51が揺動することにより、揺動状態における
ターンテーブル面に対する傾斜面58の実質的な傾斜角
度θ2が、非揺動状態における傾斜面58の傾斜角度θ
1に対して大きくなるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特にトレーに装着されたディスクを高速回転させて
ディスクの記録面に記録された情報を読み取るよう構成
されたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデータベースやソフトウエアなど
の情報を記憶させる記憶媒体として、レーザ式ピックア
ップにより再生されるコンパクトディスクが使用されて
いる。そのため、薄型化されたノート型パソコン等にも
組み込めるように、ノート型パソコンの筐体内に内蔵さ
れる内蔵形CD−ROMドライブ装置の開発が行われて
いる。
【0003】この種のディスク装置では、ディスクを装
着されたトレーが前後方向に摺動自在に設けられてお
り、手動操作によりトレーを摺動させる構成となってい
る。またトレーには、ディスクに記録された情報を光学
的に検出するピックアップ部、及びディスクを保持(ク
ランプ)するディスク保持機構が取り付けられている。
このディスク保持機構は、スピンドルモータに接続され
ており、よってスピンドルモータが回転することにより
ディスク保持機構も回転し、これによりディスクを回転
駆動する構成とされている。
【0004】図10は、従来のディスク装置に設けられ
ていたディスク保持機構1の一例を示している。同図に
示されるように、ディスク保持機構1はターンテーブル
2上に保持爪3を有した構成とされている。この保持爪
3は、保持爪摺動室13に配設されたコイルスプリング
4により図中矢印X1方向に弾性付勢されている。しか
るに、ターンテーブル2に設けられたストッパ5と当接
することにより、図示した位置より矢印X1方向には移
動が規制された構成となっている。
【0005】また、保持爪3の矢印X1方向先端部に
は、被駆動面7及びディスク押圧部8が形成されてい
る。被駆動面7は図中矢印Z1方向に装着されるディス
ク10を案内するものであり、図中矢印θで示す傾斜角
を有した傾斜面とされている。また、ディスク押圧部8
は装着されたディスク10(装着されたディスク10を
図中破線で示す)を押圧することにより保持するもので
あり、被駆動面7と逆方向に傾斜した傾斜面とされてい
る。
【0006】上記構成とされたディスク保持機構1にお
ける、ディスク装着時における各構成要素の動作につい
て説明する。ディスク10をディスク保持機構1に装着
するには、ディスク10をディスク保持機構1に向け矢
印Z1方向に挿入する。この操作により、先ずディスク
10の中央に形成されているセンターホール11の下縁
部12aが被駆動面7に当接する。前記したように、被
駆動面7は傾斜面とされているため、ディスク10はこ
の被駆動面7上を摺動することにより案内され、矢印Z
1方向に移動する。これに伴い、保持爪3は図中矢印X
2方向に摺動する。
【0007】そして、被駆動面7とディスク押圧部8が
形成する頂部をセンターホール11の上縁部12bが越
えると、保持爪3は矢印X1方向に変位しディスク押圧
部8は上縁部12bを押圧し、これによりディスク10
はターンテーブル2に向け押圧される。これにより、デ
ィスク10はディスク保持機構1に保持された状態とな
る。
【0008】また、この保持された状態において、ディ
スク保持機構1は図示しないスピンドルモータによりタ
ーンテーブル回転中心9を中心に回転し、これによりデ
ィスク10は回転駆動される。尚、この保持状態におい
てディスク10はフェルト材6と当接しているため、回
転時における滑りが防止されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したデ
ィスク保持機構1を具備するCD−ROMドライブ装置
は、薄型化が要望されているノート型パソコン等に内蔵
されるものである。このため、ディスク保持機構1にお
いても薄型化を図る必要がある。ここで、ディスク保持
機構1の薄型化を図るとは、ディスク保持機構1の図中
矢印Z1,Z1方向の高さを小さくすることである。
【0010】ディスク保持機構1を構成する各構成要素
において、矢印Z1,Z1方向の高さが最も大きい部品
は保持爪3である。よって、ディスク保持機構1の薄型
化を図るには、保持爪3の高さを小さくする必要があ
る。これを実現するには、被駆動面7及びディスク押圧
部8の矢印Z1,Z1方向の高さを小さくする必要があ
る。
【0011】しかるに、ディスク押圧部8においては、
ディスク10の厚さHは予め決まっており、またディス
ク10を確実に保持するためには、図中矢印αで示す部
分は必ず必要となる。よって、ディスク押圧部8の高さ
を小さくすることは、困難である。一方、被駆動面7の
高さを小さくしようとした場合、傾斜角θを小さくする
ことが考えられる。このように傾斜角θを小さくした場
合、被駆動面7の高さは小さくなり、これに伴い保持爪
3の薄型化を図ることができる。しかるに、傾斜角θを
小さくすると、被駆動面7の本来の機能であるディスク
装着時におけるディスク10の装着案内機能が低下して
しまい、ディスク保持機構1に対しディスク10が適正
に装着できなくなるおそれがある。
【0012】更に、近年ではCD−ROMドライブ装置
は、高速処理化のために例えば6倍速,12倍速等の高
速回転を行う傾向にある。このように高速で回転するデ
ィスク10を確実に保持するためには、保持爪3をディ
スク10に強く押圧させる必要があり、よってコイルス
プリング4の弾性力を増大させる必要がある。ところ
が、弾性力を増大させたコイルスプリング4を用い、か
つ薄型化のために傾斜角θを小さくすると、保持爪3を
矢印X2方向に移動させるのに要する力(ディスク挿入
負荷)が大きくなってしまい、ディスク10の装着性が
悪くなってしまうという問題点も生じる。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、装置の薄型化及びディスク装着性の向上を共に図
りうるディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、付勢手段により装着されるディスクの
径方向に付勢されると共に前記ディスク中央に設けられ
た中央孔の周縁と係合する保持爪を有し、この保持爪に
よりディスクをターンテーブル上に保持して回転させる
ディスク保持機構を具備してなるディスク装置であっ
て、水平または前記ディスクの装着を案内する方向に傾
斜した案内面を前記保持爪に形成すると共に、前記保持
爪を前記ディスクの装着方向に揺動可能な構成とし、装
着される前記ディスクに付勢されて前記保持爪が揺動す
ることにより、揺動状態における前記ターンテーブル面
に対する前記案内面の実質的な傾斜角度が、非揺動状態
における前記傾斜面の傾斜角度に対して大きくなるよう
構成したことを特徴とするものであるディスク装置を上
記構成とすることにより、保持爪はディスクの装着方向
に揺動可能な構成とされているため、ディスクが装着さ
れることにより保持爪はディスクに付勢されることによ
り、ディスク装着方向に揺動する。
【0015】また、保持爪には水平またはディスクの装
着を案内する方向に傾斜した案内面が形成されており、
保持爪が揺動することにより案内面のターンテーブル面
に対する傾斜角度は変化する。この際、上記構成とされ
たディスク装置は、揺動状態におけるターンテーブル面
に対する案内面の実質的な傾斜角度が、非揺動状態にお
ける案内面の傾斜角度に対して大きくなるよう構成して
いることを特徴としている。これにより、ディスクが挿
入されない非揺動状態においては、案内面の傾斜角度は
小さくなっているため、ディスク保持装置(即ち、ディ
スク装置)の薄型化を図ることができる。
【0016】また、ディスク装着時である揺動状態にお
いては、ディスクに付勢されて保持爪は揺動し、ターン
テーブル面に対する案内面の実質的な角度は大きくなる
ため、ディスク挿入負荷は低減する。よって、仮に付勢
手段の付勢力が大きくても、容易にディスクをディスク
保持機構に装着することができ、操作性の向上を図るこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態ついて
図面と共に説明する。図1乃至図3及び図7乃至図9は
本発明の一実施例であるディスク装置20に設けられる
ディスク保持機構50を示しており、図4乃至図6は本
発明の一実施例であるディスク装置20を示している。
尚、以下の説明では、ディスク装置20としてCD−R
OMドライブ装置を例に挙げて説明するものとする。
【0018】先ず、ディスク装置20の構成について、
図4乃至図6を用いて説明する。このディスク装置20
(CD−ROMドライブ装置)は、例えばノート型パソ
コン(図示せず)の筐体に内蔵されるものである。図4
は、ディスク装置20の外観を示している。このディス
ク装置20は、記録媒体であるディスク21が装着され
るトレー22を有しており、このトレー22はシャーシ
28に前後方向(図中矢印A,B方向)に摺動自在に設
けられている。トレー22は、ディスク装着時にはB方
向に摺動してディスク装置20内に収納された状態で係
止される。また、トレー22の前面ベゼル25には、横
方向に延在する長方形の取付孔25aが設けられてい
る。
【0019】取付孔25aにはイジェクト操作用つまみ
24が設けられており、取付孔25aに沿って図中矢印
C,D方向に摺動自在に取り付けられている。このイジ
ェクト操作用つまみ24は、通常D方向に附勢されてお
り、トレー22をイジェクトする際にC方向に摺動操作
される。イジェクト操作用つまみ24は、摺動操作され
る構成であるので、例えば操作者がノート型パソコンの
キーボード(図示せず)を操作する際、誤ってイジェク
ト操作用つまみ24に触れたとしてもイジェクト操作用
つまみ24をC方向に摺動させることはできず、トレー
22をイジェクトすることはできない。
【0020】図5は、ディスク装置20の内部構成を示
す分解斜視図である。ディスク装置20は、大略すると
トレー22と、このトレー22の下面に固定された駆動
ユニット26と、トレー22の摺動動作をガイドするト
レーガイド機構27と、トレー22を支持するシャーシ
28と、装着されたトレー22の上方を覆うようにシャ
ーシ28に固定される天板29と、本発明の要部となる
ディスク保持機構50等を有した構成とされている。
【0021】トレー22は、ディスク(図示せず)の一
部がトレー22からはみ出るようにディスク外径よりも
横幅寸法が小さくなるように形成されており、手動操作
により図中矢印A,B方向に摺動してディスク交換位置
又はディスク装着位置に移動する構成となっている。こ
のため、ディスク装置20には、トレー22を図中矢印
A,B方向に移動させるための駆動機構(モータ及び伝
達機構等)を設ける必要はなく、よってその分部品点数
が減少しているため、小型化,薄型化,及び低コスト化
が図られている。
【0022】また、トレー22の下面前部には、イジェ
クト操作用つまみ24のスライド操作により動作するイ
ジェクト機構30が設けられ、トレー22の下面後部に
は、トレー22をイジェクト方向(図中、矢印A方向)
に押圧する押圧機構31が設けられている。駆動ユニッ
ト26は、トレー22の下面に固定されるベース32
と、ベース32に取り付けられたピックアップ部33
と、ピックアップ部33をディスク半径方向に移動させ
るピックアップ駆動部34と、スピンドルモータ35に
より回転駆動されるターンテーブル36と、ピックアッ
プ部33とスピンドルモータ35の基板37とを接続す
るフレキシブル配線板38とよりなる。後述するディス
ク保持機構50は、スピンドルモータ35に接続されて
おり、このスピンドルモータ35に駆動されて回転す
る。
【0023】トレーガイド機構27は、上記トレー22
の両側面に設けられた係合部39,40に摺動自在に係
合するスライドレール41,42と、シャーシ28の側
面内壁に固定されスライドレール41,42を摺動自在
に保持するガイド部材43,44とを有する。このトレ
ーガイド機構27は、トレー22が図中矢印A方向に引
き出されると共にスライドレール41,42も同方向に
スライドする構成となっている。よって、図6に示すよ
うに、イジェクト操作により引き出されたトレー22
は、スライドレール41,42を介してガイド部材4
3,44に保持されながらイジェクト位置に移動する。
【0024】続いて、本発明の要部となるディスク保持
機構50について説明する。先ず、図1、図7及び図8
を用いてディスク保持機構50の構成について説明す
る。このディスク保持機構50は装着されるディスク2
1を保持し、接続されたスピンドルモータ35により回
転駆動されることにより、ディスク21を所定の回転数
で回転させる機能を奏するものである。
【0025】各図に示されるように、ディスク保持機構
50は、大略するとターンテーブル36,保持爪51,
及びコイルスプリング52等により構成されている。タ
ーンテーブル36は円盤状の部材であり、その下部にス
ピンドルモータ35が同軸的に配設されている。そし
て、スピンドルモータ35の回転軸(図示せず)は、タ
ーンテーブル36に接続されており、これによりディス
ク保持機構50は、スピンドルモータ35に駆動されて
回転する構成となっている。
【0026】また、ターンテーブル36の外周近傍位置
にはフェルト材53が張りつけられている。このフェル
ト材53は、ディスク21が装着された状態(以下、装
着状態という)においてディスク21と当接し、回転時
におけるターンテーブル36とディスク21との間にお
けるずれの発生を防止する。更に、ターンテーブル36
の内周所定位置には、環状に起立した壁部36aが形成
されている。
【0027】保持爪51及びコイルスプリング52は、
トップクランパ55に図中矢印X1,X2方向に移動可
能に組み込まれている。そして、このトップクランパ5
5をターンテーブル36に取り付けることにより、保持
爪51及びコイルスプリング52もターンテーブル36
に取り付けられた構成となる。具体的には、前記したタ
ーンテーブル36に形成された壁部36aには係合凹部
57が形成されており、またトップクランパ55の内周
には係合凸部56が形成されている。そして、筒状のト
ップクランパ55を、同じく筒状の壁部36aに挿入
し、係合凸部56と係合凹部57とを係合させることに
より、トップクランパ55はターンテーブル36に位置
決めされた状態で固定される。これに伴い、トップクラ
ンパ55に取り付けられている保持爪51及びコイルス
プリング52も、所定位置に位置決めされた状態でター
ンテーブル36に取り付けられた状態となる。
【0028】保持爪51は、トップクランパ55内にお
いて図中矢印X1,X2方向に移動可能な構成とされて
おり、またコイルスプリング52により図中矢印X1方
向に弾性付勢された構成とされている。また、保持爪5
1の先端部は、トップクランパ55に形成された孔部6
3から外側に向け突出しうる構成となっている。更に、
前記のように保持爪51はコイルスプリング52により
矢印X1方向に付勢されているが、図7に示すように、
保持爪51の両側部には鍔状のストッパー54が形成さ
れており、このストッパー54がトップクランパ55と
当接することにより、それ以上に矢印X1方向に移動し
ないよう構成されている。また、この保持爪51は押圧
されることにより、コイルスプリング52の弾性付勢力
に抗して矢印X2方向に移動する。
【0029】ところで、後に詳述するように、ディスク
21がディスク保持機構50に装着された状態におい
て、保持爪51はディスク21と係合してこれを保持す
る。この際、保持爪51によるディスク21の保持力
は、コイルスプリング52の弾性付勢力により決定され
る。本実施例で対象としているディスク装置20は、例
えばディスク21を32倍速等の高速回転で回転させる
ものである。
【0030】よって、ディスク21を確実に回転させる
ためには、ディスク保持機構50がディスク21を確実
に保持する必要がある。そこで、本実施例で用いている
コイルスプリング52は、従来のコイルスプリング4
(図10参照)の弾性付勢力に比べて強い弾性力を発生
するものを用いている。一方、保持爪51の矢印X1方
向先端部には、ディスク案内用傾斜面58(以下、単に
傾斜面という)及びディスク押圧部59が形成されてい
る。傾斜面58は、図中矢印Z1方向に装着されるディ
スク10を案内するものであり、ターンテーブル36の
上面(水平面)に対し図中矢印θ1で示す傾斜角を有し
ている。この傾斜角θ1は、図10に示した従来の保護
爪3に設けられた被駆動面7の傾斜角θに対して小さく
設定されている(θ1<θ)。
【0031】このように、傾斜角θ1を小さく設定する
ことにより、傾斜面58の矢印Z1,Z2方向の高さ
(図中、矢印Lで示す)を小さくすることができ、よっ
てディスク保持機構50の薄型化を図ることができる。
これに伴い、ディスク保持機構50が装着されるディス
ク装置20の薄型化も図ることができる。尚、図1に示
されるように、ディスク21が装着される前の状態(以
下、装着前状態という)において、保持爪51の上端部
(符号51aで示す)の高さは、トップクランパ55の
高さと同一或いは、それよりも低くなるよう構成されて
いる。
【0032】一方、ディスク押圧部59は傾斜面58の
下部に形成されており、図9に示すように、装着された
ディスク21の上縁部23bを押圧することによりこれ
を保持する機能を奏するものである。このディスク押圧
部59は、傾斜面58と逆方向に湾曲状に傾斜した面と
されている。従って、傾斜面58とディスク押圧部59
との境界部には頂部64が形成されている。
【0033】また、保持爪51の上部には、前記したコ
イルスプリング52が装着されるスプリング取付部61
が形成されると共に、下部には揺動用突部60が下方
(Z1方向)に向け突出形成されている。この揺動用突
部60は、保持爪51の図中矢印X2方向端部の近傍に
その形成位置が選定されており、かつターンテーブル3
6の上面に摺動可能な構成とされている。
【0034】また、揺動用突部60を設けることによ
り、図1に示されるように装着前状態においては、保持
爪51の揺動用突部60を除く部分はターンテーブル3
6の上面に対し離間した状態となっている(図1に矢印
ΔLで示す寸法だけ離間している)。従って、保持爪5
1は、揺動用突部60を中心として図中矢印D1,D2
で示す方向に揺動可能な構成となっている。
【0035】よって、この保持爪51に下方向(図中矢
印Z1方向)に力が作用すると、保持爪51は揺動用突
部60を中心として矢印D1方向に揺動する(以下、こ
の状態を揺動状態という)。また、この矢印D1方向へ
の揺動はコイルスプリング52の弾性変形を伴うため、
下方向への力を解除することによりコイルスプリング5
2は弾性復元し、よって保持爪51は再び図1に示す揺
動していない状態(以下、この状態を非揺動状態とい
う)に戻る。
【0036】続いて、上記構成とされたディスク保持機
構50のディスク21を装着する時の動作について、主
に図1乃至図3を用いて説明する。尚、図2及び図3に
おいては、図示の便宜上、コイルスプリング52はその
中心軸を一点鎖線で示すものとする。図1は、前記のよ
うに装着前状態のディスク保持機構50を示している。
この装着前状態では、コイルスプリング52は直線状に
伸長した状態であり、よって保持爪51は矢印X1方向
限位置(即ち、図7に示すようにストッパ54がトップ
クランパ55の内壁と当接する位置)まで移動した状態
となっている。よって、保持爪51の先端部はトップク
ランパ55の外周壁から突出した状態となっており、ま
た保持爪51は揺動していない(非揺動状態)。
【0037】ディスク保持機構50に対しディスク21
を装着するには、センターホール23の縁部23a,2
3bと保持爪51とを概略的に位置決めした上で、ディ
スク21をディスク保持機構50に向け矢印Z1方向に
挿入する。この操作により、先ずディスク21の中央に
形成されているセンターホール11の下縁部12aが傾
斜面58に当接する。
【0038】前記したように、傾斜面58の傾斜角θ1
は小さな角度に設定されており、かつコイルスプリング
52の弾性力は強く設定されているため、保持爪51を
図中矢印X2方向に変位させるのに要する力(以下、こ
れをディスク挿入負荷という)は大きい。このため、デ
ィスク装着によりディスク21が傾斜面58を押圧して
も、非揺動状態の保持爪51は図中矢印X2方向には移
動しない。
【0039】よって、ディスク装着によりディスク21
が傾斜面58を押圧する力は、保持爪51を図中矢印D
1方向に揺動させる力として作用する。従って、ディス
ク21がディスク保持機構50に向け挿入されることに
より、図2に示されるように、先ず保持爪51は揺動用
突部60を中心として矢印D1方向に揺動変位する(揺
動状態となる)。
【0040】この際、保持爪51はターンテーブル36
に向かう方向(矢印D1方向)に揺動するため、揺動状
態となっても保持爪51の上端部51aがトップクラン
パ55の高さより高くなるようなことはない。従って、
揺動状態においても、ディスク保持機構50の薄型化さ
れた状態は維持されている。ここで、揺動状態における
傾斜面58のターンテーブル36の上面(水平面)に対
する傾斜角θ2に注目すると、前記のように揺動用突部
60が揺動することにより、ターンテーブル36の上面
(水平面)に対する実質的な傾斜角θ2は、非揺動状態
における傾斜面58の傾斜角度θ1より大きくなってい
る(θ2>θ1)。このように、傾斜面58の実質的な
傾斜角度θ2が大きくなることによりディスク挿入負荷
は小さくなり、よってディスク21の下方への挿入力に
より、保持爪51は図中矢印X2方向への移動を開始す
る。
【0041】また、保持爪51が揺動しディスク挿入負
荷が小さくなることにより、ディスク21をディスク保
持機構50に装着するのに要する挿入力(押圧力)も軽
減される。よって、軽い力で装着操作ができるため、デ
ィスク21の装着操作性を向上させることができる。上
記のように、保持爪51が矢印X2方向に向け移動を開
始することにより、ディスク21の下縁部23aは傾斜
面58に案内された状態で下動してゆく。図3は、ディ
スク21の下縁部23aが、保持爪51に形成された頂
部64まで摺動した状態を示している。
【0042】ディスク21の下縁部23aが頂部64を
越えて下方に移動した時点において、保持爪51に対す
る下方向への付勢力がなくなるため、保持爪51はコイ
ルスプリング52の弾性復元力により図中矢印D2方向
に摺動して非揺動状態になる。更にディスク21が下方
へ挿入されると、頂部64はディスク21の下縁部23
aと上縁部23bとの間の壁部を摺動してゆく。そし
て、ディスク21の上縁部23bが保持爪51のディス
ク押圧部59と対向し図中矢印X1方向に移動する。
【0043】これにより、図9(A)に示すように、湾
曲状の傾斜面を有したディスク押圧部59はディスク2
1の上縁部23bと係合し、ディスク21を下方向(矢
印Z1方向)に向け押圧する。従って、ディスク21
は、ディスク保持機構50によりターンテーブル36に
確実に保持された状態(装着状態)となる。この装着状
態においてスピンドルモータ35が駆動し、よってディ
スク保持機構50及びターンテーブル36が回転する
と、ディスク21はディスク保持機構50に保持された
状態を維持しつつ所定の回転数で回転する。この際、上
記のようにコイルスプリング52の弾性力は強く設定さ
れているため、32倍速等の高速回転を行ってもディス
ク21が所定位置からずれるようなことはない。
【0044】尚、現在提供されているディスクのディス
ク厚は一様ではなく、図9(A)乃至(C)に矢印H1
〜H3(H1=1.2mm,H2=0.8mm,H2=1.5mm ) で示
すように種々の厚さを有したディスク21,21A,2
1Bが提供されている。しかるに、本実施例に係るディ
スク保持機構50によれば、ディスク押圧面59が湾曲
形状を有しているため、何れの厚さを有するディスク2
1,21A,21Bに対しても、確実に保持を行うこと
ができる。
【0045】尚、保持爪の形状に係り、ディスク案内用
傾斜面58の傾斜角θ1を非揺動状態ではゼロとなるよ
う構成してもよい。また、本発明は上記実施例のような
CD−ROMドライブ装置に限定されるものではなく、
他のディスク状記録媒体、例えば、CD、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、光ディスク等についても適用可能
なものである。
【0046】また、本発明のディスク装置は、ノート形
パソコンの筐体内に収納される構成を一例として説明し
たが、これに限らず、デスクトップ形パソコン等の他の
電子機器は勿論、電子機器とは別体の外部機器として使
用される構成の装置にも適用可能なものである。更に、
上記実施例では、トレーを手動操作により移動操作する
構成例を例に挙げて説明したが、本発明がモータ等の駆
動手段によりトレーを移動させる構成の装置にも適用で
きることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ディスク
が挿入されない非揺動状態においては、案内面の傾斜角
度は小さくなっているため、ディスク保持装置(即ち、
ディスク装置)の薄型化を図ることができる。また、デ
ィスク装着時である揺動状態においては、ディスクに付
勢されて保持爪は揺動することによりディスク挿入負荷
は低減し、よって仮に付勢手段の付勢力が大きくても、
容易にディスクをディスク保持機構に装着することがで
き操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構のディスク装着前状態を拡大して
示す図である。
【図2】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構のディスク装途中前状態を拡大し
て示す図である(その1)。
【図3】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構のディスク装途中前状態を拡大し
て示す図である(その2)。
【図4】本発明の一実施例であるディスク装置の外観図
である。
【図5】本発明の一実施例であるディスク装置の分解斜
視図である。
【図6】本発明の一実施例であるディスク装置のトレー
が引き出された状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構の平面図である。
【図8】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構の正面図である。
【図9】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるディスク保持機構の各種厚さを有したディスクの装
着状態を拡大して示す図である。
【図10】従来のディスク装置に設けられているディス
ク保持機構の一例を拡大して示す図である。
【符号の説明】
20 装置(CD−ROMドライブ装置) 21,21A,21B ディスク 22 トレー 23 センターホール 23a 下縁部 23b 上縁部 25 全面ベゼル 26 駆動ユニット 27 トレーガイド機構 28 シャーシ 33 ピックアップ部 36 ターンテーブル 50 ディスク保持機構 51 保持爪 52 コイルスプリング 53 フェルト材 54 ストッパ 55 トップクランパ 58 傾斜面 59 ディスク押圧部 60 揺動突起 61 スプリング取付部 62 ターンテーブル回転中心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付勢手段により装着されるディスクの径
    方向に付勢されると共に前記ディスク中央に設けられた
    中央孔の周縁と係合する保持爪を有し、該保持爪により
    該ディスクをターンテーブル上に保持して回転させるデ
    ィスク保持機構を具備してなるディスク装置であって、 水平または前記ディスクの装着を案内する方向に傾斜し
    た案内面を前記保持爪に形成すると共に、前記保持爪を
    前記ディスクの装着方向に揺動可能な構成とし、 装着される前記ディスクに付勢されて前記保持爪が揺動
    することにより、揺動状態における前記ターンテーブル
    面に対する前記案内面の実質的な傾斜角度が、非揺動状
    態における前記案内面の傾斜角度に対して大きくなるよ
    う構成したことを特徴とするディスク装置。
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