JP2506756Y2 - クランク軸の支持構造 - Google Patents
クランク軸の支持構造Info
- Publication number
- JP2506756Y2 JP2506756Y2 JP1990003559U JP355990U JP2506756Y2 JP 2506756 Y2 JP2506756 Y2 JP 2506756Y2 JP 1990003559 U JP1990003559 U JP 1990003559U JP 355990 U JP355990 U JP 355990U JP 2506756 Y2 JP2506756 Y2 JP 2506756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- bearing cap
- partition wall
- bolt
- fastened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/02—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C9/00—Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
- F16C9/02—Crankshaft bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2226/00—Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
- F16C2226/50—Positive connections
- F16C2226/60—Positive connections with threaded parts, e.g. bolt and nut connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/22—Internal combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は内燃機関の振動騒音を抑えるためのクランク
軸の支持構造に関するものである。
軸の支持構造に関するものである。
［従来の技術］ 機関本体の振動を抑えるには、クランク軸を強固にシ
リンダ本体に支持することが要求される。実開昭52-293
09号公報に開示されるクランク軸の支持構造では、軸受
キヤツプをシリンダ本体の隔壁の底面に重ね合せたうえ
１対の垂直ボルトで締結し、同時に軸受キヤツプをスカ
ート部の両側壁間に挟んで側壁に軸受キヤツプを１対の
水平ボルトで締結している。しかし、この水平ボルトは
長さが十分でないので、軸受キヤツプと側壁の締結力が
十分とは言えない。
リンダ本体に支持することが要求される。実開昭52-293
09号公報に開示されるクランク軸の支持構造では、軸受
キヤツプをシリンダ本体の隔壁の底面に重ね合せたうえ
１対の垂直ボルトで締結し、同時に軸受キヤツプをスカ
ート部の両側壁間に挟んで側壁に軸受キヤツプを１対の
水平ボルトで締結している。しかし、この水平ボルトは
長さが十分でないので、軸受キヤツプと側壁の締結力が
十分とは言えない。
また、実開昭60-18244号公報に開示されるように、ス
カート部の両側壁間にスペーサを通しボルトで締結する
構造では、シリンダ本体の剛性強度が高められるだけ
で、クランク軸の支持剛性の向上には役立たず、組付作
業性にも難点がある。また、軸受キヤツプをスカート部
の両側壁間に通しボルトで締結する構造では、垂直ボル
トとの干渉を避けるために、通しボルトが１対の垂直ボ
ルトの間を斜めに横切るように配設される。この構造は
実開昭52-29309号公報に開示されるものに比べ、クラン
ク軸の支持剛性が格段に向上されるが、通しボルトがク
ランク軸に対し直交でなく、斜めに交差して配設される
ので、ボルト孔と座面の加工の基準が出しにくく、高い
精度を得るためには加工コストが嵩む。
カート部の両側壁間にスペーサを通しボルトで締結する
構造では、シリンダ本体の剛性強度が高められるだけ
で、クランク軸の支持剛性の向上には役立たず、組付作
業性にも難点がある。また、軸受キヤツプをスカート部
の両側壁間に通しボルトで締結する構造では、垂直ボル
トとの干渉を避けるために、通しボルトが１対の垂直ボ
ルトの間を斜めに横切るように配設される。この構造は
実開昭52-29309号公報に開示されるものに比べ、クラン
ク軸の支持剛性が格段に向上されるが、通しボルトがク
ランク軸に対し直交でなく、斜めに交差して配設される
ので、ボルト孔と座面の加工の基準が出しにくく、高い
精度を得るためには加工コストが嵩む。
［考案が解決しようとする問題点］ 本考案の目的は上述の問題に鑑み、高精度の加工が容
易であり、クランク軸の支持剛性が高いクランク軸の支
持構造を提供することにある。
易であり、クランク軸の支持剛性が高いクランク軸の支
持構造を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本考案の構成はクランク
軸を支持する軸受キヤツプを、シリンダ本体の隔壁底面
に重ね合せかつスカート部の両側壁間に挟み、軸受キヤ
ツプに設けた段付孔へ頭部を埋め込んだ１対の垂直ボル
トを隔壁へ締結し、クランク軸と直交する水平ボルトを
側壁から前記段付孔を横切り軸受キヤツプへ締結してな
るものである。
軸を支持する軸受キヤツプを、シリンダ本体の隔壁底面
に重ね合せかつスカート部の両側壁間に挟み、軸受キヤ
ツプに設けた段付孔へ頭部を埋め込んだ１対の垂直ボル
トを隔壁へ締結し、クランク軸と直交する水平ボルトを
側壁から前記段付孔を横切り軸受キヤツプへ締結してな
るものである。
［作用］ 軸受キヤツプをシリンダ隔壁へ重ね合せ結合する垂直
ボルトは、軸受キヤツプに設けた段付孔へ埋められて隔
壁へ締結される。したがつて、軸受キヤツプをスカート
部の両側壁へ結合する水平ボルトは、垂直ボルトと干渉
しないでクランク軸と直交する方向へ長くすることが可
能になり、これにより側壁と軸受キヤツプとの結合強
度、ひいてはクランク軸の支持剛性が向上される。
ボルトは、軸受キヤツプに設けた段付孔へ埋められて隔
壁へ締結される。したがつて、軸受キヤツプをスカート
部の両側壁へ結合する水平ボルトは、垂直ボルトと干渉
しないでクランク軸と直交する方向へ長くすることが可
能になり、これにより側壁と軸受キヤツプとの結合強
度、ひいてはクランク軸の支持剛性が向上される。
［考案の実施例］ 第１図は本考案によるクランク軸の支持構造の側面断
面図、第２図は同平面断面図である。シリンダ本体２は
各シリンダの間から各スカート部へ突出する隔壁４を一
体に備えている。隔壁４の下縁部に形成した断面長方形
のくぼみ12に、隔壁４と同厚の軸受キヤツプ９が重ね合
されると同時に、スカート部の両側壁５の間に挟まれ
る。隔壁４の半円形の凹部4aと軸受キヤツプ９の半円形
の凹部9aとの間に、クランク軸７が軸受により回転可能
に支持される。図示の実施例では、シリンダ本体２はＶ
型配列のシリンダを備えており、クランク軸７の腕から
左側のシリンダへ突出するコネクテイングロツド３が示
されている。側壁５の底面にオイルパン11が結合され
る。
面図、第２図は同平面断面図である。シリンダ本体２は
各シリンダの間から各スカート部へ突出する隔壁４を一
体に備えている。隔壁４の下縁部に形成した断面長方形
のくぼみ12に、隔壁４と同厚の軸受キヤツプ９が重ね合
されると同時に、スカート部の両側壁５の間に挟まれ
る。隔壁４の半円形の凹部4aと軸受キヤツプ９の半円形
の凹部9aとの間に、クランク軸７が軸受により回転可能
に支持される。図示の実施例では、シリンダ本体２はＶ
型配列のシリンダを備えており、クランク軸７の腕から
左側のシリンダへ突出するコネクテイングロツド３が示
されている。側壁５の底面にオイルパン11が結合され
る。
本考案によれば、軸受キヤツプ９を隔壁４へ結合する
ための垂直ボルト６が、頭部を軸受キヤツプ９の底部に
設けた取付孔10の大径部へ埋められる。垂直ボルト６は
軸受キヤツプ９を貫通して隔壁４のボルト孔14へ締結さ
れる。軸受キヤツプ９をスカート部の側壁５へ結合する
ために、側壁５に水平なボルト挿通孔が、軸受キヤツプ
９に段付孔10の大径部を横切る水平なボルト孔13がそれ
ぞれ設けられる。各側壁５から軸受キヤツプ９のボルト
孔13へ水平ボルト８が締結される。
ための垂直ボルト６が、頭部を軸受キヤツプ９の底部に
設けた取付孔10の大径部へ埋められる。垂直ボルト６は
軸受キヤツプ９を貫通して隔壁４のボルト孔14へ締結さ
れる。軸受キヤツプ９をスカート部の側壁５へ結合する
ために、側壁５に水平なボルト挿通孔が、軸受キヤツプ
９に段付孔10の大径部を横切る水平なボルト孔13がそれ
ぞれ設けられる。各側壁５から軸受キヤツプ９のボルト
孔13へ水平ボルト８が締結される。
左右の１対の水平ボルト８を用いる代りに、軸受キヤ
ツプ９を貫通する通しボルトとナツトにより、両側壁５
の間へ軸受キヤツプ９を挟持してもよい。
ツプ９を貫通する通しボルトとナツトにより、両側壁５
の間へ軸受キヤツプ９を挟持してもよい。
本考案によれば、軸受キヤツプ９を隔壁４のくぼみ12
へ重ね合せて結合するための垂直ボルト６を、段付孔10
の大径部へ埋め込むようにしたので、水平ボルト８との
干渉が回避され、これにより水平ボルト８に十分長いも
のを用いることができ、側壁５と軸受キヤツプ９との結
合強度が大幅に向上される。したがつて、シリンダ本体
２に対するクランク軸７の支持剛性が向上され、機関の
運転による振動騒音が抑えられる。
へ重ね合せて結合するための垂直ボルト６を、段付孔10
の大径部へ埋め込むようにしたので、水平ボルト８との
干渉が回避され、これにより水平ボルト８に十分長いも
のを用いることができ、側壁５と軸受キヤツプ９との結
合強度が大幅に向上される。したがつて、シリンダ本体
２に対するクランク軸７の支持剛性が向上され、機関の
運転による振動騒音が抑えられる。
［考案の効果］ 本考案は上述のように、クランク軸を支持する軸受キ
ヤツプを、シリンダ本体の隔壁底面に重ね合せかつスカ
ート部の両側壁間に挟み、軸受キヤツプに設けた段付孔
へ頭部を埋め込んだ１対の垂直ボルトを隔壁へ締結し、
クランク軸と直交する水平ボルトを側壁から前記段付孔
を横切り軸受キヤツプへ締結してなるから、垂直ボルト
による隔壁と軸受キヤツプとの結合強度に影響を与える
ことなく、軸受キヤツプとスカート部の側壁とを結合す
る水平ボルトに、垂直ボルトと干渉しない十分長いもの
を使用できるので、側壁と軸受キヤツプとの結合強度が
大幅に向上される。したがつて、シリンダ本体に対する
クランク軸の支持剛性が向上され、機関運転時の振動騒
音が抑えられる。
ヤツプを、シリンダ本体の隔壁底面に重ね合せかつスカ
ート部の両側壁間に挟み、軸受キヤツプに設けた段付孔
へ頭部を埋め込んだ１対の垂直ボルトを隔壁へ締結し、
クランク軸と直交する水平ボルトを側壁から前記段付孔
を横切り軸受キヤツプへ締結してなるから、垂直ボルト
による隔壁と軸受キヤツプとの結合強度に影響を与える
ことなく、軸受キヤツプとスカート部の側壁とを結合す
る水平ボルトに、垂直ボルトと干渉しない十分長いもの
を使用できるので、側壁と軸受キヤツプとの結合強度が
大幅に向上される。したがつて、シリンダ本体に対する
クランク軸の支持剛性が向上され、機関運転時の振動騒
音が抑えられる。
軸受キヤツプの形状は、隔壁の底面に重ね合せ結合さ
れるだけの従来のものと比べて、あまり長大なものとは
ならず、機械加工の面でも高精度が容易に得られる。特
に、水平ボルトのボルト孔はクランク軸と直交する関
係、すなわちスカート部の側壁面と垂直な関係にあるか
ら、何ら問題がなく加工が容易である。
れるだけの従来のものと比べて、あまり長大なものとは
ならず、機械加工の面でも高精度が容易に得られる。特
に、水平ボルトのボルト孔はクランク軸と直交する関
係、すなわちスカート部の側壁面と垂直な関係にあるか
ら、何ら問題がなく加工が容易である。
第１図は本考案に係るクランク軸の支持構造の側面断面
図、第２図は第１図の線II-IIによる水平断面図であ
る。 2:シリンダ本体、4:隔壁、5:側壁、6:垂直ボルト、7:ク
ランク軸、8:水平ボルト、9:軸受キヤツプ、10:段付孔
図、第２図は第１図の線II-IIによる水平断面図であ
る。 2:シリンダ本体、4:隔壁、5:側壁、6:垂直ボルト、7:ク
ランク軸、8:水平ボルト、9:軸受キヤツプ、10:段付孔
Claims (1)
- 【請求項１】クランク軸を支持する軸受キヤツプを、シ
リンダ本体の隔壁底面に重ね合せかつスカート部の両側
壁間に挟み、軸受キヤツプに設けた段付孔へ頭部を埋め
込んだ１対の垂直ボルトを隔壁へ締結し、クランク軸と
直交する水平ボルトを側壁から前記段付孔を横切り軸受
キヤツプへ締結してなるクランク軸の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003559U JP2506756Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | クランク軸の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990003559U JP2506756Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | クランク軸の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0395053U JPH0395053U (ja) | 1991-09-27 |
| JP2506756Y2 true JP2506756Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31507373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990003559U Expired - Lifetime JP2506756Y2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | クランク軸の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506756Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5125228B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-01-23 | 株式会社フジキン | 流体制御装置およびその組立方法 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1990003559U patent/JP2506756Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0395053U (ja) | 1991-09-27 |
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