JP2506316Y2 - ワ―ク姿勢変換装置 - Google Patents
ワ―ク姿勢変換装置Info
- Publication number
- JP2506316Y2 JP2506316Y2 JP1989138354U JP13835489U JP2506316Y2 JP 2506316 Y2 JP2506316 Y2 JP 2506316Y2 JP 1989138354 U JP1989138354 U JP 1989138354U JP 13835489 U JP13835489 U JP 13835489U JP 2506316 Y2 JP2506316 Y2 JP 2506316Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- posture
- arm
- transport path
- claw portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、搬入されるワークの姿勢を変えて、ワーク
を搬出するワーク姿勢変換装置に関する。
を搬出するワーク姿勢変換装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の姿勢変換装置は、上下動可能なアームにワーク
を把持する把持装置を旋回可能に設け、ワークを把持し
て姿勢変換する姿勢変換装置が設けられている。ワーク
が姿勢変換装置内に搬入されると、ワークは把持装置に
より把持され持ち上げられ、この状態で所定角度旋回さ
れて姿勢を変換され、その後、把持装置が姿勢変換した
ワークをトランスファバー上に載置するようにしてい
る。
を把持する把持装置を旋回可能に設け、ワークを把持し
て姿勢変換する姿勢変換装置が設けられている。ワーク
が姿勢変換装置内に搬入されると、ワークは把持装置に
より把持され持ち上げられ、この状態で所定角度旋回さ
れて姿勢を変換され、その後、把持装置が姿勢変換した
ワークをトランスファバー上に載置するようにしてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記したような動作順序では姿勢変換するための時間
が長くかかるため作業効率が悪くなり、またワークの姿
勢変換するための機構が複雑なものになる。
が長くかかるため作業効率が悪くなり、またワークの姿
勢変換するための機構が複雑なものになる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、水平方向に移動可能な第1搬送路から水平
方向に移動可能な第2搬送路へワークを受け渡しするワ
ーク姿勢変換装置にして、第1搬送路から第1の姿勢で
搬入されるワークを載置する爪部を有するアームを第1
搬送路から第2搬送路の間より大きく旋回できるように
設け、前記アームの旋回の途中に前記アームの旋回によ
り変換された第2の姿勢でワークを載置する受け爪部を
第2搬送路上に設け、前記アームを旋回させるアクチュ
エータを設けたことを特徴とするワーク姿勢変換装置で
ある。
方向に移動可能な第2搬送路へワークを受け渡しするワ
ーク姿勢変換装置にして、第1搬送路から第1の姿勢で
搬入されるワークを載置する爪部を有するアームを第1
搬送路から第2搬送路の間より大きく旋回できるように
設け、前記アームの旋回の途中に前記アームの旋回によ
り変換された第2の姿勢でワークを載置する受け爪部を
第2搬送路上に設け、前記アームを旋回させるアクチュ
エータを設けたことを特徴とするワーク姿勢変換装置で
ある。
〈作用〉 上記した構成から、ワークが第1の姿勢を保ち第1搬
送路に案内されて第1の姿勢のまま爪部上に載置される
と、爪部を有するアームがアクチュエータにより旋回す
る。この旋回に伴いワークは徐々に姿勢を変換され、ワ
ークはアームの旋回途中に第2搬送路上に設けられたワ
ークを第2の姿勢に保つ受け爪部により受け止められ
る。そして、ワークは第2の姿勢のまま第2搬送路によ
り搬出方向に搬送される。
送路に案内されて第1の姿勢のまま爪部上に載置される
と、爪部を有するアームがアクチュエータにより旋回す
る。この旋回に伴いワークは徐々に姿勢を変換され、ワ
ークはアームの旋回途中に第2搬送路上に設けられたワ
ークを第2の姿勢に保つ受け爪部により受け止められ
る。そして、ワークは第2の姿勢のまま第2搬送路によ
り搬出方向に搬送される。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図および第2図において、10は姿勢変換装置、12は第2
搬送路であるトランスファバーを示し、このトランスフ
ァバー12は基台13上に固設されたローラ支持台14,15に
ローラ14a,15aが回転可能に設けられ、このローラ14a,1
5aを介して水平方向に移動可能に支持されている。
図および第2図において、10は姿勢変換装置、12は第2
搬送路であるトランスファバーを示し、このトランスフ
ァバー12は基台13上に固設されたローラ支持台14,15に
ローラ14a,15aが回転可能に設けられ、このローラ14a,1
5aを介して水平方向に移動可能に支持されている。
基台13上のローラ支持台14,15の間には支持台16が固
設されている。この支持台16には第2図のように板状の
部材,支持壁16aが四方に囲んで立設され、この支持壁1
6aのトランスファバー12との平行な側面には支軸17が取
付けられている。この支軸17にはアーム18がトランスフ
ァバー12の搬入方向と平行な水平軸線回りに旋回可能に
取付けられている。このアーム18の一側には、第2,3図
に示すように、2本のトランスファバー12に対して下側
からU字状に覆うような形状であるアーム板19が備えら
れている。第3図に示すように、このアーム板19の上面
には、アーム18の一方の旋回端においてトランスファバ
ー12よりも上側に位置し、ワークWを第1の姿勢である
下面水平(第1図実線)に保持する爪部23が1つのアー
ム板19に対して3か所に取付けられている。この爪部23
の下方にはワークWを保持する受け爪部24がトランスフ
ァバー12の上面に沿って取付けられており、この受け爪
部24は前記爪部23の形状とは異なり、次工程の加工に必
要な第2の姿勢である上面水平(第1図二点鎖線)にワ
ークWを支持するような形状となっている。
設されている。この支持台16には第2図のように板状の
部材,支持壁16aが四方に囲んで立設され、この支持壁1
6aのトランスファバー12との平行な側面には支軸17が取
付けられている。この支軸17にはアーム18がトランスフ
ァバー12の搬入方向と平行な水平軸線回りに旋回可能に
取付けられている。このアーム18の一側には、第2,3図
に示すように、2本のトランスファバー12に対して下側
からU字状に覆うような形状であるアーム板19が備えら
れている。第3図に示すように、このアーム板19の上面
には、アーム18の一方の旋回端においてトランスファバ
ー12よりも上側に位置し、ワークWを第1の姿勢である
下面水平(第1図実線)に保持する爪部23が1つのアー
ム板19に対して3か所に取付けられている。この爪部23
の下方にはワークWを保持する受け爪部24がトランスフ
ァバー12の上面に沿って取付けられており、この受け爪
部24は前記爪部23の形状とは異なり、次工程の加工に必
要な第2の姿勢である上面水平(第1図二点鎖線)にワ
ークWを支持するような形状となっている。
前記アーム板19は、第1搬送路であるレール11と対応
して同一直線上に2本形成され、このアーム板19は中央
板19aによって連結されている。
して同一直線上に2本形成され、このアーム板19は中央
板19aによって連結されている。
支持台16の外側にはシリンダからなるアクチュエータ
21が設置され、このアクチュエータ21にはピストンロッ
ド22が摺動可能に嵌装されている。このピストンロッド
22はピン20を介してアーム18と連結されている。アーム
18は爪部23がトランスファバー12に対して上方に位置す
る角度と下方に位置する角度との間でアクチュエータ21
により旋回する。アーム18の上方への旋回動作はストッ
パ18aに当接することで制止される。また、このアクチ
ュエータ21は支持ピン21aによって揺動可能となってい
る。
21が設置され、このアクチュエータ21にはピストンロッ
ド22が摺動可能に嵌装されている。このピストンロッド
22はピン20を介してアーム18と連結されている。アーム
18は爪部23がトランスファバー12に対して上方に位置す
る角度と下方に位置する角度との間でアクチュエータ21
により旋回する。アーム18の上方への旋回動作はストッ
パ18aに当接することで制止される。また、このアクチ
ュエータ21は支持ピン21aによって揺動可能となってい
る。
前記レール11は第2図のようにトランスファバー12に
対して直交状態に連絡されている。
対して直交状態に連絡されている。
前記支持台16に対してレール11の後方には、ワーク確
認装置30が設置されており、このワーク確認装置30には
ワーク当接部31、回転部32、スイッチ33,検出器34で構
成される。姿勢変換装置10内にワークWが搬入され、ワ
ークWがワーク当接部31に当接すると、回転部32が時計
回りに回転し、それに伴い回転部32と一体化したスイッ
チ33も回転するので、検出器34によりこのスイッチ33の
移動が確認され、ワークWが搬入されたことが検知され
ると、この検知信号は前記アクチュエータ21に送られ
る。
認装置30が設置されており、このワーク確認装置30には
ワーク当接部31、回転部32、スイッチ33,検出器34で構
成される。姿勢変換装置10内にワークWが搬入され、ワ
ークWがワーク当接部31に当接すると、回転部32が時計
回りに回転し、それに伴い回転部32と一体化したスイッ
チ33も回転するので、検出器34によりこのスイッチ33の
移動が確認され、ワークWが搬入されたことが検知され
ると、この検知信号は前記アクチュエータ21に送られ
る。
次に上述した構成に基づいてワーク姿勢変換装置10の
動作について説明する。
動作について説明する。
前記レール11からワークWが姿勢変換装置10内に所定
の姿勢で搬入され、アーム18上の爪部23に載置される
と、前記ワーク確認装置30によりワーク搬入の検知信号
が姿勢変換搬送装置10に送られ、この信号をもとにアク
チュエータ21により、ピストンロッド22が上方に移動
し、アーム18が支軸17を支点として時計回りに旋回され
る。この時、爪部23はアーム18と一体的に旋回されるの
で、爪部23に保持されていたワークWもアーム18の旋回
角度につれて徐々に姿勢が変えられる。そしてアーム18
の旋回途中においてワークWはトランスファバー12上の
受け爪部24に受け止められる。しかるに、アーム18はト
ランスファバー12の移動の障害にならない第1図の2点
鎖線の位置まで旋回される。その後、ワークWは受け爪
部24に保持されたまま、搬出トランスファバー12により
次の工程に移される。
の姿勢で搬入され、アーム18上の爪部23に載置される
と、前記ワーク確認装置30によりワーク搬入の検知信号
が姿勢変換搬送装置10に送られ、この信号をもとにアク
チュエータ21により、ピストンロッド22が上方に移動
し、アーム18が支軸17を支点として時計回りに旋回され
る。この時、爪部23はアーム18と一体的に旋回されるの
で、爪部23に保持されていたワークWもアーム18の旋回
角度につれて徐々に姿勢が変えられる。そしてアーム18
の旋回途中においてワークWはトランスファバー12上の
受け爪部24に受け止められる。しかるに、アーム18はト
ランスファバー12の移動の障害にならない第1図の2点
鎖線の位置まで旋回される。その後、ワークWは受け爪
部24に保持されたまま、搬出トランスファバー12により
次の工程に移される。
以上のように、ワークWの姿勢変換の動作としては、
アーム18の旋回動作のみで行えるので、姿勢変換のため
の動作順序が少なく、またワークWを姿勢変換するため
の機構が簡単に実現できる。
アーム18の旋回動作のみで行えるので、姿勢変換のため
の動作順序が少なく、またワークWを姿勢変換するため
の機構が簡単に実現できる。
〈効果〉 以上述べたように本考案は、ワークを載置したアーム
の旋回によるワークの姿勢の変化を有効に利用し、第1
の姿勢にある爪部から第2の姿勢になる受け爪部にワー
クを受け渡す。つまり、アームの旋回のみでワークの姿
勢を変えることができ、少ない動作により第1搬送路と
第2搬送路とでワークの姿勢を変換させたワーク搬送を
実現できる。
の旋回によるワークの姿勢の変化を有効に利用し、第1
の姿勢にある爪部から第2の姿勢になる受け爪部にワー
クを受け渡す。つまり、アームの旋回のみでワークの姿
勢を変えることができ、少ない動作により第1搬送路と
第2搬送路とでワークの姿勢を変換させたワーク搬送を
実現できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は姿勢変換
装置の動作の説明図、第2図は姿勢変換装置の平面図、
第3図は第1図のIII−III断面図である。 11……レール、12……トランスファバー、13……基台、
17……支軸、18……アーム、21……アクチュエータ、22
……ピストンロッド、23……爪部、24……受け爪部、30
……ワーク確認装置。
装置の動作の説明図、第2図は姿勢変換装置の平面図、
第3図は第1図のIII−III断面図である。 11……レール、12……トランスファバー、13……基台、
17……支軸、18……アーム、21……アクチュエータ、22
……ピストンロッド、23……爪部、24……受け爪部、30
……ワーク確認装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 文男 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田 工機株式会社内 (72)考案者 今山 正大 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−202622(JP,U) 実開 昭61−101530(JP,U) 特公 昭56−7937(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】水平方向に移動可能な第1搬送路から水平
方向に移動可能な第2搬送路へワークを受け渡しするワ
ーク姿勢変換装置にして、第1搬送路から第1の姿勢で
搬入されるワークを載置する爪部を有するアームを第1
搬送路から第2搬送路の間より大きく旋回できるように
設け、前記アームの旋回の途中に前記アームの旋回によ
り変換された第2の姿勢でワークを載置する受け爪部を
第2搬送路上に設け、前記アームを旋回させるアクチュ
エータを設けたことを特徴とするワーク姿勢変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989138354U JP2506316Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ワ―ク姿勢変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989138354U JP2506316Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ワ―ク姿勢変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376819U JPH0376819U (ja) | 1991-08-01 |
JP2506316Y2 true JP2506316Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31685459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989138354U Expired - Fee Related JP2506316Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ワ―ク姿勢変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506316Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS567937A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-27 | Shuichi Sakai | Device for preventing heating without heated object |
JPH0646896B2 (ja) * | 1985-03-05 | 1994-06-22 | 三菱農機株式会社 | 多条刈コンバインの刈取幅調節装置 |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP1989138354U patent/JP2506316Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376819U (ja) | 1991-08-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |