JP2506090B2 - ハチの寄生虫制御法 - Google Patents

ハチの寄生虫制御法

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JP2506090B2 JP61252102A JP25210286A JP2506090B2 JP 2506090 B2 JP2506090 B2 JP 2506090B2 JP 61252102 A JP61252102 A JP 61252102A JP 25210286 A JP25210286 A JP 25210286A JP 2506090 B2 JP2506090 B2 JP 2506090B2
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    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミツバチにおける寄生虫症(parasitosis)
の新規な防除方法及びこの方法を行う際の防除剤に関す
るものである。
ハチに有害である寄生虫(parasite)は公知である。
殊にミツバチのすべての発育段階でのダニ(mite)によ
る損害が増大している。これに関しての特定の問題はバ
ロア・ジヤコブソニ(Varroa jacobsoni)により表わさ
れる。これにより生じる損害は今や実質的に世界中に広
がっている。適当な保護方法なしでは冒されたコロニー
(colony)は死ぬ。
ハチコロニーをギ酸またはブロモプロピレート(イソ
プロピル4,4′−ジブロモベンジレート)で燻蒸消毒す
ることにより寄生虫症を防除することが知られている。
更にクマホスO,O−ジエチル−O−(3−クロロ−4−
メチルクマリン−7−イル)チオノホスフエートで処理
を行うことが公知である[ドイツ国特許出願公開(DE−
OS)第3,341,017号]。また防除のためにピレトラム(p
yrethrum)抽出物を用いることが開示されている[デイ
・ビエン(Die Biene)2/1985、55頁]。これらの薬剤
は有効であるが、ハチに対して毒でもある。
合成ピレトロイド(pyrethroid)によりミツバチにお
ける寄生虫症を極めて良好に防除し得ることが見い出さ
れた。
合成ピレトロイドはすべての殺虫剤(insecticide)
の中で最も有効なものの1つである。これらのものは植
物から得られるピレトラム抽出物よりかなり有効であ
る。かくて、ミツバチを同時に害さずにミツバチにおけ
る寄生虫症の処置にこれらのものを使用し得ることは極
めて驚くべきことである。本発明の合成ピレトロイドは
式I 式中、R1はハロゲンを表わし、 R2はハロゲン、随時ハロゲン置換されていてもよいアル
キル及び随時ハロゲン置換されていてもよいフエニルを
表わし、 R3は水素またはCNを表わし、 R4は水素またはハロゲンを表わし、そして R5は水素またはハロゲンを表わす、 の化合物を含む。
好適な式Iの合成ピレトロイドはR1がハロゲン、殊に
フツ素、塩素及び臭素を表わし、R2がハロゲン、殊にフ
ツ素、塩素、臭素、トリハロゲノメチル、フエニル及び
ハロゲノフエニルを表わし、R3が水素またはCNを表わ
し、R4が水素またはフツ素を表わし、そしてR5が水素を
表わすものである。
殊に好適な合成ピレトロイドはR1が塩素を表わし、R2
が塩素、トリフルオロメチルまたはp−クロロフエニル
を表わし、R3がCNを表わし、R4が水素またはフツ素を表
わし、そしてR5が水素を表わすものである。
特に挙げ得るものはR1が塩素を表わし、R2が塩素また
はp−クロロフエニルを表わし、R3がCNを表わし、R4
4−位置におけるフツ素を表わし、そしてR5が水素を表
わすものである。次の合成ピレトロイドを特に挙げ得
る:パーメトリン(permethrin)、シパーメトリン(cy
permethrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロト
リン(cyhalothrin)、デルタメトリン(deltamethri
n)及びフルメトリン(flumethrin)。
殊にシフルトリン及びフルメトリンに注目し得る。特
にフルメトリン、α−シアノ−3−フエノキシ−4−フ
ルオロ−ベンジル3−[2−(4−クロロフエニル)−
2−クロロビニル]−2,2−ジメチル−シクロプロパン
−カルボキシレートを挙げ得る。
活性化合物はその光学的及び立体的異性体並びにこれ
ら異性体の混合物の状態で存在する。
この活性化合物は公知である(ドイツ国特許出願公開
第2,709,264号、同第2,730,515号、同第2,326,077号及
び同第2,738,150号)。
ミツバチにおける寄生虫症は次の寄生虫により生じる
ものである:バロア・ジヤコブソニ(Varroa jacobson
i)、アカラピス・ウツデイー(Acarapis woodi)、ト
ロピレラプス・クラレイ(Tropilaelaps clareae)、ト
ロピレラプス・コエニゲラム(Tropilaelaps koenigeru
m)、ブラウラ・コエカ(Braula coeca)、ガレリア・
メロネラ(Galleria mellonella)[ワツクス・モス(w
ax moth)]及びアクロイア・グリセラ(Achroia grise
lla)(小型ワツクス・モス)。
殊に挙げ得る寄生虫はバロア・ジヤコブソニである。
この寄生虫はハチが増殖する発育の段階を直接に害す
る。しかしながらまた、このものは他のハチの病気に対
する媒体ともなり得る。
ミツバチの処理は次のように種々の方法で行い得る: 1.活性化合物との直接接触。この目的のために、活性化
合物を例えば噴霧するか、粒剤散布するか、噴霧状に転
化させるか、蒸発させるか、揮発させるか、もしくはハ
チと接触する担体中に配合するか、または担体に塗布す
る。
2.ハチコロニーにおける食物の社会的交換及びハチの血
リンパ(haemolimph)を介しての全身的作用を通して。
この目的のために活性化合物を例えば食物または飲料水
と共に提供するか、またはハチの巣中に注ぎ込むか、も
しくは噴霧する。
原理的には、処理は年間を通して行い得る。活性化合
物を噴霧するか、粒剤散布するか、または煙霧物に転化
させる場合、幼虫(brood)が殆んどか、または全くい
ない期間に処理を行うことが有利である。活性化合物を
蒸発させるか、揮発させるか、または担体中に配合する
場合、処理は年間を通して行うことが好ましい。
2(上の)の場合、冬期の食料を与える時期か、また
は幼虫のいない期間に処理を行うことが殊に有利であ
る。
また人工的な群蜂としてハチコロニーを処理すること
ができる。またこれは幼虫期間でも行い得る。
噴霧される薬剤は0.1〜25重量%、好ましくは0.3〜10
重量%の濃度の活性化合物を含有する。
これらの薬剤は直接にか、または好ましくは水で更に
希釈した後かのいずれかに用いることが好ましい薬剤を
直接に用いる場合、この目的に適する通常の装置を用い
て超低容量(ULV)法により施用することが好ましい。
また薬剤を静電荷を用いて噴霧し得る。
使用前に、薬剤を10-11〜2重量%、好ましくは10-7
〜0.05重量%の活性化合物濃度に希釈し得る。これらの
ものを通常の装置、例えばナツプサツク(knapsack)噴
霧器、ピストンポンプまたは塗料噴霧ガン(gun)を用
いて通常噴霧する。
選ばれる施用方法に依存して、適当ならば希釈した薬
剤の状態の1μg〜30mg、好ましくは1μg〜10mg間の
活性化合物を1コロニー当り用いる。
これらの薬剤はハチまたはハチの巣もしくはその一部
のいずれかを処理するために用いる。
この薬剤は用いる濃度でハチに許容される希釈剤及び
/または乳化剤に加えて活性化合物を含む。
適当な希釈剤にはアルコール例えばメタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、アミルアルコール及びオクタノール;グリコール
例えばプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、エチレングリコール、ジプロピレングリコールをモ
ノメチルエーテル;ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル;グリセロール;芳香族アルコール例えばベンジ
ルアルコール;カルボン酸エステル例えば酢酸エチル、
安息香酸ベンジル、酢酸ブチル、プロピレンカーボネー
ト及び乳酸エチル;脂肪族炭化水素、油例えば綿実油、
グランドナツツ(groundnut)油、トウモロコシ穀粉(k
ernel)油、オリーブ油、ひまし油及びゴマ油;ケトン
例えばアセトン及びメチルエチルケトン;天然脂肪酸と
の合成モノ−及びトリグリセリドがある。
他の極めて適する希釈剤にはジメチルスルホキシド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メ
チルピロリドン、ジオキサン及び2−ジメチル−4−オ
キシメチル−1,3−ジオキサランが含まれる。
殊に適するものには分子内に炭素原子8個までを有す
る低級アルコール、並びにメチルエチルケトンの如き低
級ケトン及びエチレングリコール及びプロピレングリコ
ールのエーテルがある。
本発明に使用し得る薬剤の製造において、1種または
それ以上の希釈剤を用いることができる。
適当な乳化剤は陰イオン性界面活性剤例えばラウリル
硫酸Na、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、モノ/ジアル
キルポリグリコールエーテルオルトリン酸エステル−モ
ノエタノールアミン塩、及びアルキルアリールスルホン
酸カルシウム、陽イオン性界面活性剤例えば塩化セチル
トリメチルアンモニウム、両性界面活性剤例えばN−ラ
ウリル:−イミドプロピオン酸ジ−Naまたはレシチン、
非イオン性界面活性剤例えばポリオキシエチル化された
ひまし油、ポリオキシエチル化されたモノオレイン酸ソ
ルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリ
ン酸グリセリン、ステアリン酸ポリオキシエチレン及び
アルキルフエノールポリグリコールエーテルである。
挙げ得る好適な乳化剤には次のものがある:10より大
きいHLB(親水性/疎水性/平衡値)を有する非イオン
性で、水溶性の乳化剤例えば乳化剤NP 10 [バイエル
(Bayer)AG]、アルキルアリールポリグリコールエー
テル;Renex 678 [アトラス化学工業(Atlas Chemical
Industries)]、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル;Tween40 (アトラス)、モノパルミチン酸
ポリオキシエチレンソルビタン;Myri 53 (アトラ
ス)、ステアリン酸ポリオキシエチレン;Atlas G 3707
、ポリオキシエチレンラウリルエーテル;Atlas G 392
0 、ポリオキシエチレンオレイルエーテル;Atlas G 90
46T 、モノラウリン酸ポリオキシエチレンアンニタ
ン;乳化剤1371B (バイエル AG)、アルキルポリグリ
コールエーテル(オレイルポリグリコールエーテル);
乳化剤OX (バイエルAG)、アルキルポリグリコールエ
ーテル(ドデシルポリグリコールエーテル);Ninox BM
−2 [ステパン化学会社(Stepan Chemical C
o.)]、エトキシル化されたノニルフエノール;Triton
X−100 [ローム・アンド・ハース社(Rohm and Haas
Co.)]、イソオクチルフエノール−ポリエトキシエタ
ノール;Cremophor EL ポリオキシエトキシル化された
ひまし油。
本発明による薬剤は用いる活性化合物より0〜10倍、
好ましくは0〜5倍の濃度で乳化剤を含む。各々の場合
に所望の最終濃度になるように希釈剤を加える。
活性化合物または複数の化合物を必要ならば加熱しな
がら溶媒または乳化剤もしくは乳化剤/溶媒混合物中に
溶解させることにより薬剤を調製する。必要に応じて薬
剤を更に水で所望の濃度に希釈する。
粒剤散布に対する薬剤はハチに許容され、そして粒剤
散布用粉剤または水和剤の調製に適する通常の担体に加
えて活性化合物を含有する。
適当な担体の例には無機担体例えばタルク、カオリ
ン、炭酸カルシウム、ケイ酸塩、ベントナイト、並びに
有機担体例えばでん粉例えば米でん粉、砂糖、セルロー
ス及びセルロース誘導体がある。
薬剤は適当ならば湿潤剤を加えながら活性化合物また
は複数の活性化合物を担体と混合することにより調製す
る。適当な湿潤剤の例には上記の乳化剤がある。
煙霧剤に転化された薬剤は担体100g当り10-7〜2重量
%の濃度で活性化合物を含む。用いる担体は燻蒸消毒に
対する生成物に通常である物質である。
活性化合物を蒸発させるために用いる薬剤の例には活
性化合物を含む薬剤を含浸させるか、または活性化合物
を配合した担体がある。活性化合物を含む薬剤を含浸さ
せ、そして熱源により加熱した紙、板紙、セルロース、
布、フエルト、繊維布もしくは皮製の小さな板またはフ
イルムが好ましい。熱源として小型蒸発器板に通常用い
られる小型の電気または電池駆動蒸発器を挙げ得る。
活性化合物をその中に配合するか、またはその上に塗
布し、そして追加の熱源なしに作用する薬剤を用いるこ
とが殊に有利である。処理はこれらを用いて殊に簡単に
行い得る。薬剤をハチの巣に単純に導入する。噴霧、燻
蒸消毒または粒剤散布の際にコロニーは何ら混乱しな
い。
薬剤を除去することにより処理を停止する。これによ
りダニが連続的に減少する活性化合物の濃度に曝される
ことを防ぐ。このことはダニの耐性の発達を防ぐ。
これらの薬剤からの長期間の活性化合物の放出により
ハチの幼虫からのダニの子も処置する長期の治療ともな
る。
寄生虫及びハチの発育の期間に依存して、働きバチの
巣(comb)からの全体のダニの幼虫または雄バチの巣か
らの全体のダニの幼虫のいずれかを処置するように特に
処理を行うことができる。この目的のために、薬剤を12
〜90、好ましくは12〜20日間ハチの巣中に残す。
それ故、幼虫が全くか、または殆んどいない時期に処
理を行うか、または処理前にコロニー中に幼虫がいない
かを人為的に確認する必要はない。
活性化合物でのハチの汚染は処理をハチの収穫時期を
外して行えば実質的に除外される。
これらの薬剤に関して、活性化合物は担体中に含まれ
るか、もしくは配合されるか、または適当な状態で塗布
され得る。
担体は成形物であり、ハチの巣の上または中に置かれ
る。またハチの巣の一部をその中に活性化合物を配合す
るか、もしくはその表面上に活性化合物を塗布するか、
または活性化合物を含浸させるか、もしくは浸漬させた
物質で作ることができる。巣間に挿入され、そして活性
化合物を含む薬剤で処理されるか、またはその中に活性
化合物を配合した隔壁(partition)が好ましい。
使用し得る担体は天然または合成担体である。天然担
体の例には木材、木材処理生成物、板紙、紙、加硫され
るか、または未加硫のゴム、フエルト、金属、ガラス、
磁器及びセラミツク材料がある。合成担体の例にはポリ
ビニル、PVC、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、エポキシド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリア
ミド、セルロース及びその誘導体、ポリエチレン及びポ
リプロピレンをベースとするプラスチツク並びに合成ゴ
ムがある。
しかしながらまた、適当な担体には硬質または軟質基
体に塗布された被覆物がある。このタイプの被覆物は吸
収体であり、そして活性化合物を含む薬剤で処理し得
る。しかしながらまた、これらのものは非吸収体である
ことができ、そして配合された活性化合物を含む。概し
て、これらの被覆物は適当ならば不活性充てん剤が加え
られた接着性重合体である。この目的に用いる重合体は
塗料工業の表面被覆原料並びに例えばセルロース誘導
体、アクリレート及びメタクリレートである。
挙げ得る吸収体被覆物の製造に対する充てん剤の例に
はカオリン、炭酸カルシウム、ケイ酸塩、ベントナイ
ト、セルロース、セルロース誘導体、でん粉及びおがく
ずがある。これらの場合に、活性化合物は被覆物を形成
する物質中に既に配合されているか、または例えば噴霧
に対する上記の薬剤を用いて被覆物を続いて含浸させる
か、浸漬するか、または噴霧するかのいずれかである。
また配合された活性化合物を含む被覆物は活性化合物
を含む塗料または表面被覆物により生成し得る。これら
のものは通常のベース被覆物に加えて0.00001〜1、好
ましくは0.001〜10重量%の濃度で活性化合物を含む。
分散性塗料及び表面被覆物は好ましくはベース被覆物と
して用いる。
しかしながらまた、配合された活性化合物を含む被覆
物は一層または多層に設計され、そして適当ならば自己
接着性であるフイルム、細片(Strip)及びテープであ
ることができる。
かくて、活性化合物を含む自己接着性フイルムは例え
ば接着層、軟質担持層、活性化合物を含む軟質担持層、
及び活性化合物を含まない軟質被覆層からなることがで
きる。個々の層はそれ自体公知であり、且つこのタイプ
の層の製造に適する高分子物質からなる。
既述のように、これらの成形製品は配合された活性化
合物を含有し得る。これらのものは成形製品のベース物
質を基準として0.00001〜10重量%、好ましくは0.00001
〜1重量%の濃度で活性化合物を含む。
適当な成形製品は細片、テープ及びシートであるが、
上記のようにハチの巣の構造成分でもある。
本発明による成形製品の製造に対して上記の活性化合
物と十分相溶するポリビニル樹脂、ポリアクリレート、
エポキシ樹脂、セルロース、セルロース誘導体、ポリア
ミド及びポリエステルを用いることができる。重合体の
成形中に裂けないか、またはひび割れしないように適当
な強さ及び柔軟性を有する必要がある。これにより活性
化合物は成形製品の表面に適当に泳動するようにならな
ければならない。
代表的なビニル樹脂の例にはポリハロゲン化ビニル例
えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル/酢酸ビニル及び
ポリフツ化ビニル;ポリアクリレート及びポリメタクリ
レートエステル例えばポリ(メチルアクリレート)及び
ポリ(メチルメタクリレート);並びにポリビニルベン
ゼン例えばポリスチレン及びポニビニルトルエンがあ
る。
ポリビニル樹脂をベースとする、本発明による成形製
品の製造に適する可塑剤は硬質ビニル樹脂を可塑化する
際に通常用いるものである。用いる可塑剤は樹脂及びそ
の可塑剤との適合性に依存する。適当な可塑剤の例には
リン酸のエステル例えばリン酸トリクレジル、フタル酸
のエステル例えばフタル酸ジメチル及びフタル酸ジオク
チル並びにアジピン酸のエステル例えばアジピン酸ジイ
ソブチルがある。しかしながらまた、他のエステル例え
ばアゼライン酸、マレイン酸、リシノレイン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、オレイン酸、セバシン酸、ステ
アリン酸及びトリメリト酸のエステル、並びに複合直鎖
状ポリエステル、高分子可塑剤及びエポキシド化された
大豆油を用いることができる。可塑剤の量は全組成物の
約10〜50重量%、好ましくは約20〜45重量%である。
また成形製品は組成物の基本的な特性は変えずに他の
成分例えば安定剤、潤滑剤、充てん剤及び着色物質を含
有し得る。適当な安定剤には酸化防止剤並びに押出の如
き処理中に紫外線照射及び望ましくない崩壊から成形製
品を保護する薬剤がある。またある種の湿潤剤例えばエ
ポキシド化された大豆油は第二の可塑剤として作用す
る。使用し得る潤滑剤の例にはステアレート、ステアリ
ン酸及び低分子量ポリエチレンがある。これらの成分は
全組成物の約20重量%までの濃度で使用し得る。
ビニル酸をベースとする本発明による成形製品の製造
は公知の混合法により乾燥混合され、そして公知の押出
または射出成形法により成形される種々の成分を伴な
う。
本発明による成形製品の製造に対する処理方法の選択
は技術的原理に対して成形製品の物質のレオロジー的特
性及び所望の構造体の形状により行われる。処理技術ま
たは成形のタイプに適するように処理方法を調節し得
る。処理技術の場合に、これらのものが通るレオロジー
的状態により方法を分けることができる。従って、成形
製品に対する粘稠な物質に適するものはキヤステイン
グ、圧縮、射出成形及び延伸であり、そして粘弾性重合
体に対しては射出成形、押出、カレンダー掛け、ローリ
ング及び適当ならば装反である。成形のタイプにより分
類して、本発明による成形製品はキヤステイング、デイ
ツピング、圧縮、射出成形、押出、カレンダー掛け、ス
タンピング、ベンデイング、深絞り等により製造し得
る。
これらの処理方法は公知であり、そして更に説明を必
要としない。原理的に、ポリアミド及びポリエステルの
如き重合体に上記のポリビニル樹脂を例として塗布す
る。
ハチコロニー中の食物の社会的交換を介して作用する
薬剤の例には活性化合物を含む食料がある。次のものを
挙げ得る:砂糖含有混合物、溶液、懸濁液または乳化
液。これらのものは0.5〜20重量%、好ましくは1〜10
重量%の濃度で活性化合物を含む。これらの混合物は水
または砂糖溶液で10-8〜1重量%、好ましくは0.0001〜
0.01重量%、殊に好ましくは0.0001〜0.005重量%の使
用濃度に更に希釈する。
これらの調製は例えばドイツ国特許出願公開第3,341,
017号に記載される。
実施例A 隔壁1つ当りn−ヘキサン20ml中のフルメトリン0.00
0239gの溶液10mlで隔壁(1553cm2の、ハチの巣間に懸垂
された穿孔されたベニヤ合板)の各々の側を塗った。隔
壁を34℃で24時間乾燥し、次にバロア・ジヤコブソニ
(Varroa jacobsoni)で感染させたハチコロニーを含む
ハチの巣に懸垂させた。2つの処理した隔壁を各々のハ
チの巣中に懸垂させた。未処理の隔壁を対照として用い
た。試験の終了時にいずれかの生き残ったバロアを検出
するために全体のハチコロニーを殺した。次の結果が得
られた: 実施例B バロア・ジヤコブソニで感染させ、そして最近コロニ
ーから採取したハチ約25匹を異なった濃度の水性活性化
合物製品で噴霧することにより金網のカゴ中で処理し
た。昆虫は食料として砂糖水溶液を受けた。試験中(2
日間)に死んだハチの数及びバロアの数を数えた。未だ
生き残ったバロアを検出するために2日後にハチを殺し
た。バロア及びハチの死亡率を測定した。
実施例1 フルメトリン 2g 乳化剤Toximul R アルキルベンゼンスルホン酸Ca及び
非イオン性乳化剤の混合物(HLB値:>10) 7g 乳化剤Toximul S アルキルベンゼンスルホン酸Ca及び
非イオン性乳化剤の混合物(HLB値:>10) 5g Solvesso 200 (高沸点石油留分のアルキルナフタレン
混合物) 100mlに 実施例2 フルメトリン 1.6g 乳化剤368 アルキルアリールポリグリコールエーテル
(分子量約1165) 9 g 乳化剤NP10 ノニルフエノールポリグリコールエーテル
9g ジメチルホルムアミド 10 g Solvesso200 100mlに 実施例3 フルメトリン 0.5g 乳化剤Atlox (ポリオキシエチレンエーテル、ポリオ
キシグリセリド、アルキルアリールスルホン酸塩の混合
物−水に極めて容易に溶解) 4 g 乳化剤Atlox3404 (ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル、アルキルアリールスルホン酸塩の混合物
−水中で乳化液を生成) 2 g 乳化剤Atlox3409 (非イオン性及び陰イオン性乳化剤
の混合物−水に可溶性) 4 g 溶媒PC2(高沸点芳香族石油留分) 100mlに 実施例4 フルメトリン 0.1g 乳化剤368 30 g Dowanol DPM (ジプロピレングリコールメチルエーテ
ル) 100mlに 実施例5 フルメトリン 0.25g 乳化剤368 10 g 乳化剤NP10 10 g Solvesso200 20 g Dowanol DPM 100mlに 実施例6 フルメトリン 0.2g 乳化剤368 9 g 乳化剤NP10 9 g solvesso200 16 g Dowanol DPM 45 g 水 100mlに 実施例7 フルメトリン 0.1g 乳化剤368 10 g 乳化剤NP10 10 g solvesso200 10 g Dowanol DPM 100mlに 実施例8 フルメトリン 0.25g 乳化剤Tween80 (HLB値:4.5を有するモノオレイン酸ソ
ルビタン) 8 g 乳化剤Span80 (HLB値:15を有するモノオレイン酸ソル
ビタン) 4 g N−メチルピロリドン 100mlに 実施例9 フルメトリン 0.1g CremophorHS15 (ヒドロキシステアリン酸ポリオキシ
エチレン600) 20 g クロロベンゼン 100mlに 実施例10 フルメトリン 0.1g 乳化剤W (アルキルアリールポリグリコールエーテ
ル、分子量約853) 90 g ジメチルイソソルビトール 100mlに 実施例11 活性化合物:フルメトリン 0.5g 湿潤剤:Emulvin W (アルキルアリールポリグリコール
エーテル) 3.0g 水 100mlに 実施例12 活性化合物:フルメトリン 5.0g 湿潤剤:実施例1と同様 30.0g 水 100mlに 実施例13 活性化合物:フルメトリン 2.0g 湿潤剤:NP10 (アルキルアリールポリグリコールエー
テル) 40.0g 水 100mlに 実施例14 活性化合物:フルメトリン 5.0g 湿潤剤:乳化剤SZZ14 20.0g 水 5.0g 溶媒:イソプロパノール 100mlに 実施例15 フルメトリン1gをタルク99gと十分に混合した。この
混合物5gをタルク95gと十分に混合した。
濃厚乳剤の調製 実施例16 100%フルメトリン 25.00g 非イオン性乳化剤(乳化剤368 ) 25.00g ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 100mlに この物質を一緒に秤量し、そして透明な溶液が生じる
まで撹拌した。
この溶液を使用前にその使用濃度に希釈した。
実施例17 100%フルメトリン 1.00g ステアリン酸ポリオキシエチレン 0.50g セスキオレイン酸ソルビタン 0.40g 水 4.00g ポリアセチレングリコール200 100mlに 実施例16と同様に調製し、そして使用した。
小型蒸発器板の調製 実施例18 フルメトリン20mgを溶媒エタノール100mlに溶解させ
た。
この溶液0.5mlを適当な商業的に入手し得る小型フイ
ルターボード板に含浸させた。(小型板の大きさは選ば
れる蒸発装置に依存する)。溶媒を乾燥によりこれらの
小型板から除去し、そして小型板1枚当り0.1mgのフル
メトリンを含んでいた。
成形されたPVC製品の製造 実施例19 フルメトリン 0.5g アジピン酸イソブチル 15.5g フタル酸ジアルキル 8.0g ポリオキシエチル化されたひまし油 2.0g ステアリン酸 0.8g 着色剤 0.1g ポリ塩化ビニル 73.1g 100.0g この混合物100kgを混合機中にて可塑化されたPVCに対
して通常の方法で均一に混合した。
この混合物を射出成形機中にてハチの巣の隔壁に処理
した。隔壁の重量:86.0g。0.5gの代りに0.25gの活性化
合物を用いて上の混合物を調製し、そして適当なカレン
ダー掛け装置で巻き取り、DIN A4シートの大きさのVM板
を生成させた。板は50.0gの重量であった。
シートをハチの巣中に置いた。
被覆された担体の製造 実施例20 乳化剤Span20 Atlas及びエタノール中のフルメトリ
ンの溶液をドクター・ナイフ(doctor knife)を用いて
厚さ2mmのポリエチレンの板に均一に塗布した。表面100
cm2当り1mgのフルメトリンが塗布され、そして100cm2
り0.5mgの乳化剤が塗布されるように溶液を調節した。
溶媒を蒸発させ、そして板をハチの巣中に容易に適合し
得る形に孔あけした。
重合体(=表面被覆)を加えて含浸させた担体の製造 実施例21 ケイソウ土で被覆したアルミ箔を乾燥後にフルメトリ
ン5mg及びポリビニルアルコール20mgが各々100cm2の箔
上に残るようにフルメトリン及びポリビニルアルコール
の溶液で処理した。
最後の2つの実施例の担体成形物に接着剤を与えるこ
とができる。接着保護剤を除去した後、これらのものは
容易に空の隔壁中に接着した。
食物の社会的交換と共に用いる粒剤の製造 実施例22 フルメトリン0.5kgを注意して加熱しながらエタノー
ル7.5に溶解させ、そして溶液を混合造粒機中にて混
合機を運転しながら砂糖99.5kg上に注いだ。アルコール
で湿潤し、そして均一に含浸された砂糖を乾燥し、そし
て適当ならばふるった。使用前に、粒剤1.0gをハチを飼
育するために用いる砂糖溶液に溶解させた。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I、 式中、R1はハロゲンを表わし、 R2はハロゲン、随時ハロゲン置換されていてもよいアル
    キル及び随時ハロゲン置換されていてもよいフエニルを
    表わし、 R3は水素またはCNを表わし、 R4は水素またはハロゲンを表わし、そして R5は水素またはハロゲンを表わす、 の合成ピレトロイドを含有することを特徴とする、ミツ
    バチにおける寄生虫症の防除剤。
  2. 【請求項2】式I、 式中、R1はハロゲンを表わし、 R2はハロゲン、随時ハロゲン置換されていてもよいアル
    キル及び随時ハロゲン置換されていてもよいフエニルを
    表わし、 R3は水素またはCNを表わし、 R4は水素またはハロゲンを表わし、そして R5は水素またはハロゲンを表わす、 の合成ピレトロイドを希釈剤もしくは担体と混合する
    か、担体中に配合するか、或いは担体にこれらのものを
    塗布するか、浸漬するか、または含浸することを特徴と
    する、ミツバチにおける寄生虫症防除剤の製造方法。
JP61252102A 1985-10-31 1986-10-24 ハチの寄生虫制御法 Expired - Lifetime JP2506090B2 (ja)

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