JP2001170908A - 木材保存剤 - Google Patents

木材保存剤

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JP2001170908A JP35736899A JP35736899A JP2001170908A JP 2001170908 A JP2001170908 A JP 2001170908A JP 35736899 A JP35736899 A JP 35736899A JP 35736899 A JP35736899 A JP 35736899A JP 2001170908 A JP2001170908 A JP 2001170908A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 環境にやさしく、優れた防虫又は/及び
防腐効力を有する木材保存剤。 【解決手段】 カスタネア(Castanea)属、コミフォ
ラ(Commiphora)属もしくはスチラックス(Styrax)属
に属する植物又はその処理物を含有する木材用防腐剤又
は防虫剤、ウンカリア(Uncaria)属もしくはソフォ
ラ(Sophora)属に属する植物又はその処理物を含有す
る木材用防腐剤及びコフェア(Coffea)属に属する植
物又はその処理物を含有することを特徴とする木材用防
虫剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木材保存剤に関し、
より詳細には木材が使用された建築物や家具等を侵食す
るシロアリやヒラタキクイムシ等の木材害虫ならびに褐
色腐朽菌であるオオウズラタケなどの木材腐朽菌による
腐朽に対して有効な木材保存剤、その製造方法及び保存
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シロアリやヒラタキクイムシ等の木材害
虫の防除、及びオオウズラタケやイドタケ等の木材腐朽
菌による腐朽を防止するため、種々の木材保存剤が知ら
れている。その有効成分としては、防虫作用、木材防腐
作用、殺菌作用、防カビ作用等を有する種々の化合物が
知られている。しかし、これら従来より知られている木
材防腐剤は、人畜に対する安全性及び環境に及ぼす影響
が高く、自然の生態系を破壊する虞がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明による木材保存
剤は、害虫に対して、高い防虫効果を示すとともに、木
材腐朽菌に対しても高い防腐性を有する木材保存剤を提
供することにある。
【0004】本発明の他の目的は、人畜に対して安全性
が高く、環境に対して悪影響を及ぼすことのない木材保
存剤を提供することにある。
【0005】本発明のさらに他の目的は、木材の害虫及
び木材腐朽菌を確実かつ効率良く防除できる木材保存剤
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、カスタネ
ア(Castanea)属もしくはコミフォラ(Commiphora)属
に属する植物又はその処理物が木材に対して優れた防腐
作用と防虫作用を有すること、ウンカリア(Uncaria)
属、ソフォラ(Sophora)属もしくはスチラックス(Sty
rax)属に属する植物又はその処理物が木材に対して優
れた防腐作用を有すること、さらにコフェア(Coffea)
属に属する植物又はその処理物が木材に対して優れた防
虫作用を有すること等の新知見を得、さらに検討を重ね
て本発明を完成した。
【0007】本発明者らは、木材害虫や木材腐朽菌を、
カスタネア(Castanea)属、ウンカリア(Uncaria)
属、コミフォラ(Commiphora)属、ソフォラ(Sophor
a)属、スチラックス(Styrax)属もしくはコフェア(C
offea)属に属する植物又はその処理物、特にクリ果
皮、クリ種皮、コーヒー豆又は特定種類の生薬(例えば
没薬、アセンヤク、サンズコン又は安息香)の処理物
(例えば生薬の抽出物又は当該生薬が由来する植物から
採取した滲出物など)に接触させることにより、害虫又
は腐朽菌は成長が妨げられ、又は死滅することを発見
し、その新知見を利用して木材保存剤を完成したもので
ある。
【0008】すなわち、本発明は(1)カスタネア(Ca
stanea)属もしくはコミフォラ(Commiphora)属に属す
る植物又はその処理物を含有することを特徴とする木材
保存剤、(2)カスタネア(Castanea)属に属する植物
の処理物がクリ果皮もしくはクリ種皮又はその処理物で
あり、コミフォラ(Commiphora)属に属する植物の処理
物が没薬又はその処理物である前記(1)記載の木材保
存剤、(3)ウンカリア(Uncaria)属、ソフォラ(Sop
hora)属もしくはスチラックス(Styrax)属に属する植
物又はその処理物を含有することを特徴とする木材用防
腐剤、(4)ウンカリア(Uncaria)属に属する植物の
処理物がアセンヤク又はその処理物であり、ソフォラ
(Sophora)属に属する植物の処理物がサンズコン又は
その処理物であり、スチラックス(Styrax)属に属する
植物の処理物が安息香又はその処理物である前記(3)
記載の木材用防腐剤、(5)コフェア(Coffea)属に属
する植物又はその処理物を含有することを特徴とする木
材用防虫剤、(6)コフェア(Coffea)属に属する植物
の処理物がコーヒー豆又はその処理物である前記(5)
記載の木材用防虫剤、(7)シロアリの害を防ぐ、前記
(1)、(2)、(5)又は(6)記載の木材用防虫
剤、及び(8)前記(1)〜(7)記載の木材保存剤を
木材に接触させることを特徴とする木材保存方法、に関
する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、カスタネア(Castan
ea)属、コミフォラ(Commiphora)属もしくはスチラッ
クス(Styrax)属に属する植物又はその処理物を含有す
る木材用防腐剤又は防虫剤、ウンカリア(Uncaria)
属もしくはソフォラ(Sophora)属に属する植物又はそ
の処理物を含有する木材用防腐剤及びコフェア(Coff
ea)属に属する植物又はその処理物を含有することを特
徴とする木材用防虫剤を提供する。
【0010】スチラックス(Styrax)属に属する植物に
は、例えば、スチラックス・ベンゾイデス(Styrax benz
oides)、スチラックス・トンキネンシス(Styrax tonkin
ensis)、スチラックス・ベンゾイン(Styrax benzoin)、
スチラックス・スマトラヌス(Styrax sumatranus )など
が含まれる。これらの植物の樹幹から滲出する樹脂「安
息香」は、去痰作用を有する生薬以外に、香料、化粧品
などに用いられている。
【0011】ウンカリア(Uncaria)属に属する植物に
は、例えばウンカリア・ガンビイ(Uncaria gambir)、
アセンヤクなどが含まれる。アセンヤクは、インドに広
く分布し、マレー、スマトラなどが主産地である。収
斂、止瀉などの作用を有する成分を含むことが知られて
いる。
【0012】ソフォラ(Sophora)属に属する植物に
は、例えばソフォラ・トンキネンシス(Sophora tonkin
ensis)などが含まれる。ソフォラ・トンキネンシスは中
国に生育する植物であり、その根は、解熱、止痛作用を
有する生薬「山豆根」の原料に用いられている。
【0013】本発明で使用される植物、及び生薬として
次のものを挙げることができる。
【0014】本発明では、前記の植物、生薬から選ばれ
た少なくとも一種の植物の処理物(例えば、抽出物、滲
出物)が使用されうる。処理物とはこれら植物を処理し
たもの、例えば、乾燥裁断、抽出、滲出物採取、粉砕な
ど、人為的手段をこれら植物に加えたものが本発明で使
用されうる。生薬はこれら植物の処理物であるから、そ
のまま本発明の有効成分原料としてもよい。さらに抽出
などの処理をして本発明の有効成分原料としてもよい。
又さらに、植物の抽出の場合、抽出液のみならず抽出残
渣も本発明の原料である処理物として使用しうる。
【0015】なお、本明細書において、「滲出物」とは、
植物の樹幹等から採取した滲出物だけでなく、広くこれ
ら植物から滲出する物質を意味する。また、菌類に対す
る「防腐」とは、殺菌のみならず、成長抑制を含む意味に
用いる。また、害虫に対する「防除」とは、殺虫又は忌避
を含む意味に用いる。
【0016】本発明の木材保存剤は、以下に説明するよ
うに、前記特定の植物又は、生薬に由来する成分を含有
するので、安全性が高く、自然の生態系を破壊すること
がなく、防腐及び防除が高いという特色がある。
【0017】前記抽出物は慣用の方法により得ることが
できる。例えば、前記植物又は生薬を、必要に応じて裁
断、乾燥、粉砕などの処理を施した後、適当な抽出溶媒
を用いて、常圧又は加圧下、室温又は加熱下で抽出し、
必要に応じて濾過した後、濃縮することにより、前記抽
出物を得ることができる。植物は一種又は二種以上混合
して抽出に供することができる。
【0018】抽出溶媒としては、例えば、水;メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノー
ル、n−ブタノール、i−ブタノール、sec−ブタノ
ール、t−ブタノール、n−オクタノール、シクロヘキ
サノールなど一価アルコールのみならず例えばエチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどの
ニ乃至多価アルコールなどのアルコール類;エチルエー
テル、プロピルエーテル、イソプロピルエーテル、ジメ
トキシエタン、環状エーテル(例えば、ジオキサン、テ
ロラヒドロフランなど)、モノ又はジアルキレングリコ
ールモノアルキルエーテル(例えば、エチレングリコー
ルモノメチルエーテルなど)などのエーテル類;アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンなどのケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチ
ルなどのエステル類;四塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロロメタン、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン炭
化水素類;ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素
類;シクロヘキサン、シクロヘプタンなどの脂環式炭化
水素類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素類、アセトニトリルなどのニトリル類;ギ酸、酢
酸などのカルボニル酸類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ピリジンなどの非プロトン
性極性溶媒などが挙げられる.これらの溶媒は一種又は
二種以上混合して用いることができる。
【0019】これらのうち、好ましい抽出溶媒には、
水、親水性溶媒及びこれらの混合物が含まれる。前記好
ましい親水性溶媒には、炭素数1〜4程度の直鎖又は分
岐鎖アルコール類;ジメトキシエタン、環状エーテル、
モノ又はジアルキレングリコールモノアルキルエーテル
などのエーテル類;アセトンなどのケトン類;ニトリル
類;有機カルボン酸類;非プロトン性極性溶媒などが含
まれる。
【0020】さらに好ましい溶媒には、水;炭素数1〜
4の直鎖又は分岐鎖アルコール、アセトンなどのケトン
類等の水溶性溶媒;及びこれらの混合物が含まれる。な
かでも、水、メタノール、エタノール、又はプロピレン
グリコールが特に好ましい。
【0021】前記抽出溶媒の使用量は、抽出効率及び抽
出操作を損なわない範囲であればよく、例えば、被抽出
物100重量部に対して、50〜10000重量部、好
ましくは100〜2000重量部程度である。抽出温度
は、例えば0〜150℃、好ましくは10〜120℃程
度である。
【0022】本発明における前記滲出物も慣用の方法に
より得ることができる。例えば、クリ果皮の一部に傷を
付け、樹脂などの滲出物を採取したり、植物体又はその
一部を、必要に応じて熱水処理などを施した後、圧搾し
た採取することにより前記滲出物を得ることができる。
なお、本発明においては、このように植物から分離した
滲出物のみならず、植物体又はその一部から滲出する滲
出物をも利用できる。例えば、破砕、乾燥などの処理を
施した植物から、滲出物が滲出する場合がある。このよ
うな滲出物も、本発明における「滲出物」に含まれ、本発
明の有効成分原料として使用できる。本発明の有効成分
原料としては、上記した滲出物を溶媒を用いて抽出して
得られた抽出物が好ましい。特に、水抽出物、メタノー
ル抽出物、エタノール抽出物、プロピレングリコール抽
出物が好ましい。
【0023】本発明においては、二種以上の植物同士及
びその抽出物同士、あるいは滲出物同士を混合してもよ
く、また、処理物、抽出物及び滲出物から選択された二
種以上を組み合わせて混合してもよい。前記抽出物及び
滲出物は、液状であってもよく、粉末状、粒状などの固
形状やペースト状などの半固形状であってもよい。前記
処理物、抽出物及び滲出物には、木材害虫及び木材腐食
菌に対して高い防虫、防腐作用を示す成分が含まれてい
る。しかも、木材防虫、防腐成分は、天然物であり且つ
食用、生薬などとして用いられている植物に由来するた
め、一般に人畜に対して安全性が高く、環境に対しても
悪影響を及ぼすことが少ない。
【0024】本発明の木材保存剤は、上記有効成分原料
を含んでいる限り、その製剤の形態は特に制限されず、
前記植物の処理物及びその抽出物又は滲出物そのもので
あってもよい。また、木材保存剤は、製剤化されていて
もよい。前記製剤形態として、例えば、溶液剤、水和
剤、懸濁剤、分散剤、乳剤、油剤、ローションなどの液
剤;粉剤、粒剤、マイクロカプセル剤、マイクロスフェ
ア、フロアブル剤、発泡剤などの固形剤;ペースト剤、
クリームなどの半固形剤;噴霧剤、エアゾール剤;塗料
などが挙げられ、これらは使用目的や適用部位に応じて
適宜選択できる。これらの製剤は、慣用の方法で製造で
きる。
【0025】前記液体希釈剤又は担体としては、例え
ば、前記抽出物又は滲出物を適当な液体希釈剤又は担体
を用いて希釈することにより製造できる。なお、水和剤
の場合には、さらに固体希釈剤又は担体を用いてもよ
い。
【0026】前記液体希釈剤又は担体としては、例え
ば、前記例示の抽出溶媒以外に、エチレングリコール、
プロピレングリコール、グリセリンなどのアルコール
類;可塑剤(例えば、ジ−2−エチルヘキシルアジペー
トなどのエステル系可塑剤など);ケロセンなどの石油
系溶剤;エチルナフタレン、フェニルキシリルエタンな
どの芳香族炭化水素;2−エチルヘキシルフェニルホス
フェートなどのリン酸エステルなども使用できる。これ
らの液体希釈剤や担体は、一種又は二種以上混合して使
用できる。前記固体希釈剤又は担体としては、例えば、
ケイソウ土、雲母、粘土、カオリン、タルク、石英粉
末、ベントナイトなどが挙げられる。これらの固体希釈
剤又は担体も、単独又は二種以上の混合物として用いる
ことができる。
【0027】前記固形剤は、例えば、前記抽出物又は滲
出物を適当な固体希釈剤又は担体で希釈したり造粒する
ことにより製造できる。固体希釈剤又は担体としては、
前記例示の固体希釈剤以外に、滑石粉、ロウ意思粉など
のタルク塁、微粉末クレイなどのクレイ類や炭酸カルシ
ウムなどの鉱物性粉末;硫黄粉末;尿素粉末;木粉、澱
粉などの植物性粉末;農薬、園芸用製剤などに繁用され
る各種担体が挙げられる。これらの固形希釈剤や担体
は、増量剤として使用される場合も多い。固形希釈剤や
担体も、一種又は二種以上混合して使用できる。
【0028】前記エアゾール剤は、例えば、前記抽出物
又は滲出物を必要に応じて適当な溶剤で希釈し、噴射剤
と共に陽気に充填することにより製造できる。溶剤とし
ては、例えば、前記例示の溶媒などが挙げられる。噴射
剤としては、フロン、液化天然ガスなどが挙げられる。
【0029】なお、木材保存剤は、製剤の種類に応じ
て、必要により種々の添加剤、例えば、防腐防カビ剤;
酸化防止剤や紫外線吸収剤などの安定化剤;結合剤;皮
膜形成能を有する樹脂;乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤
剤、浸透剤;増粘剤;流動助剤;固結防止剤;凝集剤;
紫外線散乱剤;水分除去剤;着色剤などを含んでいても
よい。
【0030】前記防腐剤防カビ剤としては、例えば、3
−ブロモー2,3−ジヨード−2−プロペニルエチルカ
ーボネート、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバ
メート、2,3,3−トリヨードアリルアルコール、パ
ラクロロフェニル―3−ヨードプロパルギルホルマール
などの有機ヨード系化合物;2−(4−チアゾリル)ベ
ンズイミダゾール、2−チオシアノメチルチオベンゾチ
アゾールなどのベンズイミダゾール、2−チオシアノメ
チルチオベンゾチアゾールなどのベンズイミダゾール及
びベンゾチアゾール系化合物;1−(2−(2’,4’
−ジクロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イ
ルメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール、1−
(2−(2’,4’−ジクロロフェニル)−プロピル−
1,3−ジオキソランー2−イルメチル)−1H−1,
2,4−トリアゾール、α−(2−(4−クロロフェニ
ル)エチル)−α−(1,1−ジメチルエチル)−1H
−1,2,4−トリアゾール−1−エタノールなどのト
リアゾール系化合物;ジンク−ビス−(2−ピリジン−
チオール−1−オキシド)フタル酸亜鉛などの有機亜鉛
等;4−イソプロピルトロポロン(ヒノキチオール)、
ホウ砂などの天然化合物などが挙げられる。
【0031】酸化防止剤としては、例えば、4,4’−
チオビス−6−t−ブチル−3−メチルフェノール、ブ
チル化ヒドロキシアニソール(2−t−ブチル−4−メ
トキシフェノールと3−t−ブチル−4−メトキシフェ
ノールの混合物)、p−オクチルフェンノール、モノ
(又はジ又はトリ)−(α−メチルベンジル)フェノー
ル、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール(BH
T)、ペンタエリスリチルテトラキス[3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)]プロピオ
ネートなどのフェノール系酸化防止剤;N,N’−ジ−
2−ナフチル−p−フェニレンジアミンなどのアミン系
酸化防止剤;2,5−ジ(t−アミル)ヒドロキノリン
などのヒドロキノリン系酸化防止剤;ジラウリルチオジ
ウロピオネートなどの硫黄系酸化防止剤;トリフェニル
ホスファイトなどのリン系酸化防止剤などが例示でき
る。
【0032】紫外線吸収剤としては、例えば、2−
(2’−ヒドロキシ−5’メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−n−オクト
キシフェニル)ベンゾトリアゾールなどのベンゾトリア
ゾール系化合物;2−ヒドロキシー4−メトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾ
フェノンなどのベンゾフェノン系化合物;サリチル酸フ
ェニル、p−t−ブチルフェニルサリシレートなどのサ
リチル酸系化合物;2−エチルヘキシル 2−シアノ−
3,3−ジフェニルアクリレート、2−エトキシ−2’
−エチルシュウ酸ビスアニリド、コハク酸ジメチル−1
−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物などが挙
げられる。
【0033】皮膜形成能を有する樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、アクリル
樹脂、ポリ塩化ビニル、スチレン系樹脂、フッ素樹脂、
塩素化ポリオレフィン、アルキド樹脂、ポリアミド、ポ
リエステルなどの熱可塑性樹脂;フェノール樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂などが例示で
きる。
【0034】乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、浸透剤
としては、アニオン系海面活性剤、ノニオン系界面活性
剤などの慣用の界面活性剤が使用できる。アニオン系界
面活性剤には、例えば、金属石鹸類、硫酸アルキルナト
リウムなどの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムなどのアルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム[例えば、竹
本油脂(株)製、商品名ニューカルゲンBX−C]など
のアルキルナフタレンスルホン酸、2−スルホコハク酸
ジアルキルナトリウム[例えば、第一工業製薬(株)
製、商品名ネオコールSW−C]などの2−スルホコハ
ク酸ジアルキル塩、ポリカルボン酸型界面活性剤[例え
ば、三洋化成(株)製、商品名トキサノンGR−3
0]、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンジスチレン化フェニルエーテルサルフェートアンモニ
ウム塩[例えば、第一工業製薬(株)製、商品名ディク
スゾール60A]、リグニンスルゴン酸ナトリウム、リ
グニンスルホン酸カリウムなどが例示できる。ノニオン
系界面活性剤には、例えば、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル[例えば、第一工業製薬(株)製、商品名イノゲン
・イーエーー142(EA−142)]ポリオキシエチ
レンアリールエーテル、脂肪酸多可価アルコールエステ
ル、脂肪酸多価アルコールエステル、脂肪酸多価アルコ
ーポリオキシエチレン、ショ糖脂肪酸エステル、酸化エ
チレンと酸化プロピレンとのブロック共重合体[例え
ば、三洋化成(株)製、商品名ニューポールPE−6
4]などが例示できる。
【0035】増粘剤には、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸とその塩などが例示でき、流動助剤
として、PAP助剤(例えば、イソプロピルリン酸)、
ワックス、ポリエチレン、脂肪酸金属塩、パラフィン、
シリコーンオイルなどの有機滑剤、タルクなどの無機滑
剤が例示できる。固結防止剤として、例えば、ホワイト
カーボン、珪藻土、ステアリン酸マグネシウム、酸化ア
ルミニウム、二酸化チタンなどが挙げられる。凝集剤と
しては、例えば、流動パラフィンエチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、イソ
ブチレン重合体[例えば、出光石油化学(株)製、商品
名IPソルベントー2835]などが挙げられる。紫外
線散乱剤としては、二酸化チタンなどが例示できる。水
分除去剤としては、無水石膏、シリカゲル粉末などの乾
燥剤が挙げられる。着色剤には、例えば、有機又は無機
顔料や染料が含まれる。
【0036】本発明の木材保存剤は、他の防虫剤や害虫
忌避剤、効力増強剤を含んでいてもよい。前記他の防虫
剤としては、例えば、ホキシム、クロルピリホス、フェ
ニトロチオン、ピリダフェンチオン、イソフェンホスな
どの有機リン系化合物;バッサ、プロポキサーなどのカ
ルバメート系化合物;サイフルスリン、パーメスリン、
トラロメスリン、フェンパレレート、エトフェンプロッ
クス、Hoe−498などのピレスロイド系化合物、イ
ミダクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリドなどの
ネオニコチノイド系化合物、フィプロニールなどのフェ
ニルピラゾール系化合物、ベンスルタップなどのネライ
ストキシン系化合物、ヒバ油、ヒバ中性油、デカン酸、
オクタン酸などの脂肪酸やホウ酸などの他、ニーム(特
開平3−41011号公報)、モリンガ属、マラー属を
はじめとした植物(特開平6−329514号公報)な
どが挙げられる。また、昆虫成長制御剤(IGR)とし
て知られているルフェヌロン、ヘキサフルムロン、ジフ
ルベンズロン、フルフェノクスロンなどのキチン合成阻
害剤やメトプレン、ハイドロプレンなどの幼若ホルモン
様化合物を含んでいてもよい。
【0037】前記有効成分原料すなわち植物、生薬の処
理物(例えば抽出物、当該植物の滲出物)の含有量は、木
材保存剤の剤型や適用方法に応じて適宜選択することが
できる。液剤、半固形剤又は固形剤の場合、前記成分の
濃度は木材保存剤中、前記植物、生薬の抽出物又は滲出
物として、例えば0.1〜80重量%、好ましくは、
0.5〜50重量%程度である。前記木材保存剤がエア
ゾール剤の場合、容器に充填される充填物中の前記成分
の濃度は、前記植物の抽出物又は滲出物として、例え
ば、0.01〜25重量%、好ましくは0.05〜15
%程度である。
【0038】本発明の木材保存剤は、木材害虫、及び木
材腐朽菌、特に褐色腐朽菌に適用できる。本発明に係る
木材保存剤の対象となる木材害虫としては以下のような
ものが挙げられる。例えばシロアリ目、コウチュウ目、
ハチ目に属する昆虫が挙げられる。前記シロアリ目に属
する昆虫の具体例としては、例えばヤマトシロアリ、イ
エシロアリ等のミゾガシラシロアリ科に属するもの、ダ
イコクシロアリ等のレイビシロアリ科に属するものが挙
げられる。前記コウチュウ目に属する昆虫の具体例とし
ては、ヒラタキクイムシ、ナラヒラタキクイムシ、ケヤ
キヒラタキクイムシ、アラゲヒラタキクイムシ等のヒラ
タキクイムシ科に属するもの、ケブカシバンムシ、マツ
ザイシバンムシ、クシヒゲシバンムシ、クロノコヒゲシ
バンムシ、チビキノコシバンムシ等のシバンムシ料に属
するもの、チビタケナガシンクイムシ、ニホンタケナガ
シンクイムシ、コナナガシンクイムシ、オオナガシンク
イムシ等のナガシンクイムシ科に属するもの、イエカミ
キリ等の力ミキリムシ科に属するもの、オサゾウムシ等
のオサゾウムシ科に属するもの、サクセスキクイムシ等
のキクイムシ科に属するものが挙げられ、その他にタマ
ムシ科やゾウムシ科に属するものが挙げられる。前記ハ
チ目に属する昆虫の具体例としては、例えばクマバチ等
のコシブトハナバチ科に属するもの、ムネアカオオアリ
等のアリ科に属するものが挙げられる。本発明に係る木
材保存剤の対象となる木材腐朽菌としては種々の菌類、
例えば、褐色腐食菌(例えば、オオウズラタケ、イドタ
ケ、キカイガラタケ、キチリメンタケ、ナミダタケ)や
白色腐朽菌(例えば力ワラタケ)などが挙げられる。本
発明の木材保存剤を、害虫、特にシロアリなどの家屋害
虫の防除及び、木材腐朽菌、特にオオウズラタケなどに
使用すると、少量にて高い効率で防除できる。
【0039】なお、このような効果は、前記抽出物又は
滲出物を含む植物体又は生薬そのものを用いても同様に
得られる.
【0040】本発明の木材保存方法においては、害虫や
木材腐朽菌の侵入源や発生源、例えば、台所、浴室、居
間、床のコーナー部、床下、天井、土台、柱、壁、土壌
などに前記木材害虫防除剤を適用すればよい。木材保存
剤の適用方法には、害虫や木材腐朽菌の侵入源や発生源
に応じた種々の態様、例えば、塗布、散布、浸漬、注
入、混和、噴霧などの方法が含まれる。なお、土壌に適
用する場合、土壌表面への散布、土壌に形成した溝への
散布、土壌との混和などにより保存剤を適用できる。ま
た、木材保存剤は、合成樹脂シート、紙、布などのシー
ト状基材に、塗布、含浸、混練などにより保持させてシ
ート剤を調整し、これを前記害虫の侵入個所や発生個所
などに載置したり貼りつけたりすることによっても、有
効に作用させることができる。
【0041】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0042】〔実施例1〕:防腐試験 クリ果皮、クリ種皮、及び市販の下記生薬100gを7
0%メタノール800mlで60℃で還流抽出した。抽出
液を減圧下に濃縮し、乾固してエキスを得た。エキスを
メタノールに溶解してエキスの10%(重量)溶液を得
た。木口をエポキシ樹脂でシールした杉試験片(20×
40×5mm、2方正目)に上記メタノール溶液を200
mgの割合で塗布した。これを60℃で2日間乾燥して、
エチレンオキシドガスで滅菌した後、培地上にオオウズ
ラタケを接種したシャーレにこの試験片を設置した。8
週間放置した後、取り出し、60℃で2日間乾燥した
後、重量を測定し、重量減少率を求めた。
【0043】〔実施例2〕:防蟻試験 クリ果皮、コーヒー豆の乾燥物、各100gを800m
lのアセトンで60℃で還流抽出した。抽出液を減圧下
に濃縮乾固して、エキスを得た。エキスをメタノールに
溶解して20%(重量)のエキスのメタノール溶液を得
た。これを12gのケイ砂に加えて撹拌し、エキスをケ
イ砂1%(重量)担持させ、ついで水を加えて、水分を
10%(重量)含有する木材保存剤を得た。木材保存剤
を全量シャーレにとり、イエシロアリ職蟻10頭を放虫
して観察した。
【0044】上記の方法で行った接触試験結果を表1、
表2に示す 〔試験結果〕
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明によって、カスタネア(Castane
a)属もしくはコミフォラ(Commiphora)属に属する植
物又はその処理物を含有する本発明の製剤は、木材に対
して優れた防腐作用と防虫作用を有すること、ウンカリ
ア(Uncaria)属、ソフォラ(Sophora)属もしくはスチ
ラックス(Styrax)属に属する植物又はその処理物を含
有する本発明の製剤は、木材に対して優れた防腐作用を
有すること、さらにコフェア(Coffea)属に属する植物
又はその処理物を含有する本発明の製剤は、木材に対し
て優れた防虫作用を有することを示す。
【0047】本発明の木材保存剤は、害虫及び木材腐朽
菌に対して優れた防除効果を発現する。また、有効成分
が天然の植物由来であるため、人畜に対して安全性が高
く、環境に対して悪影響を及ぼすことが少ない。
【0048】本発明の製造方法によれば、前記のような
優れた特性を有する木材保存剤をたとえば抽出又は滲出
という簡単な操作で得ることができる。
【0049】本発明の防除方法によれば、安全性を確保
しつつ、害虫、腐朽菌を極めて効率よく防除できる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2B230 AA01 AA04 BA01 BA16 CB30 CC04 DA02 DA03 EB03 EB21 4H011 AA02 AC03 BA01 BA06 BB06 BB09 BB10 BB13 BB18 BB22 BC07 BC19 DA01 DA12 DD06 DF04 DH02 DH05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カスタネア(Castanea)属もしくはコミ
    フォラ(Commiphora)属に属する植物又はその処理物を
    含有することを特徴とする木材保存剤。
  2. 【請求項2】 カスタネア(Castanea)属に属する植物
    の処理物がクリ果皮もしくはクリ種皮又はその処理物で
    あり、コミフォラ(Commiphora)属に属する植物の処理
    物が没薬又はその処理物である請求項1記載の木材保存
    剤。
  3. 【請求項3】 ウンカリア(Uncaria)属、ソフォラ(S
    ophora)属もしくはスチラックス(Styrax)属に属する
    植物又はその処理物を含有することを特徴とする木材用
    防腐剤。
  4. 【請求項4】 ウンカリア(Uncaria)属に属する植物
    の処理物がアセンヤク又はその処理物であり、ソフォラ
    (Sophora)属に属する植物の処理物がサンズコン又は
    その処理物であり、スチラックス(Styrax)属に属する
    植物の処理物が安息香又はその処理物である請求項3記
    載の木材用防腐剤。
  5. 【請求項5】 コフェア(Coffea)属に属する植物又は
    その処理物を含有することを特徴とする木材用防虫剤。
  6. 【請求項6】 コフェア(Coffea)属に属する植物の処
    理物がコーヒー豆又はその処理物である請求項5記載の
    木材用防虫剤。
  7. 【請求項7】 シロアリの害を防ぐ、請求項1、2、5
    又は6記載の木材用防虫剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7記載の木材保存剤を木材に
    接触させることを特徴とする木材保存方法。
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JP2010208976A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Kagoshima Univ 抗蟻性材料の製造方法及び抗蟻性溶液の製造方法
CN101248801B (zh) * 2008-03-20 2011-05-11 马娟利 一种防治果树及蔬菜腐烂病的制剂
KR20190006985A (ko) * 2016-05-02 2019-01-21 와이앤드비 마더스 초이스 엘티디. 사포닌 및 식물 추출물의 조성물

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