JP2506049Y2 - タイル用治具 - Google Patents

タイル用治具

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JP2506049Y2
JP2506049Y2 JP2487092U JP2487092U JP2506049Y2 JP 2506049 Y2 JP2506049 Y2 JP 2506049Y2 JP 2487092 U JP2487092 U JP 2487092U JP 2487092 U JP2487092 U JP 2487092U JP 2506049 Y2 JP2506049 Y2 JP 2506049Y2
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雄三 岡本
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多数個のタイルを縦横
に配列するタイル用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタイルは、多数個のタイルを縦横
に配列し、これらタイルの表面側に紙を接着して、多数
個のタイルをシート状に配列した形態で使用に供されて
いる。タイルを配列するには、一般に、縦横のタイル収
納部を設けたタイル用治具が使用されている。従来のタ
イル用治具は、木材製の基板の上面部に、夫々複数本の
枠を縦、横に釘等で打ちつけて、これら縦枠及び横枠に
囲まれた複数個のタイル収納部を形成している。そし
て、複数枚のタイルを表面を上にして積み重ね、これら
のタイルを、タイル用治具の一方の端から他方に向けて
枠上を滑らせながら送ると、一番下のタイルは最初のタ
イル収納部に収納される。二番目のタイルは、滑りなが
ら枠を乗り越えて次のタイル収納部に収納される。この
工程を繰り返し、全部のタイル収納部にタイルが収納さ
れると、これらタイルの表面に接着剤により紙を貼付
け、これらを約150程度の乾燥炉内に搬入して接着剤
を固化し、整列された所定数のタイルを紙に接着してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のタイル用治具に
おいては、つぎの問題がある。即ち、 (1)タイルの裏面は、表面に比べて面が粗いので、タ
イルがタイル用治具上を滑りながら送られると、枠がす
りへり、枠を頻繁に取り替えなければならない。 (2)枠がすりへってくると、タイル収納部内に収納さ
れたタイルの位置が一定せず、紙を貼付けたときタイル
の側面を結ぶ線がにジグザクに波うち、タイル貼りの施
工の際、目地の乱れが出て、見栄えが低下する。 (3)縦枠及び横枠は、相互に交差する部分に凹部を形
成してこれらの凹部を組み合わせるので、製作に手間が
かかる。 (4)タイル用治具を構成する木材は、乾燥炉内におい
て乾燥状態になり、乾燥炉から出されたときは、外気に
応じた水分を含有する状態になる。ところで、木材の含
有水分変化に対する収縮率は、異方性があり、接線方向
(板目方向)Aが最も大きく、半径方向(柾目方向)B
がこれにつぎ、縦方向Cが最も小さく、三者の比率は、
A:B:C=10:5:1〜0.5となっている。従っ
て、乾燥炉で木材が乾燥したとき、タイル用治具の縦、
横の収縮寸法が異なり、タイル間の間隔(目地の幅に相
当する)が、例えば、縦方向の間隔が横方向の間隔より
も広くなって、見栄えが低下する。 (5)タイル用治具は、基板の上下で形状が異なるの
で、上述した乾燥、吸湿を繰り返すとタイル用治具に反
りが発生して、タイルが平面上に配列できない。
【0004】本考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、耐久性に富み、タイルを等間隔で且つ
平面状に配列することができ、量産体制にも対応し得る
タイル用治具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、実施例におい
て使用する符号を付して説明すると、全体が合成樹脂に
よって形成されて多数個のタイル5を同一平面上に整列
するに適したタイル用治具1であって、このタイル用治
具1を、基板2と、この基板2の両面に一体的に形成さ
れて各タイル5を個別に収容するタイル収納部6を形成
する縦横方向の突条部3,4とによって構成し、各タイ
ル収納部6の前端を形成する突条部4の端面を前端傾斜
面6aとするとともに、各前端傾斜面6aが同一直線上
に位置するように各タイル収納部6を配置し、各タイル
収納部6の後端を形成する突条部4の端面を後端傾斜面
6bとし、後端傾斜角βが前端傾斜角αよりも大きいも
のとしたところに特徴を有する。
【0006】
【作用】本考案の作用について説明する。 (1)タイル用治具1は、全体を合成樹脂で形成されて
いるので、タイル5の裏面が突条部4上を滑りながら移
動しても、摩耗量が少ない。さらに、基板2の両面にタ
イル収納部6を形成しているので、表裏のタイル収納部
6が交互に利用できて、耐用年数を著しく長くできる。 (2)タイル5は、前端面がタイル収納部6の前端傾斜
面6aに接して収納されるので、隣接するタイル5同志
の前端面が一直線上に配列され、縦横に配列されたタイ
ル5の間隔が一定して、品質が向上する。タイル5の位
置が後方にずれても、タイル5の後端面がタイル収納部
6の後端傾斜面6bに乗り上げ、その傾斜面に案内され
て、タイル5の前端面がタイル収納部6の前端傾斜面6
aに接するように矯正される。 (3)縦横の突条部3,4は、基板2と一体的に形成さ
れるので、製作が容易である。
【0007】(4)タイル用治具1は、全体を合成樹脂
で形成されているので、縦、横方向の膨張係数は同じで
ある。従って、乾燥炉に搬入されても、タイル5間の
縦、横の間隔(目地の幅に相当する)は、同じ比率に保
たれ、タイル5が等間隔に配列される。 (5)タイル用治具1は、基板2の上下に対称な縦横の
突条部3,4が形成されているので、乾燥、吸湿が繰り
返えされても反りが発生せず、タイル5が同一平面上に
配列できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。まず、図4において、タイル用治具1は、
全体が合成樹脂例えばポリエステルにガラス繊維を充填
して形成されている。基板2は平面状をなしており、こ
れの両面に対称な複数本例えば7本の縦方向の突条部3
及び複数本例えば4本の横方向の突条部4が一体的に形
成されている。そして、縦方向の突条部3及び横方向の
突条部4により、横方向に6列、縦方向に3列のタイル
5を個別に収容する凹状のタイル収納部6が形成されて
いる。
【0009】このタイル用治具1は、後述するコンベヤ
7に載置されて図1、図2及び図4に示す矢印A方向に
進行するもので、各タイル収納部6のうち、進行方向即
ち矢印A方向の前端を形成する突条部4の端面即ち前端
傾斜面6aは垂直線に対して角度αをなしており、後端
を形成する突条部4の端面即ち後端傾斜面6bは垂直線
に対して角度βをなしている。そして、角度βは角度α
よりも大に形成されている。また、隣接する各タイル収
納部6の前端傾斜面6aは一直線上に配置されている。
各タイル収納部6の内、図1及び図3に示すように、進
行方向に対して左側面6cは、垂直線に対して角度αを
なしており、右側面6dは垂直線に対して角度βをなし
ている。そして、前後に連なる各タイル収納部6の左側
面6cは一直線上に配置されている。尚、基板2上面の
対角線上の2箇所に皿ねじ用の取付孔8が形成され、基
板2下面の対角線上の2箇所に皿ねじ用の取付孔9が形
成されている。
【0010】このタイル用治具1は、図5に示すエンド
レスのコンベヤ7に取り付けられ、矢印A方向に進行す
る。コンベヤ7の始端部には、多数のタイル5が表面を
上にして積み重ねられ、手動により、裏面を滑らせなが
ら供給される。すると、まず、一番下のタイル5が図1
に二点鎖線で示すように第1列のタイル収納部6内に落
下し、タイル5の裏面が突条部4上を摺動しながら送ら
れる。そして、タイル5の前端部がタイル収納部6内の
前端傾斜面6aに一致したとき、タイル5は、前端部が
タイル収納部6内の前端傾斜面6aに接し、左側面がタ
イル収納部6の左側面6cに接した状態でタイル収納部
6に収納される。同様に、二番目のタイル5及び三番目
のタイル5が、2列目及び3列目のタイル収納部6に収
納される。
【0011】全てのタイル収納部6にタイル5が収納さ
れると、これらタイル5の前端面及び左側面は、夫々タ
イル収納部6内の前端傾斜面6a及び左側面6cに沿っ
て一直線上に配置されている。そして、タイル用治具1
は、つぎの接着工程に送られ、図示はしないが、これら
18個のタイル5の表面に接着剤により紙が貼付けら
れ、約150程度の乾燥炉内に搬入されて接着剤が固化
される。乾燥工程が終わり、冷却された後、18個のタ
イル5は紙に貼付けられた状態で取り出され、空のタイ
ル用治具1は、コンベヤ7の下側からコンベヤ7の始端
部に戻される。
【0012】
【考案の効果】本考案は、タイル用治具1の全体を合成
樹脂によって形成し、基板2の両面に一体的に縦横方向
の突条部3,4を形成して各タイル5を個別に収容する
タイル収納部6を構成し、各タイル収納部6の前端を形
成する突条部4の端面を前端傾斜面6aとするととも
に、各前端傾斜面6aが同一直線上に位置するように各
タイル収納部6を配置し、各タイル収納部6の後端を形
成する突条部4の端面を後端傾斜面6bとし、後端傾斜
角βが前端傾斜角αよりも大きいものとしたので、つぎ
の効果を奏する。 (1)タイル5の裏面が突条部4上を滑りながら移動し
ても、摩耗量が少なく、表裏のタイル収納部6を交互に
利用できるので、耐用年数を著しく長くできる。 (2)タイル5は、タイル収納部6の前端傾斜面6aに
接して収納されるので、隣接するタイル5同志の前端面
が一直線上に配置され、縦横に配列されたタイル5の間
隔が一定して、見栄えが向上する。 (3)縦横の突条部3,4は、基板2と一体的に形成さ
れるので、製作が容易である。 (4)縦、横方向の膨張係数が同じであるので、タイル
5を等間隔に配列できる。 (5)基板2の上下に縦横の突条部3,4を形成したの
で、基板2の表裏の形状が対称で且つ剛性が大となり、
乾燥、吸湿が繰り返えされても反りが発生せず、タイル
5が同一平面上に配列できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4中、I−I線に沿う断面図である。
【図2】前端傾斜面及び後端傾斜面を示す拡大断面図で
ある。
【図3】図4中、III−III線に沿う断面図である。
【図4】タイル用治具の平面図である。
【図5】タイル用治具をコンベヤに取り付けた状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 タイル用治具 2 基板 3 突条部 4 突条部 5 タイル 6 タイル収納部 6a前端傾斜面 6b後端傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/14 B65G 47/14 A 47/26 47/26 47/74 47/74 Z C04B 35/64 C04B 35/64 J

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が合成樹脂によって形成されて多数
    個のタイルを同一平面上に整列するに適したタイル用治
    具であって、 このタイル用治具を、基板と、この基板の両面に一体的
    に形成されて前記各タイルを個別に収容するタイル収納
    部を形成する縦横方向の突条部とによって構成し、 各タイル収納部の前端を形成する前記突条部の端面を前
    端傾斜面とするとともに、各前端傾斜面が同一直線上に
    位置するように各タイル収納部を配置し、各タイル収納
    部の後端を形成する前記突条部の端面を後端傾斜面と
    し、後端傾斜角βが前端傾斜角αよりも大きいものとし
    たことを特徴とするタイル用治具。
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