JPH0355703Y2 - - Google Patents

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JPH0355703Y2
JPH0355703Y2 JP1985099000U JP9900085U JPH0355703Y2 JP H0355703 Y2 JPH0355703 Y2 JP H0355703Y2 JP 1985099000 U JP1985099000 U JP 1985099000U JP 9900085 U JP9900085 U JP 9900085U JP H0355703 Y2 JPH0355703 Y2 JP H0355703Y2
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wood
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、1枚板であるフローリングボード
に代えて採用できるようにした複合床材に関す
る。
従来のフローリングボードは、それ自体を曲げ
つつ張り込むことが難しいため、モルタル下地に
直張りされることはほとんどなく、合板等の木材
製下地上に釘と接着剤を用いて張るのが普通であ
つた。フローリングボードをモルタル下地上に直
張りして形成される床は、モルタル下地に多少で
も凸凹があると、フローリングボードの継目部分
が持ち上がることがあり、好ましい仕上がり状態
のものが得られないためである。
この考案の複合床材は、前記の問題点を解消
し、モルタル下地に対し接着剤だけで良好な仕上
がり状態で直張りできるようにし、かつまた、フ
ローリングボード張りの床と同様の感じを付与で
きるようにすることを目的として提案されたもの
で、この考案の複合床材は、木材繊維の方向が縦
方向に沿うようにした平面長方形の木材製単位小
片1の多数をわずかな間隙dを隔てて横方向に配
置し、単位小片1の列の全長に亘つて該単位小片
1の上面側に形成した溝3に金属線2を嵌め込む
ことによつて埋設し、多数の単位小片1の前記上
面側に全面に亘つて1枚の薄い強靱にして耐摩耗
性に富む木材製でかつ木材繊維の方向が横方向に
沿うようにした表面材4を接着したことを特徴と
する。
図面に示す実施例に基いてこの考案を説明する
と、1は平面長方形の木材製単位小片で、ヒバ等
の比較的軟質の木材で作られる。この単位小片1
の寸法の一例を示すと、長さ127mm、幅25mm、厚
さ9mmで、木材繊維の方向は長さ方向に沿うよう
にしてある。前記の単位小片1の多数をわずかな
間隙dを隔てて横方向に配列し、その単位小片1
の列に全長に亘つて上面側に任意数(図示例では
2本)のアルミ線その他の金属線2を埋設する。
前記の間隙dの幅は、0.7〜2.0mm程度とし、好ま
しくは0.8〜1.2mmとする。この間隙dは、多数の
単位小片1の一面に後述のように表面材4を接着
した際に、隣接する単位小片1,1の側面間が付
着されないようにするためのものである。金属線
2は、単位小片1の列に沿つて予め形成された該
単位小片1上の溝に嵌め込むことによつて埋設し
てある。
このようにして横方向に一連に配置した多数の
単位小片1,1,……には、その上面側に全面に
亘つて一枚の薄い木材製の表面材4を適当な接着
剤5をもつて接着する。この際、隣接する単位小
片1,1の側面間は、間隙dの存在により非接着
状態に保たれる。前記の表面材4は、ナラ、カ
バ、ブナ等の強靱にして耐摩耗性に富む木材で作
られ、その厚さは、手で彎曲させることができる
ように、1.0〜3.0mm程度、好ましくは1.5〜2.5mm
とする。表面材4の木材繊維の方向は横方向、す
なわち金属線2の方向に沿うようにする。
上述のように接着された多数の単位小片1,
1,……と表面材4の周辺部には、隣接する2辺
の端面に凸条部6,6を、他の2辺の端面に溝部
7,7をそれぞれ切削形成し、本考案の複合床材
を得る。前記の凸条部6及び溝部7は、施工の際
隣接する2つの複合床材を相互に継ぎ合わせるた
めに嵌合させるものである。完成した複合床材の
寸法例を挙げると、長さ450mm、幅125mm、厚さ11
mm、あるいは長さ900mm、幅125mm、厚さ10mmであ
る。
なお、本考案の複合床材のモルタル下地に対す
る固着施工において、該複合床材とモルタル下地
との間に可撓性並びに弾力性に富む薄いクツシヨ
ン材を介在させて接着させることもできる。
この考案の効果は次のとおりである。
金属線2は単位小片1の上面側に形成した溝
3に嵌め込まれているうえ、表面材4で覆われ
ているので、金属線2が溝3から脱落するおそ
れは皆無である。
単位小片1同士はわずかな間隙dを隔てて横
方向に配列され金属線2によつて結合されてい
るので複合床材の横方向に良くたわみ、かつ表
面材4は木材繊維の方向が複合床材の横方向に
沿う薄い強靱な木材を用いているので複合床材
の横方向に良くたわみ、この2つの相乗効果に
より横方向にきわめて柔軟であるので、多少の
凹凸が存在しているモルタル下地に対しても本
考案の複合床材は良く馴じみ、モルタル下地に
ぴつたり接着することができる。
表面材4の上に水をこぼすと表面材4は縦方
向に膨張しようとするが、表面材4は単位小片
1に接着されており、単位小片1の木材繊維は
縦方向に沿つているので縦方向には膨張しにく
く、したがつて表面材4が縦方向に膨張するの
を防ぐ。
夜間や明け方にモルタル下地の温度が低下す
ると大気中の水蒸気が結露し、木材製の単位小
片1がその水滴を吸つて横方向に膨張しようと
しても、単位小片1には薄い強靱にして耐摩耗
性に富む表面材4が接着されており、表面材4
の木材繊維の方向は横方向に沿つているので、
単位小片が横方向に膨張するのを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の複合床材の一例を一部切
除して示す平面図、第2図は第1図−線によ
る拡大断面図、第3図は第1図−線による拡
大部分断面図である。 1……木材製単位小片、2……金属線、4……
木材製表面材、d……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木材繊維の方向の縦方向に沿うようにした平面
    長方形の木材製の単位小片1の多数をわずかな間
    隙dを隔てて横方向に配置し、前記単位小片1の
    列の全長に亘つて該単位小片1の上面側に形成し
    た溝3に金属線2を嵌め込むことによつて埋設
    し、多数の単位小片1の前記上面側に全面に亘つ
    て1枚の薄い強靱にして耐摩耗性に富む木材製で
    かつ木材繊維の方向が横方向に沿うようにした表
    面材4を接着したことを特徴とする複合床材。
JP1985099000U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH0355703Y2 (ja)

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JP1985099000U JPH0355703Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JPS627542U JPS627542U (ja) 1987-01-17
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454260Y2 (ja) * 1986-12-01 1992-12-21
JPH0520830Y2 (ja) * 1987-04-24 1993-05-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994538U (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 永大産業株式会社 合板製床材
JPS59194435U (ja) * 1983-06-11 1984-12-24 天龍木材株式会社 モザイクパ−ケツト

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JPS627542U (ja) 1987-01-17

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