JPS628258Y2 - - Google Patents

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JPS628258Y2
JPS628258Y2 JP1982029203U JP2920382U JPS628258Y2 JP S628258 Y2 JPS628258 Y2 JP S628258Y2 JP 1982029203 U JP1982029203 U JP 1982029203U JP 2920382 U JP2920382 U JP 2920382U JP S628258 Y2 JPS628258 Y2 JP S628258Y2
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JP
Japan
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backing
resin sheet
decorative plywood
uneven
decorative
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JP1982029203U
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JPS58130506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は天井材に関するものである。
従来、和室用天井材として、木質単板や化粧紙
等の化粧を施した長尺矩形の化粧合板と、この化
粧合板の裏面に貼着された枠状の裏棧とからなる
ものが使用されている。しかし、この裏棧貼付部
分と他の部分との断熱性(熱貫流抵抗値)の違い
により、表面に温度差ができ、そのため化粧合板
表面の裏棧貼付部以外の部分によけいにごみや埃
や煙等が付着し、、裏棧の跡が見えるという問題
があつた。特に、天井材の長手方向と直交する裏
棧の横棧の跡が白つぽく目立つてきて、室天特有
の美しい外観を損なつていた。
このような裏棧の写り現象を防止した従来例と
して、化粧合板の裏面の全体にウレタンフオーム
板等の硬質の合成樹脂発泡材を設けたものが提案
されている(実開昭51−125107公報)。
しかし、この例は合成樹脂発泡材として厚手の
ものを必要とするため、使用材料が多く、高価に
なるという問題点がある。すなわち、硬質の合成
樹脂発泡材を用いているため、裏棧のある部分と
ない部分につき同じように断熱性が高まる。その
ため、合成樹脂発泡材を薄手のものとした場合
は、裏棧のない部分の断熱性向上を十分に図れな
いまま、裏棧のある部分の断熱性まで高めてしま
い。表面温度差を少なくして裏棧の写りを防止す
ることができない。
この考案は、施工後の経時変化で発生する裏棧
の写り現象を防止でき、かつ断熱用の使用材料が
少なくてすみ、安価に製作できる天井材を提供す
ることである。
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示
す。図において、1は枠状の裏棧であり、その表
面に長尺矩形の化粧合板2が張られている。裏棧
1は化粧合板2の長手方向両側縁に沿う縦棧1a
と、これら縦棧1aを相互に結合した多数本の横
棧1bとからなる。化粧合板2は表面に木質単板
あるいは化粧紙等からなる化粧を施したものであ
る。化粧合板2の裏面には凹凸状樹脂シート3が
全面に敷設され、その一部が裏棧1との間に挾み
込まれている。凹凸状樹脂シート3の凹凸は第3
図のように山谷状に形成されているが、第4図の
ように波板状としてもよい。凹凸状樹脂シート3
は非通気性のものであり、その材質は塩化ビニ
ル、アクリル等の樹脂であつて軟質のものが良
い。
このように構成したため、凹凸状樹脂シート3
と化粧合板2との間にその凹凸のために安定した
厚みの空気層ができ、化粧合板1の裏棧1のない
部分の断熱性が向上する。一方、裏棧1のある部
分は裏棧1のなめに断熱性が高いが、凹凸状樹脂
シート3は裏棧1で押え込まれて空気層ができな
い。そのため、断熱性が向上することがなく、化
粧合板2の表面の裏棧1のある部分とない部分と
の温度差が少なくなり、ほこり等の付着による裏
棧1の写り現象が抑えられる。このように、凹凸
状樹脂シート3を用い、裏棧1のない部分の断熱
性のみを向上させるので、従来の硬質合成樹脂発
泡材を使用するものに比べ、凹凸状樹脂シート3
に薄手のものを用いても十分な写り防止効果が得
られる。そのため、使用材料が少なくてすみ、安
価に製作できる。
第5図は他の実施例を示し、凹凸状樹脂脂シー
ト3が化粧合板2の長手方向中央で2枚に分けら
れている。両樹脂シート3は若干の間隙を開けて
並べられている。その他の構成は第1の実施例と
同じである。このように樹脂シート3を分割した
場合は、幾分かは裏棧1の写り防止効果は落ちる
が、凹凸状樹脂シート3の熱伸縮による張力が作
用せず、強度が向上する。このように樹脂シート
3を分割した場合、樹脂シート3と化粧合板2と
の間の空気層の密閉性は低下するが、分割状態で
あつても樹脂シート3で覆われていることからこ
の空気層の外部に対する空気の出入りは行われ難
く、実用的な裏棧写り防止効果が得られるだけの
断熱性は得られる。
以上のように、この考案の天井材は、化粧合板
の裏面に凹凸状樹脂シートを敷設したものである
から、凹凸状樹脂シートの凹凸によつて空気層が
得られ、裏棧のない部分の断熱性が向上して化粧
合板表面への裏棧の写り現象が防止される。ま
た、凹凸状樹脂シートを用いているため、裏棧の
ある部分では凹凸が偏平化されて空気層がなくな
り、断熱性を高める効果が減少する。そのため、
薄い凹凸状樹脂シートを用いていても、裏棧のあ
る部分とない部分との温度分布均一性が向上し、
優れた裏棧写り防止効果が得られる。このよう
に、凹凸状樹脂シートに薄いものを用いることが
できるので、使用材料が少なくてすみ、安価に製
作できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
はその横断面図、第3図は同じくその凹凸状樹脂
シートの部分斜視図、第4図は凹凸状樹脂シート
の変形例の部分斜視図、第5図は他の実施例の斜
視図である。 1……裏棧、2……化粧合板、3……凹凸状樹
脂シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形に枠組みされた裏棧と、この裏棧の表面に
    張られた化粧合板と、この化粧合板の裏面を覆つ
    て設けられて一部が前記裏棧と前記化粧合板との
    間に挾み込まれた凹凸状樹脂シシートとを備えた
    天井材。
JP2920382U 1982-02-27 1982-02-27 天井材 Granted JPS58130506U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2920382U JPS58130506U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 天井材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2920382U JPS58130506U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 天井材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130506U JPS58130506U (ja) 1983-09-03
JPS628258Y2 true JPS628258Y2 (ja) 1987-02-26

Family

ID=30041011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2920382U Granted JPS58130506U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 天井材

Country Status (1)

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JP (1) JPS58130506U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51125107U (ja) * 1975-03-31 1976-10-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58130506U (ja) 1983-09-03

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