JP2516385B2 - 化粧フロ―リングの施工方法 - Google Patents

化粧フロ―リングの施工方法

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JP2516385B2 JP62316599A JP31659987A JP2516385B2 JP 2516385 B2 JP2516385 B2 JP 2516385B2 JP 62316599 A JP62316599 A JP 62316599A JP 31659987 A JP31659987 A JP 31659987A JP 2516385 B2 JP2516385 B2 JP 2516385B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は化粧フローリングの施工方法に関し、特に表
面意匠性に優れた化粧フローリングを簡易に施工するこ
とのできる施工方法に関する。
<従来技術及びその問題点> 従来から合板等の木質基板上に銘木単板等の化粧層を
形成し、必要に応じて木口に実加工が施されて成る化粧
フローリング材が種々提供されている。例えば1×6′
サイズ(303×1818mm)の合板基板上に幅75mmの銘木単
板を数枚長さ方向に継いで4列形成されるよう貼着して
成るものがある。一般に、各列における単板の継ぎ目は
ジグザグ状に形成されるよう貼着され、表面意匠性の向
上が図られている。この化粧フローリング材は複数縦横
継ぎされて家屋におけるフローリングを施工するもので
ある。
ところが従来提供されている化粧フローリング材を縦
横継ぎして施工すると、その継ぎ目に溝が形成されてし
まう。特に横継ぎ目(上記サイズのものの場合において
1818mmごとに幅303mmに亙って形成される継ぎ目)は単
板の各列に亙って該フローリング材の全幅に延長して形
成されるため、大幅に表面意匠性が損なわれてしまう。
また、フローリング材において化粧層としてひき材が
用いられる場合には、ひき材を1枚ずつ貼着する作業が
必要であり、作業性・施工性の低下を招くものであっ
た。
<問題点を解決するための手段> そこで本発明は上記したような従来技術における問題
点を解決するために創案されたものであって、このため
の手段として、木質基板の表面に化粧単板が所要枚貼着
されると共に該木質基板の長手方向両端部には化粧単板
未貼着部分が設けられて成る化粧フローリング材を複数
準備すると共に、長手方向に隣接する2つの化粧フロー
リング材における上記化粧単板未貼着部分に跨って嵌め
込むように適合せしめられた嵌め込み用化粧単板を単体
として別途複数枚準備し、上記化粧フローリング材を複
数接合させながら床下地上に施工し、次いで、上記施工
によって長手方向に隣接する2つの化粧フローリング材
における上記化粧単板未貼着部分に跨って上記嵌め込み
用化粧単板を嵌め込み施工することを特徴とする、化粧
フローリングの施工方法を提供しようとするものであ
る。
<作用> 本発明による化粧フローリングの施工方法によれば、
長手方向に隣接する2つの化粧フローリング材にわたっ
て、化粧単板の所定寸法に合致する隙間部が形成され
る。この隙間部に別途用意された嵌め込み用化粧単板を
嵌め込み貼着することにより、隣接する化粧フローリン
グ材の間に単調な継ぎ目が形成されることなく、表面意
匠性に優れたフローリングが施工される。
<実施例> 第1図は本発明方法に用いられる化粧フローリング材
1の一実施例を示すものであり、合板、繊維板、パーテ
ィクルボード等の木質基板2上に、任意接着剤を用い
て、ナラ、ブナ等の銘木単板その他の化粧単板3が貼着
されて成る。本実施例では、長さ180mm、幅90mmの同一
寸法の単板が6枚用いられ、図示上から第1列及び第3
列においてはそれぞれ2枚の単板が長さ方向に接合され
て基板2の全長に亙って貼着されているが、第2列及び
第4列においてはそれぞれ1枚の単板が両端に90×90mm
の隙間部4を残した状態で貼着されている。
次に第1図に示される化粧フローリング材を用いて床
施工する本発明方法について説明する。この化粧フロー
リング材1aは、化粧単板の貼着されていない隙間部4に
おいて露呈されている基板2に釘5を打ち込むことによ
って床下地(図示せず)上に定着される。もちろん化粧
フローリング材1aの床下地に対する固定手段は他の態様
であってもよく、例えば接着材を用いて接着してもよ
い。このようにして化粧フローリング材1a,1b,1c,1dが
複数縦横方向に接合されて床下地上に施工される。
この状態においては隣接する2つの化粧フローリング
材の上記第2列及び第4列にはそれぞれ90×90mmの隙間
部4が対向配置されることとなるので、これら隙間部4
によって長さ180,幅90mmであって単板3の厚さに相当す
る深さを有する空間部が形成されている。この空間部
に、別途用意された化粧単板であって化粧フローリング
材1aの形成に用いられた化粧単板3と同一の寸法の嵌め
込み用の化粧単板6を上方から嵌め込み施工すると、第
2図に示すようなフローリングが得られる。即ち、化粧
フローリング材1a,1b間に亙って化粧単板6a,6bが、化粧
フローリング材1b,1c間に亙って化粧単板6c,6dが、また
化粧フローリング材1c,1d間に亙って化粧単板6e,6fが、
それぞれ嵌め込み施工されている。化粧単板6の裏面に
接着剤を塗布した後に嵌め込み施工し、あるいは隙間部
4における基板2の表面に接着剤を塗布した後に化粧単
板6を嵌め込み施工することによって、化粧単板6が隙
間部4における基板2上に接着される。
このようにして得られるフローリングは第2図に示す
通り連接される化粧フローリング材1同士の継ぎ目が表
面には全く現れず、表面意匠性に優れたものである。ま
た、化粧フローリング材1を床下地に固定するために用
いられた釘5は、その頭部が、後に嵌め込み施工される
化粧単板6によって隠蔽されるので、表面意匠性がこれ
によって損なわれることもない。
上記した実施例による化粧フローリング材1において
用いられる化粧単板3には第3図に示すように適宜さね
加工7a,7bが施されていることが好ましい。この場合、
嵌め込み施工される化粧単板6にも同様のさね加工が施
されるが、雌さね部7bの下側凸部を点線で示すように切
断除去すれば、施工された化粧フローリング材1の隙間
部4の対向配置によって形成される空間部内に嵌め込み
施工する際に、該化粧フローリング材1の化粧単板3に
おける対応する雄さね部7aに邪魔されることなく、容易
に施工することができる。
<発明の効果> 本発明のフローリング施工方法によれば、表面意匠性
に優れたフローリングを簡単な作業で施工することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法において用いられる化粧フローリン
グ材の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示す化
粧フローリング材を用いて本発明方法によって施工され
たフローリングを示す斜視図、第3図は本発明方法で用
いられる化粧フローリング材の他の実施例において用い
られる化粧単板のさね形状を示す端面図である。 符号の説明 1;1a,1b,1c,1d:化粧フローリング材、2:基板、3:化粧単
板、4:隙間部、5:釘、6a,6b,6c,6d:嵌め込み施工される
化粧単板、7a,7b:さね

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木質基板の表面に化粧単板が所要枚貼着さ
    れると共に該木質基板の長手方向両端部には化粧単板未
    貼着部分が設けられて成る化粧フローリング材を複数準
    備すると共に、長手方向に隣接する2つの化粧フローリ
    ング材における上記化粧単板未貼着部分に跨って嵌め込
    むように適合せしめられた嵌め込み用化粧単板を単体と
    して別途複数枚準備し、上記化粧フローリング材を複数
    接合させながら床下地上に施工し、次いで、上記施工に
    よって長手方向に隣接する2つの化粧フローリング材に
    おける上記化粧単板未貼着部分に跨って上記嵌め込み用
    化粧単板を嵌め込み施工することを特徴とする、化粧フ
    ローリングの施工方法。
  2. 【請求項2】上記化粧フローリング材の長手方向両端部
    に設けられる上記化粧単板未貼着部分の面積が各々上記
    嵌め込み用化粧単板の半分に相当するものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の化粧フローリ
    ングの施工方法。
  3. 【請求項3】上記化粧フローリング材における上記木質
    基板が合板、繊維板、パーティクルボードのいずれかよ
    り成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の化粧フローリングの施工方法。
  4. 【請求項4】上記化粧フローリング材における化粧単板
    がナラ、ブナ等の銘木単板より成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の化
    粧フローリングの施工方法。
  5. 【請求項5】上記化粧単板未貼着部分における上記基板
    に対して釘打ちすることによって、上記化粧フローリン
    グ材を上記床下地に固定することを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の化粧フ
    ローリングの施工方法。
  6. 【請求項6】上記嵌め込み用化粧単板の裏面あるいは上
    記化粧フローリング材の上記化粧単板未貼着部分におけ
    る上記基板の表面に、接着剤を塗布した後に、該嵌め込
    み用化粧単板を嵌め込み施工することを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の化
    粧フローリングの施工方法。
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