JP2505552B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JP2505552B2 JP2505552B2 JP63258895A JP25889588A JP2505552B2 JP 2505552 B2 JP2505552 B2 JP 2505552B2 JP 63258895 A JP63258895 A JP 63258895A JP 25889588 A JP25889588 A JP 25889588A JP 2505552 B2 JP2505552 B2 JP 2505552B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- photosensitive material
- roller
- image receiving
- heating drum
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
重ね合わせて受像材料へ画像を転写する画像記録装置に
関する。
現像感光材料に画像を露光した後に、受像材料と重ね合
わせて加熱し、これによって熱現像感光材料が熱現像さ
れると共に受像材料に画像が転写されて、受像材料に画
像を得る画像記録装置が知られている。
ドラムの外周に圧接する重ね合わせローラを備えたもの
がある。画像が露光された後に水等の画像形成用溶媒が
塗布された熱現像感光材料は、スクイズローラによって
余分な水が除去されて重ね合わせローラへ搬送され、こ
の重ね合わせローラによって受像材料と重ね合わされる
ようになっている。
合わせた状態のままで加熱ドラムの外周へ巻付けられ、
無端圧接ベルト等の押圧手段によって挟持搬送され、こ
の際に加熱されて熱現像感光材料が熱現像されると共
に、受像材料に画像が転写されるようになっている。
受像材料を重ね合わせる重ね合わせローラと、熱現像感
光材料に塗布された余分な画像形成用溶媒を除去すると
共に重ね合わせローラへ熱現像感光材料を供給するスク
イズローラとは離間して配置されているため、熱現像感
光材料の後端部がスクイズローラを離間した時点でこの
後端部が垂れ下がり、このため、重ね合わせローラによ
って均一に重ね合わされる以前に熱現像感光材料の画像
露光面が受像材料に波状に接触し、これが原因で転写後
の受像材料に画像むら(所謂白抜むら)を生じることが
あるいう問題があった。
ね合わせる際に、各材料が重ね合わせ以前に不必要に接
触することなく均一でかつ確実に重ね合わせることがで
き、これによってむらのない良質な画像を形成すること
のできる画像記録装置を得ることが目的である。
材料または受像材料に画像形成用溶媒を塗布した後、両
材料を重ね合わせて受像材料へ画像を転写する画像記録
装置において、前記両材料を重ね合わせる重ね合わせ部
の直前に、前記画像形成用溶媒が塗布された方の材料の
重ね合わせ面と反対側の面を支持して当該重ね合わせ面
を他方の材料から離間させる支持手段を備えたことを特
徴としている。
材料は受像材料と重ね合わされる。
に備えられた支持手段によって、画像形成用溶媒が塗布
された方の材料の重ね合わせ面と反対側の面が支持さ
れ、当該重ね合わせ面が他方の材料から離間される。こ
のため、画像形成用溶媒が塗布された材料の重ね合わせ
面が傷つけられることは無く、両材料が重ね合わせ以前
に不必要に接触することはない。従って、均一でかつ確
実に両材料を重ね合わせることができる。この結果、重
ね合わせた後に受像材料に転写される画像は、むらのな
い良質な画像となる。
光性ハロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合物、還
元剤(色素供与性化合物が還元剤を兼ねる場合もある)
を有するものであり、更に必要に応じて有機銀塩その他
の添加剤を含有させることができる。
のでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジの画像
を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポジ乳剤
(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種がある)
を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出する色素
供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用できる。
像材料に転写するが、この転写は熱現像と同時に行なっ
ている。
どの水性溶媒により色素固定層に転写する方法、高沸点
有機溶剤、により色素固定層に転写する方法、親水性熱
溶剤により色素固定層に転写する方法、拡散性の色素の
熱拡散性または昇華性を利用して色素受容性のポリマー
を有する色素固定層に転写する方法が提案されており、
本発明はそのどれであってもよい。
体的に記述した文献を掲げる。米国特許第4,463,079
号、同第4,474,867号、同第4,478,927号、同第4,507,38
0号、同第4,500,626号、同第4,483,914号、特開昭58−1
49046号、同58−149047号、同59−152440号、同59−154
445号、同59−165054号、同59−180548号、同59−16843
9号、同59−174832号、同59−174833号、同59−174834
号、同59−174835号、同62−65038号、同61−23245号、
欧州特許公開210,660A2号、同220,746A2号など。
が示されている。
れており、感光材料16がロール状に巻取られて収納され
ている。感光材料16は、支持体上に感光性ハロゲン化
銀、バインダー、色素供与性物質、還元剤を有するもの
である。
り、感材マガジン14から引き出された感光材料16を所定
長さに切断するようになっている。切断された感光材料
16は露光部20へ搬送されるようになっている。
光装置22には、光源14、複数のミラー26a、26bおよびレ
ンズユニツト28が配置されており、さらにこれらの部品
の上方の機台12上部には載置板30が設けられている。光
源14、複数のミラー26aは載置板30に沿って移動可能と
なっており、載置板30上に載置された原稿32の画像を露
光部20に位置する感光材料16へ走査露光するようになっ
ている。
さらに反転ローラ34の側方には水塗布部36が配置されて
いる。露光部20で画像が露光された感光材料16には反転
ローラ34によって反転して搬送され、水塗布部36によっ
て画像形成用溶媒としての水が塗布されるようになって
いる。
感光材料16に塗布された余分な水を除去するようになっ
ている スクイズローラ37の側方には熱現像転写部38が配置さ
れている。熱現像転写部38は加熱ドラム40と無端圧接ベ
ルト42とによって構成されており、さらに加熱ドラム40
内にはハロゲンランプ44が配置されている。
れており、さらにハロゲンランプ44によって約90℃に加
熱されている。
えば、ケブラーあるいはノーメツクス:いずれもdu Po
nt社の登録商標)等の耐熱性の材料にカーボンを含有し
たシリコンゴムを被覆した構成となっており、導電性を
有している。
ジン46が配置されており、受像材料48がロール状に巻取
られて収納されている。受像材料48の画像形成面には媒
染剤を有する色素固定材料が塗布されている。
おり、受材マガジン46から引き出された受像材料48を所
定長さに切断するようになっている。切断された受像材
料48は熱現像転写部38へ搬送されるようになっている。
接ベルト42の材料供給方向上流側の加熱ドラム40近傍に
重ね合わせローラ52が配置されている。重ね合わせロー
ラ52は、搬送された感光材料16と受像材料48とを重ね合
わせて加熱ドラム40の外周へ押圧し、重ね合わせた状態
のままで加熱ドラム40と無端圧接ベルト42との間へ案内
供給するようになっている。
との間でかつ感光材料16の搬送経路上側には、感光材料
16を受像材料48から離間させる方向へ支持する支持手段
としての一対の吸着ローラ54が配置されている。吸着ロ
ーラ54の材質は金属ローラでも、表面をシリコンゴム、
EPDMなどのゴムを被覆したローラでも良く、またポリア
セタールなどのプラスチツクローラでも良い。
ている吸引チエンバー53内に配置されており、スクイズ
ローラ37から送り出される感光材料16の上面(すなわち
非画像露光面)を吸着しながら案内するようになってい
る。このため、感光材料16の後端部がスクイズローラ37
を通過した場合であっても、重ね合わせローラ52よりも
搬送方向上流側に位置する(すなわち感光材料16と重ね
合わされる以前の)受像材料48にこのスクイズローラ37
通過後の感光材料16の後端部(画像露光面)が垂れ下っ
て接触することを防止するようになっている。したがっ
て、スクイズローラ37を通過した感光材料16は確実に案
内されて重ね合わせローラ52へ供給され、受像材料48と
重ね合わされるようになっている。
ム40と無端圧接ベルト42との間へ供給された感光材料16
と受像材料48とは、重ね合わされ密着した状態のままで
加熱ドラム40へ巻付けられ、加熱ドラム40と無端圧接ベ
ルト42との間で加熱ドラム40のほぼ2/3周に渡って挾持
搬送されるようになっている。
に可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料48
の色素固定層に転写されて受像材料48に画像が得られる
ようになっている。
で、加熱ドラム40と無端圧接ベルト42あるいは感光材料
16や受像材料48との摩擦による不要な静電気の発生が防
止されるようになっている。
40下部には、剥離爪56が配置されている。また、剥離爪
56と無端圧接ベルト42との間には剥離ローラ58が配置さ
れている。
状態となっており、感光材料16が搬送されると感光材料
16の先端部に係合し感光材料16を受像材料48から分離し
て加熱ドラム40の外周から剥し、さらに剥離ローラ58
は、加熱ドラム40へ感光材料16を押圧すると共に剥離爪
56によって剥離状態となった感光材料16を巻掛けて下方
へ屈曲案内するようになっている。分離された感光材料
16は、加熱ドラム40の下方に設けられた廃棄感光材料収
容箱60へ送り出されるようになっている。
ーラ62および剥離爪64が配置されており、感光材料16と
分離し加熱ドラム40と共に移動する受像材料48を加熱ド
ラム40の外周から剥すようになっている。加熱ドラム40
の外周から剥離された受像材料48は、トレイ66上に集積
されるようになっている。
18で切断された後に露光部20へ搬送されると、露光装置
22が作動して載置板30上に載置された原稿32の画像が露
光部20に位置する感光材料16へ走査露光される。
搬送され、水塗布部36によって画像形成用溶媒としての
水が塗布され、さらにスクイズローラ37によって余分な
水が除去された後に熱現像転写部38へ搬送される。
ツタ50によって所定長さに切断された後に、感光材料16
と重ね合わせて熱現像転写部38へ送られる。
向上流側の加熱ドラム40近傍に重ね合わせローラ52が配
置されており、感光材料16と受像材料48とはこの重ね合
わせローラ52へ供給される。
せローラ52との間でかつ感光材料16の搬送経路上側に
は、吸着ローラ54が配置されているため、スクイズロー
ラ37から送り出される感光材料16はその上面(すなわち
非画像露光面)を常に吸着されながら案内されて移動す
る。したがって、感光材料16の後端部がスクイズローラ
37を通過した場合であっても、重ね合わせローラ52より
も搬送方向上流側に位置する(すなわち感光材料16と重
ね合わされる以前の)受像材料48にこの感光材料16の後
端部(画像露光面)が垂れ下って接触することは無く、
確実に案内されて重ね合わせローラ52へ供給される。
料48とは、この重ね合わせローラ52によって均一に重ね
合わされ、重ね合わせた状態のままで加熱ドラム40と無
端圧接ベルト42との間へ案内供給される。
ム40と無端圧接ベルト42との間へ供給された感光材料16
と受像材料48とは、重ね合わされ密着した状態のままで
加熱ドラム40に巻付けられて挟持搬送される。この際
に、感光材料16は加熱されて可動性の色素を放出し、こ
の色素が受像材料48の色素固定層へ転送されて画像が得
られる。
むことなく、また重ね合わせ以前に画像面が不必要に接
触することなく均一に重ね合わされているため、受像材
料48に転写される画像はむらのない良質な画像となる。
加熱ドラム40と無端圧接ベルト42あるいは感光材料16や
受像材料48との摩擦による不要な静電気の発生が防止さ
れ、受像材料48に得られる画像にカブリが発生すること
もない。
40の下部に達すると、剥離爪56が感光材料16の先端部に
係合し感光材料16を受像材料48から分離して加熱ドラム
40の外周から剥すと共に、剥離ローラ58が加熱ドラム40
へ感光材料16を押圧しながら剥離爪56によって剥離状態
となった感光材料16を巻掛けて下方へ屈曲案内する。
られた廃棄感光材料収容箱60へ送り出される。
る受像材料48は、剥離ローラ62および剥離爪64によって
加熱ドラム40の外周から剥されて、トレイ66上に集積さ
れる。
エンバー53内に配置された一対の吸着ローラ54によっ
て、スクイズローラ37から送り出される感光材料16の非
画像露光面を吸着しながら案内する構成としたが、これ
に限らず、スクイズローラ37から送り出される感光材料
16の非画像露光面をベルトによって吸着しながら案内す
る構成としてもよい。第3図にはこの場合の重ね合わせ
ローラおよび吸着ベルトの構成を示す概略側面図が示さ
れており、また、第4図には概略斜視図が示されてい
る。
トで、感光材料16の搬送経路上側に一対のローラ74に巻
き掛けられて配置されており、さらに、この吸着ベルト
70の無端状内にはサクシヨンボツクス76が配置されてい
る。
れており、吸着ベルト70に形成された吸着孔72に対応し
ている。またサクシヨンボツクス76には、一端が図示し
ない負圧源に連結されたパイプ80の他端が連結されてお
り、これによってスリツト78および吸着孔72を介して感
光材料16の非画像露光面を吸着しながら案内する構成と
なっている。
16が受像材料48に接触することは無く、確実に案内され
て重ね合わせローラ52へ供給される。
光面を負圧により吸着しながら案内する構成を示した
が、これに限らず、この感光材料16の搬送経路近傍に帯
電体を配置して電気的吸引力を発生する電界を生じさ
せ、これによって感光材料16を吸引しながら案内する構
成としてもよく、また、感光材料16自体を帯電させて電
気的吸引力または反発力を生じさせ、これによって受像
材料48から離間させながら移動させる構成としてもよ
い。
加熱ドラム40の外周に感光材料16と受像材料48を巻付け
て画像を得る画像記録装置10について説明したが、本発
明はこれに限らず、互いに圧接し合う複数のローラ対を
備え、これらのローラ対間で感光材料16と受像材料48を
挟持搬送して画像を得る画像記録装置にも適用すること
ができる。
材料と受像材料を重ね合わせる際に、各材料が重ね合わ
せ以前に不必要に接触することなく均一でかつ確実に重
ね合わせることができ、これによってむらのない良質な
画像を形成することができる優れた効果を有する。
吸着ローラの構成を示す概略側面図、第2図は本発明の
実施例に係る画像記録装置の概略構成図、第3図は他の
実施例に係る重ね合わせローラおよび吸着ベルトの構成
を示す概略側面図、第4図は吸着ベルトの構成を示す概
略斜視図である。 10……画像記録装置、 16……感光材料、 36……水塗布部、 37……スクイズローラ、 38……熱現像転写部、 40……加熱ドラム、 42……無端圧接ベルト、 48……受像材料、 52……重ね合わせローラ、 53……吸引チエンバー、 54……吸着ローラ、 70……吸着ベルト、 76……サクシヨンボツクス。
Claims (1)
- 【請求項1】画像が露光された感光材料または受像材料
に画像形成用溶媒を塗布した後、両材料を重ね合わせて
受像材料へ画像を転写する画像記録装置において、前記
両材料を重ね合わせる重ね合わせ部の直前に、前記画像
形成用溶媒が塗布された方の材料の重ね合わせ面と反対
側の面を支持して当該重ね合わせ面を他方の材料から離
間させる支持手段を備えた画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258895A JP2505552B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258895A JP2505552B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105151A JPH02105151A (ja) | 1990-04-17 |
JP2505552B2 true JP2505552B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17326520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63258895A Expired - Lifetime JP2505552B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505552B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270958A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63258895A patent/JP2505552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02105151A (ja) | 1990-04-17 |
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