JP2505434Y2 - 空調制御用検出器の取付構造 - Google Patents

空調制御用検出器の取付構造

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JP2505434Y2
JP2505434Y2 JP1989127800U JP12780089U JP2505434Y2 JP 2505434 Y2 JP2505434 Y2 JP 2505434Y2 JP 1989127800 U JP1989127800 U JP 1989127800U JP 12780089 U JP12780089 U JP 12780089U JP 2505434 Y2 JP2505434 Y2 JP 2505434Y2
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air conditioning
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久人 片山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、事務用のオフィスをはじめとして電気・電
子工業分野におけるクリーンルームや、バイオ実験室な
ど種々の分野で使用される空気調和設備自動制御用の検
出器の取付構造に関する。
〔従来の技術〕
電気・電子工業の分野における半導体製造用クリーン
ルームの空調、精密工業の組立ロボットラインの空調、
繊維・化学・製薬の分野におけるフィルム製造工程の空
調制御、バイオ実験室の環境管理、新薬長期保存テスト
の温湿度記録、食品工業分野における殺菌庫内湿度管
理、ビール・ピートの乾燥工程の湿度監視、その他多く
の分野において、空調制御が行われており、該空調制御
用の検出器として温湿度計や温度センサーなどがある。
この温湿度計や温度センサーは、これを室内に取付け
る場合には従来、壁取付形のものが使用されており、第
7図に示すように箱形の検出器11を室1内の壁面2に取
付けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような壁取付形の検出器では壁が室の周囲に位置
することから、室の壁面部すなわち隅部、端部に温湿度
や温度が検出されることとなる。かかる室の隅部、端部
の温湿度や温度は室全体の温湿度や温度の平均値からか
け離れている場合がほとんどであり、室全体の平均温度
や湿度を得るには別途補正作業を必要とし、これに時間
と手間とを要した。
なお、室の平均的温度や湿度を該温湿度計や温度セン
サーで直接得るには、該室の温度や湿度が平均値に近い
値となっている室の中央部に温湿度計や温度センサーを
取付ければよいが、室の中央部として例えば天井面に取
付ける場合、かかるタイプに検出器として従来、確立さ
れたものはなかった。
他方、検出器のタイプとして、携帯形のものには棒状
のものがあり、第8図に示すようにこの棒状検出器12を
天井3から立ち下げることも考えられるが、かかる検出
器12を吊下げることを想定して天井3面を形成してはい
ないことから、強度的に問題があり、また、デザイン上
も天井3の中央から棒状の検出器12が突出して体裁のよ
くないものである。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、新たな
構築材料を特に要することなく、また室内を特に改造す
ることもなしに取付けることができ、しかも室内の平均
的温湿度値を直接検出でき、強度的にもすぐれ、デザイ
ン上も体裁のよい空調制御用検出器の取付構造を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、天井面から垂設さ
れる垂壁構造の複数枚の防煙板を連設する介在部材とし
て枠体を設け、該枠体の下端付近に開口部を形成し、こ
の開口部に検出素子の端部が顕出するように枠体に空調
制御用検出器を組み込むことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、防煙板は垂壁構造のものとして防煙
効果を充分に発揮できるように室を仕切るようにして設
けたものであり、この防煙板の下端は室の中央部の上方
に及んで垂下しており、該枠体の下端付近に形成した開
口部に検出素子の端部が顕出するように、この枠体に空
調制御検出器として例えば温湿度計や温度センサーを組
み込むものであり、該検出器で当該室の平均的温湿度を
検出できる。
また、防煙板は垂壁構造のものであり、その連設のた
めの枠体は強度部材として存在するので、ここに検出器
を取付けても強度上の問題は生じない。
このように垂壁構造の防煙板を利用するので、空調制
御用検出器を取付けるための構築材料を別途要すること
なく、また室内を改造することもなしに取付けることが
できる。
しかも、この検出器は枠を介して防煙板に組込むよう
にしたので、検出器が室内に大きく突出したりして目立
ってしまうなどの体裁の悪いことが全くなく、室内の外
観を損ねずにデザイン上も体裁がよい。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の空調制御用検出器の取付構造の実施
例を示す室内の斜視図、第2図は同上要部に正面図、第
3図は第2図のA−A線縦断面図で、図中1は室を示
し、該室1の天井3からは垂壁構造の複数枚の透明な防
煙板4が介在部材としての枠4aにより連設されて室1の
ほぼ中央に位置して垂下がっている。
本考案は、かかる防煙板4に空調制御用検出器5を取
付けるもので第2図、第3図に示すように防煙板4の側
部に位置し隣接の防煙板4を連結する中空の枠4a内に検
出器5を組込んだ。
該検出器5は、例えば温度センサーでは金属管または
非金属管で形成される保護管内に検出素子6として熱電
対素線、白金測温抵抗体あるいはサーミスタ素子を収め
たもので、図示の例ではアルミニウム合金等の押出し形
材よりなる枠4aの下方を防煙板4よりもわずかに下方に
突出させ、ここに検出用の開口部として通気孔4bを穿設
し、この孔4bに前記検出素子6の端部を顕出させた。な
お、保護管で枠4aを形成することも可能である。
以上のようにして、検出素子6の顕出端部で検出され
る温度や湿度は、検出器5が取付けられる防煙板4が、
防煙作用を効果的に行える場所として天井3の室1のほ
ぼ中央に位置させて設けてあることから、室1の中央部
分の平均的温度や湿度となる。
よって、この検出された温度や湿度は、そのまま空調
制御の判断資料として採用でき、補正作業は行わずにす
む。
さらに、検出器5は防煙板4の一部的要素としてこれ
に組込まれ、この防煙板4が透明な板でも枠4a内に収め
られ外部に露出することはないので体裁がよい。
また、第4図、第5図に示すように第2実施例とし
て、防煙板4より下方に突出する枠4aの部分の下端に検
出用の開口部としての円弧状の切欠き4cを形成し、この
切欠き4c内に検出素子6の下部を顕出して枠4aの下部を
保護カバー4dで覆うようにしてもよい。
さらに、第3実施例として第6図に示すように、第1
実施例を変形させて枠4bの下端を防煙板4の下端位置に
合致させることも可能であり、この場合は防煙板4の下
方に突出物が全く存在しないこととなり防煙板4及び枠
4bの下端位置が一直線上にそろって検出器5の存在が目
立たず、より体裁のよいものとなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の空調制御用検出器の取付構
造は、室の中央部分に取付けたので、当該室の平均的温
度や湿度を直接検出することができ、室の壁面に取付け
た場合におけるような補正作業が不要となる。
また、枠を介して防煙板に組込むようにしたので、検
出器が室内に大きく突出したりして目立ってしまうなど
の体裁に悪いことは全くなく、強度的にも垂壁構造の防
煙板に取付けられることで充分信頼できる。さらに、大
きな改良を加えずに取付可能であり、適用範囲の広いも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空調制御用検出器の取付構造の実施例
を示す室内の斜視図、第2図は同上要部の正面図、第3
図は第2図のA−A線縦面図、第4図は第2実施例を示
す要部の正面図、第5図は第4図のB−B線断面図、第
6図は第3実施例を示す要部の正面図、第7図は従来例
を示す室の斜視図、第8図は他の従来例を示す室の斜視
図である。 1……室、2……壁面 3……天井、4……防煙板 4a……枠、4b……通気孔 4c……切欠き、4d……保護カバー 5……検出器、6……検出素子 11,12……検出器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面から垂設される垂壁構造の複数枚の
    防煙板を連設する介在部材として枠体を設け、該枠体の
    下端付近に開口部を形成し、この開口部に検出素子の端
    部が顕出するように枠体に空調制御用検出器を組み込む
    ことを特徴とした空調制御用検出器の取付構造。
JP1989127800U 1989-10-30 1989-10-30 空調制御用検出器の取付構造 Expired - Lifetime JP2505434Y2 (ja)

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JPH0367950U JPH0367950U (ja) 1991-07-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58170713A (ja) * 1983-03-14 1983-10-07 Pola Chem Ind Inc 皮膚塗布用組成物

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JPH0367950U (ja) 1991-07-03

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