JPH0725738Y2 - 環境条件検出装置 - Google Patents

環境条件検出装置

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JPH0725738Y2
JPH0725738Y2 JP1990034483U JP3448390U JPH0725738Y2 JP H0725738 Y2 JPH0725738 Y2 JP H0725738Y2 JP 1990034483 U JP1990034483 U JP 1990034483U JP 3448390 U JP3448390 U JP 3448390U JP H0725738 Y2 JPH0725738 Y2 JP H0725738Y2
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JP
Japan
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humidity
environmental condition
detection
detecting
control circuit
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尊志 山崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、環境条件を検出するための装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕 この種の環境雰囲気条件検出装置の一例として例えば室
内空気の温度を検出して換気扇の運転制御を行う従来の
温度スイッチの一構成例を、カバーの半分を破断した斜
視図第2図に、またその温度検出部の部分破断拡大図を
第3図に示す。
両図において、1はスイッチ筐体内部3に取付けられた
検出手段としての湿度センサ、2は室内空気をこのセン
サ1に接触させるための前面側の複数の検出窓、4はカ
バー、7は筐体内部3に設けられた制御回路手段であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、図例のような従来の湿度スイッチにあっ
ては、筐体内部3と湿度検出部の湿度センサ1との間に
気密性が保たれておらず、自由に空気が流通するため、
例えば、筐体内部3において装置の制御回路手段7等の
発熱により暖められた空気が湿度検出部に流れ込んで影
響を与え、室内の正しい湿度を検出できない可能性があ
った。また仮に上記機密性が保たれていたとしても、断
熱性が良好でないと熱伝導により湿度の検出に大きく影
響した。
例えば、温度25℃、湿度60%の空気は、温度が27℃に上
昇すると湿度は53%を示すことになる。
また、この種の湿度スイッチは、通常室内の壁に取付け
て使用されるものであり、筐体自体はその大部分が壁内
に存在することが多い。しかるに、これら壁内の環境条
件と室内の環境条件とは実質的にかなり異なっているこ
とが多く、湿度検出部を有する筐体内部3の環境条件も
これら壁内の環境条件により大きく影響され、その結
果、検出された湿度は、実際の室内の空気湿度に正確に
対応しないことが多かった。
以上は、従来の室内用湿度スイッチの場合の事例につい
て説明したが、他の環境雰囲気条件検出装置の場合にお
いても、同様な問題点があった。
本考案は、以上のような従来例の問題点にかんがみてな
されたもので、この種の装置の環境条件が、測定対象以
外の例えば前記装置筐体内部等の異なる環境条件に実質
的に影響されることのない環境条件検出手段の提供を目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本考案においては、室内の環境条件を検出す
る検出手段と、該検出手段の検出動作を制御する制御回
路手段と、前記検出手段の背面が固定されている支持部
材を有する装置筐体とからなる環境条件検出装置であっ
て、前記装置筐体内部に、前記検出手段の前面以外を取
り囲むように隔壁部材を設けるとともに、前記支持部材
を制御回路手段からの空気流通及び熱伝達遮断機能を有
する材料で形成するよう構成することにより前記目的を
達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような装置構成により、前記装置筐体内部に、前
記検出手段の前面以外を取り囲むように隔壁部材を設け
ることにより装置筐体の大部分が存在する壁内の環境条
件の影響を受けることが防止でき、支持部材を制御回路
手段からの空気流通及び熱伝達遮断機能を有する材料で
形成することにより装置筐体内部の制御回路手段の発熱
により暖められた空気の流通や熱の伝達が遮断されるた
め、実際の測定対象部位の環境条件を正確に検出し得
る。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づいて説明する。
本考案に係る環境条件検出装置の一実施例として、第1
図に前記湿度センサの前記要部破断拡大図(前記従来例
第3図対応図)を示し、第2,3図におけると同一(相
当)構成要素は同一符号で表わし、重複説明は省略す
る。
(構成) 本実施例の特徴は、この装置の筐体内部3に、室内空気
の湿度検出手段としての湿度センサ1の周りを複数の検
出窓2を有する前面を除いて取囲むよう隔壁部材5を設
けると共に、湿度センサ1をその背面で固定するための
支持部材6を設け、この支持部材6は、例えば発泡ポリ
ウレタン等より成る空気流通及び熱伝達遮断機能を有す
る材料で構成したことにある。
(作用) 以上のような構成により、隔壁部材5を設けることによ
り装置筐体の大部分が存在する壁内の環境条件の影響を
受けることが防止でき、支持部材6を制御回路手段7
(第2図)からの空気流通及び熱伝達遮断機能を有する
材料で形成することにより筐体内部3の制御回路手段7
(第2図)の発熱により暖められた空気の流通や熱の伝
達が遮断されるため、センサ1は前面の検出窓2を介し
て流通する室内空気のみを対象とすることとなるため、
室内空気湿度の正確な測定/検出が可能となる。
(効果実証試験) 本実施例の効果を実証するため、前記構成の湿度スイッ
チを試作し、比較試験を実施した結果,周囲温度22℃,
湿度60%の環境条件において、従来品に対比して、つぎ
のような検出精度の向上が確認された。
(他の実施例) なお、前記実施例は、換気扇運転制御用の室内空気湿度
検出用のスイッチの例について説明したが、これのみに
限定されるものでなく、本考案の原理は、他の一般の環
境条件検出装置に適用し得ることはもちろんである。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、本考案によれば、装置筐体の大
部分が存在する壁内の環境条件の影響を受けることが防
止できるとともに、装置筐体内部の制御回路手段の発熱
により暖められた空気の流通や熱の伝達が遮断されるた
め環境対象条件の検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る湿度スイッチの一実施例の要部
拡大斜視図、第2図は、従来の湿度スイッチ構成の一例
の部分破断斜視図、第3図はその要部拡大図(第1図対
応図)である。 1……湿度センサ(環境条件検出手段) 2……検出窓 3……筐体内部 5……隔壁 6……支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の環境条件を検出する検出手段と、 該検出手段の検出動作を制御する制御回路手段と、 前記検出手段の背面が固定されている支持部材を有する
    装置筐体とからなる環境条件検出装置であって、 前記装置筐体内部に、前記検出手段の前面以外を取り囲
    むように隔壁部材を設けるとともに、 前記支持部材を制御回路手段からの空気流通及び熱伝達
    遮断機能を有する材料で形成したことを特徴とする環境
    条件検出装置。
JP1990034483U 1990-03-30 1990-03-30 環境条件検出装置 Expired - Fee Related JPH0725738Y2 (ja)

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JPH03125285U JPH03125285U (ja) 1991-12-18
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JPS5910515B2 (ja) * 1976-03-26 1984-03-09 株式会社山武 温室内の温度・湿度等の測定器

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JPH03125285U (ja) 1991-12-18

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