JPS5910515B2 - 温室内の温度・湿度等の測定器 - Google Patents
温室内の温度・湿度等の測定器Info
- Publication number
- JPS5910515B2 JPS5910515B2 JP3247976A JP3247976A JPS5910515B2 JP S5910515 B2 JPS5910515 B2 JP S5910515B2 JP 3247976 A JP3247976 A JP 3247976A JP 3247976 A JP3247976 A JP 3247976A JP S5910515 B2 JPS5910515 B2 JP S5910515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity
- greenhouse
- measuring
- case
- plants
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は温室用の温度・湿度等の測定器に関するもので
ある。
ある。
本発明は温室内に栽培される植物の植立されている雰囲
気状態の温度・湿度等を正確に測定する事を目的とする
。
気状態の温度・湿度等を正確に測定する事を目的とする
。
本発明に於ける測定は、温室内の平均的な測定値では無
く、植物の植立する状態、例えば植物が培地上に密生し
て植立されている時、植物の高さと関係して、最も適切
なる検出値を得られる位置に、しかも連続的な雰囲気温
度・湿度等を疑似的に発生する外乱状態によって影響を
受ける事無く測定する装置に係る。
く、植物の植立する状態、例えば植物が培地上に密生し
て植立されている時、植物の高さと関係して、最も適切
なる検出値を得られる位置に、しかも連続的な雰囲気温
度・湿度等を疑似的に発生する外乱状態によって影響を
受ける事無く測定する装置に係る。
温室に於ては、植物の栽培されている部分、例えば培地
上に植物を植立する時、植物の植立領域の温度・湿度は
温室全体の平均的な温度・湿度と連続的に一致するわけ
ではない。
上に植物を植立する時、植物の植立領域の温度・湿度は
温室全体の平均的な温度・湿度と連続的に一致するわけ
ではない。
若し測定器を植立領域より離隔した部分に設置する時は
、測定値は多くの場合、温室における平均値を得る位置
に取り付けられるであろう。
、測定値は多くの場合、温室における平均値を得る位置
に取り付けられるであろう。
その場所は温室全体の雰囲気を概要的に把握できる状態
を検出する事となる。
を検出する事となる。
若し植立領域に接近して位置づける時は、日光の直射光
ないしはアスファルト床等からの反射光の影響を考慮し
なければならない。
ないしはアスファルト床等からの反射光の影響を考慮し
なければならない。
若し植立領域内に測定器を位置づける時は、加えて植物
に対する散水時の水分が測定器に降りかかり、白土は水
分による湿気は常時測定器に影響を与える事となる。
に対する散水時の水分が測定器に降りかかり、白土は水
分による湿気は常時測定器に影響を与える事となる。
本発明は温度・湿度等の測定器を植物の植立領域に接近
し、白土は植立領域内に位置して設置する事のできる新
規な測定器を提供する。
し、白土は植立領域内に位置して設置する事のできる新
規な測定器を提供する。
以下本発明実施例について述べる。
第1図は本測定器の断面を示すものである。
A−A’・B−B’・C−σ線断面図はそれぞれ第2図
、第3図、第4図に示される。
、第3図、第4図に示される。
1は外側のケースを示す、ケース1は金属製の熱良導性
の材料よりなり、一部分に内部に通じる孔3,3・・・
・・・を有する。
の材料よりなり、一部分に内部に通じる孔3,3・・・
・・・を有する。
2は内側のケースでケース1とケース20間は空間4が
形成され、ケース1と2は空間を隔てて二重の容器とし
て形成される。
形成され、ケース1と2は空間を隔てて二重の容器とし
て形成される。
温度・湿度等の測定部ないしは調節部を設置せる枠体5
は一部に空気流通孔を有するケース状ないしは基体上に
測定部を載置せる露出状のいずれの場合もある。
は一部に空気流通孔を有するケース状ないしは基体上に
測定部を載置せる露出状のいずれの場合もある。
枠体5の適当な部分例えば下底部6は第4図で示す様に
通風孔7,7・・・・・・を有する。
通風孔7,7・・・・・・を有する。
但し枠体5の下側面8には通孔は設げない、若し扉9を
開いた時、空気が直接測定部10に入らない様にしであ
る。
開いた時、空気が直接測定部10に入らない様にしであ
る。
枠体5がケース状ないしは露出状のいずれであっても外
気は真直に測定部10に入らない様に形成する事が望ま
れる。
気は真直に測定部10に入らない様に形成する事が望ま
れる。
11゜12はそれぞれケース1,2の下底部であり傾斜
な有す。
な有す。
傾斜は散水等による水滴を図示してない孔部等より外部
に排出するために役立つ。
に排出するために役立つ。
13はファンで開口14に面しており、開口14から外
部に空気を放出する様に回転する。
部に空気を放出する様に回転する。
案内部15は下底16が開口し、測定部10側からの空
気を開口16から案内部15を経てファン13によって
開口14より外部に放出される。
気を開口16から案内部15を経てファン13によって
開口14より外部に放出される。
17は断熱材であり、これらケース1,2及び基枠5・
断熱材17は適′当な係合手段、例えばねじ18等によ
って係着されて形成される。
断熱材17は適′当な係合手段、例えばねじ18等によ
って係着されて形成される。
この測定器全体は地上に植立した棒状支持体或は上部か
ら吊下げまたは支持壁に取付ける等任意の手段によって
位置づけられる。
ら吊下げまたは支持壁に取付ける等任意の手段によって
位置づけられる。
ファン13は状態に応じて適当である所定の風速が測定
器内部に生じる様に回転し、空気入口側の扉9の適当な
開度によって空気は枠体5の下底部6を設けた通孔7,
7・・・・・・より内部に入り、測定部10を経て開口
16・案内部15を通りファン13により開口14から
外部に排出される。
器内部に生じる様に回転し、空気入口側の扉9の適当な
開度によって空気は枠体5の下底部6を設けた通孔7,
7・・・・・・より内部に入り、測定部10を経て開口
16・案内部15を通りファン13により開口14から
外部に排出される。
空気入口と下底部6との間に金網を入れる事もある。
外側のケース1は金属製の熱良導体であるため直射光・
反射光等による熱を放熱し、また内側のケース2との間
に空気が隔てられているので内部に熱の影響を与えない
。
反射光等による熱を放熱し、また内側のケース2との間
に空気が隔てられているので内部に熱の影響を与えない
。
また散水時の温度低下の影響も内部には直接影響が生じ
ない。
ない。
散水時に小さな孔3から内部に若し水滴等が侵入しても
内側のケース2によって内部に侵入する事は防止され、
傾斜した下底部11を経て、図示してない放出孔等から
外部に放出される。
内側のケース2によって内部に侵入する事は防止され、
傾斜した下底部11を経て、図示してない放出孔等から
外部に放出される。
若し植物の植立領域内に本測定器を位置づける時、領域
は密生して植立する植物によって無風の停滞した状態に
おかれる事があり、この時、温度或は湿度は停滞した状
態を検出してはならない。
は密生して植立する植物によって無風の停滞した状態に
おかれる事があり、この時、温度或は湿度は停滞した状
態を検出してはならない。
また別の場合に植物は強制的に通風を受ける場合がある
。
。
即ち栽培条件は無風の、ないしは無風に近い状態から強
制的に通風を与える場合が有り、その条件は不連続であ
る。
制的に通風を与える場合が有り、その条件は不連続であ
る。
また別の状態に於ては温室の戸の開閉は一時的に測定器
の雰囲気に変化を与える事がある。
の雰囲気に変化を与える事がある。
測定器に常時一定の風速を与えておき、これら疑似的に
発生する外乱条件の影響を無視し得る状態を測定部10
に与えておくならば、そして測定器が、与えられた風速
に応答するに適当な時定数を有するならば、植物栽培条
件はきわめて適切な値として検出する事ができる。
発生する外乱条件の影響を無視し得る状態を測定部10
に与えておくならば、そして測定器が、与えられた風速
に応答するに適当な時定数を有するならば、植物栽培条
件はきわめて適切な値として検出する事ができる。
測定器は検出した値を制御機器に与える。
例えば温度検出値が所望の設定された値を下廻るならば
、加熱用装置の稼動を指示しなげればならない。
、加熱用装置の稼動を指示しなげればならない。
測定器は適当な応答時定数を与えておく事によって、通
過空気から状態の変化を検出する。
過空気から状態の変化を検出する。
若し、応動時定数が小さい場合は、短い時間に瞬間的に
発生した状態を検出し、好ましくなく制御信号を制御機
器に与える事になるであろう。
発生した状態を検出し、好ましくなく制御信号を制御機
器に与える事になるであろう。
この結果は制御機器のオン・オフの繰返えし等のリサイ
クル現象の発生の原因となる。
クル現象の発生の原因となる。
本発明は常時一定の風速を測定部に与える事によって、
この様な外乱にもとすく瞬間的な状態の検出を防止する
ために、応答時定数は巾のある安定な値として与える事
が可能となる。
この様な外乱にもとすく瞬間的な状態の検出を防止する
ために、応答時定数は巾のある安定な値として与える事
が可能となる。
例えば応答時定数は風速に関係があり、風速が犬であれ
ば応答は速(なる。
ば応答は速(なる。
従って瞬間的に与えられる外乱が生じた時、応答が速け
れば、すぐ様制御機器に指令を与えるが、次の瞬間に於
て再び停止指令を与えなければならな事となる。
れば、すぐ様制御機器に指令を与えるが、次の瞬間に於
て再び停止指令を与えなければならな事となる。
本発明は、はぼ所定の速度の空気が通過し、且つこの速
度は疑似状態の影響を無視し得るに足る速さであるため
、応答時定数は巾のある範囲から得る事が可能となる。
度は疑似状態の影響を無視し得るに足る速さであるため
、応答時定数は巾のある範囲から得る事が可能となる。
一本実施例に於ては、ファン13はケースの開口14
に面して設けられ、内部の空気を外部に排出する様に回
転する。
に面して設けられ、内部の空気を外部に排出する様に回
転する。
ファンモータの発生熱はそのまま外部に放散する。
ファン130回転による振動は出来るだけ防止するが、
温度測定器・湿度測定器が耐振型である時は影響に少い
。
温度測定器・湿度測定器が耐振型である時は影響に少い
。
以上の様に本発明IJ定部を通過する空気の速度を、直
射光、・反射光・散水等の状態及び植立した植物に対し
て与える強制通風栽培に於ける風速及び無風状態におけ
る空気の停滞等によって生じる、疑似状態、即ち、植物
栽培における植物のおかれた真の雰囲気温度ではな(、
測定器のおかれた位置における測定器の受ける状態を測
定しない様に、これら疑似状態の影響を無視し得る様な
風速を測定部に与える様にしたものである。
射光、・反射光・散水等の状態及び植立した植物に対し
て与える強制通風栽培に於ける風速及び無風状態におけ
る空気の停滞等によって生じる、疑似状態、即ち、植物
栽培における植物のおかれた真の雰囲気温度ではな(、
測定器のおかれた位置における測定器の受ける状態を測
定しない様に、これら疑似状態の影響を無視し得る様な
風速を測定部に与える様にしたものである。
測定部に所定の通風を与える事によって日射によるケー
スの加温等による測定誤差は防止され、かつ測定部はこ
の風速に応じた適当な時定数の応答を有する測定器を得
られ、また、この時定数は巾の広い範囲のものを選定す
る事ができる。
スの加温等による測定誤差は防止され、かつ測定部はこ
の風速に応じた適当な時定数の応答を有する測定器を得
られ、また、この時定数は巾の広い範囲のものを選定す
る事ができる。
図は本発明実施例で、第1図は正断面図、第2図・第3
図・第4図はそれぞれA−に線・B−B’・c−c’線
断面図である。 1・−・・・・外側ケース、2・・・・・・内側ケース
、3・・・・・・通孔、4・・・・・・空間部、5・・
・・・・基枠、7・・・・・・通孔、9・・・・・・通
気扉、10・・・・・・測定部、13・・・・・・ファ
ン、14・・・・・・開口、15・・・・・・案内部。
図・第4図はそれぞれA−に線・B−B’・c−c’線
断面図である。 1・−・・・・外側ケース、2・・・・・・内側ケース
、3・・・・・・通孔、4・・・・・・空間部、5・・
・・・・基枠、7・・・・・・通孔、9・・・・・・通
気扉、10・・・・・・測定部、13・・・・・・ファ
ン、14・・・・・・開口、15・・・・・・案内部。
Claims (1)
- 1 外側ケースと内側ケースは空間を隔てて重ねられ、
外側ケースには内側ケースと外側ケースの間に熱がこも
らないように孔が設けられ、内側ケース内の測定部へ外
部雰囲気を導くために内側ケースおよび外側ケースの開
口部に設けられた扉と、内側ケース内の雰囲気を内側ケ
ースおよび外側ケースの他の開口部へ排出するためのフ
ァンとを有したことを特徴とする温室内の温度・湿度等
の測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247976A JPS5910515B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 温室内の温度・湿度等の測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247976A JPS5910515B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 温室内の温度・湿度等の測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52116277A JPS52116277A (en) | 1977-09-29 |
JPS5910515B2 true JPS5910515B2 (ja) | 1984-03-09 |
Family
ID=12360107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247976A Expired JPS5910515B2 (ja) | 1976-03-26 | 1976-03-26 | 温室内の温度・湿度等の測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910515B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109U (ja) * | 1989-05-23 | 1991-01-07 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01124540U (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-24 | ||
JPH0725738Y2 (ja) * | 1990-03-30 | 1995-06-07 | 積水化学工業株式会社 | 環境条件検出装置 |
CN104121998B (zh) * | 2014-06-24 | 2017-09-26 | 中国农业大学 | 一种日光温室环境智能监控系统中的温度预警方法 |
-
1976
- 1976-03-26 JP JP3247976A patent/JPS5910515B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109U (ja) * | 1989-05-23 | 1991-01-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52116277A (en) | 1977-09-29 |
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