JP2786706B2 - 湿度制御装置 - Google Patents

湿度制御装置

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JP2786706B2
JP2786706B2 JP525690A JP525690A JP2786706B2 JP 2786706 B2 JP2786706 B2 JP 2786706B2 JP 525690 A JP525690 A JP 525690A JP 525690 A JP525690 A JP 525690A JP 2786706 B2 JP2786706 B2 JP 2786706B2
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史郎 寒川
敏幸 西口
雅彦 渡辺
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TABAI ESUPETSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種環境試験装置その他において使用される
湿度制御装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の湿度制御装置としては、代表的なものとして
乾球温度検出端出力とウイックパンから水を吸い上げる
ウイックを装着した湿球温度検出端出力とに基づいて現
在相対湿度を求め、該求めた相対湿度と目標相対湿度の
差に基づいて湿度調節手段を操作し、目標相対湿度を得
る湿度制御装置が知られている。
このタイプの湿度制御装置では、通常、ウイックパン
に水切れ検出手段が設けられており、該ウイックパンの
水が所定量より減ずるか又は該水が無くなるとその状態
が検出されるように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、湿球温度検出端における水供給異常は、単に
ウイックパンにおける水切れによるばかりでなく、ウイ
ック自体が水を吸い上げることができない状態になって
いる場合もある。
だが、従来の前記湿度制御装置によると、このウイッ
クの異常は検出されない。
そこで本発明は、前記タイプの湿度制御装置におい
て、ウイックに異常がある場合にもこれを湿球温度検出
端における水供給異常として検出することができる湿度
制御装置を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記課題を解決するため、乾球温度検出端出
力による乾球温度とウイックパンから水を吸い上げるウ
イックを装着した湿球温度検出端出力による湿球温度と
に基づいて現在相対湿度を求め、該求めた相対湿度と目
標相対湿度の差に基づいて湿度調査手段を操作し、目標
相対湿度を得る湿度制御装置において、前記目標相対湿
度が100%RHでないときに前記乾球および湿球温度が等
しくなると前記湿度調節手段を相対湿度を下げる方向に
操作する手段と、該操作手段による湿度を下げる方向の
操作が予め定めた時間経過してもなお乾球および湿球温
度が等しいと、前記湿球温度検出端における水供給異常
が発生していることを知らせる警報手段とを備えたこと
を特徴とする湿度制御装置を提供するものである。
前記乾球温度と湿球温度が等しいか否かを判断する方
法としては、該両温度を直接比較して等しいか否かを判
断する方法の他、該両温度から現在相対湿度を求め、該
相対湿度が100%RHであるときには前記両温度が等し
く、100%RHでないときは前記両温度が異なっていると
判断することが考えられる。
なお本明細書においてウイックとは狭義の意味のウイ
ックの他、ガーゼその他ウイックパンから水を吸い上げ
ることができる手段全てを総称している。
〔作 用〕
本発明湿度制御装置によると、通常の状態では乾球温
度検出端出力と湿球温度検出端出力とに基づいて現在相
対湿度が求められ、該求められた相対湿度と目標相対湿
度の差に基づいて湿度調節手段が操作され、目標相対湿
度が達成される。しかし、乾球温度と湿球温度とが等し
くかつ目標相対湿度が100%RHでないときには、前記湿
度調節手段は相対湿度を下げる方向に操作され、該操作
が予め定めた時間経過してもなお乾球および湿球温度が
等しいときには湿球温度検出端における水供給異常が発
生していることが検出される。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下に説明する実施例は恒温恒湿器に採用されている
湿度制御装置である。
第1図は恒温恒湿器1およびこれに付設された器内温
度調節装置2および湿度制御装置3の概略を示してい
る。
恒温恒湿器1は開閉自在の扉11を備えており、器内奥
部に仕切り壁12を有し、その内側が空調室13に形成され
ており、その上端には空気循環用ファン14が設けられて
いる。
温度調節装置は温調用電気加熱ヒータ21、除湿兼冷却
器22等から構成されている。
湿度制御装置3は恒温恒湿器内に配置した乾球温度検
出端31、湿球温度検出端32、加湿器36、除湿兼冷却器22
および器外に配置した調節器37を備えている。加湿器36
と除湿器22は共に湿度調節に寄与する。
乾球および湿球温度検出端31および32は空調室13の吹
き出し口近傍に配置されており、加湿器36は空調室下端
に配置されている。
湿球温度検出端32にはウイック33が装着され、このウ
イックはウイックパン34から水を吸い上げるようになっ
ている。また、ウイックパン34には該パン内の水切れを
検出するための水位検出センサ35が配置されている。
加湿器36は水を溜めるための加湿皿361と該皿内に配
置した電気加熱ヒータ362からなっている。
調節器37はマイクロコンピュータ38(以下「マイコン
38」という)を主体とするもので、このマイコン38に接
続された目標相対湿度設定部39および加湿器操作部40を
備えている。前記乾球および湿球温度検出端出力および
水位検出センサ35の出力はマイコ38へ入力されるように
構成されているとともに操作部40は加湿器ヒータ362に
配線接続されている。
また、調節器37はウイックパン34における水切れが発
生していることを知らせる警報装置41およびウイックの
異常を知らせる警報装置42の双方を備えており、これも
マイコン38に接続されている。
なお、本例では除湿兼冷却器22には常時一定量の冷媒
が流され、従って湿度の調節は実質上加湿器36のヒータ
362の操作により行われることになる。
前記湿度制御装置3によると、目標とする相対湿度は
調節器37の設定部39の操作によってマイコン38内に入力
される。
一方、マイコン38は乾球および湿球温度検出端31およ
び32の出力に基づいて恒温恒湿器内の現在相対湿度を算
出し、該算出した相対湿度と前記目標湿度との差を求
め、該差に基づいて加湿器36の操作量を算出する。加湿
器操作部40はマイコン38におけるこの操作量を受けて加
湿器ヒータ362を目標相対湿度を得る方向に操作する。
以上の操作が繰り返され、恒温恒湿器内は目標相対湿度
に近づけられる。
警報装置41はウイックパン34に設定したセンサ35から
水切れ信号がマイコン38へ入力される場合に作動する。
一方、警報装置42は次のように作動する。すなわち、
乾球および湿球温度が等しくなったときには、目標相対
湿度が100%RHである場合を除いて、マイコン38は該100
%RHと目標相対湿度との差に基づいて加湿器36の操作量
を湿度を下げる方向で決定し、操作部40は該操作量に基
づいて加湿器ヒータ362を操作する。そしてこのような
湿度を下げる方向の操作が予め定めた時間経過した後、
なお乾球および湿球温度が等しい場合には警報装置42か
ら警報が発せられる。
警報装置41が作動することはウイックパン34の水切れ
発生およびウイック33が水を吸い上げていない状態の発
生のうち少なくともウイックパン34の水切れを知らせる
ものである。また警報装置42の作動はウイック33が水を
吸い上げていないウイック異常を知らせるものである。
次にマイコン38の動作を第2図に示すフローチャート
を用いて説明する。
まず、ステップ1でタイマを「0」にセットするとと
もに加湿器操作量を「0」にセットする。次にステップ
S2で設定部39の操作に基づいて目標相対湿度が入力さ
れ、ステップS3およびS4で乾球および湿球温度が測定さ
れ、ステップS5で前記測定した乾球および湿球温度に基
づいて現在相対湿度が算出される。次に、ステップS51
で水位検出センサ35からの水切れ入力があるか否かを判
断し、入力有りのときは、ステップS52で第1の警報処
理を行い、警報装置41により警報を発する。入力無しの
ときは、ステップS6へ進む。
ステップS6では算出した相対湿度が100%RHか否かが
判断され、100%RHでないときはステップS7でタイマを
リセット操作し、ステップS8で現在相対湿度と目標相対
湿度の差から加湿器36の操作量が計算され、引き続きス
テップS9で操作部40に該操作量が指示され、その後ステ
ップS3へリターンする。
ステップS6で現在相対湿度が100%RHであると判断さ
れたときはステップS10で目標相対湿度が100%RHか否か
が判断され、該目標湿度が100%RHのときはステップS7
へ進む。しかし目標相対湿度が100%RHでないときはス
テップS11へ進み、湿度を下げようとしているか否かを
判断し、下げようとしていないときにはステップS7へ進
む。下げよとしているときにはステップS12でタイマを
インクリメントし、ステップS13で相対湿度100%RHの状
態が予め定めた時間(限界時間)経過したか否かを判断
し、限界時間がまだ経過していないときにはステップS8
へ進む。しかし限界時間が経過していると、ステップS1
4で第2の警報処理を行い、警報装置42によってウイッ
ク異常を知らせる。
なお、ステップS52、S14における警報処理では加湿器
操作量を0にセットする処理も行う。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、他に
も種々の態様で実施することができる。
例えば、前記実施例では湿度は実質上加湿器ヒータ36
2の操作により制御されるようになっているが、これに
加えて冷却兼除湿器22の冷媒循環量を制御するようにし
てもよい。この場合には操作部40は例えば冷却兼除湿器
22を含む冷凍装置中の膨張弁開度をも操作できる操作部
にする。なおこのような開度調節可能な膨張弁としては
ステッピングモータにより開度を調節できる電子膨張弁
等が考えられる。
また、別途除湿器を設け、前記加湿器36とこの除湿器
の双方を操作してもよい。
また、上記実施例におけるマイコン38の動作中、第2
図に示すステップS51およびS52を省略してステップS5を
ステップS6へ直結するとともに、ステップS13における
「YES」の判断のあとで、水切れ入力有りか否かを判断
し、「YES」のときは第1警報処理を行って装置41を作
動させ、「NO」のときは第2警報処理を行って装置42を
作動させてもよい。
さらに、前記実施例における警報装置41および水位検
出センサ35を省略するとともにマイコン38の動作中第2
図に示すステップS51、S52を省略してもよい。この場合
には、ステップS13において「YES」の判断があり警報装
置42が作動すると、これはウイックパンの水切れおよび
ウイック異常の少なくとも一方が発生していることを示
すことになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明湿度制御装置によると、ウ
イックに水吸い上げ異常がある場合にもこれを検出する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を用いた恒温恒湿器の概略構
成図、第2図は第1図に示す湿度制御装置中のマイクロ
コンピュータの動作を示すフローチャートである。 3……湿度制御装置 31……乾球温度検出端 32……湿球温度検出端 33……ウイック 34……ウイックパン 35……水位検出センサ 36……加湿器 362……加湿器ヒータ 37……調節器 38……マイクロコンピュータ 39……目標相対湿度設定部 40……加湿器操作部 41、42……警報装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 17/00 G01N 25/62 G05D 22/00 G01N 3/60 G01R 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾球温度検出端出力による乾球温度とウイ
    ックパンから水を吸い上げるウイックを装着した湿球温
    度検出端出力による湿球温度とに基づいて現在相対湿度
    を求め、該求めた相対湿度と目標相対湿度の差に基づい
    て湿度調節手段を操作し、目標相対湿度を得る湿度制御
    装置において、前記目標相対湿度が100%RHでないとき
    に前記乾球および湿球温度が等しくなると前記湿度調節
    手段を相対湿度を下げる方向に操作する手段と、該操作
    手段による湿度を下げる方向の操作が予め定めた時間経
    過してもなお乾球および湿球温度が等しいと、前記湿球
    温度検出端における水供給異常が発生していることを知
    らせる警報手段とを備えたことを特徴とする湿度制御装
    置。
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