JP2505366B2 - フィルムの巻止装置 - Google Patents

フィルムの巻止装置

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JP2505366B2 JP5135561A JP13556193A JP2505366B2 JP 2505366 B2 JP2505366 B2 JP 2505366B2 JP 5135561 A JP5135561 A JP 5135561A JP 13556193 A JP13556193 A JP 13556193A JP 2505366 B2 JP2505366 B2 JP 2505366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ又はフィルム
ホルダにおけるフィルムの巻止装置に関し、特にパーフ
ォレーションを有しないロールフィルムの巻止装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、120又は220タイプフィル
ムのようにパーフォレーションを有しないロールフィル
ムを巻上レバーや巻上クランク等により急速に巻き上げ
ると、所定の停止位置で巻上軸の回転が停止した後も、
繰出側のスプールはフィルムの慣性によりさらに回転を
続けてフィルムが所定量以上に送り出されるという現象
が生じる。
【0003】その結果、繰出側のスプールから余分に送
り出されるフィルム量が巻上げの緩急に応じて変動し、
フィルムの両面間隔がばらつくと共に、フィルムが画面
枠側のレール面とフィルム圧着板とで形成されるトンネ
ル間隔内で弛んで波打ち、フィルムの平面性が損なわれ
るという問題があった。
【0004】このような問題を解決するため、従来は繰
出側のフィルムのロール部分に押えばねを圧接させた
り、繰出側のスプール受軸をスプールの回転に同動する
ようにして、このスプール受軸に摩擦力を与えたりして
フィルムの動きに抵抗を与えるのが普通であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィルムの巻止装置にあって、フィルムのロ
ール部分に押えばねを圧接させるものは、巻上げに伴う
フィルム巻径の変動によって押えばねの押圧力が大きく
変動するので、フィルムに与える抵抗力が一定せず、そ
の上、220タイプフィルムを使用する場合には、押え
ばねが直接フィルム面に当接して擦り傷等が発生するお
それがあった。
【0006】また、繰出側のスプール受軸に摩擦力を与
えるものは、その摩擦力の調整がきわめて困難であると
共に、調整済みの摩擦力も気温,湿度等の外的環境の変
化、あるいは潤滑剤の固化等の経年変化によって変動
し、摩擦力が弱すぎるとその効果がなく、強すぎると巻
上げが重くなると共にフィルム面を損傷するおそれもあ
った。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、フィルム巻止時における繰出側フィルムの余分
の送り出しを防止して画面間隔のばらつきを防止し、併
せてフィルムの平面性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、フィルムの巻上げによりそのフィルム面
に転接して回転する繰出側摩擦ローラの回転を、撮影枚
数と同数の切欠部を有する割出部材に減速して伝達し、
この割出部材の外周部に摺接する巻止レバーが上記切欠
部に落ち込むことにより巻上軸の回転に連動して回転す
る巻止爪車の回転を係止することによりフィルムの巻上
げを停止させるようにしたフィルムの巻止装置におい
て、上記摩擦ローラの回転に連動して回転する補助爪車
と、この補助爪車に係脱可能で上記巻止レバーの上記割
出部材切欠部への落込みに連動して回動することにより
上記補助爪車の回転を係止する巻止補助レバーとを設
け、上記巻上軸の回転係止とほぼ同時に上記摩擦ローラ
の回転を係止させるようにしたフィルムの巻止装置を提
供するものである。
【0009】また、上記のフィルムの巻止装置におい
て、上記補助爪車係止時に、上記巻止補助レバーが上記
補助爪車の引き続く回転をなお所定範囲許容する後退手
段を有するようにするのが好ましく、この後退手段は、
巻止補助レバーを枢着してこの巻止補助レバーの回動方
向にほぼ直交して所定範囲揺動可能な揺動レバーと、こ
の揺動レバーを補助爪車方向に付勢する付勢手段とから
なるようにするのがよい。
【0010】
【作用】この発明によるフィルムの巻止装置は上記のよ
うに構成することにより、巻上軸の回転方向に同動する
ように装着した巻取側の空スプールにフィルムのリーダ
ペーパ先端部を取着してフィルムを巻き上げると、フィ
ルムの進行に伴ってそれに滑りなく転接する摩擦ローラ
が回転し、その回転が減速して割出部材に伝えられる。
【0011】割出部材が所定角度回転してその切欠部が
巻止レバーに係合する位置になると、巻止レバーは自己
の付勢力により回動して切欠部に落ち込み、その爪部が
巻上軸の回転を係止する。ほぼ同時に、巻止レバーの回
動に連動して回動する巻止補助レバーが補助爪車の回転
を係止し、これに連動する摩擦ローラの回転を停止させ
る。摩擦ローラが停止するとこれに滑りなく転接してい
るフィルムの進行も停止する。
【0012】なお、上記の装置において、補助爪車係止
時に上記巻止補助レバーが後退手段を有するようにする
と、例えば巻上軸の回転により最初の行程で巻上角可変
のフィルム巻上げを終了させると同時にシャッタチャー
ジの前半行程を行い、フィルム巻上げ終了時にフィルム
の巻上軸の回転を停止させた後、クラッチを解除して引
き続く巻上操作によりシャッタチャージの後半行程を行
うような場合、巻止レバー落込みからクラッチが解除さ
れるまでの間のフィルム進行に対応して繰出側のフィル
ムの停止を後らせることが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例の要部を模
式的に示す平面図、図2はその全体の概略構成の巻上げ
前の状態を示す平面図、図3はその巻止状態を示す平面
図である。
【0014】図1乃至図3は、この発明をブローニーフ
ィルムを用いる中判一眼レフカメラのロールフィルムホ
ルダに実施した場合を示し、120又は220タイプの
フィルムは、図示しないカメラ本体側の巻上駆動機構に
駆動され、膜面を外側にしてΩ状に巻き取られるように
なっている。
【0015】基板1上の巻取側に回転自在に軸着した巻
上歯車2は、図示しないカメラ本体側の巻上駆動機構に
連動して時計方向に回転する駆動歯車3を介して反時計
方向に駆動され、この巻上歯車2と同軸に巻止爪車4を
図示しないクラッチを介して相対回転可能に装着し、こ
の巻止爪車4にフィルムの巻上軸5が反時計方向にのみ
同動して回転するようにし、基板1の一端近傍にはフィ
ルムの裏面に転接するガイドローラ6を回転自在に装着
する。
【0016】そして、この巻止爪車4がフリーの状態で
は上記クラッチを介して巻上歯車2の反時計方向の回転
に同動して巻止爪車4も反時計方向に回転するが、巻止
爪車4の回転が係止されると、クラッチが解除されて巻
上歯車2だけが反時計方向に回転することができるよう
になっている。
【0017】一方、基板1上の図で左端近傍には、繰出
側のフィルムが滑りなく転接するように、少なくとも一
部にゴム等のすべり止め部材を一体とする摩擦ローラ7
を回転自在に装着してピニオン8を一体に固設し、ピニ
オン8の時計方向の回転を中間歯車9,減速輪列10を
介して一部に欠歯部と有する割出歯車11に伝え、フィ
ルム裏紙の全巻取行程に対応して割出歯車11が1回転
未満反時計方向に回転し得るようにする。なお、この割
出歯車11には時計方向への復帰ばね(図示しない)を
係着してあり、中間歯車9には補助爪車12を一体に固
設してある。
【0018】割出歯車11を、所定角度位置に撮影枚数
と同数の切欠部を有する割出板13aに固設し、この割
出板13aに、同数の切欠部を有しその切欠部側壁の一
方が割出板13aの外周部より突出するようにした割出
補助板13bを所定角度相対回転可能で常時は割出補助
板13bの外周部により割出板13aの切欠部を閉鎖状
態に保たせる方向に付勢し、周知のセルフキャッピング
タイプの割出部材13を構成する。
【0019】基板1上の軸14で巻止レバー15を枢着
し、ばね16により左旋方向に付勢してその左端折曲部
15aを割出部材13の外周面に圧接させ、その右端折
曲部15bをカメラ本体側のレリーズ部材に連動する巻
止解除ピン17に対向させる。そして、基板1の巻取側
に軸18でL字状の巻止爪レバー19を枢着して弱いバ
ばね20により右旋方向に付勢し、その一端19aを巻
止めレバー15の折曲部15cに係合させ、他端爪部1
9bを巻止爪車4に係脱自在とする。
【0020】また、基板1の繰出側に軸21で揺動レバ
ー22を枢着してばね23により左旋方向に付勢し、そ
の先端に二股部22aを設けて規制ピン24により揺動
レバー22の揺動範囲を規制する。そして、揺動レバー
22上の軸25で巻止補助レバー26を枢着して弱いば
ね27により右旋方向に付勢し、その右端部を巻止レバ
ー15に垂設した連結ピン28に係合させ、左端爪部を
補助爪車12に係脱自在とし、巻上補助レバー26の回
動方向にほぼ直交して揺動レバー22が揺動し得るよう
にする。
【0021】なお、減速輪列10近傍の基板1の下側に
は繰出側のスプール受軸29が設けてあり、繰出側のス
プール30から繰り出されるフィルムFは摩擦ローラ
7,画面枠31,ガイドローラ6を経由して巻上軸5に
装着された巻取側のスプール32に巻き取られる。
【0022】次に、上記のような構成からなる実施例の
作用を説明する。フィルム裏紙のスタートマークをフィ
ルムホルダ側の固定指標に合わせて図示しない裏蓋を閉
じた状態では、図2に示すように、巻止レバー15の左
端折曲部15aは割出板13aの外周面上のスタート位
置にあり、巻止レバー15はばね16に抗して右旋状態
にある。また、巻止爪レバー19は巻止レバー15の折
曲部15cに押されてばね20に抗して左旋状態にあ
り、その爪部19bは巻止爪車4から離脱した位置にあ
る。また、巻止補助レバー26は連結ピン28に押圧さ
れてばね27の付勢力に抗して左旋し、その爪部は補助
爪車12から離脱している。
【0023】この状態から、カメラ本体側の巻上駆動機
構により駆動歯車3を介して巻上歯車2を巻止爪車4を
伴って反時計方向に回動させると、巻止爪車4に同動し
て回転する巻上軸5が巻取側スプール32を反時計方向
に回転駆動して裏紙のリーダ部が巻き取られる。これに
より、繰出側の摩擦ローラ7が裏紙との摩擦により滑り
なく時計方向に回転し、ピニオン8,中間歯車9を介し
て割出歯車11及びそれと一体の割出板13aが割出補
助板13bを伴って反時計方向に回転する。
【0024】フィルムの1駒目が定位置まで巻き上げら
れる直前になると、巻止レバー15の折曲部15aが割
出板13aの外周部から突出している割出補助板13b
の切欠部側壁に当接してこの割出補助板13bの回転を
その付勢力に抗して阻止する。これにより、割出板13
aのみがさらに反時計方向に回転し、その切欠部が折曲
部15aに一致するに及んで巻止レバー15がばね16
の付勢力により左旋し、その折曲部15cが巻止爪レバ
ー19の一端19aの拘束を解くので、巻止爪レバー1
9がばね20の付勢力により右旋し、爪部19bが巻止
爪車4の回転を係止して巻上軸5の回転が停止する。
【0025】同時に、巻止レバー15の左旋により連絡
ピン28による拘束が解除されて巻止補助レバー26が
ばね27の付勢力により右旋し、その爪部が補助爪車1
2の歯部に係合して巻止補助レバー26が図で右方に押
圧される。それに伴って巻止補助レバー26を軸支する
揺動レバー22がばね23の付勢力に抗してその二股部
22aの左腕が規制ピン24に当接するまで回転して停
止する。これにより、中間歯車9,ピニオン8を介して
摩擦ローラ7の回転が停止し、これに滑りなく係合する
フィルムの進行も停止する。図3はこの状態を示してい
る。
【0026】ここで、巻止補助レバー26の後退方向の
移動による繰出側フィルムの送り量を、巻止爪車4が係
止されてからクラッチが解除されて巻上軸5が停止する
までにフィルムが巻き取られる量にほぼ一致させるよう
にすると、巻上軸5の回転停止時期と摩擦ローラ7の停
止時期とを同時とすることができ、繰出側フィルムの慣
性によりフィルムを余分に送り出す不都合を防止するこ
とができる。
【0027】フィルムを所定位置まで巻き上げた状態
で、カメラ本体側のレリーズ操作を行うと、巻止解除ピ
ン17が突出して巻止レバー15の折曲部15bを矢示
X方向に押圧し、巻止レバー15をばね16の付勢力に
抗して右旋させる。巻止レバー15の右旋により、折曲
部15aが割出板13aの切欠部から離脱すると、割出
補助板13bが自己の付勢力により反時計方向に僅かに
回転して、その外周部により割出板13aの切欠部を閉
鎖する。
【0028】したがってレリーズ操作が終って巻止解除
ピン17が退避しても、巻止レバー15はばね16の付
勢力により僅かに左旋するだけで、折曲部15aが割出
補助板13bの外周部に当接した状態で係止されて右旋
状態に保持される。また、巻止レバー15の折曲部15
cが巻止爪レバー19をばね20の付勢力に抗して左旋
させるので、爪部19bが巻止爪車4の歯部から離脱し
て巻止めが解除され、同時に、連結ピン28が巻止補助
レバー26をばね27の付勢力に抗して左旋させるの
で、その爪部が補助爪車12から離脱して摩擦ローラ7
の回転を許容し、再び巻上可能状態となる。
【0029】以後、同様にして巻上げ及びレリーズ操作
を繰り返し、フィルムの所定枚数の撮影が終了してフィ
ルム裏紙のトレーラ部を巻き取る状態になると、中間歯
車9が割出歯車11の欠歯部に対向するようになり、そ
の後のトレーラ部巻取りに際して摩擦ローラ7が回転
し、ピニオン8を介して中間歯車9が反時計方向に回転
しても割出歯車11は回転することなく、フィルムが完
全に巻き取られる。
【0030】フィルムの巻取りが終ってフィルム取出し
のために裏蓋を開放すると、図示しない裏蓋連動部材が
巻止レバー15をばね16の付勢力に抗して右旋方向に
駆動すると共に、減速輪列10と割出歯車11との連結
を断ち、割出歯車11及びそれと一体の割出部材13は
自己の復帰力により時計方向に復帰して再び図2に示す
状態となる。
【0031】なお、上記実施例では、巻止補助レバー2
6の軸25を揺動レバー22上に設けることにより巻止
補助レバー26の後退手段を構成するようにしたが、そ
の後退手段はこれに限るものではなく、巻止補助レバー
に設けた長孔に固定の軸を嵌挿するようにしてもよい。
【0032】また、上記実施例では、巻上歯車2がクラ
ッチを介して巻上軸5に係脱し得るようにしてフィルム
巻上げとシャッタチャージとを兼用するようにしたが、
フィルム巻上げのみを行う場合には巻上補助レバー26
の後退手段は不要である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によるフィ
ルムの巻止装置は、フィルム巻上軸の回転係止に連動し
てフィルム繰出側の摩擦ローラの回転を係止するように
したので、フィルムを急速に巻き上げた場合にも、繰出
側フィルムの慣性に起因する余分の送出しによる画面間
隔のばらつきが有効に防止され、併せてフィルム面の平
面性が向上する。
【0034】また、上記のフィルムの巻止装置におい
て、巻止補助レバーが後退手段を有するようにすると、
巻上側にフィルム巻上行程とシャッタ巻上行程とを切り
換えるクラッチを設けた場合にも、クラッチ解除ストロ
ークによるフィルム停止後れに対応して繰出側フィルム
の停止も後らせることが可能になる。
【0035】さらに、上記後退手段が巻止補助レバーを
枢着する揺動レバーと、この揺動レバーを補助爪車方向
に付勢する付勢手段とからなるようにすると、きわめて
簡単な構成で確実な後退作動を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部を模式的に示す平面
図である。
【図2】同じくその全体の概略構成の巻上前の状態を示
す平面図である。
【図3】同じくその全体の概略構成の巻上後の状態を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 巻上歯車 3 駆動歯車 4 巻止爪車 5 巻上軸 6 ガイドローラ 7 摩擦ローラ 9 中間歯車 10 減速輪列 11 割出歯車 12 補助爪車 13 割出部材 15 巻止レバー 19 巻止爪レバー 22 揺動レバー 26 巻止補助レバー 30 繰出側スプール 32 巻取側スプール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの巻上げにより該フィルム面に
    転接して回転する繰出側摩擦ローラの回転を、撮影枚数
    と同数の切欠部を有する割出部材に減速して伝達し、該
    割出部材の外周部に摺接する巻止レバーが上記切欠部に
    落ち込むことにより巻上軸の回転に連動して回転する巻
    止爪車の回転を係止することによりフィルムの巻上を停
    止させるようにしたフィルムの巻止装置において、 上記摩擦ローラの回転に連動して回転する補助爪車と、
    該補助爪車に係脱可能で上記巻止レバーの上記割出部材
    切欠部への落込みに連動して回動することにより上記補
    助爪車の回転を係止する巻止補助レバーとを設け、上記
    巻上軸の回転係止とほぼ同時に上記摩擦ローラの回転を
    係止させるようにしたことを特徴とするフィルムの巻止
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフィルムの巻止装置にお
    いて、上記補助爪車係止時に、上記巻止補助レバーが上
    記補助爪車の引き続く回転をなお所定範囲許容する後退
    手段を有することを特徴とするフィルムの巻止装置。
  3. 【請求項3】 後退手段は、巻止補助レバーを枢着して
    該巻止補助レバーの回動方向にほぼ直交して所定範囲揺
    動可能な揺動レバーと、該揺動レバーを補助爪車方向に
    付勢する付勢手段とからなる請求項2記載のフィルム巻
    止装置。
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JPS5429784U (ja) * 1977-07-29 1979-02-27
JPH0423224Y2 (ja) * 1985-10-04 1992-05-29

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