JP2505104Y2 - エンジンの燃料コック・チョ―ク操作装置 - Google Patents

エンジンの燃料コック・チョ―ク操作装置

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JP2505104Y2
JP2505104Y2 JP1990002248U JP224890U JP2505104Y2 JP 2505104 Y2 JP2505104 Y2 JP 2505104Y2 JP 1990002248 U JP1990002248 U JP 1990002248U JP 224890 U JP224890 U JP 224890U JP 2505104 Y2 JP2505104 Y2 JP 2505104Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、エンジンの気化器に連結される燃料コック
およびチョークを操作する位置に関する。
《従来の技術》 一般に、ガソリンエンジンでは、燃料タンクの内部空
間を燃料コック及び気化器を介してエンジン本体の燃焼
室に連通させている。上記の燃料コックは、コック軸に
連動連結したコック操作具で開閉操作される。また、気
化器に付設したチョーク弁のチョーク弁軸にはチョーク
レバーが固定されており、そのチョークレバーが伝動杆
を介してチョーク操作具で開閉操作される。
《考案が解決しようとする課題》 上記の従来構造では、コック操作具とチョーク操作具
とが個別に設けられていることから、次の問題がある。
エンジンの冷機始動時においては、まず、コック操作
具を手でつまんで燃料コックを開弁操作し、次いで、チ
ョーク操作具につまみ代えて、チョーク弁を閉弁操作す
る必要がある。このように、エンジンの始動時には、操
作具のつまみ代えをしなければいけないので、その始動
操作に手間がかかる。
そこで、かかる不都合を解消するために、実開昭60-1
20267号公報に開示された技術を採用することが考えら
れる。
この従来例は、燃料タンクを燃料コックを介して気化
器に連通し、燃料コックのコック軸を操作レバーで回動
操作可能に構成し、この操作レバーでチョーク伝動手段
であるワイヤを介して気化器のチョークレバーを開閉操
作可能に構成し、エンジンの始動時に操作レバーをチョ
ーク閉位置に回動操作することにより、燃料コックの開
操作とチョークレバーの閉操作とを同時に操作できるよ
うに構成されている。
しかし、この従来例は、操作レバーでワイヤを介して
気化器のチョークレバーを開閉操作する構成であるた
め、操作レバーとチョークレバーとの間の寸法誤差や遊
びをワイヤの長さで調節する必要があり、それらを個々
のエンジンについて調節するのが大変煩わしく、チョー
ク伝動手段の組み付け調節が困難である。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、
エンジンの始動操作を容易にすること、及び操作レバー
とチョークレバーとの間の寸法誤差や遊びを無くするた
めの調節を不要にして、その組み付け調節を容易にする
ことを技術課題とする。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記目的を達成するために、次のように構
成したことを特徴としている。
例えば第1図から第5図に示すように、 燃料タンク8を燃料コック11を介して気化器14に連通
し、コック操作具20で燃料コック11のコック軸11aをコ
ック閉位置Aとコック開位置Bとチョーク閉位置Cとの
間で切り換え操作可能に構成するとともに、コック操作
具20でチョーク伝動手段26・25を介してチョークレバー
24を開弁位置と閉弁位置との間で切り換え操作可能に構
成し、エンジン始動時にコック操作具20をチョーク閉位
置Cに回動操作することにより、燃料コック11を開操作
するとともに、チョーク伝動手段26・25を介してチョー
クレバー24を閉操作するように構成した、エンジンの燃
料コック・チョーク操作装置において、 上記チョーク伝動手段26・25は、上記コック操作具20
に設けた係合凸部20cと係脱可能な被係合部26aを備え、
コック操作具20にその回動軸心を一致させて設けたチョ
ーク伝動レバー26と、このチョーク伝動レバー26とチョ
ークレバー24との間に張設された弾性伝動具25とから成
り、 上記コック操作具20がコック閉位置Aとコック開位置B
との間にあるときは、チョークレバー24のリターンスプ
リング23aの弾圧力が上記弾性伝動具25の張力に打ち勝
って、チョークレバー24を開弁位置に保持するように構
成し、 上記コック操作具20がコック開位置Bとチョーク閉位置
Cとの間にあるときは、リターンスプリング23aと弾性
伝動具25との張力により、上記係合凸部20cと被係合部2
6aとを係合させてコック操作具20とチョーク伝動レバー
26とを同行回動可能に構成し、 上記コック操作具20がチョーク閉位置Cにあるときは、
上記弾性伝動具25の張力がリターンスプリング23aの弾
圧力に打ち勝ってチョークレバー24を閉弁位置に保持す
るように構成した、ことを特徴とするものである。
《作用》 本考案は、第1図に示すように、次のように作用す
る。
(a)図は、コック閉弁状態を示し、この状態では、
コック操作具20がコック閉位置Aに保持されるととも
に、チョーク伝動レバー26がチョーク開位置Eに保持さ
れている。
このコック閉弁状態からコック操作具20を反時計方向
へ回動させると、まず、(b)図に示すように、コック
操作具20がコック開位置Bに切り換えられてコック軸11
aが開弁位置に切換えられる。このように、コック操作
具20がコック閉位置Aとコック開位置Bとの間で切換え
操作されるコック開閉用回動領域Xでは、コック操作具
20の係合凸部20cとチョーク伝動レバー26の被係合部26a
とが係合解除されており、上記リターンスプリング23a
の弾圧力で弾性伝動具25を介してチョーク伝動レバー26
をチョーク開位置Eに保持する。つまり、上記チョーク
伝動レバー26がチョーク開位置Eにあるときは、上記リ
ターンスプリング23aの弾圧力が上記弾性伝動具25の張
力に打ち勝って、チョークレバー24を開弁位置に保持す
る。
エンジンの冷機始動時には、(c)図に示すように、
コック操作具20をさらに反時計方向へ回してチョーク閉
位置Cに切換える。このように、コック操作具20がコッ
ク開位置Bとチョーク閉位置Cとの間で切換え操作され
るチョーク操作用回動領域Yでは、上記リターンスプリ
ング23aと弾性伝動具25との張力により上記コック操作
具20の係合凸部20cとチョーク伝動レバー26の被係合部2
6aとが係合し、コック操作具20とチョーク伝動レバー26
とが同行回動する。これによりコック操作具20をコック
開位置Bからチョーク閉位置Cに切り換えると、チョー
ク伝動レバー26はチョーク開位置Eからチョーク閉位置
Fに切り換わる。
そしてチョーク伝動レバー26がチョーク閉位置Fに切
り換わると、弾性伝動具25の張力が強められ、この張力
がリターンスプリング23aの張力に打ち勝ってチョーク
レバー24を閉弁位置に切り換える。なお、チョーク伝動
レバー26のチョーク開位置Eとチョーク閉位置Fは、そ
れぞれチョークレバー24の開弁位置と閉弁位置に対応す
る。
一方、(c)図のチョーク弁の閉弁状態からコック操
作具20を時計回りの方向に回転操作することにより、燃
料コック11やチョーク伝動レバー26が上記とは逆の手順
で切換えられる。
上記のように、チョーク伝動レバー26とチョークレバ
ー24との間に弾性伝動具25を張設したことから、弾性伝
動具25の張力がチョーク伝動レバー26の切り換えに伴な
って変動し、この張力がリターンスプリング23aの弾圧
力に打ち勝ってチョークレバー24を閉操作する。これに
より、燃料コック11のコック操作具20でチョーク伝動レ
バー26と弾性伝動具25とを介してチョークレバー24を開
閉操作できるので、エンジン始動時において、始動操作
が容易になる。そのうえ、弾性伝動具25は伸長可能であ
るから、チョーク伝動レバー26とチョークレバー24との
間の寸法誤差を吸収するので、チョーク伝動レバー26と
チョークレバー24との間の寸法誤差や遊びを無くするた
めの調節が不要になり、その組み付け調節が容易にな
る。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面で説明する。
まず、本考案を適用したエンジン発電機の全体構成
を、第2図の正面図と第3図の縦断左側面図とで説明す
る。
携帯用エンジン発電機1は、ケーシング2内にエンジ
ン3と発電機4とを前後(第3図上で右側と左側)に並
設してなる。エンジン3のエンジン本体7と発電機4の
上側空間に燃料タンク8が配置される。燃料タンク8の
上部に入口キャップ9が設けられる。その燃料タンク8
の下部に設けた出口部10が、燃料コック11・コック出口
ノズル12・ホース13・及び気化器14を順に介してエンジ
ン本体7の燃焼室に連通される。
エンジン本体7の前側(第3図上で右側)には、手動
起動用のリコイルスタータ16が設けられる。リコイルス
タータ16の引張り操作用握り部17は、ケーシング2の前
壁2aの前面外に突出されている。
また、燃料コック11のコック軸11a(ここでは図示せ
ず)にコック操作具20が連動連結される。このコック操
作具20の操作具本体20aから操作つまみ20bがケーシング
2の前壁2a外に突出される。この前壁2aに前面には、操
作つまみ20bの外周側に沿わせて銘板21が貼着される。
この銘板21には、コック閉位置である「CLOSED」と、コ
ック開位置である「OPEN」と、チョーク閉位置である
「CHOKE」とが表記されている。
また、前記の気化器14のチョーク弁20のチョーク弁軸
23にチョークレバー24が固定される。このチョークレバ
ー24には、コイルバネからなる弾性伝動具25を介してチ
ョーク伝動レバー26が連結される。即ち、本考案のチョ
ーク伝動手段は、上記コック操作具20にその回動軸心を
一致させて設けた上記チョーク伝動レバー26と、このチ
ョーク伝動レバー26とチョークレバー24との間に張設さ
れた弾性伝動具(以下、単に伝動具という)25とから構
成される。さらに、チョーク伝動レバー26がコック操作
具20に対して部分的回転伝動手段27を介して連動連結さ
れる。チョークレバー24はチョーク弁軸23に外嵌したリ
ターンスプリング23aで開弁位置に弾圧されている。
そして、コック操作具20の操作つまみ20bを図示の「C
LOSED」位置から「OPEN」位置へ切換えることにより、
燃料コック11が閉弁位置から開弁位置へ切換えられる。
さらに、操作つまみ20bを「OPEN」位置から「CHOKE」位
置へ切換えることにより、部分的回転伝動手段27・チョ
ーク伝動レバー26および伝動具25を順に介してチョーク
レバー24がリターンスプリング23aに抗して開弁位置か
ら閉弁位置へ切換えられる。
一方、「CHOKE」位置の操作つまみ20bを上記とは逆回
りに切換え操作するとチョーク弁22がリターンスプリン
グ23aの弾圧力で開弁位置に切換えられ、さらに回転操
作すると燃料コック11が閉弁位置に切換えられる。
以下、上記の燃料コック11およびチョーク弁22の操作
装置について、第4図の要部拡大図・第5図の展開斜視
図・および第1図の作動説明図で、さらに詳しく説明す
る。なお、第1図は、第4図のI−I線矢視断面図に相
当する図である。
第4図に示すように、前記燃料タンク8の出口部10
に、燃料コック11のコック箱29の入口ノズル30が、ゴム
製の可撓継手31を介してホースバンド32で固定される。
燃料タンク8の内部空間は、ストレーナ33・燃料コック
11の入口孔34・弁室35・出口孔36を順に経て出口ノズル
12へ連通される。弁室35に内装した環状の弁シート37に
コック軸11aが回転自在に内嵌される。コック軸11aの後
寄り部内にL字に形成した切換通路38の始端部(上端
部)を入口孔34の終端部(下端部)に開閉自在に臨ませ
てある。
コック軸11aの前寄り部に、位置決め板39・チョーク
伝動レバー26・コック操作具20が順に嵌め込まれる。コ
ック操作具20の操作具本体20aは、コック軸11aに回転伝
動可能に嵌合するとともに止めピン40で抜け止めされ
る。位置決め板39は、操作具本体20aにカシメ固定され
て同行回動するようになっている。位置決め板39には、
3箇所の落ち込み溝39a・39b・39cが周方向に形成され
る。各落ち込み溝39a・39b・39cに、コック箱29から突
設した位置決めバネ42が嵌入することにより、前記した
ように、コック操作具20が前記のコック閉位置Aである
「CLOSED」位置とコック開位置Bである「OPEN」位置と
チョーク閉位置Cである「CHOKE」位置との3つの位置
に切換えられる(第2図参照)。
また、チョーク伝動レバー26は、位置決め板39と操作
具本体20aとの間でコック軸11aに旋回自在に支承されて
いる。なお、操作具本体20aの前寄り部はリング43を介
してケーシング2の前壁2aに嵌め込まれている。
上記コック操作具20とチョーク伝動レバー26とに亘っ
て部分的回転伝動手段27が設けられる。この部分的回転
伝動手段27は、操作具本体20aから後ろ向き(第4図お
よび第5図上で左向き)に突設した部分円環状の係合凸
部20cと、チョーク伝動レバー26のレバー基部に設けた
被係合部26aとからなり、第1図に示すように次のよう
に作動する。
即ち、(a)図のコック閉弁状態では、位置決めバネ
42が位置決め板39の第1の落ち込み溝39aに嵌入して、
コック操作具20がコック閉位置Aに保持されている。ま
た、チョーク伝動レバー26は、リターンスプリング23a
(第5図および第3図参照)の弾圧力で伝動具25を介し
てストッパーピン28に押圧されて、チョーク開位置Eに
保持されている。
(b)図に示すように、コック操作具20を正面視で反
時計方向へ回して、位置決めバネ42が第2の落ち込み溝
39bに嵌入するまで操作することにより、コック操作具2
0がコック開位置Bに切り換えられるとともに、コック
軸11aが開弁位置に切り換えられる。このように、コッ
ク操作具20がコック閉位置Aとコック開位置Bとの間で
切換え操作されるコック開閉用回動領域Xでは、係合凸
部20cと被係合部26aとが離間しており、チョーク伝動レ
バー26がチョーク開位置Eに保持されたままとなる。
エンジンの冷機始動時には、(c)図に示すように、
コック操作具20をさらに反時計方向へ回して、位置決め
バネ42が第3の落ち込み溝39cに嵌入するまで操作し
て、コック操作具20をチョーク閉位置Cに切換える。こ
のように、コック操作具20がコック開位置Bとチョーク
閉位置Cとの間で切換え操作されるチョーク操作用回動
領域Yでは、チョーク伝動レバー26が被係合部26aを介
して係合凸部20cでチョーク伝動レバー26をチョーク閉
位置Fに切換える。なお、このチョーク操作用回動領域
Yでは、コック箱29の入口孔34とコック軸11aの切換通
路38とが常時連通することにより、燃料コック11が開弁
状態に保たれている。
一方、(c)図の状態からコック操作具20を時計回り
の方向に回転操作することにより、燃料コック11やチョ
ーク伝動レバー26が上記とは逆の手順で切換えられる。
上記の実施例によれば、コック操作具20でチョークレ
バー24の操作具を兼用できるので、構造が簡素化するう
え、従来構造とは異なりチョークレバーやその操作具を
エンジン発電機1のケーシング2外に配置しなくてすむ
ので、エンジン発電機1の外観が良くなる。
また、伝動具25を伸長可能なコイルバネで構成するこ
とにより、チョーク伝動レバー26とチョークレバー24と
の間の寸法誤差を吸収できるので、チョーク伝動レバー
26とチョークレバー24との間の寸法誤差や遊びを無くす
るための調節が不要になり、その組み付け調節が容易に
なる。
なお、上記の実施例は、次のように変更することも可
能である。
弾性伝動具25は、コイルバネに代えて、ゴム等の弾性
体で構成することも可能である。
また、位置決め板39の落ち込み溝は、第3の落ち込み
溝39cを省略するようにもできる。この場合、(c)図
のチョーク閉弁状態において、コック操作具20の操作つ
まみ20bから手を離すと、チョーク伝動レバー26は、リ
ターンスプリング23aおよびコイルバネ製の伝動具25の
弾圧力でチョーク閉位置Fからチョーク開位置Eへ自動
的に復帰する。
さらに、コック操作具20の切換え位置保持手段は、落
ち込み溝39a・39b・39cと位置決めバネ42との係合に代
えて、例えば、ボールと係止穴による保持手段や摩擦に
よる保持手段であってもよい。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され作用することから次
の効果を奏する。
イ) チョーク伝動レバーとチョークレバーとの間に弾
性伝動具を張設したことから、弾性伝動具の張力がチョ
ーク伝動レバーの切り換えに伴なって変動し、この張力
がリターンスプリング23aの弾圧力に打ち勝ってチョー
クレバーを閉操作する。これにより、燃料コックのコッ
ク操作具は、チョーク伝動レバーと弾性伝動具とを介し
てチョークレバーを開閉操作できるので、エンジン始動
時において、始動操作が容易になる。
ロ) そのうえ、弾性伝動具は伸長可能であるから、チ
ョーク伝動レバーとチョークレバーとの間の寸法誤差を
吸収するので、チョーク伝動レバーとチョークレバーと
の間の寸法誤差や遊びを無くするための調節が不要にな
り、その組み付け調節が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の一実施例を示している。 第1図は、第4図のI−I線矢視断面図に相当する作動
説明図であって、(a)図はコック閉弁状態を示し、
(b)図はコック開弁状態を示し、(c)図はチョーク
閉弁状態を示している。 第2図は、エンジン発電機の正面図である。 第3図は、第2図のIII-III線矢視断面図である。 第4図は、第3図の要部を拡大して示した部分縦断面図
である。 第5図は、同第3図の要部の展開斜視図である。 3……エンジン、7……エンジン本体、8……燃料タン
ク、11……燃料コック、11a……コック軸、14……気化
器、20……コック操作具、20c……コック操作具の係合
凸部、23a……リターンスプリング、24……チョークレ
バー、25……弾性伝動具、26……チョーク伝動レバー、
26a……チョーク伝動レバーの被係合部、A……コック
操作具のコック閉位置、B……コック操作具のコック開
位置、C……コック操作具のチョーク閉位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 彬 大阪府堺市石津北町64 久保田鉄工株式 会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭59−144144(JP,U) 実開 昭59−144164(JP,U) 実開 昭60−120267(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンク(8)を燃料コック(11)を介
    して気化器(14)に連通し、コック操作具(20)で燃料
    コック(11)のコック軸(11a)をコック閉位置(A)
    とコック開位置(B)とチョーク閉位置(C)との間で
    切り換え操作可能に構成するとともに、コック操作具
    (20)でチョーク伝動手段(26)(25)を介してチョー
    クレバー(24)を開弁位置と閉弁位置との間で切り換え
    操作可能に構成し、エンジン始動時にコック操作具(2
    0)をチョーク閉位置(C)に回動操作することによ
    り、燃料コック(11)を開操作するとともに、チョーク
    伝動手段(26)(25)を介してチョークレバー(24)を
    閉操作するように構成した、エンジンの燃料コック・チ
    ョーク操作装置において、 上記チョーク伝動手段(26)(25)は、上記コック操作
    具(20)に設けた係合凸部(20c)と係脱可能な被係合
    部(26a)を備え、コック操作具(20)にその回動軸心
    を一致させて設けたチョーク伝動レバー(26)と、この
    チョーク伝動レバー(26)とチョークレバー(24)との
    間に張設された弾性伝動具(25)とから成り、 上記コック操作具(20)がコック閉位置(A)とコック
    開位置(B)との間にあるときは、チョークレバー(2
    4)のリターンスプリング(23a)の弾圧力が上記弾性伝
    動具(25)の張力に打ち勝って、チョークレバー(24)
    を開弁位置に保持するように構成し、 上記コック操作具(20)がコック開位置(B)とチョー
    ク閉位置(C)との間にあるときは、リターンスプリン
    グ(23a)と弾性伝動具(25)との張力により、上記係
    合凸部(20c)と被係合部(26a)とを係合させてコック
    操作具(20)とチョーク伝動レバー(26)とを同行回動
    可能に構成し、 上記コック操作具(20)がチョーク閉位置(C)にある
    ときは、上記弾性伝動具(25)の張力がリターンスプリ
    ング(23a)の弾圧力に打ち勝ってチョークレバー(2
    4)を閉弁位置に保持するように構成した、 ことを特徴とするエンジンの燃料コック・チョーク操作
    装置。
JP1990002248U 1990-01-12 1990-01-12 エンジンの燃料コック・チョ―ク操作装置 Expired - Lifetime JP2505104Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59144164U (ja) * 1983-03-18 1984-09-26 富士重工業株式会社 エンジンの始動・停止補助装置
JPS59144144U (ja) * 1983-03-18 1984-09-26 本田技研工業株式会社 燃料コツクとチヨ−クバルブ等の連動装置
JPS60120267U (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 石川島芝浦機械株式会社 エンジンの燃料コツク
JPS6434706U (ja) * 1987-08-26 1989-03-02

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