JP2505029Y2 - 配電用固体絶縁開閉装置 - Google Patents
配電用固体絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JP2505029Y2 JP2505029Y2 JP1989148866U JP14886689U JP2505029Y2 JP 2505029 Y2 JP2505029 Y2 JP 2505029Y2 JP 1989148866 U JP1989148866 U JP 1989148866U JP 14886689 U JP14886689 U JP 14886689U JP 2505029 Y2 JP2505029 Y2 JP 2505029Y2
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- Japan
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- board
- transformer
- panel
- busbar
- gpt
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Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は配電線固体絶縁開閉装置に関するものであ
る。
る。
B.考案の概要 この考案は接地形計器用変圧器を有する配電用固体絶
縁開閉装置において、 接地形計器用変圧器（GPT）を取り除いた所内盤を別
置構成とするとともに、前記GPTを母線連絡盤内に収納
するようにしたことにより、 装置全体のスペースを縮少することができるととも
に、盤の軽量化を図ることができるようにしたものであ
る。
縁開閉装置において、 接地形計器用変圧器（GPT）を取り除いた所内盤を別
置構成とするとともに、前記GPTを母線連絡盤内に収納
するようにしたことにより、 装置全体のスペースを縮少することができるととも
に、盤の軽量化を図ることができるようにしたものであ
る。
C.従来の技術 配電用変電所等に使用される開閉装置においては、電
力を安全に供給することが使命である。これには開閉装
置の故障、点検等の際、電力の供給を停止することなく
速やかに復旧できるシステムが必要である。特に、前記
開閉装置に固体絶縁開閉装置が使用されるようになって
きたが、この装置においても上記の機能を有することが
要求されている。
力を安全に供給することが使命である。これには開閉装
置の故障、点検等の際、電力の供給を停止することなく
速やかに復旧できるシステムが必要である。特に、前記
開閉装置に固体絶縁開閉装置が使用されるようになって
きたが、この装置においても上記の機能を有することが
要求されている。
第４図は従来の固体絶縁開閉装置の例を示す単線結線
図で、第４図において、１は複数個並設された配電線盤
で、この盤１は図示左端の盤から受電した電力を各配電
線（図示省略）に供給するためのものである。配電線盤
１はケーブルヘッドCH、真空しゃ断器VCB、変流器CT、
零相変流器ZCT、接地機構付断路器ESから構成される。
なお、BUSは主母線であり、EBUは接地母線である。
図で、第４図において、１は複数個並設された配電線盤
で、この盤１は図示左端の盤から受電した電力を各配電
線（図示省略）に供給するためのものである。配電線盤
１はケーブルヘッドCH、真空しゃ断器VCB、変流器CT、
零相変流器ZCT、接地機構付断路器ESから構成される。
なお、BUSは主母線であり、EBUは接地母線である。
２は所内盤で、この盤２は変電所内の電源供給用のも
ので、所内変圧器STr、GPTおよび避雷器LAから構成され
る。この所内盤２のSTr,GPTおよびLAは可動台車に組み
込まれて構成される。
ので、所内変圧器STr、GPTおよび避雷器LAから構成され
る。この所内盤２のSTr,GPTおよびLAは可動台車に組み
込まれて構成される。
３は母線連絡盤で、この盤３はバンク間の連携のため
母線を接続する機能を有し、内部に真空開閉器が収納さ
れている。
母線を接続する機能を有し、内部に真空開閉器が収納さ
れている。
４は主変２次盤で、この盤４は主変圧器２次からの引
込盤で、バンク一括の開閉機能を有し、内部に真空開閉
器VSと変流器CTが収納される。
込盤で、バンク一括の開閉機能を有し、内部に真空開閉
器VSと変流器CTが収納される。
上記のように構成された固体絶縁開閉装置のうち所内
盤２は第５図に示すように構成されている。第５図にお
いて、21は盤本体で、この盤本体21の後部上方にはGPT
が配設される。22は台車で、この台車22には所内用変圧
器STrと避雷器LAが搭載される。台車22に搭載された所
内用変圧器STrの後部にはGPTと断路接続可能な断路部23
を有し、また避雷器LAの後部には主回路断路部24が設け
られて、母線25に接続されるように構成されている。26
はGPTの２次コイル中性点接地部、27はGPT、STr用一次
側引込導体、28はカバーである。
盤２は第５図に示すように構成されている。第５図にお
いて、21は盤本体で、この盤本体21の後部上方にはGPT
が配設される。22は台車で、この台車22には所内用変圧
器STrと避雷器LAが搭載される。台車22に搭載された所
内用変圧器STrの後部にはGPTと断路接続可能な断路部23
を有し、また避雷器LAの後部には主回路断路部24が設け
られて、母線25に接続されるように構成されている。26
はGPTの２次コイル中性点接地部、27はGPT、STr用一次
側引込導体、28はカバーである。
D.考案が解決しようとする課題 第４図および第５図に示す固体絶縁開閉装置の耐電圧
を試験するときには所内盤２内に収納してある台車22を
引出して主回路断路部24を切離す必要がある。このた
め、耐電圧試験の都度、所内盤２から台車22を引出し、
挿入作業を行わねばならず、作業性が著しく悪い。特に
台車22には所内変圧器STrが搭載されているため、重量
が大きく、作業が簡単にできない問題がある。
を試験するときには所内盤２内に収納してある台車22を
引出して主回路断路部24を切離す必要がある。このた
め、耐電圧試験の都度、所内盤２から台車22を引出し、
挿入作業を行わねばならず、作業性が著しく悪い。特に
台車22には所内変圧器STrが搭載されているため、重量
が大きく、作業が簡単にできない問題がある。
上記のような不都合を解決するために、所内盤２から
GPTを取り除いて、第６図に示すように所内盤２と母線
連絡盤３との間にGPT専用盤５を並設する手段がある
が、このように専用盤５を設けると占有面積が広くなっ
てしまう問題がある。第７図はGPT専用盤５の具体例を
示す構成図で、図中、51は盤本体、52はGPT、53は台
車、54は主回路断路部、55はGPTの一次側引込導体、56
は母線、57はカバーである。
GPTを取り除いて、第６図に示すように所内盤２と母線
連絡盤３との間にGPT専用盤５を並設する手段がある
が、このように専用盤５を設けると占有面積が広くなっ
てしまう問題がある。第７図はGPT専用盤５の具体例を
示す構成図で、図中、51は盤本体、52はGPT、53は台
車、54は主回路断路部、55はGPTの一次側引込導体、56
は母線、57はカバーである。
また、最近需要家の仕様により所内変圧器STr（また
はSTr及びLA）を第８図に示すように別置（STrの容量の
増大化等で）する場合がある。この場合、所内盤２はGP
T（あるいはLA）だけで構成することになり、所内盤２
の空間が多くなり、容積効率が極めて小さくなる問題が
ある。
はSTr及びLA）を第８図に示すように別置（STrの容量の
増大化等で）する場合がある。この場合、所内盤２はGP
T（あるいはLA）だけで構成することになり、所内盤２
の空間が多くなり、容積効率が極めて小さくなる問題が
ある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、装置
全体のスペースを縮少することができるとともに、耐電
圧試験時にも所内盤を引き出すことなく試験を行うこと
ができるようにして作業の簡素化を図るようにした配電
用固体絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
全体のスペースを縮少することができるとともに、耐電
圧試験時にも所内盤を引き出すことなく試験を行うこと
ができるようにして作業の簡素化を図るようにした配電
用固体絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 この考案は主変圧器２次からの引込盤で内部に真空開
閉器と変流器が収納された主変２次盤と、バンク間の連
携のため母線を接続する機能を有し、内部に真空開閉器
が収納されるとともに、接地形計器用変圧器を収納した
母線連絡盤と、配電線に電力を供給するもので、内部に
真空遮断器、変流器および零相変流器を有する配電線盤
とを備え、 前記母線連絡盤に収納される真空開閉器は、母線連絡
盤の前部に可動台車に組み込まれて引き出し自在とする
とともに、接地形計器用変圧器は母線連絡盤の後部ある
いは上部のスペース部分に配設したことを特徴とするも
のである。
閉器と変流器が収納された主変２次盤と、バンク間の連
携のため母線を接続する機能を有し、内部に真空開閉器
が収納されるとともに、接地形計器用変圧器を収納した
母線連絡盤と、配電線に電力を供給するもので、内部に
真空遮断器、変流器および零相変流器を有する配電線盤
とを備え、 前記母線連絡盤に収納される真空開閉器は、母線連絡
盤の前部に可動台車に組み込まれて引き出し自在とする
とともに、接地形計器用変圧器は母線連絡盤の後部ある
いは上部のスペース部分に配設したことを特徴とするも
のである。
F.作用 所内盤から接地形計器用変圧器を取り出して母線連絡
盤内にそれを収納する際、母線連絡盤内には接地装置が
ないため、接地形計器用変圧器の収納スペースが充分確
保される。これにより、接地形計器用変圧器だけの盤を
設けることを必要としなくなる。
盤内にそれを収納する際、母線連絡盤内には接地装置が
ないため、接地形計器用変圧器の収納スペースが充分確
保される。これにより、接地形計器用変圧器だけの盤を
設けることを必要としなくなる。
G.実施例 以下この考案の実施例を図面に基づいて説明するに、
第４図と同一部分は同一符号を付して述べる。
第４図と同一部分は同一符号を付して述べる。
第１図および第２図において、母線連絡盤３には接地
装置が収納されていないため、かなりのスペースがあ
る。このスペース部分（第２図に示す）にGPTを搭載す
る。第２図において、31は母線連絡盤本体で、この盤本
体31内の前部には台車32に載置された開閉器ユニット33
は収納され、後部のスペース部分にはGPTが収納され
る。34はGPTの２次コイル中性点接地部、35はGPT用一次
側引込導体、36は母線、37はカバーである。
装置が収納されていないため、かなりのスペースがあ
る。このスペース部分（第２図に示す）にGPTを搭載す
る。第２図において、31は母線連絡盤本体で、この盤本
体31内の前部には台車32に載置された開閉器ユニット33
は収納され、後部のスペース部分にはGPTが収納され
る。34はGPTの２次コイル中性点接地部、35はGPT用一次
側引込導体、36は母線、37はカバーである。
第３図は母線連絡盤本体31の上部のスペース部分にGP
Tを配設した実施例であり、第３図において、38はGPTを
覆う箱体、39はケーブル接続部、40は電力ケーブルであ
る。
Tを配設した実施例であり、第３図において、38はGPTを
覆う箱体、39はケーブル接続部、40は電力ケーブルであ
る。
なお、上記実施例には示していないが、所内盤の避雷
器LAを母線連絡盤本体31に収納するようにしてもよい。
器LAを母線連絡盤本体31に収納するようにしてもよい。
H.考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、所内盤を別置
に構成するとともにその盤内のGPTを母線連絡盤に配設
するようにしたことにより、 並設する所内盤がなくなるために、装置全体のスペー
スを縮少でき、かつ耐電圧試験時にも所内盤から台車を
引き出したりしないで耐電圧の試験を行うことができる
ため、作業が簡便でしかも短時間で行うことができる。
に構成するとともにその盤内のGPTを母線連絡盤に配設
するようにしたことにより、 並設する所内盤がなくなるために、装置全体のスペー
スを縮少でき、かつ耐電圧試験時にも所内盤から台車を
引き出したりしないで耐電圧の試験を行うことができる
ため、作業が簡便でしかも短時間で行うことができる。
第１図および第２図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第１図は概略構成図、第２図は母線連絡盤にGPTを
搭載したときの具体的な構成図、第３図はこの考案の具
体的な他の実施例を示す構成図、第４図から第８図は従
来例を示すもので、第４図は構成図、第５図は所内盤の
具体的な構成図、第６図はGPT専用盤を追加したときの
構成図、第７図はGPTのみを追加したときの専用盤の具
体的構成図、第８図は別置所内盤とGPT専用盤を設けた
構成図である。 １……配電線盤、２……所内盤、３……母線連絡盤、４
……主変二次盤、７……別置所内盤。
で、第１図は概略構成図、第２図は母線連絡盤にGPTを
搭載したときの具体的な構成図、第３図はこの考案の具
体的な他の実施例を示す構成図、第４図から第８図は従
来例を示すもので、第４図は構成図、第５図は所内盤の
具体的な構成図、第６図はGPT専用盤を追加したときの
構成図、第７図はGPTのみを追加したときの専用盤の具
体的構成図、第８図は別置所内盤とGPT専用盤を設けた
構成図である。 １……配電線盤、２……所内盤、３……母線連絡盤、４
……主変二次盤、７……別置所内盤。
Claims (1)
- 【請求項１】主変圧器２次からの引込盤で内部に真空開
閉器と変流器が収納された主変２次盤と、バンク間の連
携のため母線を接続する機能を有し、内部に真空開閉器
が収納されるとともに、接地形計器用変圧器を収納した
母線連絡盤と、配電線に電力を供給するもので、内部に
真空遮断器、変流器および零相変流器を有する配電線盤
とを備え、 前記母線連絡盤に収納される真空開閉器は、母線連絡盤
の前部に可動台車に組み込まれて引き出し自在とすると
ともに、接地形計器用変圧器は母線連絡盤の後部あるい
は上部のスペース部分に配設したことを特徴とする配電
用固体絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989148866U JP2505029Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 配電用固体絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989148866U JP2505029Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 配電用固体絶縁開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386704U JPH0386704U (ja) | 1991-09-03 |
| JP2505029Y2 true JP2505029Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31695296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989148866U Expired - Lifetime JP2505029Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 配電用固体絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2505029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6984419B2 (ja) * | 2018-01-05 | 2021-12-22 | 中国電力株式会社 | 開閉ユニット群取替工法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2878704B2 (ja) * | 1989-04-03 | 1999-04-05 | 株式会社東芝 | 集合形変電設備 |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1989148866U patent/JP2505029Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386704U (ja) | 1991-09-03 |
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