JP2505005Y2 - 整流回路 - Google Patents
整流回路Info
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- JP2505005Y2 JP2505005Y2 JP1989072688U JP7268889U JP2505005Y2 JP 2505005 Y2 JP2505005 Y2 JP 2505005Y2 JP 1989072688 U JP1989072688 U JP 1989072688U JP 7268889 U JP7268889 U JP 7268889U JP 2505005 Y2 JP2505005 Y2 JP 2505005Y2
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- Japan
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- rectifier
- circuit
- capacitor
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は昇圧チョッパ回路を用いて交流入力電流を正
弦波に近似する整流回路に関するものである。
弦波に近似する整流回路に関するものである。
従来の技術 一般に、OA機器などの非線形負荷には、交流を受電し
て直流を得る整流回路が搭載されているが、このような
整流回路における交流入力電流は休止期間をもったピー
ク値の高いパルス状となるため、入力力率が100%とな
らず、前記整流回路に入力力率を改善する機能を設ける
必要があった。すなわち、第2図のように、交流電源1
を整流器4に接続し、整流器4の出力と並列にチョーク
コイル3とスイッチ2との直列回路を接続するととも
に、このスイッチ2と並列にダイオード5とコンデンサ
6との直列回路を接続して昇圧チョッパ回路7を構成
し、スイッチ2のオン、オフ比を適当に制御して交流入
力電流Iiを正弦波状にするものである。そして、整流器
4と昇圧チョッパ回路7との間にリアクトル8とコンデ
ンサ9とからなる高周波フィルタを介挿して交流入力電
流Iiの高周波成分を除去すれば、完全な正弦波にするこ
とができる。
て直流を得る整流回路が搭載されているが、このような
整流回路における交流入力電流は休止期間をもったピー
ク値の高いパルス状となるため、入力力率が100%とな
らず、前記整流回路に入力力率を改善する機能を設ける
必要があった。すなわち、第2図のように、交流電源1
を整流器4に接続し、整流器4の出力と並列にチョーク
コイル3とスイッチ2との直列回路を接続するととも
に、このスイッチ2と並列にダイオード5とコンデンサ
6との直列回路を接続して昇圧チョッパ回路7を構成
し、スイッチ2のオン、オフ比を適当に制御して交流入
力電流Iiを正弦波状にするものである。そして、整流器
4と昇圧チョッパ回路7との間にリアクトル8とコンデ
ンサ9とからなる高周波フィルタを介挿して交流入力電
流Iiの高周波成分を除去すれば、完全な正弦波にするこ
とができる。
考案が解決しようとする課題 上記のような従来の整流回路は、昇圧チョッパ回路7
を介挿したことによる効率低下や実装スペースの増大を
少なくするため、前記昇圧チョッパ回路7に高速スイッ
チングが可能な素子を用い、そのスイッチング周波数を
高くしている。一方、前記整流回路の出力電圧は、スイ
ッチ2としての半導体素子の耐圧とダイオード5の耐圧
とによって制限される。ところが、前記した如く高速ス
イッチングに対応できるスイッチ2としての半導体素子
やダイオード5の許容耐圧は400V程度であり、スイッチ
ングサージ電圧の影響を考慮すると、整流回路の出力電
圧は300V程度にする必要がある。
を介挿したことによる効率低下や実装スペースの増大を
少なくするため、前記昇圧チョッパ回路7に高速スイッ
チングが可能な素子を用い、そのスイッチング周波数を
高くしている。一方、前記整流回路の出力電圧は、スイ
ッチ2としての半導体素子の耐圧とダイオード5の耐圧
とによって制限される。ところが、前記した如く高速ス
イッチングに対応できるスイッチ2としての半導体素子
やダイオード5の許容耐圧は400V程度であり、スイッチ
ングサージ電圧の影響を考慮すると、整流回路の出力電
圧は300V程度にする必要がある。
このことは、交流電源1が200V系の場合、たとえば変
動範囲が+20%の220Vの場合には、最高264Vであり、整
流器4の出力電圧は373Vになるから、整流回路の出力電
圧は上記した電圧を越えることになる。従って、400V耐
圧の素子を用いて交流入力電流Iiを正弦波状にすること
ができないという問題があった。
動範囲が+20%の220Vの場合には、最高264Vであり、整
流器4の出力電圧は373Vになるから、整流回路の出力電
圧は上記した電圧を越えることになる。従って、400V耐
圧の素子を用いて交流入力電流Iiを正弦波状にすること
ができないという問題があった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の整流回路は、交流
を直接整流する整流器の出力と並列にチョークコイルと
2個のスイッチとの直列回路を接続し、各スイッチと並
列にダイオードとコンデンサとの直列回路を接続して2
つの直列接続された昇圧チョッパ回路とし、交流電源の
周波数より十分に高い周波数で各スイッチを同位相でオ
ン、オフさせるものである。
を直接整流する整流器の出力と並列にチョークコイルと
2個のスイッチとの直列回路を接続し、各スイッチと並
列にダイオードとコンデンサとの直列回路を接続して2
つの直列接続された昇圧チョッパ回路とし、交流電源の
周波数より十分に高い周波数で各スイッチを同位相でオ
ン、オフさせるものである。
作用 上記のように2つの昇圧チョッパ回路を直列接続し、
交流電源の周波数より十分に高い周波数で各スイッチを
同位相でオン、オフさせると、それぞれのスイッチに印
加される電圧を整流回路の出力電圧の2分の1程度にす
ることができ、200V系の交流電源に対しても、100V系と
同じスイッチを用いることができる。
交流電源の周波数より十分に高い周波数で各スイッチを
同位相でオン、オフさせると、それぞれのスイッチに印
加される電圧を整流回路の出力電圧の2分の1程度にす
ることができ、200V系の交流電源に対しても、100V系と
同じスイッチを用いることができる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図により説明する。第1
図と第2図との相違点は、昇圧チョッパ回路を、スイッ
チ2−1、ダイオード5−1、コンデンサ6−1からな
る第1の昇圧チョッパ回路7−1と、スイッチ2−2、
ダイオード5−2、コンデンサ6−2からなる第2の昇
圧チョッパ回路7−2とを直列接続したことである。こ
のように構成し、交流電源の周波数より十分に高い周波
数で各スイッチ2−1,2−2を同位相でオン、オフさ
せ、かつそのオン、オフ比を交流電源1の電圧値に応じ
て適当に制御すると交流入力電流Iiを正弦波状にするこ
とができ、しかも各スイッチ2−1,2−2に印加される
電圧を整流回路の出力電圧の2分の1程度にすることが
できる。従って、第2図の回路と同じ規格のスイッチを
用いて交流電源1が200V系のものに対応させることがで
きる。
図と第2図との相違点は、昇圧チョッパ回路を、スイッ
チ2−1、ダイオード5−1、コンデンサ6−1からな
る第1の昇圧チョッパ回路7−1と、スイッチ2−2、
ダイオード5−2、コンデンサ6−2からなる第2の昇
圧チョッパ回路7−2とを直列接続したことである。こ
のように構成し、交流電源の周波数より十分に高い周波
数で各スイッチ2−1,2−2を同位相でオン、オフさ
せ、かつそのオン、オフ比を交流電源1の電圧値に応じ
て適当に制御すると交流入力電流Iiを正弦波状にするこ
とができ、しかも各スイッチ2−1,2−2に印加される
電圧を整流回路の出力電圧の2分の1程度にすることが
できる。従って、第2図の回路と同じ規格のスイッチを
用いて交流電源1が200V系のものに対応させることがで
きる。
考案の効果 以上説明したように本考案の整流回路は、2つの昇圧
チョッパ回路を直列に接続しているから、交流電源が20
0V系であっても、整流回路の出力電圧をスイッチおよび
ダイオードの許容耐圧の2倍まで高くすることができ
る。
チョッパ回路を直列に接続しているから、交流電源が20
0V系であっても、整流回路の出力電圧をスイッチおよび
ダイオードの許容耐圧の2倍まで高くすることができ
る。
第1図は本考案の整流回路の回路図、第2図は従来の整
流回路の回路図である。 1……交流電源、2,2−1,2−2……スイッチ 3……チョークコイル、5,5−1,5−2……ダイオード 6,6−1,6−2……コンデンサ
流回路の回路図である。 1……交流電源、2,2−1,2−2……スイッチ 3……チョークコイル、5,5−1,5−2……ダイオード 6,6−1,6−2……コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】交流を直接全波整流する整流器を有し、こ
の整流器の出力と並列にリアクトルとコンデンサとの直
列回路からなる高周波フィルタを接続し、前記高周波フ
ィルタのコンデンサの出力と並列にチョークコイルと2
個の直列接続されたスイッチとの直列回路を接続すると
ともに、前記各スイッチと並列にダイオードとコンデン
サとの直列回路を接続し、かつ前記コンデンサと並列に
抵抗を接続し、交流電源の周波数より十分に高い周波数
で前記各スイッチを同位相でオン、オフさせ、かつその
オン、オフ比を交流電源の電圧値に応じて制御し、交流
入力電流を正弦波状にすることを特徴とする整流回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989072688U JP2505005Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 整流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989072688U JP2505005Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 整流回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311391U JPH0311391U (ja) | 1991-02-04 |
JP2505005Y2 true JP2505005Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31610849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989072688U Expired - Fee Related JP2505005Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 整流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505005Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573579A (en) * | 1980-06-09 | 1982-01-09 | Hitachi Ltd | Electric-power supply device |
JPH0789743B2 (ja) * | 1983-04-26 | 1995-09-27 | 株式会社東芝 | 整流電源回路 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1989072688U patent/JP2505005Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311391U (ja) | 1991-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |