JP2504979Y2 - モジュラ―ジャック - Google Patents
モジュラ―ジャックInfo
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- JP2504979Y2 JP2504979Y2 JP1991003160U JP316091U JP2504979Y2 JP 2504979 Y2 JP2504979 Y2 JP 2504979Y2 JP 1991003160 U JP1991003160 U JP 1991003160U JP 316091 U JP316091 U JP 316091U JP 2504979 Y2 JP2504979 Y2 JP 2504979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- modular jack
- printed circuit
- housing
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話機、ファクシミリ
等の電子機器に使用されるモジュラーコネクタ内のモジ
ュラージャックに関する。
等の電子機器に使用されるモジュラーコネクタ内のモジ
ュラージャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モジュラージャックを用いている
電子機器のノイズ対策を行なう場合、例えば図11に示
すように、モジュラージャック2を取り付けた回路基板
(例えばプリント基板)4上に3端子コンデンサ6を取
り付けたり、あるいは図12に示すように、モジュラー
ジャック2を取り付けた回路基板4上にコモンモードチ
ョークコイル8を取り付けたりしていた。
電子機器のノイズ対策を行なう場合、例えば図11に示
すように、モジュラージャック2を取り付けた回路基板
(例えばプリント基板)4上に3端子コンデンサ6を取
り付けたり、あるいは図12に示すように、モジュラー
ジャック2を取り付けた回路基板4上にコモンモードチ
ョークコイル8を取り付けたりしていた。
【0003】3端子コンデンサ6は、例えば図13に示
すような等価回路に構成されており、ノイズ成分をアー
スに逃がす。コモンモードチョークコイル8は、例えば
図14に示すような等価回路に構成されており、閉磁路
を形成するコアに二つの巻線を互いに逆向きに巻くこと
によって同相のノイズ成分を打ち消す。ところが、3端
子コンデンサ6やコモンモードチョークコイル8のよう
に外付け部品を用いると、外付け部品が回路基板4上で
大きな(場合によってはモジュラージャック2と同等以
上の)スペースを占めるため、電子機器の小型化を阻害
するという問題点があった。さらに、いずれの従来例に
おいてもモジュラージャック2とコンデンサ6又はコモ
ンモードチョークコイル8とが離れているため、外部か
らのノイズの影響を受けやすいという問題点も残ってい
た。
すような等価回路に構成されており、ノイズ成分をアー
スに逃がす。コモンモードチョークコイル8は、例えば
図14に示すような等価回路に構成されており、閉磁路
を形成するコアに二つの巻線を互いに逆向きに巻くこと
によって同相のノイズ成分を打ち消す。ところが、3端
子コンデンサ6やコモンモードチョークコイル8のよう
に外付け部品を用いると、外付け部品が回路基板4上で
大きな(場合によってはモジュラージャック2と同等以
上の)スペースを占めるため、電子機器の小型化を阻害
するという問題点があった。さらに、いずれの従来例に
おいてもモジュラージャック2とコンデンサ6又はコモ
ンモードチョークコイル8とが離れているため、外部か
らのノイズの影響を受けやすいという問題点も残ってい
た。
【0004】そこで、本出願人は、リング状コアに一対
のコイルを巻き付けてコモンモードチョークコイルを構
成し、該コイルの一端を相手方プラグが接触する接触子
とし、他端を回路基板に取り付けるための端子としたモ
ジュラージャックを提案した(特開昭2−160389
号公報参照)。このモジュラージャックはハウジングに
コモンモードチョークコイルを内蔵しているだけでな
く、コイル、接触子、端子が一体的に構成されているた
め、モジュラージャックの小型化を図ることができる。
しかし、逆に、コイル、接触子、端子が一体となってい
るため、接触子、端子に金めっきを施す場合、本来金め
っきが不要なコイル部分まで金めっきを施さざるを得
ず、コストが上昇する。さらに、回路数が増加すると、
コアの設置スペースを確保するために小型化が阻害され
る。また、端子間ピッチは従来1.02mmが一般的で
あるが、コアの存在により端子間ピッチが1.02mm
よりも大きくなってしまい、回路基板を新たに設計しな
おさなければならないという問題点を有している。
のコイルを巻き付けてコモンモードチョークコイルを構
成し、該コイルの一端を相手方プラグが接触する接触子
とし、他端を回路基板に取り付けるための端子としたモ
ジュラージャックを提案した(特開昭2−160389
号公報参照)。このモジュラージャックはハウジングに
コモンモードチョークコイルを内蔵しているだけでな
く、コイル、接触子、端子が一体的に構成されているた
め、モジュラージャックの小型化を図ることができる。
しかし、逆に、コイル、接触子、端子が一体となってい
るため、接触子、端子に金めっきを施す場合、本来金め
っきが不要なコイル部分まで金めっきを施さざるを得
ず、コストが上昇する。さらに、回路数が増加すると、
コアの設置スペースを確保するために小型化が阻害され
る。また、端子間ピッチは従来1.02mmが一般的で
あるが、コアの存在により端子間ピッチが1.02mm
よりも大きくなってしまい、回路基板を新たに設計しな
おさなければならないという問題点を有している。
【0005】
【考案の目的、構成、作用】本考案の目的は、ノイズ除
去効果に優れていることは勿論、コストが安く付き、小
型化を阻害することのないモジュラージャクを提供する
ことにある。また、本考案の他の目的は、端子間のピッ
チを一般的な1.02mmに設定でき、あるいは任意の
ピッチに設定できるモジュラージャックを提供すること
にある。
去効果に優れていることは勿論、コストが安く付き、小
型化を阻害することのないモジュラージャクを提供する
ことにある。また、本考案の他の目的は、端子間のピッ
チを一般的な1.02mmに設定でき、あるいは任意の
ピッチに設定できるモジュラージャックを提供すること
にある。
【0006】以上の目的を達成するため、本考案に係る
モジュラージャックは、ノイズ除去用電子素子を備えた
プリント基板を絶縁材からなるハウジングに収容した。
相手方プラグが接触する接触子及びこのモジュラージャ
ックを回路基板に取り付けるための端子は、前記プリン
ト基板上の配線を介して電子素子に接続される。ノイズ
除去用の電子素子としては、コモンモードチョークコイ
ルのアレイ、チップインダクタあるいはチップコンデン
サ等を用いることができる。
モジュラージャックは、ノイズ除去用電子素子を備えた
プリント基板を絶縁材からなるハウジングに収容した。
相手方プラグが接触する接触子及びこのモジュラージャ
ックを回路基板に取り付けるための端子は、前記プリン
ト基板上の配線を介して電子素子に接続される。ノイズ
除去用の電子素子としては、コモンモードチョークコイ
ルのアレイ、チップインダクタあるいはチップコンデン
サ等を用いることができる。
【0007】以上の構成によれば、ノイズ除去用電子素
子はハウジングに収容され、外部からのノイズの影響を
受けにくくなり、電子素子、接触子、端子を任意に組み
合わせて効率よくノイズを除去できる。さらに、回路数
が増加しても内蔵されるプリント基板上の配線パターン
を変更することで対応でき、小型化が阻害されることが
ない。さらに、端子はプリント基板から引き出されるた
め、端子間のピッチを一般的な1.02mmとするこ
と、あるいは任意の数値に設定することができる。
子はハウジングに収容され、外部からのノイズの影響を
受けにくくなり、電子素子、接触子、端子を任意に組み
合わせて効率よくノイズを除去できる。さらに、回路数
が増加しても内蔵されるプリント基板上の配線パターン
を変更することで対応でき、小型化が阻害されることが
ない。さらに、端子はプリント基板から引き出されるた
め、端子間のピッチを一般的な1.02mmとするこ
と、あるいは任意の数値に設定することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係るモジュラージャックの実
施例につき添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図5参照] 図1において、モジュラージャックは、ベース部14と
それに被せて嵌合によって固定された蓋16とからなる
絶縁性(例えば、プラスチック製)ハウジング12を有
している。ベース部14には隔壁19が設けられてお
り、その左側に、接触の相手方となるモジュラープラグ
60が挿入されるプラグ挿入穴18aが形成され、その
右側に以下に説明するコモンモードチョークコイルアレ
イ20を備えたプリント基板30が収容される収容室1
8bが形成されている。
施例につき添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図5参照] 図1において、モジュラージャックは、ベース部14と
それに被せて嵌合によって固定された蓋16とからなる
絶縁性(例えば、プラスチック製)ハウジング12を有
している。ベース部14には隔壁19が設けられてお
り、その左側に、接触の相手方となるモジュラープラグ
60が挿入されるプラグ挿入穴18aが形成され、その
右側に以下に説明するコモンモードチョークコイルアレ
イ20を備えたプリント基板30が収容される収容室1
8bが形成されている。
【0009】コモンモードチョークコイルアレイ20
は、図2に示すように、絶縁材製(例えば、セラミック
製)の基板21に、図3に示す等価回路を構成するよう
に、複数のコモンモードチョークコイル24を内蔵した
ものである。各チョークコイル24の両端は基板21の
両側に設けた電極22,23に接続されている。プリン
ト基板30は、図4、図5に示すように、その表裏面に
所定のプリント配線33,34が形成されていると共
に、接続用ホール31,32が形成されている。前記コ
モンモードチョークコイルアレイ20はプリント基板3
0の表面に、図4に二点鎖線で示す位置に、各電極2
2,23をプリント配線33,34に半田付けすること
により取り付けられる。また、プリント基板30には接
触子35と端子36とがそれぞれ接続用ホール31,3
2に挿入して半田付けされ、それぞれコモンモードチョ
ークコイル24の両端に電気的に接続された状態とな
る。
は、図2に示すように、絶縁材製(例えば、セラミック
製)の基板21に、図3に示す等価回路を構成するよう
に、複数のコモンモードチョークコイル24を内蔵した
ものである。各チョークコイル24の両端は基板21の
両側に設けた電極22,23に接続されている。プリン
ト基板30は、図4、図5に示すように、その表裏面に
所定のプリント配線33,34が形成されていると共
に、接続用ホール31,32が形成されている。前記コ
モンモードチョークコイルアレイ20はプリント基板3
0の表面に、図4に二点鎖線で示す位置に、各電極2
2,23をプリント配線33,34に半田付けすること
により取り付けられる。また、プリント基板30には接
触子35と端子36とがそれぞれ接続用ホール31,3
2に挿入して半田付けされ、それぞれコモンモードチョ
ークコイル24の両端に電気的に接続された状態とな
る。
【0010】このように、一体化されたコモンモードチ
ョークコイルアレイ20とプリント基板30及び接触子
35と端子36は、端子36をベース部14の底部を貫
通させて、コイルアレイ20及びプリント基板30を収
容室18bに収容すると共に、接触子35を隔壁19の
上部からプラグ挿入穴18aに延在させてセットする。
その後、蓋16が被せられ、モジュラージャックとして
完成される。接触子35は相手方プラグ60との電気的
接続端子として機能し、端子36は回路基板4(図1
1、図12参照)への取付け、及び回路基板4上の配線
への電気的接続端子として機能する。
ョークコイルアレイ20とプリント基板30及び接触子
35と端子36は、端子36をベース部14の底部を貫
通させて、コイルアレイ20及びプリント基板30を収
容室18bに収容すると共に、接触子35を隔壁19の
上部からプラグ挿入穴18aに延在させてセットする。
その後、蓋16が被せられ、モジュラージャックとして
完成される。接触子35は相手方プラグ60との電気的
接続端子として機能し、端子36は回路基板4(図1
1、図12参照)への取付け、及び回路基板4上の配線
への電気的接続端子として機能する。
【0011】以上の構成からなるモジュラージャックに
よれば、コイルアレイ20に内蔵した各コモンモードチ
ョークコイル24によってノイズ除去作用が行なわれ
る。具体的には、接触子35側に入力されたコモンモー
ドノイズは、コモンモードチョークコイル24内におい
て互いに打ち消し合うように作用し、ノイズが端子36
側へ出力されるのが抑制される。しかも、コモンモード
チョークコイル24自体の特性上、アースが不十分な場
合でも、ノイズ除去効果が低下することはない。また、
コモンモードチョークコイルアレイ20をプリント基板
30と共にハウジング12に収容したため、図12に示
した従来例のようにコモンモードチョークコイル8をモ
ジュラージャック2と別置する場合に比べて省スペース
になる。しかも、回路数の増減に対しては、プリント基
板30の配線33,34のパターンを変更することで容
易に対処でき、電子機器の小型化を図るとともに安価に
製造できる。
よれば、コイルアレイ20に内蔵した各コモンモードチ
ョークコイル24によってノイズ除去作用が行なわれ
る。具体的には、接触子35側に入力されたコモンモー
ドノイズは、コモンモードチョークコイル24内におい
て互いに打ち消し合うように作用し、ノイズが端子36
側へ出力されるのが抑制される。しかも、コモンモード
チョークコイル24自体の特性上、アースが不十分な場
合でも、ノイズ除去効果が低下することはない。また、
コモンモードチョークコイルアレイ20をプリント基板
30と共にハウジング12に収容したため、図12に示
した従来例のようにコモンモードチョークコイル8をモ
ジュラージャック2と別置する場合に比べて省スペース
になる。しかも、回路数の増減に対しては、プリント基
板30の配線33,34のパターンを変更することで容
易に対処でき、電子機器の小型化を図るとともに安価に
製造できる。
【0012】さらに、従来例のようにモジュラージャッ
ク2と3端子コンデンサ6あるいはコモンモードチョー
クコイル8とを別にすると、両者間の接続ラインが長く
なり、モジュラージャック2の接触子部分は電子機器の
外部に出ているとも言えるので、前記接触ラインがアン
テナとなって外部からのノイズの影響を受けやすくな
る。これに対して、本実施例のモジュラージャックで
は、コモンモードチョークコイルアレイ20をハウジン
グ12に内蔵することによってそれと接触子35とが接
近するので、外部からのノイズの影響を受けにくくなる
という効果も得られる。
ク2と3端子コンデンサ6あるいはコモンモードチョー
クコイル8とを別にすると、両者間の接続ラインが長く
なり、モジュラージャック2の接触子部分は電子機器の
外部に出ているとも言えるので、前記接触ラインがアン
テナとなって外部からのノイズの影響を受けやすくな
る。これに対して、本実施例のモジュラージャックで
は、コモンモードチョークコイルアレイ20をハウジン
グ12に内蔵することによってそれと接触子35とが接
近するので、外部からのノイズの影響を受けにくくなる
という効果も得られる。
【0013】さらに、接触子35と端子36とにそれぞ
れ異なった種類のめっき(例えば、接触子35には金め
っき、端子36には半田めっき等)を施すことができ、
不必要な部分まで金めっきを施さざるを得ない不具合が
解消する。また、プリント基板30上の配線34の引回
し形状を比較的自由に設計でき、接続用ホール32の設
置ピッチP(即ち、端子36間のピッチ)を狭く設定で
き、モジュラージャックの回路基板への取付けに際して
一般的な1.02mmのピッチに対応させることができ
る。 [第2実施例、図6、図7参照] 図6、図7は第2実施例に使用されるプリント基板41
を示す。このプリント基板41にはノイズ除去用電子素
子としてチップインダクタ40がプリント配線44,4
5に接続されている。各プリント配線44,45の端部
にはホール42,43が形成され、前記第1実施例と同
様に接触子35、端子36(図6、図7では図示せず)
が接続されている。プリント基板41のハウジングへの
組込みは図1に示した第1実施例と同様である。また、
本第2実施例の作用、効果も第1実施例と同様である。 [第3実施例、図8〜図10参照] 図8〜図10は第3実施例に使用されるプリント基板5
1を示す。このプリント基板51にはノイズ除去用電子
素子としてチップコンデンサ50がプリント配線54,
55及びアース電極57に接続されている。接触子35
(図8、図9、図10では図示せず)と信号線端子58
は各ホール52,53に接続され、アース端子58aは
アース電極57に設けたホール53aに接続されること
となる(図10参照)。
れ異なった種類のめっき(例えば、接触子35には金め
っき、端子36には半田めっき等)を施すことができ、
不必要な部分まで金めっきを施さざるを得ない不具合が
解消する。また、プリント基板30上の配線34の引回
し形状を比較的自由に設計でき、接続用ホール32の設
置ピッチP(即ち、端子36間のピッチ)を狭く設定で
き、モジュラージャックの回路基板への取付けに際して
一般的な1.02mmのピッチに対応させることができ
る。 [第2実施例、図6、図7参照] 図6、図7は第2実施例に使用されるプリント基板41
を示す。このプリント基板41にはノイズ除去用電子素
子としてチップインダクタ40がプリント配線44,4
5に接続されている。各プリント配線44,45の端部
にはホール42,43が形成され、前記第1実施例と同
様に接触子35、端子36(図6、図7では図示せず)
が接続されている。プリント基板41のハウジングへの
組込みは図1に示した第1実施例と同様である。また、
本第2実施例の作用、効果も第1実施例と同様である。 [第3実施例、図8〜図10参照] 図8〜図10は第3実施例に使用されるプリント基板5
1を示す。このプリント基板51にはノイズ除去用電子
素子としてチップコンデンサ50がプリント配線54,
55及びアース電極57に接続されている。接触子35
(図8、図9、図10では図示せず)と信号線端子58
は各ホール52,53に接続され、アース端子58aは
アース電極57に設けたホール53aに接続されること
となる(図10参照)。
【0014】プリント基板51のハウジングへの組込み
は図1に示した第1実施例と同様である。また、本第3
実施例の作用、効果も第1実施例と同様である。 [他の実施例] なお、本考案に係るモジュラージャックは以上の実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更することができる。
は図1に示した第1実施例と同様である。また、本第3
実施例の作用、効果も第1実施例と同様である。 [他の実施例] なお、本考案に係るモジュラージャックは以上の実施例
に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更することができる。
【0015】例えば、一つのモジュラージャックに収容
される回路数は任意であり、ハウジング12内にプリン
ト基板30を固定する方法、コイルアレイ20、チップ
インダクタ40、チップコンデンサ50等の電子素子を
プリント基板30,41,51へ取り付ける方法、モジ
ュラージャックの回路基板4等への取付け方向、端子3
6の引出し方向等も任意である。
される回路数は任意であり、ハウジング12内にプリン
ト基板30を固定する方法、コイルアレイ20、チップ
インダクタ40、チップコンデンサ50等の電子素子を
プリント基板30,41,51へ取り付ける方法、モジ
ュラージャックの回路基板4等への取付け方向、端子3
6の引出し方向等も任意である。
【0016】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、ノイズ除去用電子素子を備えたプリント基板を
絶縁材からなるハウジングに収容したため、ノイズ除去
用電子素子が外部からのノイズの影響を受けにくい小型
のモジュラージャックを得ることができる。また、ノイ
ズ除去用電子素子、接触子、端子がそれぞれプリント基
板に取り付けられているため、これらを任意に組み合わ
せて効率良くノイズを除去できる。しかも、接触子、端
子に異なった種類のめっきを施すことがで、製造コスト
が安価に付く。さらに、回路数が増加しても内蔵される
プリント基板上の配線パターンを変更することで対応で
き、小型化が阻害されることがない。
よれば、ノイズ除去用電子素子を備えたプリント基板を
絶縁材からなるハウジングに収容したため、ノイズ除去
用電子素子が外部からのノイズの影響を受けにくい小型
のモジュラージャックを得ることができる。また、ノイ
ズ除去用電子素子、接触子、端子がそれぞれプリント基
板に取り付けられているため、これらを任意に組み合わ
せて効率良くノイズを除去できる。しかも、接触子、端
子に異なった種類のめっきを施すことがで、製造コスト
が安価に付く。さらに、回路数が増加しても内蔵される
プリント基板上の配線パターンを変更することで対応で
き、小型化が阻害されることがない。
【0017】さらに、端子はプリント基板から引き出さ
れるため、端子間のピッチを一般的な1.02mmとす
ること、あるいは任意の数値に設定することができる。
れるため、端子間のピッチを一般的な1.02mmとす
ること、あるいは任意の数値に設定することができる。
【図1】本考案の第1実施例であるモジュラージャック
の拡大断面図。
の拡大断面図。
【図2】図1に示されているコモンモードチョークコイ
ルアレイの斜視図。
ルアレイの斜視図。
【図3】図2に示されているチョークコイルの等価回路
図。
図。
【図4】図1に示されているプリント基板の正面図。
【図5】図1に示されているプリント基板の背面図。
【図6】本考案の第2実施例であるモジュラージャック
に使用されるプリント基板の正面図。
に使用されるプリント基板の正面図。
【図7】図6に示されているプリント基板の背面図。
【図8】本考案の第3実施例であるモジュラージャック
に使用されるプリント基板の正面図。
に使用されるプリント基板の正面図。
【図9】図8に示されているプリント基板の背面図。
【図10】図8に示されているプリント基板にチップコ
ンデンサ及び端子を取り付けた状態を示す正面図。
ンデンサ及び端子を取り付けた状態を示す正面図。
【図11】従来のモジュラージャックと3端子コンデン
サを回路基板に取り付けた状態を示す正面図。
サを回路基板に取り付けた状態を示す正面図。
【図12】従来のモジュラージャックとコモンモードチ
ョークコイルを回路基板に取り付けた状態を示す正面
図。
ョークコイルを回路基板に取り付けた状態を示す正面
図。
【図13】3端子コンデンサの等価回路図。
【図14】コモンモードチョークコイルの等価回路図。
12…ハウジング 18a…プラグ挿入穴(第2の室) 18b…プリント基板収容室(第1の室) 20…コモンモードチョークコイルアレイ 30,41,51…プリント基板 33,34,44,45,54,55…プリント配線 35…接触子 36,58,58a…端子 40…チップインダクタ 50…チップコンデンサ 57…アース電極 60…相手方プラグ P…端子間ピッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 回路基板へ取り付けられるモジュラージ
ャックにおいて、隔壁で仕切られた第1及び第2の室を有する絶縁材から
なるハウジングと、 ノイズ除去用電子素子を有し、前記ハウジングの第1の
室に収容されたプリント基板と、前記ハウジングの第2の室に収容され、第2の室から前
記第1の室に延在して 前記プリント基板上の配線を介し
て前記電子素子に電気的に接続された、相手方プラグが
接触する接触子と、前記ハウジングの第1の室に一部がハウジングから外部
に突出した状態で収容され、 前記プリント基板上の配線
を介して前記電子素子に電気的に接続され、かつ、プリ
ント基板への取付けピッチが前記接触子のプリント基板
への取付けピッチよりも狭い、回路基板にモジュラージ
ャックを取り付けるための端子と、 を備えたことを特徴とするモジュラージャック。 - 【請求項2】 前記ノイズ除去用電子素子として、コモ
ンモードチョークコイルのアレイ、チップインダクタ又
はチップコンデンサのいずれかを備えていることを特徴
とする請求項1記載のモジュラージャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991003160U JP2504979Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1991-02-01 | モジュラ―ジャック |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-10076 | 1990-02-03 | ||
JP1007690 | 1990-02-03 | ||
JP1991003160U JP2504979Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1991-02-01 | モジュラ―ジャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491087U JPH0491087U (ja) | 1992-08-07 |
JP2504979Y2 true JP2504979Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31948140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991003160U Expired - Lifetime JP2504979Y2 (ja) | 1990-02-03 | 1991-02-01 | モジュラ―ジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504979Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-02-01 JP JP1991003160U patent/JP2504979Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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