JP5663396B2 - 電気コネクタ - Google Patents
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Description
図12に示すモジュラジャック100は、ハウジング110と、電子部品121が実装された内蔵基板120と、複数の第1コンタクト130と、複数の第2コンタクト140とを備えている。
ハウジング110には、相手プラグ(図示せず)を受容する相手プラグ受容空間111が形成されている。
また、各第2コンタクト140は、内蔵基板120に接続される内蔵基板接続部141を有すると共に、マザーボード(図示せず)に接続されるマザーボード接続部142を有する。複数の第2コンタクト120は、第2コンタクトブロック143に1列状に固定され、第2コンタクトブロック143がハウジング110に固定されるようになっている。
即ち、内蔵基板120に第1コンタクト130及び第2コンタクト140を接続する際に、第1コンタクト130の内蔵基板接続部131を内蔵基板120のスルーホールに半田接続する作業と、第2コンタクト140の内蔵基板接続部141を内蔵基板120のスルーホールに半田接続する作業とがそれぞれ必要になる。つまり、第1コンタクト130及び第2コンタクト140の内蔵基板120への半田接続作業が2回必要になり、モジュラジャック100の生産性が極めて低かった。
従って、本発明はこの課題を解決するためになされたものであり、その目的は、内蔵基板に第1コンタクト及び第2コンタクトを接続する際に、半田接続作業が1回で済み、これにより生産性を向上させることができる、電子部品を実装した内蔵基板を内蔵した電気コネクタを提供することにある。
更に、本発明のうち請求項3に係る電気コネクタは、請求項1又は2記載の電気コネクタにおいて、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトの内蔵基板接続部が、前記内蔵基板に形成された凹部内に入り込んで位置決めされる平板状の位置決め部を有することを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項5に係る電気コネクタは、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の電気コネクタにおいて、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトが、前記相手コネクタを受容するハウジングと同一部材のハウジングに固定されることを特徴としている。
図1乃至図4に示す電気コネクタ1は、ラン(LAN)ケーブルの接続に用いるRJ−45型モジュラジャックであり、ハウジング10、複数の第1コンタクト20、複数の第2コンタクト30、内蔵基板40、及び金属製のシェル50を備えている。
ハウジング10は、絶縁性の樹脂を成形することによって略直方体形状に形成され、前面側(図2における左面側)から内部に向けて相手コネクタ受容凹部11が設けられている。相手コネクタ受容凹部11には、前面側から相手コネクタ(図示せず)が挿入される。ハウジング10の後面側から内部に向けて内蔵基板受容凹部12が設けられている。内蔵基板受容凹部12には、後面側から内蔵基板40が挿入される。内蔵基板40は、図4に示すように、内蔵基板受容凹部12に設けられた1対の弾性ラッチ14及び1対の突起部15によって抜け止めがなされる。また、ハウジング10の下面には、電気コネクタ1をマザーボード上に実装するための位置決めポスト13が設けられている。
また、複数の第2コンタクト30は、図1、図2及び図7(A)、(B)に示すように、ハウジング10の内蔵基板受容凹部12の下方部にハウジング10の幅方向に沿って1列状に所定ピッチで取り付けられる。各第2コンタクト30は、図2及び図7(A)、(B)に示すように、ハウジング10に圧入固定される固定部31と、固定部31から前方に延びる内蔵基板接続部32と、固定部31から後方に延びるマザーボード接続部33とを備えている。各第2コンタクト20は、導電性金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。
なお、各第1コンタクト20及び各第2コンタクト30は、図7(A)、(B)に示すように、ハウジング10に固定された状態で、内蔵基板接続部22、32同士が平面及び側面から見て整列するようになる。
また、シェル50は、金属部材を打抜き及び曲げ加工することによって形成され、ハウジング10を覆うようにハウジング10に取り付けられる。
先ず、図2に示すように、各第1コンタクト20を相手コネクタ受容凹部11の下方部に、各第2コンタクト30を内蔵基板受容凹部12の下方部に固定する。
次いで、図2及び図8(A)、(B)に示すように、内蔵基板40を導電パッド41a,41bのある一縁40cを下側にして、ハウジング10の後方から内蔵基板受容凹部12内にハウジング10内の壁16に当接するまで押し込む。このとき、1対の弾性ラッチ14及び1対の突起部15により内蔵基板40の抜け止めがなされる。
図9(A)、(B)に示す第1コンタクト20は、図7(A)、(B)に示す第1コンタクト20と基本構成は同一であるが、内蔵基板接続部22の形状が異なっている。
即ち、図9(A)、(B)に示す第1コンタクト20の内蔵基板接続部22は、固定部21の後端部から下方に垂直に延びる半田接続部22bを備えている。そして、この半田接続部22bの下端から後方に向けて平板状の位置決め部22aが延びている。位置決め部22aは、図7(A)、(B)に示す第1コンタクト20と同様に、半田接続の際に、内蔵基板40に形成された凹部42bに入り込んで位置決めされる。一方、半田接続部22bは、半田接続の際に、図9(B)に示すように、その主面が導電パッド41bに当接され、第1コンタクト20の内蔵基板接続部22が導電パッド41bに半田接続される。これにより、第1コンタクト20の半田付け強度を向上させることができる。
即ち、図9(A)、(B)に示す第2コンタクト30は、平板状の位置決め部32aから一旦横方向に延びてから上方向に折り曲げられた1対の翼部32bを備えている。位置決め部32aは、図7(A)、(B)に示す第2コンタクト30と同様に、半田接続の際に、内蔵基板40に形成された凹部42aに入り込んで位置決めされる。一方、1対の翼部32bは、半田接続の際に、図9(B)に示すように、各縁部が導電パッド41aに当接され、第2コンタクト30の内蔵基板接続部32が導電パッド41aに半田接続される。これにより、第2コンタクト30の半田付け強度を向上させることができる。
図10に示す第1コンタクト20は、図7(A)、(B)に示す第1コンタクト20と基本構成は同一であるが、内蔵基板接続部22の形状が異なっている。
即ち、図10に示す第1コンタクト20の内蔵基板接続部22は、平板状の位置決め部22aから横方向に突出する1対の翼部22cを備え、略十字形をなしている。位置決め部22aは、図7(A)、(B)に示す第1コンタクト20と同様に、半田接続の際に、内蔵基板40に形成された凹部42bに入り込んで位置決めされる。一方、1対の翼部22cは、半田接続の際に、図10に示すように、各肩部が導電パッド41bに当接され、第1コンタクト20の内蔵基板接続部22が導電パッド41bに半田接続される。これにより、第1コンタクト20の半田付け強度を向上させることができる。
例えば、内蔵基板40の一縁40cの表面40a及び裏面40bのそれぞれに形成される導電パッド41a、41bは、内蔵基板40の表裏方向に沿って整列された位置になくてもよい。
また、図11に示すように、内蔵基板40の表面40a及び裏面40bの導電パッド41a、41bがある位置に、内蔵基板40の表面40aあるいは裏面41bから見て半円形の凹部を形成しなくてもよい。
また、平板状の位置決め部を設ける場合、第1コンタクト20の内蔵基板接続部22及び第2コンタクト30の内蔵基板接続部32の双方に設ける必要は必ずしもなく、第1コンタクト20又は第2コンタクト30のいずれか一方に設けても良い。
また、本実施形態に係る電気コネクタ1は、ラン(LAN)ケーブルの接続に用いるRJ−45型モジュラジャックを例に説明したが、RJ−45型モジュラジャックに限られるものではない。
10 ハウジング
20 第1コンタクト
22 内蔵基板接続部
22a 位置決め部
22c 翼部
23 接触部
30 第2コンタクト
32 内蔵基板接続部
32a 位置決め部
32b 翼部
33 マザーボード接続部
40 内蔵基板
40a 表面
40b 裏面
40c 一縁
41a 導電パッド
41b 導電パッド
42a 凹部
42b 凹部
43 電子部品
44 半田
Claims (5)
- 相手コネクタを受容するハウジングと、電子部品が実装されると共に、前記ハウジングに内蔵された内蔵基板と、前記内蔵基板に接続される内蔵基板接続部を有すると共に前記相手コネクタに設けられた相手コンタクトに接触する接触部を有する第1コンタクトと、前記内蔵基板に接続される内蔵基板接続部を有すると共にマザーボードに接続されるマザーボード接続部を有する第2コンタクトとを備えた電気コネクタであって、
前記内蔵基板の一縁の表面及び裏面のそれぞれに導電パッドを形成するとともに、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトのそれぞれの内蔵基板接続部が前記導電パッドのそれぞれに半田接続されており、
前記内蔵基板の表面及び裏面の前記導電パッドがある位置に、前記内蔵基板の表面あるいは裏面から見て半円形の凹部が形成され、表面側の前記凹部と裏面側の前記凹部とが互いに連通し、
前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトの前記内蔵基板接続部が、互いに連通している前記凹部内に挿入されることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記導電パッドのそれぞれが、前記内蔵基板の表裏方向に沿って整列された位置に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトの内蔵基板接続部が、前記内蔵基板に形成された凹部内に入り込んで位置決めされる平板状の位置決め部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電気コネクタ。
- 前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトの内蔵基板接続部が、前記平板状の位置決め部から横方向に突出する翼部を備え、該翼部が前記導電パッドに当接されて前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトの内蔵基板接続部が前記導電パッドに半田接続されることを特徴とする請求項3記載の電気コネクタ。
- 前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトが、前記相手コネクタを受容するハウジングと同一部材のハウジングに固定されることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の電気コネクタ。
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